
もし誰かを思って心が震えたら、それはいわゆる
出会い、というものだろうから
何処で何につまづいても、後悔する必要はない
背を向けることも俯くこともしなくていい
首を振ることも泣くこともすることなかれ
少し顔を上げて、軽やかに微笑めばいい
もし誰かを大切に感じていたら、それはいわゆる
愛、というものだろうから
誰に何と言われようと、恥じることはない
もし誰かを、思える心があったら
それはどんな形でも喜びで哀しみで躍動することで
思うことも、愛しいことも、祈ることも
花の命と同じくらい、貴い光なのだと思うのです