時々、目を閉じて
時々、目を開けて
はなさずに
卯月、あたたかな風は
花を咲かす
まるで歌のように
まるで季節のように
金色の燕は楽しそうに軽やかに
空を舞う
それがいい
それでいい
銀色の蝶も緑の草も
名前の知らない花もみんな
そう言っている
願っている
*
時々、目を開けて
はなさずに
卯月、あたたかな風は
花を咲かす
まるで歌のように
まるで季節のように
金色の燕は楽しそうに軽やかに
空を舞う
それがいい
それでいい
銀色の蝶も緑の草も
名前の知らない花もみんな
そう言っている
願っている
*