Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

駄菓子屋さん

2014-11-09 | Weblog
11月9日、日曜日。
午前7時52分。
明るい曇り空。


太陽が雲の向こうで爽やかに輝いています。
この時間帯の太陽が好きです。
白い光に輝く姿がとても綺麗。


雨の予報だと思うけど
雲の間に水色の空が見えるところもあり
まだ降る気配はないようです。


昨日は、久しぶりに甥っ子たちと会えました。
甥っ子②とはほんの時々会うことはあるものの
甥っ子①とは久しぶりで


甥っ子②に会う日には
手土産に駄菓子をいつも買い持っていくのだけど
甥っ子②には手渡しできても
甥っ子①は、学校やグラブ活動で忙しいらしく会えずにずっといて
駄菓子はいつも
ソファの上にそっと置いてくる、そんな日が続いていたけど


ついに久しぶりに甥っ子①とご対面。
あまりに久しぶりで
随分と大きくなっていました。


大きくなっても
いつまでも可愛い存在だなと思う。
男の子も女の子も
甥っ子、姪っ子、みんなどんなに成長しても


昔、出産の日に駆け付けた日のこと
扉の向こうからきこえた産声
生まれたばかりの姿。
ガッツ石松さんのような愛嬌たっぷりな赤ちゃん。
可愛かったなぁ…。(*^_^*)


初めて抱っこしたこと
ミルクを飲む様子
笑ったり泣いたりご機嫌わるくなったり
寝返りするようになったり
ハイハイするようになったり
歩き始めたり
やっぱり、どんな姿も可愛かったな。


どんなに成長しても
甥っ子、姪っ子は可愛いものなのだね?
僕なんかは、いい年をしていまだ独身なものだから
甥っ子、姪っ子は自分の子供ではないけれど
自分の子のような可愛さ?…です。


姪っ子などが幼い頃は
何日間かあずかって
ご飯食べさせたり、一緒に買い物いったり、公園いったり(←公園デビュー?)
遊んだり、お風呂入ったり、絵本読んだり、寝かしつけたり…
子育て気分をちょっとだけだけど
味わった日々があったからか


自分の子供ではないのだけれど
自分の子供…のような、ような、ような…の気分なのです。
甥っ子もそうです。


なので、会う度に
笑顔を見たいがために手土産に駄菓子を買っていったり
使わずにいる物(この間はハンカチを姪っ子に)をあげたりしてしまいます。

ずっと前には、
ムーンストーンのネックレスをあげたこともあったっけ。
『まだ早いかな…』
と思ったけど、姪っ子にほしいな~をされると
しょうがないな~となってしまう僕でした。


そもそも、子供が好きなのかもしれないので
デレデレになってしまうのかもな。
デレデレになっているなんてことは、極力
顔や態度には出さないようにしてはいるけれどもね?(←無駄な努力)
出てしまっているだろうか?(>_<)


成長していってくれるのは嬉しいけれど
ちょっと寂しい。
ちょっと寂しいけど、やっぱり
ものすごく嬉しい。^^


人に優しくできる
人生を楽しめる
ステキな大人になってくれたなら
姉の後に生まれた僕は
とっても嬉しい。













『駄菓子屋さん』

うまれたばかり
目も見えず
歩くこともできない
モニョモニョと動く
小さな小さな姿に
味わったことのない類いの
愛しさ
胸の奥に湧いてきた日

もしかしたら
僕が総白髪の老人になっても
忘れないのかもしれない

胸にポッとついた
小さな小さな愛しい灯りは
僕の
小さな小さな希望でもある

ステキなな大人になれ
僕の分も






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月の夜

2014-11-08 | Weblog
11月8日、土曜日。
午前7時59分。
晴れ。


雲がダイナミックに空を
ゆっくりゆったり流れていきます。
雄大です。


昨晩は、満月だったのかな?
すっごく、綺麗で、美しくて
おまけに曇がひとつもない空で


いつもの星たち、星座たちは
月の光にとけてなくなってしまったかのような
月がその存在感を福与かに放っているようで
何度、月を見上げたか分からないです。
綺麗でした。


満月の夜、そして金曜日の夜だからか
そんな夜を楽しんでいる人々がいつもよりいて
楽しそうだったなぁ。


明るい月の夜
寒くなく暑くもないすごしやすい気候
週末、明日は休み(僕は仕事だけどトホホ)
家にいるのはもったいないものな。


一杯飲みにいったり、散歩に出たり
ちょっとそこまで立ち読みにいったり
友達や恋人や、一人ででも、月夜の時間を楽しみたくなるのだろうなぁ。


…なんて思いながら
月夜の中の人々をチラリと眺めながら
いつものお月見のばしょへと向かったのでした。


あんな月がひときわ綺麗な時は
動物たち生き物たち
木々や草花や虫や鳥やもろもろ
命ある物たちは
僕ら人間たちのように、あの月夜に澄んだ夜を
どう感じるのだろう?
やっぱり、
『月、綺麗だなぁ~』とか、思うのかな?


珊瑚だったっけかな?
満月の夜に卵をいっぱい産むのは?
珊瑚ってステキだな。


それにしても、本当に綺麗だったなぁ。
っていうか
美しかった。


うん、ステキなものを観られて感謝!(*^_^*)
…な夜でした。


前夜を思い出し感謝の気持ちが
ふつふつと湧いてくる今日は
祖父母の部屋の日めくりカレンダーには確か…
『都市景観の日』
だったかな?
『都市計画の日』
だったかな?どっちだったっけか?
書いてありました。


町の景色はやっぱり大事ですね?
一番、重要なのは治安なのだろうな。
安心して歩ける街と、あとは景観が
かなり大事なのではないかなと思います。


人は、目に入ってきたもの見えるもので
気持ちが落ち着いたり
やる気が出たり
逆に、苛々したりなどあると思うのです。


だから、何気に歩く町並みの中でも
景観に知らず知らずに左右されることもあるのかもなぁ…
なんてね、思うことが時々、あります。
清潔間も大事だね?


その中でも、街路樹や花壇の草花
路地の野花は
とっても大事ですよね?


家々の並ぶ細い小路も
鉢花や木々がなかったらとっても味気ない。
ビルだけの町並みも味気なく
グリーンは本当に大事です。


人間は、所詮自然の中に生まれましたから海や山
緑がないとバランスがとれなくなってしまう
そんな気がします。


ここは日本ですから
日本的な建造物も良いな。(←これはただ単に僕の好みでかもな…)
木と紙で作られた建造物や看板などは
いつか自然に還ることができるもの。



未来的なビルと
日本的な建造物と
花や緑
平和な街と
太陽の下に、或いは月夜にそれぞれの時間を楽しめる
そんな都市だとステキだな。














『月の夜』

見上げた空は
百年前も百年後も
きっとあの空だろう

月の夜に
肩に触れる澄んだ風
ほしいものはなにもない
君が幸せでいるならば

僕らは同じ星の上
月夜に詩はとけて、星となれ
光降るのはあの街
この町







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横顔

2014-11-07 | Weblog
11月7日、金曜日。
午前5時50分。
晴れ。


昨晩の月も、とても綺麗でした。
静かだけど力強く輝いていました。
そんな夜に茶畑へ行くと、
葉の一枚一枚が照らされて光っているのですよ。
星空を映したみたいに。

数時間前、昨日の分のブログを書いていて思い出したのですが
教科書に落書き…って、みんなするものなのでしょうかね?


僕は、あまり真面目な生徒ではなかったので…
授業中は、窓際の席だったら
窓の外の景色を眺めていたし
そうでなかったら
クラスメイトの背中や
先生の書く文字の形や服装を観察していたりと
勉強以外のことをしていたアンポンタンだったのですがm(_ _)m


とりわけ中でもやりだしたら面白くて夢中になったのが
偉人さんの写真に落書き遊び…でした。f^_^;


国語の時間がダントツでやりがいがあり
その次が歴史。
その次は音楽だったかな?


偉大な小説家の皆さんは
ほとんどの方が
メイクばっちりな女性に化してしまってました。
時々、ふきだしの中に台詞を書いたりしてね。


正岡子規さんは、
横顔だったのでメイクアップはせずに
『子連れ狼』という時代劇に出てくるお子さんのようなチョンマゲを書いたりして…
申し訳ないことをしたな…と
今となっては心から思います。(>_<)


中原中也さんとか
なかなかの美女になった記憶があります。
上品なすっきり顔の方は
やっぱり変身率が高く
メイクアップしていて楽しかったっけ。


教科書に落書きをしていて気を付けなければいけないのは
当然、先生に見つからないことです。


僕は、目立たない教室の隅っこで大人しくいるような
いるのだかいないのだか分からないような人間だったので(今と変わらんな…)
落書き遊びは見つからずに
順調に、偉人さんたちは美女に変身していたのだけど


或る日、ついに見つかってしまったのでした。
まだ若い男性教諭さんだったけど
見つかってしまったのだけど、なぜか怒られることはなく…
『宮沢賢治の化粧…』
と、一言呟き
去っていきました。


優しい先生でした。
その節は、すみません…な、できごとでした。(>_<)


でも、楽しかったな、教科書の落書き。
以前、ヘェヘェボタンを押す番組がありましたけど(タモリさんと俳優さんが司会の)
番組の名前が思い出せなくて申し訳ないですけど…m(_ _)m


教科書の落書き選手権のようなのを放送していて
面白かったっけ。
人の数だけ落書きもある。
独創的で、ナンセンスで
楽しかったなぁ。


教室の思い出は数あれど
あの時の先生の感情のこもった台詞も
思い出のひとつです。


今の現役の生徒さんたちも
教科書に落書きは
きっと楽しんでいるのだろうな。


是非とも
見て楽しくなるような
プッと笑ってしまうような、
偉人さんたちには、申し訳ないですけど
大傑作を造り出してほしいな。^^
















『横顔』

バッハにベートーベン
坂本龍馬に聖徳太子
島崎藤村、太宰治

優しい人は笑っていた
運動場も教科書の中の人たちも
みんな優しく佇んでいた

そして今も
錯覚だとしても
思い出の中の
本当は全てが優しいよと
長いまつげの偉人さん







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どんぐり

2014-11-06 | Weblog
11月6日、木曜日。
午後21時38分。
今夜も月の夜。


今日は、晴れたり曇ったり晴れたり曇ったり…な日でした。
そして、11月になったというのに暑くて、
カーディガンを一応用意していたけど
袖を通したのは日も暮れてから、理由も荷物になるから…というもので
今日は夜になっても暖かいです。(いつもより)


今日は、お気に入りの楠の木を見上げることができました。
相も変わらず日の光を良い塩梅で葉に透かして
そよそよと気持ち良さそうな姿でした。


この時期は実が生るようで
石畳の上には可愛らしい夜空の色の小さな実が
たくさん落ちていました。
踏まないように歩いて
楠の木の子供たちを愛でました。
癒されました。(*^_^*)


そういえば、楠の実だけでなく
どんぐりも落ちていて、すっごく可愛かったっけな。
あんまり可愛いから、『団栗』って漢字で書かず
平仮名明記してしまうくらい可愛かったなぁ。
平仮名で『どんぐり!』って感じです。


どんぐりというと
火野正平さん(『心旅』の)も、道に落ちているどんぐりを見つけて
可愛いと言っていたシーンがあったなぁ。
どんぐりはみんなの人気者だね?


火野正平さんといえば(←連想ゲームでご免なさい)
やっぱり、
『お父さんに似ているなぁ…』と
この秋の旅シリーズも思います。
そっくりというわけではないけど、似ているなぁ…と思ったりします。


昔は、社会の教科書に出ていた
思想家のルソーさんに似ていると
きょうだいの間では言われていた父でね
あの頃は、教科書を開いては
『あ、お父さんだ』と授業中眺めたものです。


他の教科書の偉人さんの顔には
髭が生えていたり
ばっちりメイクな落書きが施されてあったけど
ルソーさんだけは無傷でした。
そんなルソーさん以来の火野さんです。(←火野さん大迷惑)


一番似ているのは手です。
あの血管の走り方というか
浮き出方が本当によく似ています。
形も似ているかもな。
父の父も(祖父)、そんな手でした。


大工をしていた祖父は
日に焼けた
筋張った手(腕)でトンカチでトントンしたり
カンナで、長い材木を削っていたものです。
鰹節のような薄い木屑が
すごい良い匂いでした。

…ということは
僕の手もそのうちそんな手になっていくわけで
おそらく、
先祖代々そんな感じなのだろうな。


そういえば(←こればっかりですね?)
今日は、
祖父の母である、曾祖母が若い頃、奉公していたというところへ行ってきました。
明治生まれですから
『奉公』ってあるのですね、何かステキだな。


『ここに曾祖母がいたのかぁ』
と思うと、親近感が湧くと同時に
感謝の気持ちも湧いてくるのでした。


それから今日は、優しくしてくださった方がいて
ありがたいというか
かたじけない気持ちになって


可愛いどんぐりから
不思議な感謝から
ありがたい気持ちから
今日は
感謝だらけの日でした。
感謝だらけの日に、感謝です。^^














『どんぐり』

草の匂いと
葉と葉がこすれる音と
石畳の上の
どんぐり
ころころどんぐりこ

忘れないでしまっておくの
可愛い景色は
お気に入りのハンカチで
包んでおくの

穏やかすぎる穏やかな時
踏まないように
ゆっくり歩いた楠の木の歩道
この手で掬ってみるの







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彼女の笑顔

2014-11-05 | Weblog
11月5日、水曜日。
午後21時56分。
月の夜。


また満月が近いようで月が綺麗だったので
外へ出て月を見上げてみたけど
あまり人に見られては困るファッションだったので(ほぼパジャマ)
物足りないお月見でした。(←へんな人ですね…)


前は、30分から1時間、
長くて2時間くらい
お茶やココアだったりコーヒーなどを片手に濡れ縁に座り
お月見をしたものでした。


今では、濡れ縁のところは秋桜やキャットテールが陣取っているので
人間は座れなくなってしまっていて
長らく座ってお月見はしてないなぁ。
この季節、お茶を片手のお月見には良い季節なのだけどな。


今日も、買い物だの頼まれた用事だの、その他諸々
地元の自分が住む町の狭い範囲内なのだけれど
あっちこっちと
落ち着きなく行っていました。
落ち着きなさすぎて思わず母に
『僕、こんなんで大丈夫?』
と、聴いてしまいました。
ちなみに、答えは『さぁ~』でした。(T_T)


そんな中、お気に入りの楠の木の隣を歩いて通ったというのに
話をしていてチラリとも見ずにいてしまいました。
時々しか見られないというのに…
僕はなんちゅう大バカ者。(>_<)


しかし、紅葉し始めていたドウダンツツジは見ました。
背高のっぽな楠の木も見ました。
こちらは綺麗でした。


なので、落ち着きない日でも(いつもか?)
緑を少しは愛でられたので
時々はホッとできました。
この季節は、菊の花が良いですね。


日本的な花を楽しみたい時は
日本的な風景のばしょがやっぱり良い。
日本中のお寺は今、一斉に
秋の花が咲いて、
竹林の中は風が吹き抜けて
楠の木は葉を輝かせているのだろうなぁ。


いつも初詣に行く大きなお寺も
あの森閑とした空気で呼吸しながら
秋の色に染まっているのだろうと思います。
広いからちょっとした森林浴気分になるのですよ。
そんな風景、眺めて参道を歩きたいです。

のんびりお参りしたらいつものように
縁起の良さそうな厄除け団子をいただいて
かつてそこで出会った仲良し夫婦のことを想像しながら(祖父母です)
秋の日に輝く緑を眺めたいものです。


秋には春にはない魅力がありますから
春の風景が綺麗だったところは
秋にも訪れたいと
時々、思ったりします。

春夏秋冬、全ての季節を愛でられたらそれが一番なのですけどね。
僕にとってはそれが心の贅沢です。^^


森閑な風景も
緑の風景も
愛らしい風景も生き物も
思い出す仲良し夫婦も
みんな
秋の中で輝いているようでした。














『彼女の笑顔』

愛らしい彼女は
前より小さくなってしまったけど
今日も
笑顔を見せてくれた

彼はきっと
あの笑顔が好きだったのだ

愛らしい彼女は
観音扉を開ける時
優しく小さく挨拶していること
雷が鳴ると
落ちない呪文を唱えること
知っていますか

ふたりはきっと今も仲良し夫婦
冗談を言いながら彼はきっと
あの絵顔を守っている






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