『なぁ大谷は小泉さんおらんと生きてられへんってホンマ?』
なんて中尾にいきなし聞かれた。
ほんまにそう思っとったとしても…
『… 知らん。』
絶対にそんなコトバ…口にできひん。
『知らんって…ほな小泉さんおらんでもええん?』
そう聞かれると…
それは困るし 隣におってくれるんは小泉しか思いつかん
『…そりゃあかん。小泉がええ…』
『やねんてぇー小泉さーん。』
『えっ小泉?って中尾お前なぁー』
オレの言葉を影から盗み聞きしてた小泉はただ笑ってた。
その笑顔が胸に焼き付いて忘れられへん
『おおたにーっあたしもー』
『なにがやねんっ』
『だから あたしも大谷おらんかったら生きてかれへーん』
『なっ…。』
『だーいすきっ』
『あ゛ー勝手にせぇ(笑)』
帰り道夕焼けあかね空
ぎゅっと手を握って寄り添う影は凸凹やけど
心ごと寄り添っとった。
今はただの新米教師やけど…
いつか小泉の人生丸ごと守れるようになりたい
家族として…
守れるよう強くなりたいって願っとった。
『なぁ…小泉。』
『ん?』
『あ…』
『あ?』
『あーあーあー…』
『あーってあんたはマイクのテスト中か(笑)』
『ちゃうわっ。そのな…』
『ん?』
『愛してる…。』
『あたしも 愛しとるで…』
届き帰ってくる想いは この恋の永遠を感じさせてくれた。
end
よかった~ハッピーで…
素敵なお話しです!!
ビックリした?どーしてもアンハッピーにできひんかった
無理やり書いたらきっと誰かに殴られる
みなみっち
うちの大谷はほんまリサバカですから(笑)
なかなかほかの女になびかんよ