20××年。
晴天のレキレキ・・・
(霹靂やっちゅうねん。)
オレの目の前には オレよりちびっとちっこい・・女の子が ちょこんっと ウサのぬいを持って座っとった。
『えっと・・・だから 自分だれやねん。』
『あたしは あんたの娘・・・。』
『娘って・・・オレ まだ結婚すらしとらへんし・・・』
『けど あたしは娘やのっ。なぁ ありうさっ』
なんて ウサをぎゅっとした。
どうやら 持っとるんは ありうさというもんらしい・・
って すんません。
さっきからの このような不毛な会話は この女の子のせい。
目の前の女の子は どうみても オレと小泉と同い年ぐらいの女の子なんやけど
そんな女の子に『あんたの娘』ゆわれても 実感ないし 結婚もしてないんで
娘が生まれるわけもない。
そんな状態の 今のオレは 考えた
もしかしたら この状態は・・・あの電話のせいなんか?
今日の朝 急に鳴り出したオレの電話。
寝ぼけながらとると 女の声。
きっと小泉やと思ってん。
『あー あっちゃん今 アパート?』
『誰が あっちゃんや・・・おぅ 部屋にいてる。』
『ほな あたし 今から1時間後ぐらいに行くわ』
彼女に来るわといわれたら 断る理由もなく
オレはとっとと飛び起きて掃除やらなんやらしとったら 丁度1時間後。
小泉やと思ってドアを開けて オレは固まった。
そこには 女の子が・・・おってん。
『あっちゃんっ・・・』
『えっと どちらさん・・・。』
『あつしおとうちゃんっ』
『へっ?』
その子は オレに抱きついてきた。
★★★
オレは 玄関先でそんな事をしているわけにもいかず その子を中に招き入れた。
『あつしおとうちゃん。 ありさやでっ・・・』
『えっと・・・だから 誰がおとうちゃんなんや?』
『あんた 大谷 敦士やろ?』
『おぅ・・・。』
『あたしの事 わからん?』
いや わからんもなにも 初めて会う・・・にしては どこかで見たような。
瞳の色と髪の毛の色そして 雰囲気。
いやいや これって新手の詐欺かもしれんやんけ
『えっと・・・だから 自分だれやねん。』
『あたしは あんたの娘・・・。』
『娘って オレは・・・『あたしは 大谷・・・大谷ありさっ』』
大谷ありさ。
大谷・・・大谷・・・って
オレは たしかに大谷やけど そんな苗字は日本にありふれとる。
『だから 大谷 敦士さんの娘やのっ あたしっ・・・』
『はぁ?』
コイツって絶対オレを からかっとる。
『えっと・・・いくつなん?』
『16歳。』
『で・・・オレの娘。』
『うん・・・。』
って オレ今度の3月で19やぞ・・・いくつの時の子供やねんっ
しかし ここで年下相手しかも女の子にムカつくのは スマートやない。
オレは 深呼吸して 冷静になろうと必死やった。
『で・・・なんやねん。なにしにきてん・・・』
『しばらく ここにおいてほしいのっ』
『おいて 欲しい?・・・『うんっ もう ありさほかに頼るところないねん。』』
そういわれても・・・
★★★
『とりあえず・・ありさ やったっけ・・・』
『ん・・』
オレは 部屋の隅で ちょこんっと座り込んだその子と目をあわせた。
『あっ ごめん ありさって呼び捨てしてもええんか?』
『うん あつしおとうちゃんっ』
いやいや おとうちゃんは やめてくれ。
『おとうちゃんは なし それ 以外でなんか・・・ほかに・・』
『ほな あっ・・・『それも 却下や・・・』』
『あっ そしたらおかあちゃんが 結婚前に呼んでた呼び名でええ?』
結婚前に こいつのおかんが 呼んでたオレの・・・
『おぅ ええけど・・・ 知っと『おおたにっ!!!』』
その声と笑顔は やっぱり一番大切な彼女に似ていた。
大谷なんて 呼び捨てにする女は あいつしかおらんけど
ちゅうか リサは?
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
『って お話 リサちゃんどう思う?時をかける少女-ありりん-やっ』
『んーーーーーーーー。』
あたしは 書いたばかりの原稿を持って リサちゃんを池辺に呼び出していた。
『あのさぁ・・・・こんなん 読者のみんなが 納得せえへんもんっ』
『なんで パラレルやし『だって あたしが出番ないんやもんっ。』』
end
晴天のレキレキ・・・
(霹靂やっちゅうねん。)
オレの目の前には オレよりちびっとちっこい・・女の子が ちょこんっと ウサのぬいを持って座っとった。
『えっと・・・だから 自分だれやねん。』
『あたしは あんたの娘・・・。』
『娘って・・・オレ まだ結婚すらしとらへんし・・・』
『けど あたしは娘やのっ。なぁ ありうさっ』
なんて ウサをぎゅっとした。
どうやら 持っとるんは ありうさというもんらしい・・
って すんません。
さっきからの このような不毛な会話は この女の子のせい。
目の前の女の子は どうみても オレと小泉と同い年ぐらいの女の子なんやけど
そんな女の子に『あんたの娘』ゆわれても 実感ないし 結婚もしてないんで
娘が生まれるわけもない。
そんな状態の 今のオレは 考えた
もしかしたら この状態は・・・あの電話のせいなんか?
今日の朝 急に鳴り出したオレの電話。
寝ぼけながらとると 女の声。
きっと小泉やと思ってん。
『あー あっちゃん今 アパート?』
『誰が あっちゃんや・・・おぅ 部屋にいてる。』
『ほな あたし 今から1時間後ぐらいに行くわ』
彼女に来るわといわれたら 断る理由もなく
オレはとっとと飛び起きて掃除やらなんやらしとったら 丁度1時間後。
小泉やと思ってドアを開けて オレは固まった。
そこには 女の子が・・・おってん。
『あっちゃんっ・・・』
『えっと どちらさん・・・。』
『あつしおとうちゃんっ』
『へっ?』
その子は オレに抱きついてきた。
★★★
オレは 玄関先でそんな事をしているわけにもいかず その子を中に招き入れた。
『あつしおとうちゃん。 ありさやでっ・・・』
『えっと・・・だから 誰がおとうちゃんなんや?』
『あんた 大谷 敦士やろ?』
『おぅ・・・。』
『あたしの事 わからん?』
いや わからんもなにも 初めて会う・・・にしては どこかで見たような。
瞳の色と髪の毛の色そして 雰囲気。
いやいや これって新手の詐欺かもしれんやんけ
『えっと・・・だから 自分だれやねん。』
『あたしは あんたの娘・・・。』
『娘って オレは・・・『あたしは 大谷・・・大谷ありさっ』』
大谷ありさ。
大谷・・・大谷・・・って
オレは たしかに大谷やけど そんな苗字は日本にありふれとる。
『だから 大谷 敦士さんの娘やのっ あたしっ・・・』
『はぁ?』
コイツって絶対オレを からかっとる。
『えっと・・・いくつなん?』
『16歳。』
『で・・・オレの娘。』
『うん・・・。』
って オレ今度の3月で19やぞ・・・いくつの時の子供やねんっ
しかし ここで年下相手しかも女の子にムカつくのは スマートやない。
オレは 深呼吸して 冷静になろうと必死やった。
『で・・・なんやねん。なにしにきてん・・・』
『しばらく ここにおいてほしいのっ』
『おいて 欲しい?・・・『うんっ もう ありさほかに頼るところないねん。』』
そういわれても・・・
★★★
『とりあえず・・ありさ やったっけ・・・』
『ん・・』
オレは 部屋の隅で ちょこんっと座り込んだその子と目をあわせた。
『あっ ごめん ありさって呼び捨てしてもええんか?』
『うん あつしおとうちゃんっ』
いやいや おとうちゃんは やめてくれ。
『おとうちゃんは なし それ 以外でなんか・・・ほかに・・』
『ほな あっ・・・『それも 却下や・・・』』
『あっ そしたらおかあちゃんが 結婚前に呼んでた呼び名でええ?』
結婚前に こいつのおかんが 呼んでたオレの・・・
『おぅ ええけど・・・ 知っと『おおたにっ!!!』』
その声と笑顔は やっぱり一番大切な彼女に似ていた。
大谷なんて 呼び捨てにする女は あいつしかおらんけど
ちゅうか リサは?
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
『って お話 リサちゃんどう思う?時をかける少女-ありりん-やっ』
『んーーーーーーーー。』
あたしは 書いたばかりの原稿を持って リサちゃんを池辺に呼び出していた。
『あのさぁ・・・・こんなん 読者のみんなが 納得せえへんもんっ』
『なんで パラレルやし『だって あたしが出番ないんやもんっ。』』
end
リサちんの反対にあって乗れんかったよ(笑)