ラブ★コンLOVE (LOVE×3館)

ラブ★コン 大谷×リサの2次創作
(たまに他の漫画もあります)

小泉リサ 中学生日記(笑)

2014年12月15日 02時53分30秒 | 冬のお供

一番しんどい時間
それは 放課後前の掃除の時間。


けどな

今日の担当はパラダイスな場所


それは階段。


まあ ここは楽勝っちゅうか 
先生の見回りもめったにない場所やからしゃべり放題やねん。

あけちんといつもどおりにいろんな話しててんけど…
残念ながらゲームの話だけは合わへん。

『お…っととととと…あ゛ーーー』

突然 ちりとりが自分の意思を持って下へと落下した
(意思あるわけないやんな)

『あっ…リサ 』
『あーあ あけちんちょっととってくるわ』

『もぉ リサは(笑)』
『でへへへ♪』

笑ながらも背中に冷や汗…

もし誰かの頭に墜落してたらどうしよう。

急いで階段を下り、あたしはちりとりの墜落現場に向かった

『あったーー♪セーフ』

幸いながら ちりとりは誰にもあたってないみたい

ほっと胸をなでおろした

それを拾ってまた階段を上ろうとした時。

近所から吉井の声が聞こえてきた。

『なんか ドラミの街までは行けるんだけど…そのあとが…』

ドラミの街?

って もしかしたらあたしが今やってるゲーム・ファイナルニャンタジアの事?


あたしはその場から吉井と前田がおるところまで何気なく近づいて
今聞いた単語の確認をしてみた。

『なぁ 吉井…。ドラミってネャンタルジアのドラ城の隣町の…』
『あっ 小泉』

『なぁ せやろ?吉井』
『う…うん 』

吉井と前田が頷く。

『小泉 その攻略しっとったら吉井に教えたって オレ時間ないし…』
『えっ?』

・・・・・・・はぁっ。

前田は 手の平ひらひらさせてさっさと消えてった

乗りかかったタイタニックリサ号
よっしゃ あたしに任せといて

『もしかして 吉井 お城に入れんとお困りちゃうん?』
『そうだよ。何回チャレンジしても入れなくって』

『あ゛ーそこに入るのには 男の子に話かけんなあかんで…北の酒場の前におる子』
『あの 青い服のちっこい男の子?』

『うん その子に情報聞かんと ずーっと ずーっと入れんままやねん。』
『そうなんだ』

『あたし そこで2週間もウロウロしとってんもん。信じて(笑)』
『信じるよ。帰ってやってみる。』

2週間前のことを思いだすなぁ。
あたしもここで手こずったっけ。

『さすが小泉 すごいな』
『へっ?さすが…って・・・・』

『さすがゲーマーだなって(笑)尊敬するよ』
『尊敬って…』


なんか複雑な気持ちや。

家でコントローラーをカチャカチャと動かして 画面の前で『よっしゃー』とか『うおりゃー』とか叫んでる
それ見て弟の隆人なんてため息つくし 誰もほめてなんかくれんかった。

だから尊敬されてもこそばいけど やっぱしほめられるんは うれしい。

『リサーーーーーー ちりとりあったぁ?』
『あー あけちんあったよ。 ほなね吉井がんばってなっ♪』

けどびっくりしたクールな吉井もゲームするんやなぁ


end

<おまけ>


『小泉 ドラミの街に行けた。次どうするの?』
『えっと 次は・・・』

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