『だだいまーっと』
『…』
今夜は なんかリサが 不機嫌。
帰ってきて『飯なんや』って聞いたら レトルトカレーが飛んできた。
最近忙しいってゆうてたからなぁ
ストレスたまってんかな
『リサさん お仕事で なんかあったん・・・・』
『仕事は なんもないよーー』
『は』の音だけ強調して話す
という事は…
オレに関することでぶーたれとると思う。
『リサーーーーー なんやーーーーー。』
後ろから 羽交い絞めにして 首筋にキスを落とすと リサはおとなしく語りだした…。
『昼 舞戸へいってん…』
『何しにきてん?』
『大谷 見に行った…』
『オレ…?』
『うん…そしたら 大谷 嬉しそうに女の子に囲まれて…鼻の下 のばしとるんやもん…』
ぶーたれの原因は ヤキモチ…。(笑)
オレおまえが 思うほど モテへんぞ…。抱きついた腕をさらに しめる…
『大谷が みんなに嫌われてるよりは ええけど…でも 好かれすぎたら…嫌やもん…。』
なんて…ほっぺた 膨らますからオレは 降参。
そのわけを話した。
『…原因は おまえや…』
『あたし…』
オレは 手帳を取り出した。
★★★
大谷にぶーたれてたら
そんなんとちゃうって逆切れされてもた!!
なによー
あんなに女の子に囲まれて ニヤニヤ…
『…原因は おまえや…』
『あたし…』
大谷は 手帳を取り出した。
それは…
『この…リサの 写真落ちて…生徒にからかわれた。』
あたしの 写真…
そんなんもって行ってるんや
さっきは あんなに…高校生に嫉妬してたのに…
『コレ入れてたら…その…頑張れる…みたいな…な。』
そんなんでうれしゅうなるなんて…
『なぁ 大谷‥今度は…』
『ん?』
『2人のラブラブ写真 いれとってな…』
あたしは 大谷の頬に キスを落とした。
end
大谷~
あたしにも、あたしにも!!
あたしのんやもーん!!!(笑)
お色気作戦で迫ってもあかんでー