『ここだよ…。』
マイティが連れてきてくれたのは ホテルの最上階のラウンジ。
『ここの雰囲気 夜景が綺麗なんだ。あっ そこ足元気をつけて
小泉さんも この間そこで 躓いてね あはははは…』
笑いながら マイティが手を差し出して ぎゅっと握った。
案内されるままに 店内に進む
そこは 薄暗い間接照明が効果的に使われた店だった
古きよき時代のジャズが店内に 流れていて レトロな雰囲気をかもし出している
マイティとは ボックス席に座った。
『キミは なにを飲む?』
マイティに聞かれて 飲み物のオーダーをお願いした。
『うんっ その飲み物の選択は キミらしいね。』
そして そのまま指先に そっとキスを落とした。
『今夜 このあと…下に部屋を…『あー マイティやんかぁ…なに その綺麗な子』』
この場所に 似つかわしくない関西弁。
声の方向に視線を向けると 深川 遙が にこにこと笑っていた。
マイティは あからさまなほど不機嫌に眉をよせた。
『遙… そっとしといて くれないか?ちょっと あっちへ…』
『あっちへ ゆうても ここオレのバイト先やもんっ。』
『バイト先?』
『そうやで オレここの店…いやバーテンダーやねんっ』
『ちなみに わたしはホテステですぅ…』
遙の影から 聖子ちゃんが顔を出した。
そして 遥が 話しかけてくる
『はじめまして。深川遙です。自分は? マイティホスト部のお客さん?』
こっくりと頷くと 遥が じーっと見つめてきた。
『かわいいなぁ…こんなかわいい子がお客さんなら オレもホスト部に はいろっかなぁ』
見惚れるように吐息をつきながら 遙かは 言った
『遙… 彼女に手をだしたら ダメだよ。』
『えっ?』
『手を出したら キミでもゆるさないよ。』
『マ…マイティ』
『容赦しないからねっ』
言葉は 柔らかくても氷のような視線を 遙に向けるから
ゴクリと 遙がのどをならした。
『じょ…冗談やんかぁ マイティ…こわっ…』
なんていいながら ヘタレいや 遙は カウンターへと逃げ戻った
聖子ちゃんが あとを トコトコとついていった。
そのあと…
2人きりになったとき マイティは 指に触れながらじっと見つめてきた
くちびるの端を わずかにあげながら 微笑んだ。
『この後 続きは…部屋でね。』
極上の微笑みは ビジネス抜き…
あなただけに 注がれていた。
END
マイティが連れてきてくれたのは ホテルの最上階のラウンジ。
『ここの雰囲気 夜景が綺麗なんだ。あっ そこ足元気をつけて
小泉さんも この間そこで 躓いてね あはははは…』
笑いながら マイティが手を差し出して ぎゅっと握った。
案内されるままに 店内に進む
そこは 薄暗い間接照明が効果的に使われた店だった
古きよき時代のジャズが店内に 流れていて レトロな雰囲気をかもし出している
マイティとは ボックス席に座った。
『キミは なにを飲む?』
マイティに聞かれて 飲み物のオーダーをお願いした。
『うんっ その飲み物の選択は キミらしいね。』
そして そのまま指先に そっとキスを落とした。
『今夜 このあと…下に部屋を…『あー マイティやんかぁ…なに その綺麗な子』』
この場所に 似つかわしくない関西弁。
声の方向に視線を向けると 深川 遙が にこにこと笑っていた。
マイティは あからさまなほど不機嫌に眉をよせた。
『遙… そっとしといて くれないか?ちょっと あっちへ…』
『あっちへ ゆうても ここオレのバイト先やもんっ。』
『バイト先?』
『そうやで オレここの店…いやバーテンダーやねんっ』
『ちなみに わたしはホテステですぅ…』
遙の影から 聖子ちゃんが顔を出した。
そして 遥が 話しかけてくる
『はじめまして。深川遙です。自分は? マイティホスト部のお客さん?』
こっくりと頷くと 遥が じーっと見つめてきた。
『かわいいなぁ…こんなかわいい子がお客さんなら オレもホスト部に はいろっかなぁ』
見惚れるように吐息をつきながら 遙かは 言った
『遙… 彼女に手をだしたら ダメだよ。』
『えっ?』
『手を出したら キミでもゆるさないよ。』
『マ…マイティ』
『容赦しないからねっ』
言葉は 柔らかくても氷のような視線を 遙に向けるから
ゴクリと 遙がのどをならした。
『じょ…冗談やんかぁ マイティ…こわっ…』
なんていいながら ヘタレいや 遙は カウンターへと逃げ戻った
聖子ちゃんが あとを トコトコとついていった。
そのあと…
2人きりになったとき マイティは 指に触れながらじっと見つめてきた
くちびるの端を わずかにあげながら 微笑んだ。
『この後 続きは…部屋でね。』
極上の微笑みは ビジネス抜き…
あなただけに 注がれていた。
END