テレパシー

『なぁ大谷。テレパシーって信じる？』
『テレパシー？』

信じるも何も…
オレはユリゲラーでも預言者でもないで？

『んーーー信じるもなんも…オレにその能力はないで(笑)』
『えーーーーー。』

小泉はおっきな目をさらに大きく見開いて
なんで信じられんのぉーって声を上げる。

『ほな　小泉は信じとるん？』
『うんっ。てゆうか大谷にその能力あると思うんやけど…』

オレ？
オレにそんなもん…

『あたしが寂しい時とか悲しいとか…あと逢いたいなぁーって思ったら
　大谷タイミングよく電話くれるやんかぁー』

いや…
それはたまたま…といいかけてやめた

小泉の瞳がキラキラと輝きすぎてて
まぁええかって思ってん(笑)

『それもそうかもな(笑)』
『ぜーーーーったいそうやって(笑)』


ぶっちゃけそんな能力授かった覚えないけど…
小泉が笑ってくれるんなら

練習して使えるようになろか(笑)



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