約束3

あたしの気が変わらんうちにって事で…
数時間後　堺の駅前で合流した。

手をふるみゆきちゃんはいつも以上に綺麗。

『リサぁー』
『なんか気合い入ってへん？』

『そう？』
『なんかいつもよりお化粧こゆいし？』


まあええやん。ってみゆきちゃんはあたしの手を引いて待ちあわせの店の中へと入った。

お店の中は落ち着いた雰囲気。
名まえを告げると奥にある個室へと案内された。

そこにはひとり女の子がぽつんと座ってた。

『まみちゃんげんきぃー』
『げんきぃ…みゆきちゃんも元気そうやね。』

みゆきちゃんはその子に声をかける
あたしはそのこに軽く会釈を交わした。

『えっとリサちゃん。まみはあたしの中学の時からの友達。』
『はじめまして川島まみです。まみって呼んで下さい』

『はじめまして小泉リサです。リサって呼んで』

ペコリと頭を下げると

『このこがあのリサちゃん。』
『そっ　あのリサちゃん(笑)』

『ちょ…みゆきちゃん　まみちゃんに何ゆうてんのよ。』
『いろんな事(笑)なーまみちゃん』

『はいっ』

って小首かしげて笑うまみちゃん

かわいい…
この川島まみちゃんってかわいい。

惚れてまうやろー


あったばかりなんやけど　スタイリスト(笑)のカン。
まみちゃんから流れてくる雰囲気はモテモテなオーラ。

その守ってあげたいという感じで…。

暫くガールズトークなんてしてたら男子メンバーが到着した。
1人目眼鏡男子。乙女ゲームなら強気なオレ様な感じ
2人目爽やか男子。髪の毛サラサラっの王子様風。

そして3人目。
あたしの目が点になった

…な…なんでぇー!!!