リサと小夏4

小夏が転校してきてから一週間が過ぎた

でもなんか小夏は
まわりに溶け込んでないきがする

適当に男の子と遊び適当に女の子に愛想よくて

適当なにもかも適当
あたしの考えすぎなんかな



でも、毎日

『トーテム！こいずみ～飯いかん？』

小夏が 手を降りながら近づいてくる



『だからトーテムはいらんねん（怒）』


小夏は なにかにつけてあたしにちょっかいを出す

小さい小夏と大きいあたし

回りからは
兄弟とかBIGSmallとか 好き勝手に呼ばれとる

あたしは 女の子やねんからせめて姉弟とか兄妹とかにしてくれ
（そんな問題やない）

まあ小夏は 基本的には 嫌いやないし先生に転校生頼むゆわれたから
なつかれんのはええねん

けど けどな 女子の視線怖いんですけど
ただでさえ 小夏は ジャニーズ系のイケメンやねん

『飯いこうや！小泉』

『しゃ～ないな。また屋上で食べますか（笑）』

あたしは 小夏と屋上に上った

風はきついけど 景色は最高

ねっころがると空に近くなる


『食べてすぐねたら馬になりますよ。トーテいや小泉様』

『小夏あほやなあ～それをゆうならカバちゃうわなんやったっけ？』

『うしやうし（笑）でも小泉はどっちかゆうたら』

バチコ～ン


『知っとるんなら先に言いよ』
あたしは小夏の頭を張り飛ばした


『いたいなあ、何するん？オレはただ小泉様を試してみただけやのに（笑）』

小夏は思いきり膨れっ面をした。

『この小人は（笑）』

なんて会話ばかりしとった。

なんかやっぱり小夏とおるんは 楽しいわ