Der König Hat Eselsohren

Viamala-Schlucht(ヴィアマーラ峡谷)

ZillisからThusisに向かう途中なんですが…。



すんごい峡谷!
ちゃんと観光用に階段や通路が造られているんですが、これもまた結構下りていく…。

これは一番下の辺りで覗き込んだところなんですが、



水の流れで岩が次第に削られて、円筒状になってます。
ここに落ちたらヤバイよなぁ。
う~ん、自然の力って、やっぱり偉大だ。
しかもこの脇の辺りには、以前岩が崩れ落ちた跡がそのまま残っていたりして…。

でも、ここって実はローマ時代から通商のために人が通っていたんですよ。
こんな感じ↓



うはは!これはコワイ!!
実際、当時は結構人も動物も足を滑らせて、命を落としたんだとか。
高所恐怖症の人は、絶対に無理ですね!
いや、そうじゃなくても、イヤですが…f(^ー^;
それを考えると、ここに今ある観光用の施設を作った人も凄いと思うなぁ。


この後、再びバスに乗ってThusisまで行き、そこから電車でChurまで。
ここの車窓の写真はさすがに撮ってないんですが、ちょうどこの区間中、車窓には古い城塞跡が次々と現れる!!
内部をホテルに改装しているものもある反面、本当に廃墟になっているというか、どう考えても遺跡でしかない、積み上げた岩の塊のようなものまで、本当に様々。

現在のグラウビュンデン州は、かつて独立国で、スイスに加わったのは150年程前とかなり新しいのですが、その昔も、やはり山岳地で統治するのが難しかったため、かなり細かい地域ごとに城や教会を建てて統治していたのだとか。
古い城塞や教会が数多く残っているのはそのためのようです。
その中にはすでに世界遺産に登録されているものもあるけれど、そこまでいかないようなものでも見ていて本当に面白い。
今までは、大きい都市で有名なところを回ることがほとんどだったけれど、こういう旅もいいなぁ。
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