Der König Hat Eselsohren

Basel(バーゼル)(1)…?

こないだ山で真っ赤に日焼けした耳たぶの皮が、今朝ポロポロとむけました(笑)

普段もっぱらインドア派の上に、肌自体あまり日焼けしないといっても、こう毎日毎日、来る日も来る日も陽に当たり続けたら、それはそれで日焼けするわけで。
一番いつも外に出ていて、日焼け止めを塗りにくい手の甲が、恐ろしいことになってますf(^_^;

そうかと思えば、今日のベルンはかなり空に雲がかかって、あまり陽も当たらないし、全体に涼しい。
なんで今頃…orz


あんまり早く移動してもなぁ、と思ってぼやぼやしているうちに、ホテルを出るのが10時を過ぎてしまい、駅に着いたときにはバーゼル行きの直通が出てしまったばかり。
次は30分後。

そんなに待たなくても、途中のOlten(オルテン)乗り換えで行くという手もあるのだけれど、なにぶん、今日は荷物があるので、あまり乗り継ぎをしたくない。
実際、30分待ってやってきたICEだって、荷物を引っ張り上げるのに必死!!


そんなこんなで12時ちょっと過ぎにバーゼル到着。
時刻表を見てみると、5分後にレーラハに行く電車が出るという。
いやいやいや、無理無理無理。
その次は30分後か?

で、時刻表をじっと見ていて気が付いた。

レーラハ行きって、全部Basel Bad Bf(バーゼル・バーディッシュ駅)を通る。
Bad Bfというのはドイツ鉄道の駅で、SBB(スイス鉄道)の駅とは別の所にある。
ついでにバーゼルは3国の国境にあるので、フランスの鉄道駅もある(笑)

これ、SBBの駅のコインロッカーにスーツケースを置いていくよりも、ホテルにいったん行って、街全体のトラム路線図を見た方がいいかもしれない。

駅前のトラム乗り場で路線図をチェック。
ホテルのサイトでは1番か8番のトラムでBärfüsserplatzで3番に乗り換えて'auf der Lyss'と書いてあったけれど、肝心の降りる停留所がない!!

地図からすると3番のSpalentor辺りなんだが、住所と同じSchützenmattstr.という停留所が6番にある。
6番で行ってみるか。

ホテルの住所は2番地なのだけれど、降りた停留所の番地は50。
遠い…。
やはり3番のトラムが近かった。
しかも、バーゼルはそこそこのホテルでいいや、と自分で妥協したこともあって、これまでとは断然ランクが落ちる、かなりガッカリな感じ。
ま、明日なんかは特にシャワー浴びて寝るだけのところ、朝食とネット接続もついてるんだから、仕方がない。

とにかく荷物を置いて、Bad Bfへ。

おぉ~!
写真撮るのを忘れたけれど、ちゃんとDBの看板が出ている!
しかも入り口脇にあるのは両替所(笑)
つーか、次のレーラハ行きは1分後に出発?!

当然のことながら、切符を買っているうちに行っちゃいました。
次の電車は30分後。

でも、ここの切符の自動販売機は、見慣れたDBのもので、支払いもユーロ。
なんとSBBの駅からだと8フランかかるところ、ここからだと3ユーロ。
半額以下だ!!Σ( ̄□ ̄;)

時間があるので、自販機でミュンヘン行きの値段を調べてみる。
日本にいるうちにある程度調べては来たが、明後日電車でミュンヘンに行くとしたら、SBBの駅からチューリヒに行って、そこで切符を買い直してミュンヘンに行くより、ここでウルム経由の切符を買った方が楽だし、値段は変わらないし、時間も短くて済む。
ちょっと心に留めておこう。


レーラハに行く電車は、どうやらSバーン(郊外電車)扱いのようだ。
すげー。
これまでもREとかで国境越えたことはあったけど、Sバーンで国境越え(笑)
乗っていても、どこまでがスイスで、どこからがドイツなのかわからない。
しかも結局、パスポート・コントロールもなく、レーラハ着。

もう2度と来ることはないと思うので(笑)、記念に駅前でパチリ。



なんだろう?ドン・キホーテとサンチョ・パンサ?

つか、バーゼルに着いてすぐから気付いていた。
ベルンに比べて、とっても晴れてるんですが…orz

クソ暑いレーラハの街で、まずはユーロをおろす。
もともと50ユーロくらい持ってはいるのだけれど、今後のことも考えて、少し余裕を。
切符を買うのにも使えることがわかったし。

銀行のATMが、ユーロのみと、ユーロ&スイスフランとか、スイスフランからユーロへの両替機とか、結構興味深い。

そしてここへ来た本来の目的・テレコムショップを何とか探し当てる。
やった!!
見慣れたピンクのTの字が、輝いて見える…。゚(゚´Д`゚)゚。

ショップで携帯を出しつつ聞いてみると、なんとプリペイドカードだけじゃなく、そもそもSIMカードの使用期間が過ぎているらしい。
は~、びっくり。
電話番号が変わってしまうけれど、これはSIMカードから買い替えるしかない。
来て良かった!!
SIMカードについている10ユーロ分の他に、さらに15ユーロ分を積み増してもらった。

あんまり嬉しいので、記念に店の写真を(笑)




かくなる上は、ドイツ国内にいる間に、PeterとRüdeに電話番号が変わったことを知らせておかなければ!!
すぐ近くのMarktplatzで座れるところを探し、ビールを注文。
また今日も、昼ごはんがビール…orz


観光地ではないから全く知らなかったけれど、レーラハって結構な規模の街らしい。
しかも今まで目にする機会がなかった、KarlstadtとかDouglasとか、ドイツ国内のチェーン店が軒を連ねている!
確かにここはドイツなのだ。


駅に戻ると、またもやバーゼル行きの電車が行ったばかり…orz
かといって、街に戻っても仕方がないので、駅のベンチでぼ~っと待つ。
今度はBad Bfではなく、そのままSBBの駅まで行き、そこから明日の会場があるPark im Grünenに行ってみることにした。
こんな所に来る日本人観光客なんていない…(笑)

行ってすぐにステージの場所はわかったけれど、楽屋やケータリングがどうなるのか、ちょっと予想がつかない。
1日ずつの出演バンドは少なくても、3日連続と、結構な規模だからなぁ。
シャワーすらないなんてことは考えられないし。

とりあえずもう、明日出たとこ勝負だ。
これで結局ドイツの携帯が使えないとしても、少なくとも日本のスマホから電話することはできるんだし。



旧市街に戻ってきて、ようやく適当に街をぶらぶらすることにした。
地球の歩き方にコースが出ていたけれど、一切無視(笑)
ただ、広い通りはかなり人通りが多いので、それでは、と裏通りを行こうとすると、裏通りって大抵坂道。
痛し痒しだなぁ。

そうこうしているうちに、やたらと目立つ建物にたどり着く。



派手なRathaus(旧市庁舎)…。
内側も赤い…。




Rathausの前の通りでは、クラシックカーのイベント真っ最中。



ここが結構な目抜き通りのようなのだけれど、通りにくいので、市庁舎の裏へと回る。
これがまた坂道なんだけど…。





真っ赤な石畳になっていたり、木組みの家があったり、なかなか趣があって楽しい♪

大聖堂の前が思いっきり掘り返されている辺りが、何とも…な感じだが。



このさらへ向こうへ行こうと思ったら、そこが輪を掛けて道路を盛大に掘り返し中で、遠くからでももうもうと埃が立っているのが見えたので、諦めて大聖堂の前から坂を下りていくことにした。

18時近くになって、急激に空が曇ってきて、雨でも降りそうな雰囲気。
明日もこんなだったらヤだなぁ。
昼間曇って、夜晴れてくれれば一番いいのに。


歩き疲れたので劇場前でしばし休憩。



この噴水、かなり好み♪
それぞれが面白い動きをしているので、いくら見ていても飽きない。


休憩しながら、そのすぐ横のレストランが気になっていたのだけれど、思い切って入ってみることにした。
Kunsthalle(クンストハレ)のレストランなのだが…通常の入り口が閉じられて、庭から入れ、と(笑)
でも、感じは悪くない。





これにてバーゼル観光は終了。
別にここへ観光しに来たわけじゃないし(笑)
でも思っていたよりも良い感じの所です。
ただとにかくあっちもこっちも坂になっていて、トラムやバスがなかったら、到底動きたくないけど…f(^_^;
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