もや~~~、ぼや~~~。
感想と言ったら、こんなもんか。
ほぼ壁画しか残していないのに、どうやって回顧展をやるの?と思っていたら、やはりほとんどが習作でした。
ま、そりゃそうだ。
壁を引っぺがして、持ってくるわけにいかないもんね。
もちろん、リヨン美術館の壁画を再現したコーナーもあって、ふ~ん、こんな感じなんだ、とわかる部分もあるわけですが。
いや~、でも。
ここへ来て、立て続けにTVでやってたから知った、というのは間違いないです。
残念なことに、リヨンに行ったときには美術館に行くほどには時間がなかったんで、現物を見る機会を逸したわけですが、何も知らない状態で実物を見ても、そんな、フランスでは知らない人がいないほど有名だなんて、思いもしなかっただろう。
それに、今回はこうやって、間近に見られるわけですが、それでも「か…かすみ目か…?」と思ってしまうようなボンヤリ感。
階段をぐるっと囲んで、間近には見られないような壁画だったら、「んん?見えない…orz」と思ったに違いない。
ん、でも、あれですね。
習作って面白い。
まさに試行錯誤の後が、そこに残っている。
しかも、完成した作品よりも、なんだか生き生きとしているように感じられることが多々ある。
それは…ボンヤリしてないからか?!(笑)
でも、のっぺりとして、ぼんやりとした、夕暮れ時のアルカディア。
ある意味理想ではあるでしょうな。
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