えっと、内容はよく見ないで、とりあえず楽日のチケットを買っておきました、と。
うん、ホントによく知らずに行きましたが。
先だっての「里見八犬伝」に比べると、客の年齢層が高め。
男性客も多い。
なんといっても、主演の上川隆也を初め、一応、ちゃんと芝居のできる人を並べている。
この違いは大きいね。
ただ、客席側を向いているときと、背中を向けているときとで、声の大きさが違う人=声量のある人、という、なんだか逆説的な現象が起きているのが、なんともはや。
内容そのものはテッパンだから、特に何も言う必要はない。
が。
まぁ、これは、高級な大衆演劇ってことなんですね。
あるいは、歌謡ショーのついてないバージョン(笑)
ちょっとなじめないっす。
だって、前半の方は、暗転前にいちいちオチがついていて、そのたびに客が拍手。
これ、まさに大衆演劇だよね?f(^_^;
後半(第2部)になると、内容がシリアスになるせいか、さすがにそういうことはなくなったけど。
でも。
戦のシーンのクライマックス、上川隆也が大勢の敵を相手に戦う場面って。
これ、笑うところじゃないんですか?!(*≧▽≦*)
スゴさを表現したかったのかもしれないが、私には単なるギャグにしか見えませんでしたけど!!
一人で笑ってたけど、周りの人たちは真剣に舞台を見つめてる!!Σ( ̄□ ̄;)
私には、名もない敵兵役の人が、最後に、斜面を後ろ向きに倒れるところの方が、余程スゴイと思いましたけど。
こわいよ~、あれ。
拍手するなら、あっちだな。
つーか、メインキャストの誰かしらに、あの演技をさせてはどうか?
千秋楽ということで、最後、カーテンコールの際の挨拶も、さすがに上川隆也は話もうまい。慣れてるね。
そういう安定感はあったが、あそこまで、何度も何度も何度も何度も、カーテンコールを繰り返すことはないような気がするんだが。
何なんでしょう。
カーテンコールのインフレ、みたいな。
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