パリのアートでお散歩

パリ近郊の芸術に関する情報、画家や絵、音楽に纏わる場所をブラリ散歩がてら紹介します。

志津川中学校に義捐金を寄付しました

2012年09月16日 | Solidarité JAPON 頑張れ
8月中、日本3ヶ所で開催したイベントの収益金を、予定どうり8月28日(火)に南三陸町の志津川中学校にお渡ししました。
年一回催される、修学旅行資金 として使われるそうです。金額は26万20円を集める事が出来ました。

愛媛、埼玉、青森のイベントに参加して頂いた関係者の皆様、私の意図に賛同し、寄付して頂いた沢山の方々に、改めて御礼を申し上げます。 本当にありがとうございました。

愛媛東予市イベント



埼玉川越市イベント

           

青森八戸イベント
    

最終イベント地の青森 八戸から、三陸鉄道で三陸海岸沿いを、気仙沼を通過し、志津川まで南下しましたが、海岸沿いは想像を絶するほどの壊滅的な打撃を受けています。

私が訪れた日は晴天で、何事もなかったように静まった海と、その海に半分に折れ直角につき刺さった桟橋、足と足の間が割れ落ちている鉄橋、陸橋などの、アンバランスで異様な光景が、目に飛び込んできます。 海岸沿いから陸地2キロ程全てが、波に飲まれ、3階建ての鉄の骨組が露わになっている建物、平地のところどころに山済みにされた、車、船の墓場、、、。
まだ、まだ、何も終わっていないし、始まってもいない、印象です。私達に出来るささやかな事は、長期戦で応援していく事ですか、、、。  

8月 日本3ヶ所で東日本震災支援イベント 開催します。

2012年08月03日 | Solidarité JAPON 頑張れ
今回 8月、日本での、(東日本大震災支援イベント開催) のお知らせです。

近くにお住まいの方は、大勢で是非参加して下さい。可愛いフランス雑貨の販売、フランスに関するクイズなど用意しています。

**フランスで私が代表しているNPO活動の、東日本大震災支援の一環として、今年8月に日本に帰国の際、愛媛、埼玉、青森の3ヶ所で支援イベントを計画しています。

愛媛東温市 8月11、12日(土、日)、埼玉川越市 8月17日(金)、青森八戸市 8月26日(日)

イベントの収益金は全て、ある方の仲介で、南三陸の小、中学校 (志津川中学校など)に寄付します。(8月27日以降、南三陸に数日間滞在しますので。)
今回の日本イベントには12才の娘も参加します。(現状を見て感じてもらうため、、、。)


1: 東日本震災支援イベント 愛媛東温市

日時 8月11、12日(土、日) 10時ー17時
会場 愛媛県東温市南方 1589 ギャラリー画夢舎 (伊予鉄バス 川上学校バス停前)


2: フランス在住NPO主催 東日本大震災支援イベント 川越

フランスに興味がある人 (ない人も)、皆さんお誘い合わせの上お越しください。
*イベント収益金は、全て南三陸町の小、中学校 (志津川中学校など) に寄付し、楽器、体育用具、修学旅行資金に使われます。

主催:ART THERAPIE IN PARIS (代表者: 白川)

日本のNPO法人に相当するフランスの市民団体アソシエーションとして登録・政府登録番号no:RNA W751209771)
日時:8月17日(金) 10時~17時
会場:川越西文化会館(メルト)第3会議室(鯨井1556-1)
   東武東上線霞ケ関駅から徒歩13分
内容:1 フランス小物雑貨、洋服のフリーマーケット(エコバッグ、キーホルダー、雑貨、ポストカード、ポスター、キッチン 用品、アクセサリー、子供のおもちゃ、人形など)
   2 フランスに関するクイズ (食、芸術、文化)

フランスでの日本支援活動に関する活動は、ブログの右項「日本頑張れ 」でご覧いただけます。     


3: 青森イベント 青森八戸市 フリマ in ラピア 

日時 8月26日(日) 8時30-11時30
会場 青森県八戸市 ラピア みちのくリサイクル運動市民の会の助成

このイベントが終わり次第、南三陸に移動しようと考えています。 南三陸でのイベントは予定していません。

第1目的は、愛媛、埼玉、青森の3ヶ所イベントの収益金を、被害を受けた、小、中学校にNPO代表として、直接手渡しする事。(個人的に、赤十字などに寄付したお金の行方、使い道などに疑問を持っているので、、、。)

第2目的は、数日間滞在して、自分の目で現状を見る為と、娘にも見て感じてもらいたい。そして、地元の民宿や、食堂を利用させて頂く事で、少しでも復興の助けになれば、、、と願います。




パリ 被災地の子供たちのメッセージ展示会

2012年04月01日 | Solidarité JAPON 頑張れ
3月11日(日)

日本 3、11から1年後 [メッセージと記録の展示]

被災地の子供たちが;今伝えたい言葉と描きたい明日(私の夢)というテーマで、和紙に描いた絵やメッセージ約400点を展示している会場へ行って来ました。又、展示を見に来た人に、被災地への応援メッセージを書いてもらい、それを被災地の子供たちに届けるそうです。

娘と同い年ぐらいの子供たちが、元気に明るく振舞っている写真や、前向きのメッセージを見るにつけ、胸が痛みます。娘にも少しでも、人の心の痛みがわかり、何か役に立てるよう、それを行動に移せるような子になってほしいと願います。






















南三陸町支援チャリティ-コンサート パリ

2012年03月27日 | Solidarité JAPON 頑張れ
3月20日(火)

先日に続き、14区のパリ国際大学都市の日本館で行われた、アマチュアピアニストの 谷口博章氏によるチャリティーコンサートに行って来ました。

[谷口博章氏のプロフィール] 1970年、岡山県出身 
5才からピアノを始める。関西学院大学法学部卒業後、西宮市役所に勤務しながらピアノの研鑽を続ける。
受賞経歴 多数
2005年 パリ、エコールノルマル音楽院のディプロム取得
2008年 日仏交流150周年記念事業の一員として東京、名古屋でリサイタルを開催

公務員で、ピアニストでもある谷口氏は、東日本大震災発生後、1ヶ月経過した2011年4月11日から約2週間、宮城県南三陸町へ派遣され、町長の片腕として、広報業務、町長秘書業務を担当しました。
そして、被災地の学校等に直接問い合わせ、津波から逃れたピアノを借りて、少しでも被災者の心を癒せるならと、各地でコンサートと活動を重ねています。
あれから1年経った今、被災地の復興への道のりはまだまだ険しい状況にある事を伝えるために、そして南三陸町の子供たちの学校生活を支援するために、パリでのチャリティーコンサートを企画しました。



[第1部] 南三陸町での活動報告 
谷口氏自身が撮影された写真や映像を見ながら、震災直後の現地の様子や、現地での活動について話をされました。町長さんをはじめ同僚の公務員の方たちが、生死を懸けて町民を助け、町を救おうと使命をまっとうされている事。



 [第2部] ピアノコンサート これまで南三陸町で演奏してきた作品を中心に。

(慰め、心の癒し)  リスト コンソレーション第2、第3番
         ショパン ノクターン第2番
(苦悩、深い悲しみ) ショパン ノクターン第13番
          ワーグナー、リスト イゾルデの愛の死
(船出、希望、勇気) フォーレ バルカローレ第1番
          リスト  波を渡るパオラの聖フランシス
          ショパン ポロネーズ第6番 英雄



実際にその場で生きた者だけが出せるような、力強くそして慈愛に満ちた演奏でした。

祝島の島民の原発反対運動

2012年03月26日 | Solidarité JAPON 頑張れ
3月17日(土) Un an déjà 1年経って。

福島原発事故から1年経過した3月、パリでも日本支援のイベントが数多く行われています。

14区にある国際大学都市、日本館で、展覧会 "新世界の始まり"と
瀬戸内海に浮かぶ美しい島、祝い島、島民の80年代から続く原発反対運動を題材に、北欧の1つの小さい村が、原発の建築を廃止し、100% 自然エネルギーで島民の生活を賄っている例、をドキュメンタリータッチで描いた小映画
 "ミツバチが地球を回転させるように" Comme l'abeille qui fait tourner la terre の上映会が、行われました。 

自然災害でわれわれは何を学んだのか。
福島原発事故から1年たった今、原発の危険性、人々の生活に及ぼす影響を、ドキュメンタリー映画を通じて考える。
祝い島の島民は、瀬戸内海の温暖な気候に恵まれ、(海の幸)鯛をはじめ、わかめ、ひじき、(山の幸)みかん、びわ、などを売ってつつましく生計をたてています。自然を敬い、自然と密着した生活。
そこへ政府が、中国電力の原発建設を許可し、強硬しようとした事実を交えながら、建設後の汚水が瀬戸内海に大量放水されたら、島民の生活だけでなく、広大な地域に及ぶ自然被害の大きさを予告し、恐怖を訴える。

美しい映像ながら、直接私達のひとりひとりの心に、問題を投げかける。。。
これ以上、地球を汚すことなく、自然と共存していく方法はないのか? どうすれば良いのか? 至急に!!!
一人でも多くの人に見てもらいたい、素晴らしい映画です。









ノートルダム大聖堂でのミサ 佐渡裕指揮

2012年03月09日 | Solidarité JAPON 頑張れ
3月9日(金)

東北地方を襲った大災害から1年になる3月、パリでは日本支援のイベントが数多くおこなわれます。

パリ、ノートルダム大聖堂で東日本大震災のための夕べの祈りミサ、そして指揮者 佐渡裕とスーパーキッズ、オーケストラによる鎮魂の演奏が行われました。

夕べの祈りミサ 17:45
オーケストラ演奏は 19:00 からでしたが、ミサが始まったときから、大きな聖堂の中はパリ在住の日本人他、大勢のフランス人、旅行者も含め、日本に心を寄せて集った人人で、いっぱいでした。
スーパーキッズ、オーケストラは神戸大震災後に結成されたと聞いています。指揮者、佐渡裕と共に祈りを込めて、東北地方の被災地でのコンサート活動を行っています。
学生で結成されているオーケストラとは思えないくらいの、成熟し、磨かれた音で、皆さんの才能に感動しました。
バッハの、静かで荘厳な曲でも、穏やかな演奏でありながら、体の奥から湧き出てくるような、生命力と強いエネルギーを感じました。

演奏曲 バッハ      G線上のマリア
    チャイコフスキー 弦楽セレナード48番
    芥川 也寸志   トリプティーク
    いずみたく    上を向いて歩こう   他
 
コンサート前のセーヌ川 


ノートルダム大聖堂の左横を通って会場へ。










 

vide-grenier charite(被災者支援バザール)

2011年05月01日 | Solidarité JAPON 頑張れ
4月17日(日)

某日本有名大学のOB有志主催の被災者支援フリーマーケットが、パリの東に位置する12区で開催されました。

収益金の全額を日本大使館を通じて日本赤十字社へ寄付するそうです。

で、仕事仲間のフランス人1名と、販売で参加してきました。 一般の方から寄付された多くの物資はすでに値札が付けられ、前日までに仕分けされた物が所狭しと並んでいます。 晴天になり、温度は完全に夏気温。。。

かなり広いスペースの一角で行ったこのバザールは人出も多く、大盛況に終わりました。良かった。。。
























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tsunami et demain (津波そして明日)

2011年04月25日 | Solidarité JAPON 頑張れ
4月11日(月) Théâtre du Rond Point

津波そして明日、、、

東日本大震災の被災者を支援するとともに、その意思をフランス社会へ訴え支援の輪を広げる事を目的としたチャリティーコンサートが  ロン、ポワン劇場で催されました。一般席は35€、スポンサー席が350€で、収益金は全額日本赤十字、国境なき子供たち、を通して寄付されます。

日本にゆかりのある、日本を愛するフランス人アーティスト、フランスに住む日本人アーティストの、そうそうたるメンバーが集りとても熱意のある良いコンサートでした。
昨日のユネスコでは、日本人が8割方、今日はフランス人が多数を占めていて、こんなにも親日家が多いのに驚くと同時に
感動しましたね。
日本が津波に襲われた被害状況のフィルム上映なども交えながら、あれほど平和で豊かな国日本が、こんなに変わり果ててしまった。。。今こそ全力で日本を支援しようとフランス人にも支援を呼びかけます。

参加アーティスト

Jane Birkin, Adamo(雪が降る、、), Pierre Barouh& Nicole Croisille& Francis Lai(男と女) , Maîa Barouh(Pierreの娘、完璧なバイリンガルですごい才能、と思う。), Camille,Sublime, Sanseverino, La Carabane Passe, ZAZ,
三宅 純、Sachie noro(サーカス、ロープの曲芸), Mieko Miyazaki(琴奏者)
















































































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concert symphonique UNESCO ユネスコ チャリティーコンサート津波 

2011年04月21日 | Solidarité JAPON 頑張れ
4月10日(日)

東日本大地震パリ、チャリティーコンサート (被災地に援助の手を)

パリ在住の音楽家を中心とした有志のオーケストラが、パリユネスコ本部で演奏するというので、早速行って来ました。

指揮: 阿部 加奈子

プログラム: 

弦楽のためのレクイエム(武満 徹)
ピアノ協奏曲 (ラヴェル) ピアノ: 萩原 麻未
新世界より( ドボルザーク交響曲第9番) など、、、

入場無料: 任意による寄付
演奏会の収益は全て、日本赤十字社と日本ユネスコ協会連盟に寄付されました。


3.11後、すぐチャリティ-コンサート開催の案が持ち上がり、参加希望の音楽家を募ったところ、1週間で100人以上の
有志が集ったとか。。。 あーあ、私もなんか楽器がひけるとか、歌うたえるとか、なんか才能あったら、ぜひぜひ参加させて頂きたかったですーーー。

緊急に結成されたにしても、皆さんさすがプロでいらっしゃるし、一つの目的の元に集った心が見事に溶け合い、悲しみ、博愛、人情、ふるさと日本を思う心、、、が、直接、心に伝わってきた、素晴らしい演奏でした。

それにしても、女性の指揮者による演奏を聞いたのは始めてですが、阿部 加奈子さん 感動しました。力強く、でも大地のようなゆったりとした、おおらかな強さです。迫力あるし、、、。

心のメッセージを、音楽や芸術で表現できる才能のある人達に対する、私の敬意と羨望は、はてしなーく続きます。

























コンサート後に指揮者 阿部加奈子さん、ピアニスト 萩原 麻未さんも募金箱を持って並んでいます。 



指揮者 阿部 加奈子さん



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solidarité japon(東北大震災チャリティーバザー)

2011年04月13日 | Solidarité JAPON 頑張れ
4月3日(日)

3月11日以来、津波と共に停止してしまった私生活。
悲しんでばかりでは居られないと、出来る事から行動を開始しました。

パリ在住の日本人の間でも、とにかく日本を支援したいと大勢がまとまって、多岐にわたる募金活動やイベントを開催しています。 私達は遠く離れてはいても、日本を思う気持ちは強いんですよ。。。

今日は、主催:震災チャリティーバザーin paris実行委員会、在仏日本人会、後援:在仏日本大使館で、オペラ座近くの言語学院の場所を借りてのバザーに売り手として参加して来ました。
バザーの全売り上げ、集ったお金の全てを、在日本大使館を通し日本赤十字社へ寄付するという意向が 私の思いとも重なるので有意義に活動できました。

今日のイベントで主催者側は、1000人の入場を見込んでいたところ、12時から17時の開催時間で、12時半にはもうすでに1時間半待ちでワンブロック先の通りの裏まで人が並んでいたので、200人位外で待っていたかも。。。おまけに雨まで降ってきたので傘さしながらね。
皆なの気持ちがまとまっているのを感じて、この気持ちが形となって被災地に届き、何らかの形で被災地への手助けになればいいなと切に思います。




さすが日本人。文句も言わずただただ、会場入りを待っています。

雨が降ってきましたよ。。。私も友人作のお菓子マカロンなど、ダンボールのトレイで売り手で参加。

会場内も人人人

フランス人の参加者、売り手、買い手も沢山いました。ありがとう。

会場内は常時、おしくら饅頭状態で、前に進めなかったり。。。

有志の美容師さん達によるデモ。

ヘアカットやマッサージなど。子供もね。5ユーロでした。

廊下にも30分待ちの列で大盛況です。

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