パリから南に急行で１５分ほど下るとソー公園がある。今、桜が満開と聞き出かけてみた。
見事に満開で、まだ花見客も少なくて十分に桜が見られました。
ソー公園の入口
印象派やゴッホの絵にも頻繁に描かれている糸杉
bosquet nord
bosquet sud
パリ北西のセーヌ川に浮かぶジャット島。１９世紀、印象派の画家達が、好んでこの島で絵を描いた。対岸の風景も変わり、島内の建物もモダンなビルが多くなっていても、木々の間を走る風や、柔らかい日差しは、当時と変わらない気がする、、、。モネ、ゴッホ、シスレー、などが描いたジャット島の絵は、世界に散らばり有名な美術館に、それぞれ保管されている。シスレーの描いた ジャット島の日曜日。は、特に有名。
そうです。この階段を汗をかきながら登りきると、白亜のサクレ、クール寺院が忽然と現れます。
寺院のすぐ脇の広場では、観光コースにもなっているようですが、大勢の画家さん達が、自分の絵を売ったり、似顔絵を描いたりと、昔から芸術家がアトリエを持ち、活動していた地域のなごりを残しています。
小高い丘の上に位置するサクレ、クール寺院の裏手にはぶどう畑があったり、地元の人がひっそりと日光浴をしていたり、人目を逃れて有名人がひっそりと居を構えていたりと、観光コースから少し離れた所にもパリの生活の息吹がひしひしと感じられます。
サクレクール寺院
モンマルトルの丘にあるぶどう畑
エジプト出身の歌手ダリダの胴像
１９世紀に画家のアトリエとして使われ、現在は美術館兼サロンになっている。当時は男装の貴婦人ジョルジュ、サンドやショパン、ドラクロアなどの芸術家が集い語らい作品を発表していた。中庭でゆったりお茶していると、一瞬パリの喧騒など忘れてしまう。
