★取材レポート★
何気ない「モノ」にレンズを向ける行為は、現代では特別なことではなくなりました。
日常生活の中で誰もが気軽に「モノ」を撮影できます。商業広告の世界では商品(モノ)を撮影することを、「ブツドリ(物撮り)」といいます。
この「ブツドリ」という言葉を「物」を「撮」るという行為として広く捉え、多角的に探る企画展が、滋賀県立美術館で開催中の「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」展です。
展覧会では、明治期の写真原版から現代アーティストの作品まで、200点以上の作品を通して「物を撮る」という行為の進化と表現をたどります。
文化財の記録写真や大正時代の叙情的な作品、さらには1920年代の新興写真やフォトモンタージュ、1930年代の前衛写真など、多様な視点が楽しめます。
時代が進むにつれて写真家たちは作品に即興性を加え、さらに皆で外に出かけて作品制作をするようになったことも興味深い変化です。
日本における初期の広告写真から、ポスターなどの広告にみられるグラフィック表現も紹介しています。
また、「写真を撮る」という行為そのものを問い直す作品は、鑑賞者に新たな視点を与えてくれます。
物撮りの多様な魅力を発見できる絶好の機会です。写真を愛するすべての人におすすめしたい展覧会です。
(本文中の写真は「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」の内覧会時に主催者の許可を得て撮影したものです。)
■BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現
会期:2025年1月18日(土)-3月23日(日)
※会期中に一部展示替えがあります
会場:滋賀県立美術館 展示室3(滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1)
休館日:毎週月曜日(ただし休日の場合には開館し、翌日火曜日休館)
開館時間:9:30-17:00(入場は16:30まで)
詳細:https://www.shigamuseum.jp/
■アートツリー出版社の投稿できる写真雑誌『PHOTOSAI』では投稿作品を募集しています。
株式会社アートツリー出版社
何気ない「モノ」にレンズを向ける行為は、現代では特別なことではなくなりました。
日常生活の中で誰もが気軽に「モノ」を撮影できます。商業広告の世界では商品(モノ)を撮影することを、「ブツドリ(物撮り)」といいます。
この「ブツドリ」という言葉を「物」を「撮」るという行為として広く捉え、多角的に探る企画展が、滋賀県立美術館で開催中の「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」展です。
展覧会では、明治期の写真原版から現代アーティストの作品まで、200点以上の作品を通して「物を撮る」という行為の進化と表現をたどります。
文化財の記録写真や大正時代の叙情的な作品、さらには1920年代の新興写真やフォトモンタージュ、1930年代の前衛写真など、多様な視点が楽しめます。
時代が進むにつれて写真家たちは作品に即興性を加え、さらに皆で外に出かけて作品制作をするようになったことも興味深い変化です。
日本における初期の広告写真から、ポスターなどの広告にみられるグラフィック表現も紹介しています。
また、「写真を撮る」という行為そのものを問い直す作品は、鑑賞者に新たな視点を与えてくれます。
物撮りの多様な魅力を発見できる絶好の機会です。写真を愛するすべての人におすすめしたい展覧会です。
(本文中の写真は「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」の内覧会時に主催者の許可を得て撮影したものです。)
■BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現
会期:2025年1月18日(土)-3月23日(日)
※会期中に一部展示替えがあります
会場:滋賀県立美術館 展示室3(滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1)
休館日:毎週月曜日(ただし休日の場合には開館し、翌日火曜日休館)
開館時間:9:30-17:00(入場は16:30まで)
詳細:https://www.shigamuseum.jp/
■アートツリー出版社の投稿できる写真雑誌『PHOTOSAI』では投稿作品を募集しています。
株式会社アートツリー出版社
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