骨盤の治療ポイントである仙腸関節、いわゆるウエイトベアリングの損傷は大きく分けて2つあります。
① 非荷重症候群 (AS)
② 角加速度損傷 (PIT)
①非荷重症候群(AS)とは?
骨盤が前方回転して不安定になり、生理的な重力負荷がかからずに仙腸関節のネジがゆるんだままになり、しまらなくなったのが
非荷重(AS)です。
②角加速度損傷(PIT)とは?
後ろ向きに転んで尻もちをついたり、段や坂道の下りなどで繰り返しの衝撃が加わると、骨盤の坐骨部分から後方回転性のイン
パクト(外力)が入力されて、仙腸関節のネジのネジ山をねじ切った状態まで締まり切ってしまったのが角加速度損傷(PIT)
です。
※ 臨床的にこの二つが非常に重要であり、これを如何に発見して確実に処置できるかによって治療が奏功し、患者様の体は変化して
いきます。
又、これを放置していると、痛みやしびれなどだけではなく、内科系、婦人科系、泌尿器系、精神神経系などの多方面に大きく影
響して様々な疾病が続発して起こってくる事も日常ひんぱんにみられます。
ですから、自分は大丈夫と過信せずに、骨盤のチェックを受けてみてはいかがでしょうか是非一度
花粉や黄砂にPM2,5などでややこしい時期ですが、体調を崩さないよう無事にお過ごしくださいでは