ご多分にもれず、わが社中も初釜が開催される。私のところは、参加者は社中メンバーのみで、簡単な八寸が出て、先生のお点前での濃茶と、生徒の点てた薄茶をいただく。その後、仕出し弁当をいただきながらの宴会となる。
3回目を迎える初釜だが、今回なんと「正客」を命じられてしまった。
普段のお稽古でも、ろくに問答ができない私に何をいえと?
まあ、これを機会にちゃんと問答できるようにしなさいというメッセージと受け取って、がんばります、はい。
で、毎年のことだが何を着ていこうか悩ましい。
普通のお茶席であれば、ある程度のルールがあるのでそれに則ればよいのだが、初釜は例外事項が結構あるからややこしいのだ。
たとえば…
・お茶席では道具を引き立てる控えめな着物がふさわしいが、初釜は「晴れやかに」。
(わが社中では、先生から「華やかにしてきてね」という指令がある)
・通常の茶席ではしないほうがよい、「伊達襟」「刺繍半襟」などは、特別に許容範囲(?)。
(過去の社中の初釜例より)
・ただし「華やかに」といってもお茶席であるという前提は踏まえないとならないので、「訪問着、付け下げ、色無地が望ましい」とか「黒などはふさわしくない」「袋帯」とかいった暗黙条件がある。
加えて、個人的には昨年の初釜で着たものを続けては着たくない。もっというと、できれば秋に行われた五周年記念茶会で着た着物も避けたい。
加えて、他人とかぶるのも避けたい。不思議なことに、その年に重なる色といのがあって、昨年は水色だったのだ。
というわけで考えたのが、先日、同僚の結婚パーティーで着た紺の付け下げ。
手持ちで合いそうな袋帯を片っ端から合わせてみた。
1番目は、着付けの練習で着たことがある。その時の写真。
3番目は結婚パーティーのもの。ちょっと帯がカジュアルすぎるか?
4番目は一昨年の初釜で着た組み合わせ。好きなんだけど、写真が残っているから今回は避けたい。(その時の写真)
これを組み合わせて考えていたら、夫から「もっと華やかな方がいいんじゃない?」と言われた。確かにこれなら他人とかぶる心配はないが、ちょっと「初釜の晴れやかさ」とは違う気もする…。
で、五周年茶会で着た黄色の付け下げを、帯を変えてみてみた。
これまで青系やブロンズ色の帯を合わせていた着物に、初めて同系色を合わせてみた。
これはこれでやさしい感じで良いかな。
ただ…この着物、もっとも登板回数が多く、私の着物として人様の記憶に一番印象が残っているはず。「また…」と思われるのにもちょっと抵抗がある。いや、単なるミエなんですが。
うーーん。
今のところ、紺の付け下げの1番目か、黄色の方の2番目が最有力候補かな。
決戦は明日!
結果はこうご期待(笑)!!
(着物のことより、正客の振る舞いの心配しろよ←自分)
番外編。
飛び飛びに絞りの柄が入っている小紋。色無地に近いテイスト。初釜にはふさわしくないかと思うが、今後のお茶会着物の備忘として。
3回目を迎える初釜だが、今回なんと「正客」を命じられてしまった。
普段のお稽古でも、ろくに問答ができない私に何をいえと?
まあ、これを機会にちゃんと問答できるようにしなさいというメッセージと受け取って、がんばります、はい。
で、毎年のことだが何を着ていこうか悩ましい。
普通のお茶席であれば、ある程度のルールがあるのでそれに則ればよいのだが、初釜は例外事項が結構あるからややこしいのだ。
たとえば…
・お茶席では道具を引き立てる控えめな着物がふさわしいが、初釜は「晴れやかに」。
(わが社中では、先生から「華やかにしてきてね」という指令がある)
・通常の茶席ではしないほうがよい、「伊達襟」「刺繍半襟」などは、特別に許容範囲(?)。
(過去の社中の初釜例より)
・ただし「華やかに」といってもお茶席であるという前提は踏まえないとならないので、「訪問着、付け下げ、色無地が望ましい」とか「黒などはふさわしくない」「袋帯」とかいった暗黙条件がある。
加えて、個人的には昨年の初釜で着たものを続けては着たくない。もっというと、できれば秋に行われた五周年記念茶会で着た着物も避けたい。
加えて、他人とかぶるのも避けたい。不思議なことに、その年に重なる色といのがあって、昨年は水色だったのだ。
というわけで考えたのが、先日、同僚の結婚パーティーで着た紺の付け下げ。
手持ちで合いそうな袋帯を片っ端から合わせてみた。
1番目は、着付けの練習で着たことがある。その時の写真。
3番目は結婚パーティーのもの。ちょっと帯がカジュアルすぎるか?
4番目は一昨年の初釜で着た組み合わせ。好きなんだけど、写真が残っているから今回は避けたい。(その時の写真)
これを組み合わせて考えていたら、夫から「もっと華やかな方がいいんじゃない?」と言われた。確かにこれなら他人とかぶる心配はないが、ちょっと「初釜の晴れやかさ」とは違う気もする…。
で、五周年茶会で着た黄色の付け下げを、帯を変えてみてみた。
これまで青系やブロンズ色の帯を合わせていた着物に、初めて同系色を合わせてみた。
これはこれでやさしい感じで良いかな。
ただ…この着物、もっとも登板回数が多く、私の着物として人様の記憶に一番印象が残っているはず。「また…」と思われるのにもちょっと抵抗がある。いや、単なるミエなんですが。
うーーん。
今のところ、紺の付け下げの1番目か、黄色の方の2番目が最有力候補かな。
決戦は明日!
結果はこうご期待(笑)!!
(着物のことより、正客の振る舞いの心配しろよ←自分)
番外編。
飛び飛びに絞りの柄が入っている小紋。色無地に近いテイスト。初釜にはふさわしくないかと思うが、今後のお茶会着物の備忘として。
眼科医に頼み込んで、初釜に眼鏡で出席しなくて済むよう頼み込んだおかげで、何とかコンタクトにできました。柔らかものの着物に眼鏡って難しいもの。それは良かったのだけどね…。後悔ばかりですわ。
結局、黄色の付け下げに
結婚パーティーで締めた帯にしました。ただ、私としては、いろいろ釈然としない結果に…。またご報告します。
9日の今日は、初釜の正客を終えられてホッとしているところでしょう…。
無事に済みましたか?
はてさて、どの御召し物のなさったのでしょう???
写真投稿&記事を楽しみにしているよ (*^^)v
目を御大事にね ♥
それにしても、その年の「流行りの色」があるなんて、面白いですね。今回はいかがでしたか?