江戸小紋を買って、お財布の中はすっからかんのワタクシ。
そんな時だからこそ、あちこちからご案内をいただいた展示会に出かけてみた。
中途半端にお金を持っていると使ってしまう危険があるが、これだけお財布が空っぽだと、使う余地がないのでかえって安心なのだ(苦笑)。
当然ながら何も買わ(え?)なかったが、記憶に残ったものだけメモ。
▼銀座きものギャラリー泰三
開店満10年記念特別展」
2月10日(木)~20日(日)
ときどき、コメントいただく萬代屋さんに紹介いただいたこちらのお店。
もとは京都のメーカーの、東京におけるアンテナショップ。
社長の高橋さんは、ネットの可能性にも早くから目をつけられ、熱心にブログ等で発信されていて、お会いした時には、facebook活用についても熱く語られていました。
こちらで目を引いたのは、水色地に松葉模様の訪問着。柄は松葉文様が繰り返されているだけで、非常にスッキリしているのだけれど、そこに刺繍が施されていて、重厚感がある。しゃれているなあ…。
こちらのお店、値札は全て仕立て代こみ。
反物の価格をみて、いちいち仕立てたらいくらになるだろうかと想像しなくてよいのはありがたい。(たまに仕立て代のことを忘れて、見積もっていただいた値段にびっくりすることもあるし(^^;))
訪問着は、「え?この値段でいいんですか?」というものもあったが(もちろん、品物は素晴らしいのに)、私の目を引いた松葉柄のものは、到底手の届く値段ではなかった。ここまで遠いと、すっぱりあきらめがつきますわ。っていうか、ほしがるなよ。自分!
染め帯も見せていただいたが、びっくりするほど緻密な線で文様が描かれた素敵なものがあったけれど、残念ながら、財布にも箪笥にも、君の付け入る隙はないのだよ。
良いものを見るという勉強に徹することができました…。
こちらは20日まで。
訪問着、付け下げなど、フォーマルものがほしい方はぜひ!
▼青山 ゑり華
日本の染織 名品・逸品百選
2月17日(木)~21日(月)
年に一回、社長が全国から集める一品を展示販売する好例の展示会。元値はさまざまながら、全て28万か38万円に価格を統一。元値が高いものを買えばお得じゃないか!と、思わず欲が出るような危険なセール。欲が出ても、振る袖がない私。初めて参加してみました。
会場に入ってみると、元を見れば100万円以上だったり、どこかで聞いたことのある人間国宝が作られたりした反物が、雑多にごろごろと並べられている。
その中から、自分の好みのものを探し出すのが、この会の醍醐味なのかもしれない。
今回、印象的だったのは牛首紬。パステルトーンに蒔糊が施されて、さながら春の風情。
実は、私はこの「蒔糊」という技法、あまり好きではなかったのだが、この牛首紬はなんとも幻想的な雰囲気を醸し出していて魅力的だった。地が光沢のある紬だからかな?
それから、人間国宝の北村武資氏の青の羅の帯地というのも見せてもらったのがが、緯糸に絡んだ経糸のラインが、遠目でみると綺麗な線を描いていて、きれい~。やっぱり迫力あるなあ…。
今すぐに作ってみたいなあと思ったのは、生成りのしょうざん紬に細く唐草模様を描いたもの。生成りの単衣がほしかったのよ。
でも、今年は断念する。するったらする!!
▼染の小道
こちらは、落合の街を、街の特産の「染めもの」で埋め尽くしちゃおうというイベントで、物販中心ではないから参加は気安い。
ちょうど今度の土曜日に染色教室があるので、その帰りにうろついてこようと考えている。
良いものを見るのはやっぱり楽しい。
どんなところにこだわって作られているのか、同じ紬といっても、どういう特性があるのか。やっぱり目で見て触って確認できるのはありがたい。
そして、空っぽのお財布とは裏腹に、好みの中には物欲を貯め込んだわけである。
そんな時だからこそ、あちこちからご案内をいただいた展示会に出かけてみた。
中途半端にお金を持っていると使ってしまう危険があるが、これだけお財布が空っぽだと、使う余地がないのでかえって安心なのだ(苦笑)。
当然ながら何も買わ(え?)なかったが、記憶に残ったものだけメモ。
▼銀座きものギャラリー泰三
開店満10年記念特別展」
2月10日(木)~20日(日)
ときどき、コメントいただく萬代屋さんに紹介いただいたこちらのお店。
もとは京都のメーカーの、東京におけるアンテナショップ。
社長の高橋さんは、ネットの可能性にも早くから目をつけられ、熱心にブログ等で発信されていて、お会いした時には、facebook活用についても熱く語られていました。
こちらで目を引いたのは、水色地に松葉模様の訪問着。柄は松葉文様が繰り返されているだけで、非常にスッキリしているのだけれど、そこに刺繍が施されていて、重厚感がある。しゃれているなあ…。
こちらのお店、値札は全て仕立て代こみ。
反物の価格をみて、いちいち仕立てたらいくらになるだろうかと想像しなくてよいのはありがたい。(たまに仕立て代のことを忘れて、見積もっていただいた値段にびっくりすることもあるし(^^;))
訪問着は、「え?この値段でいいんですか?」というものもあったが(もちろん、品物は素晴らしいのに)、私の目を引いた松葉柄のものは、到底手の届く値段ではなかった。ここまで遠いと、すっぱりあきらめがつきますわ。っていうか、ほしがるなよ。自分!
染め帯も見せていただいたが、びっくりするほど緻密な線で文様が描かれた素敵なものがあったけれど、残念ながら、財布にも箪笥にも、君の付け入る隙はないのだよ。
良いものを見るという勉強に徹することができました…。
こちらは20日まで。
訪問着、付け下げなど、フォーマルものがほしい方はぜひ!
▼青山 ゑり華
日本の染織 名品・逸品百選
2月17日(木)~21日(月)
年に一回、社長が全国から集める一品を展示販売する好例の展示会。元値はさまざまながら、全て28万か38万円に価格を統一。元値が高いものを買えばお得じゃないか!と、思わず欲が出るような危険なセール。欲が出ても、振る袖がない私。初めて参加してみました。
会場に入ってみると、元を見れば100万円以上だったり、どこかで聞いたことのある人間国宝が作られたりした反物が、雑多にごろごろと並べられている。
その中から、自分の好みのものを探し出すのが、この会の醍醐味なのかもしれない。
今回、印象的だったのは牛首紬。パステルトーンに蒔糊が施されて、さながら春の風情。
実は、私はこの「蒔糊」という技法、あまり好きではなかったのだが、この牛首紬はなんとも幻想的な雰囲気を醸し出していて魅力的だった。地が光沢のある紬だからかな?
それから、人間国宝の北村武資氏の青の羅の帯地というのも見せてもらったのがが、緯糸に絡んだ経糸のラインが、遠目でみると綺麗な線を描いていて、きれい~。やっぱり迫力あるなあ…。
今すぐに作ってみたいなあと思ったのは、生成りのしょうざん紬に細く唐草模様を描いたもの。生成りの単衣がほしかったのよ。
でも、今年は断念する。するったらする!!
▼染の小道
こちらは、落合の街を、街の特産の「染めもの」で埋め尽くしちゃおうというイベントで、物販中心ではないから参加は気安い。
ちょうど今度の土曜日に染色教室があるので、その帰りにうろついてこようと考えている。
良いものを見るのはやっぱり楽しい。
どんなところにこだわって作られているのか、同じ紬といっても、どういう特性があるのか。やっぱり目で見て触って確認できるのはありがたい。
そして、空っぽのお財布とは裏腹に、好みの中には物欲を貯め込んだわけである。
京都のはんなりした染のお着物もいいですよね。
きっとこの週末なら欲しいものは売れちゃってるよね~と
踏んでおります。売れちゃっててほしい(笑)
今年は、染織についてもっと勉強したいと思っているので、危険も顧みず、いろいろと回ろうと思っています。鉄のような意志がほしい…。
泰三さんの所、行かれたんですね。私は1年前ぐらいにこちらのお店を知り、やっと社長にお会いしました。私のようにリサイクル中心の適当着付け人間にとっては、ちょっと怖い方でございます(笑)。