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今年最後にして61回目の着物着用の場は、クリスマス茶会となった。
着物1年目の昨年は41回着用で、実質3月からスタートだったから月平均にすると約4回。今年は月ベースで1回程度増えた計算になる。お茶を始めてお稽古に着物を着るようにしたことも、着用がコンスタントに稼げた大きな要因だ。しかし、毎回のように着付けには悩む。いまだに衿が緩むし、帯もお太鼓がたれてくる。自分で体にあわせて着るというのはなんと悩ましいことか!
それはともかく、今年最期の着物は、今年春に青山の「ちぇらうなぼるた」で購入した卵色地に南天柄の小紋に先月「銀座あおき」で買った動物柄の帯。お太鼓は象が中心になっているが、前部分とお太鼓の上の部分にペアの鹿がおり、みようによってはトナカイに見えないかな、ということでクリスマスシーズンに着用してみた。
実はこの南天柄着物は、お茶会の苦い体験から買ったものだ。
「檀ふみのお茶会始め」という本に、「無地の着物は危ない・・・(中略)「できる」と美しい誤解をされて、お正客の席を押し付けられてしまうかもしれません。・・・(中略)このごろの私は、一見無地、でも良く見ると小花がちらほらと飛んでいるような、そんな小紋を選ぶことにしています。」とある。
まさにそんな体験をしたのが昨年の私。友人の教室が協力した港区主催のお茶会で、さんざん悩んだ挙句、数少ない柔らかものの中から、色無地ではないが江戸小紋を着ていった私。お茶を初めて数ヶ月だったのに、なんと正客席に座らされてしまったのだ。紋がないのでカジュアルダウンしたつもりだったのに、三役の極鮫小紋だったからか・・・。
その体験から、しばらく私は「お茶席で失礼にならない程度に素人に見える着物を見つける」という難題で頭がいっぱいになってしまっていた。それまでは紬やお召しなどの固もの好みだったのに、柔らかモノをやたらと探すようになった。そんなときに出会ったのが、今回着た着物。あいにくと、その後、大寄せのお茶会に参加する機会もなく、着用機会がないまま。たとえお茶会の機会があったとしても、南天柄というのは季節も選ぶんですよねえ・・・。厳密には年末年始にしか着られない・・・。今回、デビューとなったこの着物、ほどよくお茶素人に見えるでしょうか?
着物1年目の昨年は41回着用で、実質3月からスタートだったから月平均にすると約4回。今年は月ベースで1回程度増えた計算になる。お茶を始めてお稽古に着物を着るようにしたことも、着用がコンスタントに稼げた大きな要因だ。しかし、毎回のように着付けには悩む。いまだに衿が緩むし、帯もお太鼓がたれてくる。自分で体にあわせて着るというのはなんと悩ましいことか!
それはともかく、今年最期の着物は、今年春に青山の「ちぇらうなぼるた」で購入した卵色地に南天柄の小紋に先月「銀座あおき」で買った動物柄の帯。お太鼓は象が中心になっているが、前部分とお太鼓の上の部分にペアの鹿がおり、みようによってはトナカイに見えないかな、ということでクリスマスシーズンに着用してみた。
実はこの南天柄着物は、お茶会の苦い体験から買ったものだ。
「檀ふみのお茶会始め」という本に、「無地の着物は危ない・・・(中略)「できる」と美しい誤解をされて、お正客の席を押し付けられてしまうかもしれません。・・・(中略)このごろの私は、一見無地、でも良く見ると小花がちらほらと飛んでいるような、そんな小紋を選ぶことにしています。」とある。
まさにそんな体験をしたのが昨年の私。友人の教室が協力した港区主催のお茶会で、さんざん悩んだ挙句、数少ない柔らかものの中から、色無地ではないが江戸小紋を着ていった私。お茶を初めて数ヶ月だったのに、なんと正客席に座らされてしまったのだ。紋がないのでカジュアルダウンしたつもりだったのに、三役の極鮫小紋だったからか・・・。
その体験から、しばらく私は「お茶席で失礼にならない程度に素人に見える着物を見つける」という難題で頭がいっぱいになってしまっていた。それまでは紬やお召しなどの固もの好みだったのに、柔らかモノをやたらと探すようになった。そんなときに出会ったのが、今回着た着物。あいにくと、その後、大寄せのお茶会に参加する機会もなく、着用機会がないまま。たとえお茶会の機会があったとしても、南天柄というのは季節も選ぶんですよねえ・・・。厳密には年末年始にしか着られない・・・。今回、デビューとなったこの着物、ほどよくお茶素人に見えるでしょうか?