2022/7/2(土) 晴
今日の最高気温予報は37°猛暑日予報日ではあるが中3日自転車に乗っていないので熱中症に気を使いながらではあるが、午前9時から出発時の気温30°の中ポタリングに出る。
目的地を南区御幸西4の熊本市指定文化財「明治天皇御幸野立所」と松橋町の宇城市指定文化財「山伏塚」、宇土市神合町の「古代ハス園」とする。
流通団地通りを南に走り国道東バイパスを横断する。次に御幸西交差点を右折して、御幸西4丁目の路地を右折すると左側に公園がある。
その中央に「駐蹕之所」と刻まれた巨石の碑(写真1参照)が見える。ここが熊本市指定史跡「明治天皇御幸御立所」であるという。
「御立所」を後にして、宇城市松橋町前田の市指定史跡「山伏塚」に移動する。
この「山伏塚」探訪は3回目のチャレンジ、前2回は辿り着けていない。目印と考えていた2本の榎が見えない。下調べで見たブログ(くまもと自転車紀行)に「(左)大塚古墳(右)熊野権現宮」の標識があったのを思い出し、再度、大塚古墳に戻りそれらしい風景を松橋神社方向に探しながら移動する。すると、マンション駐車場奥に「山伏塚」(写真2参照)の標識が見えた。木は全て伐採されている。
墓正面は西側(写真3参照)のようである。「貞八・甚八」の名が見える。この墓の被葬者か建立者と思うが、明確には分からない。
墓の四面に文字が刻んであるが、私でも読めそうな右側面と裏面(写真4・5参照)を撮ってきた。裏面には、「瓶物連中」とある。同業者組合で被葬者の祭祀をおこなったのか?
説明文(写真6参照)には、「墓石の中心にある墳墓が下田伊予守惟勝の墓と伝えられる。下田伊予守惟勝は、松橋焼の始祖と言い今の字瓶屋付近に窯を設けて、陶器を焼き里人に教授していたと言われ、一説には松橋熊野権現宮を勧請したともつたえられる。」とある。
山伏塚を後にして、宇土市神合の古代ハスに移動する。
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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