新作エピソード「フェルゼン編」では、スウェーデンの首都ストックホルムにある、別名「北のヴェルサイユ」とも呼ばれるドロットニングホルム城が描かれている。フランス革命後、帰国したフェルゼンはここで、国王グスタフ4世から、オーストリア大使としてウィーンに赴くよう任命される。1991年、この城は世界遺産に登録された。2012年夏、私はこの城を訪れた。
新作エピソードで描かれたのが、この絵。この城はローベン島にある夏の離宮。
この絵の建物を写真で撮った。こんな感じになる。この城へはストックホルム市内から、観光船で来ることもできる。(私は路線バスで出かけた。)
お城を守る軍人さん。青い軍服がいかにもスウェーデンっぽい。
こちらは、この城にゆかりのある人たち。
場内に通じる門。
グスタフ3世が暗殺された劇場。当時としては廻り舞台を完備した豪華な劇場だった。
庭園に通じる門。
お城の庭。「北のベルサイユ」と呼ばれる理由が分かる。北欧の空は、夏でもこんな感じ。
もう少し滞在期間があったら、フェルゼン邸を探し出してみたかった。フェルゼン邸は現在、一般公開しているのだろうか?
そしてサンボさまから、次の新作エピソードについて情報を頂きました。マーガレット編集部のブログからです。(以下コピペ)
さらに、速報!
待望の最新作「エピソード6」は
2015年春 マーガレットに掲載になります!!
オスカル出生の秘密が、過去最大のボリュームで描かれます!
詳細は、マーガレット本誌&HPでお知らせしていくので、
チェックしてくださいねっ!!
オスカルとアンドレはもう新作エピソードの主人公にはならないだろうと思っていたので、この発表はとても意外だった。今後はジャルジェ夫妻やロザリーのエピソードが、描かれるのではないかと考えていた。オスカルのことは新作エピソードでは封印されるのでは---と。けれど前回の新作エピソード5「ジェローデル編 後編」では、執筆当時と同じくらい華麗なタッチでオスカルを描いており、かつてのオスカルの復活にとても感動した。いったいオスカルの出生にどんな秘密が隠されているのか?
ゼクシィ別冊、「居酒屋のばら」、そしてエピソード6---まだまだ楽しい話題は途切れることがない。
読んでいただき、ありがとうございます。
春先、憂鬱な季節乗り越えられそうです。
トークショーの時、池田先生は何か長編を描いてるとかで、肩は痛いわ、指は痛いわ、老眼の為、すごく目を近づけて描かなくてならないわ、大変なのよ。とおっしゃっていました。それでも、痛くなった指が左手良かったとか、前向きに考えるの、ととてもポジティブな姿勢に見習わなくては、と思いました。それでも、苦労して産み出して描いて下さったわが子のような作品を私もありがたく読まなくては、とおもったとろです。
「ベルばら」もさることながら、私は一人の女性、人間として池田先生を尊敬しています。もちろん、先生も若い時はスキャンダル沙汰を起こしています。けれどどこの世界にまったく過ちを犯さず、生き抜ける人がいるでしょうか?「夢にも締め切りがある」と悟ってから、47歳で音大受験を志し見事合格。その熱意と努力にも頭が下がります。最高期のような、華麗な画風を望むのは失礼でしょう。けれど今もなお、創作意欲を失わず、新作を世に送り続けているその姿に、感謝するばかりです。今度のゼクシィの別冊付録も、体の痛みに耐えながら、必死で描いてくださったことを忘れずに、読ませていただこうと思います。