今回は自作PCネタです。
今日はパソコンショップに行く用事があったので、
ついでにストックが切れてしまった熱伝導グリスを購入してきました。
いろんなグリスが置いてありましたが、
量と価格でパフォーマンスがよさそうな中から
熱伝導スペックもよさそうな
COOL SILVER 3.5を 購入しました。
シルバーグリスは2種類目の購入になり、
今まではSTARS-801を使っていましたが、
PS3清掃メンテナンス時、使い切ったままになっていました。
ちなみにスペックは
今まで使っていた物は
STARS-801(以降801)
容量:1.5g
熱伝導率:8.5W/mk
購入価格:確か800円弱で買っています
シルバー含有量:10%
今回買ってみたのは、
COOL SILVER3.5(以降CS-3.5)
型番:WW-CS3.5
容量:3.5g
熱伝導率:12W/mk(ずいぶん高いけど本当だろうか?!)
非導電性の謳い文句有り
シルバー含有量:90%以上
Made in USA
購入価格:OAナガシマにて税込み1316円 (ポイント5%=61円分付き)
どちらも、販売元はワイドワークです。
せっかく買ったのだし、
熱伝導スペックと銀含有量の違いは出るのか気になり、
塗りなおしの必要はないですが、塗り直してテストしてみました。(^^;
簡単なスペックは
CPU:Intel Core i5-4690 定格稼動
クーラー:サイズ製簡易水冷アプサラス3 120(ラジエータは後方排気部分に取り付け。)
ラジエーター冷却ファン:サイズ製T.B.VEGAS QUAD UCTVQ12P
テスト時はMBのPWM制御OFFのフルスピード(1600rpm)です。
室温:20.8~21.4℃ 湿度:51%
ケース:LIANLI チャレンジャー7
ちなみに塗りなおし前のグリス(STARS-801)はおよそ3ヶ月たっています。
塗り方は綿棒に米粒2個弱分位取り、CPU側にうっすら塗り付けです。
あまり一般的ではない塗り方かもしれませんが、最近自分はこの方法です。
801も固めでしたが、さらに硬いです。
OCCTにて測定してみました。
グラフは各々2回目に測定した数値です。
家の環境では一番温度が高く出るコア1温度での比較です。
まずSTARS-801から、
アイドリングで32℃近辺で
ピークが69℃といった感じです。
定格ですしまったく問題ないです。
ちなみに塗りなおしの際、
まだ塗って3ヶ月程度という事もあり、
グリスはまだしっとりしていました。
アルコールで綺麗にしてから
次に新しく買ったCS3.5に塗りなおし
アイドリングで29℃
ピークで63℃といった感じです。
アイドリングで3℃
ピークで6℃下がりました。
元も一応シルバーグリスだったので、
正直ここまで下がるとは予想していなかったのでびっくりです。
念のため、グリスの塗り方、アプサラス3の枕の付け方は極力同じ方法でやっていますが、
塗り立てと3ヵ月使用後と言う条件の違いは有ると思います。
直接性能には結びつかないので、完全に自己満足の世界ですが、
なかなか良いグリスに出会えた気がします。
オーバークロッカーの人にも進められそうです。
ただ良いグリスを見つけると、他の物も塗りなおしておきたくなってしまう…
PS3にノートパソコン、セカンドマシン、グラフィックボード…
暇が取れたらやろうと思います。