アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

クラッシックギター、独学中その8

2024-07-11 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 前回の投稿から3週間とちょっと経ちますが、写真の教本の基礎編、最後の練習曲26で大苦戦。

 二声の押弦がうまくできず。音がブレたり、弾いた弦が押弦している指に触れたり。

 この練習曲26での左手の先押さえと空中待機の問題は、昨日、どこに原因がありどうしたらいいのか、ようやく解決。

 この分だと今月いっぱいかかって、ようやく弾けるようになるんじゃないかと(大体なら弾けるんですけど、途中どうしてもつっかえてしまう)。

 ゆっくりでいいからちゃんと弾けるようになりたい。

 ああ、さすがに基礎編のラスボスだけあって、あっさりとクリアできず。考えが甘かった。

 まあね、ここでちゃんと練習しておかないと、どうせ後で困ることは目に見えているので、じっくり取り組むしかないわけで、そうやって自分で自分を慰めて真面目にやってます。


 付)ホントにいつまでかかることやら。


 注)練習曲26を終えたら基礎編終了で初級編に入りますが、その前に予定通り、アルペジオの練習をするつもりです。


 蛇足)ここまで時間がかかっているのは、将棋で、どうして私は居飛車が下手なのか、の考察に時間を取られたせいもあり(ただしこの問題は解決したんですが)、その間ギターの練習時間が少なかったのは事実(とはいえ毎日練習してたんですけどね)。

 絵画制作、将棋、クラッシックギター、どれかに比重がかかってしまうと、他にかける時間が減ってしまう。だからもうその都度調整していくしかないかなと。

 その都度調整していくというのは、例えば今なら将棋に時間を取られたので、これからは絵画とギターに時間をかける、という風にしていくしかないです。

将棋道場通いその18.5

2024-06-27 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道

 今月23日の日曜に行くはずが、午前中の雨で行く気をなくし、といっても午前11時には止んだのだけれど、それっきり。午後は自分の部屋で午睡してしまい、終了。

 まあ確かに雨だと来客数が少ないので、対戦カードが組まれづらくなりがち。とはいえ止んだんだから、行くべきでした。


 これじゃあ、対局数不足で、なかなかポカが治らないよ。隔週で月2回のつもりが、月1回になりがち。

 とはいえ、ささやかながら、手持ちの任天堂スイッチの将棋ソフト「銀星将棋」を使っての、相居飛車対戦や序盤学習の効果は見込めそうなので、それが救いか。

 どうもこの分だと、例の新宿詣で(ディスクユニオンでCDを買う)のときには確実に将棋道場へ行くとして、それ以外にもう一回行くのが実現しづらい状況が続きそう。

 おそらく今月も1回だけで終わるでしょう(月末30日に行けばいいんですけどね)。


 一生懸命、相居飛車の定跡を自分なりにお勉強しているんだけど、やっぱり大変ですね。

 あれもこれもやらないといけないし、あちこち気になって、枝葉末節ばかり。それもこれも自分の実力のなさだからどうにもならず、こつこつ続けていくしかないです。

 なるべく理詰めで考えようとしてますが、相居飛車の感覚が身についてないので、厳しいです。序盤から中盤にかけて、その局面でどう考えたらいいのか、どう指したらいいのか、すぐに判断できないという。

 これが振り飛車だったら、割とすぐに思いつくんですけどね。居飛車だとなかなか。


 少なくとも毎月1回は確実に道場へ行っているので、その貴重な機会を大切にしていきたいと思ってます(加えてあと1回、月2回は行くようにせねば)。


 付)「絵画制作記」の予定でしたが、変更しました。

 注)将棋道場へ行くだけでは、外出の動機として弱いというなら、他の用事もつけ足しますかね(ちょっとした買い物、例えば掃除機の紙パックとかボールペンの替え芯とか)。

 それなら出かける気になるんじゃないかと。何か気乗りしない自分がいるんですよね、多分、居飛車定跡に関してあれこれ気になっているせいじゃないかと。もやもやした状態で指したくないという感じ。あやふやで指すのが嫌なのかも。

 蛇足)でもしょうがないじゃん、それは承知のはず。道場通いしつつ、その辺を改善していくしかないわけで。
 
 



藤井聡太の強さとは

2024-06-24 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 将棋の八大タイトル全てを独占した棋士、藤井聡太ですが、その強さについて、誰も簡単に言ってくれない。

 そこで私が簡単に言います。一言で言えば「手早くて簡潔」。

 月刊誌「将棋世界」掲載の彼の棋譜を並べてみて「彼は無駄な手を指さない、彼の将棋は、すきっと、まとまっいている」と感じました。

 料理人に例えると、彼は食材に無駄な包丁は入れない。包丁捌きが華麗とかいうんでなく、必要最低限しか包丁を入れない、そんな印象です。


 だから、あれだけ強いのに、谷川浩司十七世名人のような「光速の寄せ」とかいう異名がつかない。

 要するに、彼の将棋は手早いんですよ、さっさっ、ぱっぱと相手を片づけてしまう。無駄がない。

 切れ味鋭いとか、腰が重いとか、そういう将棋じゃないです、簡潔なんです。

 そのためには終盤が強くないといけませんし、対局中、集中してよく考えないといけません。もちろん彼にはそれができています。

 七冠制覇した羽生善治の場合は、とにかく手を捻り出す。自分がどんな不利な局面でも、何とか手にしようとする、そこが凄い。それを人は「羽生マジック」と言ったわけです。


 いつか藤井聡太にも何かしら異名がつくと思いますが、「手早く簡潔な」彼の将棋をうまく表現する言葉を見つけるのは、ちょっと大変そうです。

クラッシックギター、独学中その7(新計画策定)

2024-06-17 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 只今、写真の教本の、練習曲24をやってます。続けて練習曲25、26があり、これらが終われば第一部基礎編を終了したことになります。

 練習23がアルペジオの練習で、これはなかなか難しいので、ちゃんとは取り組まなかったので、練習曲26が終わった段階で再び取り組みたいと思ってます(そのときにまた投稿します)。

 さて、前回の記事で、この第一部基礎編を2年かけてやるという計画でしたが、3月からゆっくり始めて、4月、5月、6月、只今途中ですが、どう考えても来月末までには終わるので、7月で終わったとして、5ヶ月で完遂できたことになります。

 2年かけてというのは、私が55歳になるという、そこで一区切りにしようという、その程度の意味ですが、幸いこんなに早く計画完遂できたので(って正確にはまだですが)、ここで新たな目標設定が必要になります。


 この間、この教本をつぶさに見てみたら、第一部基礎編がアルペジオ、第二部初級編がセーハ、第三部中級編がセーハ以外の奏法、第四部上級編が総まとめとしていろんな奏法の曲を弾くという構成になってます(もちろん各編とも他にもいろいろとやることはあるんですが、眼目はそういうことになってます)。

 ということは第二部まで習得できれば、一通りの奏法を覚え、どんな曲にも取り組めるようになる、ということになります。


 そこで新たに、この教本の第二部中級編までを今後2年間で習得する、という計画を立てました。

 しかしこれは実際にやってみないとわかりませんので、少なくとも第一部初級編を2年間で習得するというのを最低条件にします。

 焦らずゆっくりやっていきますので、いざ実際にやってみたら、第一部の途中までしか到達できなかった、というようなことは当然想定できますが、先に目標達成ありきではないので、あくまでひとつの指針、と言った程度です。


 もしこの青写真通り、2年間で第二部までやれたら文句なしですね。そうなりますかどうか。いずれにせよ、決して急ぎませんので、どうなるか、私にはさっぱりわかりません。

 そうそう、この時機に投稿したのは、2年前に一度独学が途切れたのが、ちょうど練習23を終えたときでした。そこでふっつり、自然消滅みたいに止めてしまいました。なので、そこを独学再開で突破したということで、投稿した次第。


 また独学ですので、その助けになっているのがこの2冊です。



 以前に買っておいたものですが、これから真価を発揮してくれるでしょう(当てにしてます)。

 左は私のあらゆる疑問に答えてくれますし、右はDVDつきなので心強い。だから独学でも何とかなると思っています。


 とにかく今は楽しいです。大変ですが、頑張ります。


 蛇足)頑張るってよりは、踏ん張ってる、って感じですが。

 付)とにかくあと2年間、やり切ります、やり通します。

 注)ネットで調べたら、現代ギター社本社一階が店舗になっているみたいで、そこでギターや弦、道具、そして楽譜も売っている。欲しい楽譜が出てきましたの。これを弾きたい。弾けるようになりたい。一度覘いてみようかなと。

将棋道場通いその18

2024-06-13 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 今月9日に無事に千駄ヶ谷の将棋会館道場へ行けました。これで4回目。

 今回は道場の帰りに新宿へ寄り、ディスクユニオンでCDを買いました。

 いつもは先にCD買ってから道場へ行くんですが、それだとその分早く家を出ないといけないし、確かにその分早く帰宅もできるんですが(翌日はアルバイトなので疲れないように早めに帰宅するという狙いではあったものの)、味気ないというか、せっかく出かけたのに、そそくさと帰るだけ、みたいな感じで、ちょっと悲しくもあり、せっかくの外出を満喫したいというか、外出気分を味わいたいというか、そんな心境でしたの。

 でどうだったかというと、なかなか良好でした。道場を17時頃に出て、千駄ヶ谷から新宿へ移動。そこからディスクユニオンへ寄ったんですが、20時閉店ということもあり、店内に客も少なく、ゆっくり探すことができました。

 確かにその分帰宅は遅くなり、20時頃の帰宅でしたが、これはこれでちょうどいいかなと。すぐに入浴、夕食、即就寝すれば、十分に睡眠時間が取れ、翌日のアルバイトもいつも通りで大丈夫でした。

 今後はこれで行きます。先に道場、帰りにCD、ということで。

 千駄ヶ谷の将棋会館道場へは13時頃に着きました。家を11時40分頃に出たんですが、もうちょっと早く出るのがいいですね。

 12時30分頃に着くのがいいので(トーナメントには参加しないので、トーナメントが少し進んで敗者が通常の対局に回ってくる頃だと、その分対戦待ち人数が増え、対戦カードが組まれやすくなる)、今後は11時20分頃に家を出るとしましょう。


 さて、それでは対局内容を。

 1局目(負け):対四段、先手番。相手は三間飛車から居玉のまま△3三金と上がってくる。相振り飛車に。普通に指せばいいものを、この相手の動きをとがめようと、序盤で変な駒組みをし、独り相撲で作戦負け。中盤で盛り返すも及ばす負け。

 2局目(負け):対参段、後手番。相手は中飛車、こちらは三間飛車の相振り飛車に。中盤でうっかりの致命的ミスで負け。

 3局目(勝ち):対弐段、後手番。横歩取りに。私が△3三角と上がったら、相手は▲5八玉の青野流に。ちゃんと勉強してなかったもんで、どうしよう。とりあえず△5二玉とし、あとはごまかして指すものの(局面を収めようとしたけれど)、私が不利になっていたはず(要は私の作戦負け)。ところが相手が飛車の引き場所を間違えるという致命的ミスで攻め合いに持ち込み、そのまま勝つ。

 4局目(負け):対四段、先手番。相懸かり模様から角換わりへ誘導し、棒銀に。事前に考えていた作戦を実行、功を奏し、終盤へ。歩切れだったものの、分厚く攻めればいいところをそうせず、またその直後に致命的ミスをしてしまい負け。ポカがなければたぶん勝っていたのでは。
 
 しかしこの将棋、負けはしたものの、収穫大。相居飛車の楽しさを知る。こうして毎回工夫するものなのかも。それにしても相居飛車の感覚、少しわかったのかも。流れ速すぎ。はあーっ、大変。

 5局目(勝ち):対弐段、後手番。私なりの序盤作戦で臨み、私は中飛車、相手は左美濃に。私の駒組みにやや無理があり、捌き合った時点でこちらが不利に。そのまま終盤へ突入。相手が寄せ損なっての逆転勝ち。

 6局目(勝ち):対初段、左香落ち。私は三間飛車、相手は左美濃に囲い、右四間に構える(ただし腰掛け銀でない)。相手の左美濃は▲8八玉型で、しかも角頭を守らないまま攻めてくる。私は歩を突き捨て、角頭を歩で叩き、角をどかしてから、こちらの角筋を通す形で銀を捌いて優勢に。そのまま勝つ。


 以上で、3勝3敗でした。

 おお! 今回、4回目の道場通いにして、相居飛車初勝利(やっとですな)。まさか横歩取りで青野流という最新型を相手に初勝利とは(あとで家でしっかり学習しました)。

 あと負けたものの、相居飛車、棒銀での対局の成果が大きかった。しかしそれにしても、左香落ちの相振り飛車が勝てません。これが課題ですが、とにかく普通に指せてないので、普通に指すと。左香がないことを意識しすぎ。もうわかったので、次からは大丈夫だと思います(少なくとも今までのような不様な負け方にはならないでしょう)。

 全体的に言えることは、相変わらず致命的ミス、ポカがあるものの、だいぶ治ってきた実感があります。これには自宅で実戦不足解消にと、任天堂スイッチの将棋ソフト「銀星将棋」を始めた影響が大きいのかも。

 だいぶ感覚が戻ってきました。次回が楽しみです。

 それと今回で千駄ヶ谷の将棋会館道場にようやく慣れてきました。何か今までは緊張しているというか、落ち着かなかったんですが、さほどでもなくなってきました。そういうのも大きそうです。


 付)次回は今月23日に行く予定です。

 注)まだ、何となくですが、手が読めてない、手が読めない感じがあります。ちょっと気になってます。

 蛇足)おやっ? 今回が3勝3敗? ということは

 初回は4勝2敗(ただし指し慣れた四間飛車中心での戦いでしたが)。2回目は1勝5敗、3回目は2勝4敗、そして今回、4回目は3勝3敗。

 気づけば通算で10勝12敗、だいぶ戻している。初回を除き、2回目からじりじりと勝ち星が上がっている(1勝、2勝、3勝)。

 面白いね、これ。尻上がりに調子が出ているということなのかも。

将棋道場通いその17.5

2024-05-28 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 一昨日の日曜、26日は、千駄ヶ谷の将棋会館道場へ行く日。

 ところが体調不良で行けず。

 朝起きてしばらくしてから、腹具合が悪くトイレへ。トイレを出ても、お腹がグルグル。午前11時頃にまたトイレへ。

 おそらくアルバイトの疲労蓄積と、ここんところの寒暖差の激しさが原因と思われる。まあ年よねえ、年。

 午前11時30分に決断し、泣く泣く千駄ヶ谷へ行くのを諦める。

 結局、午後1時にもトイレへ。一日ずっとこんな調子でした。お腹の調子が変。

 ご本人さん、がっくり。これじゃあ今月は1回しか行ってない。ボケ治し、将棋のポカはいつ治るのかしらん。治りが遅くなるのはやむなしか。

 とにかく来月、来月に行ってきます。


 付)まあしょうがないよね、こればっかりは。目元が疲れているのは、自分でも鏡を見なくてもわかる。ちゃんと寝てるんだけどねえ。

 注)ふてくされず、いつも通り、毎日こつこつ将棋の勉強をしていきますか。

 蛇足)それにしても行けなかったのは痛いです。隔週、月2回だけの、せっかくの機会なのに。

クラッシックギター、独学中その6(クラッシックギターの構え方)

2024-05-27 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 どこかで記事を入れようと思ってたんですが、ずるずると延びてしまい、今日になってしまいました。

 前回の記事で

 この2冊も参考にしながらと書きましたが、幸い、

 この教本を(この記事の見出し画像拡大再掲)

 順調に進められているので、上記の2冊の出番は今のところなさそうです(たまに見てたりしますけれど)。

 毎朝の40分に加え、休日に取れるなら3時間でも4時間でも、あるいはそれ以上の時間を充てています。


 実はこの教本の「第一部 基礎編」を2年間かけて習得するという壮大(?)な計画を立ててましたの、私。それぐらいの悲壮感、危機感を持っての再開、三度目の正直でした。

 もしそれがダメなら、つまり2年間で「第一部 基礎編」が難しそうなら、先程の2冊に切り替えるつもりでした。

 これは教室に通い始めたときに思ってたんですが、自分としてはこの基礎編で十分だなと。基礎編さえ無事にできれば、もうこれは御の字。

 この気持ちは今でも変わってません。この教本では基礎編の次に、初級編、中級編、上級編とあるんですが、とてもとても。そんなことはできなくてもいいです、っていう。

 基礎編さえ習得できれば、簡単な曲なら練習して弾けますので、それで十分。

 もちろん、人間には欲がありますので、基礎編を卒業できたら、はい、次、初級編ということになりますけれども。

 そしてもしやれるんだったら、どんどん進めて、この本一冊何とかしたいですよ、そりゃ。


 そんなつもりで地道に、こつこつ、急がずにやってます。納得するまで先には進まないと決めてますので、実にのんびりしたものです。

 再開して約2ヶ月経ち、現在は基礎編の練習16をやってます。どうやらこの分だと、年内には基礎編を終わらせられそうです。ひょっとしたら、もっと早いかもしれません。


 こうして再開してみて、つくづく思うのは、クラッシックギターって、構えるまでが大変なんですよ。

 つまりは椅子に座り、足台を使い、ちゃんとギターを膝に乗せられるか(弾いているときにぐらつかないか)、右腕の位置(ギター側面のどこに乗せるのか)、そして左親指の位置(フレット裏側のどこに当てるのか)。

 これらがちゃんと決まれば、あとは勝手に自分で練習できます。つまりギターを構えるという、この初歩の初歩を、手取り足取り、懇切丁寧に、教えるのが、本来の先生の仕事。ところが、これをちゃんとやらない、だからダメ。

 はっきり言って、私が先生できますね。大してどころか、ほとんど何も出来ない、弾けない私が。断言できます。

 身長や腕の長さ、手の大きさは人によって違いますから、個々人に合わせて、構え方を徹底的に細かく変えていくのが大切。そこさえ決まれば、もう卒業なんですよ。あとは好きにやりなさい、っていう。

 指を開く練習なんて不要ですよ、これは完全に科学的、人間工学的な問題なのであって、練習するもんじゃないですよ。ネックの高さと、それに合わせた、左手の角度、そして肩の上げ下げ、肘、つまり脇の開け閉め、こういったことで解決します。

 解決しますっていうか、そういうことをちゃんと弾ける人はもう無意識にやっているんですよね、だからそれを初心者には意識して教えないといけないんだけど、自分は弾けるもんだから、まさに無意識なもんだから、それに気づかない、教えられない。はっきり言って先生失格ですよ、こういう人たちは。

 そしてそういう人たちが先生やるもんだから、みんな挫折してやめていくという。当然ですよ、当たり前ですよ。だから私も苦労しました。

 こっちは膝に乗せたギターがぐらつくまま、右手はうまく動かないし、左手は指が開かない。全てが不安定で、不安なまま。挙げ句の果てに音符も覚えて、早くテンポ100で弾けるようにと言われる。自分が弾けるのと教えるのが上手なのは別。

 こうした人たちは忘れちゃってるんですよね。かの巨匠、イエペスは科学的に弾こうとした、合理的に、つまりできるだけ無理しない弾き方を追究したそうじゃないですか、ほら見たことか。



 もしクラッシックギター初心者で、ギターの構え方で困ってこの記事を読んでいる方がいたら、必ず足台を使い、膝に乗せたギターは、右肩の力を抜き、右腕の重み(抜いた右肩の力が右腕に伝わる)で押さえて、安定させること、ネックの高さは人それぞれで構いませんが、左親指は左人差し指ではなく、左中指と左薬指の間の反対側に置いてみること、脇を締めてみること、これらで改善、あるいは解決します。

 左手がうまく使えず困っているなら、一度わざとネックを低くして弾いてみて下さい。そうすると左肩の上げ下げ、脇の開け閉めを意識してしないと弾けないのがよくわかると思います。そして左手首をある程度前に出し、指板に対して左手のひらを平行にするのではなく、ある程度開かないと(斜めにしないと)弾けないことにも気づくでしょう。

 要するにギターは体全体を使って弾くものです(おそらくギターに限らず楽器全般に言えるはずです)。だからギターを弾いて音を出す度に、つまり一音、一音出す度に、実は、ごくわずか、微妙で気づかないときも往々にしてあるいでしょうが、手首や肘、肩は動いているのです。

 左手の押弦には古典的(オープン)と現代的(クローズ)がありますが、後者が誕生したのは、左親指を左人差し指の反対側にどうしても置きたい、置かないといけない、という考えからだと私は思ってます。必ずしも左人差し指の反対側である必要はありません。

 また左手の押弦は、ネックを高くすればするほど、左肩の落とす(左肩の力を抜く)ことになり、左肩の重みで行うことになります。これを省エネとか言う人もいます。

 これはネックを低くしても可能です。指で押さえるのではなく、弦を引く感じでしょうか。弦に指をぶら下げる、とでも言えばいいでしょうか。

 ということはクラッシックギターでは、右手でも左手でも、結局は、肩の力、抜いた肩の重みで、弾くということになります。これは究極的、理想的というわけではなく、これが本来です。本質的にそうなのです。



 話を戻しまして、前回の記事で「音符を忘れてます、いつか思い出すんじゃないかと」って書きましたが、ちょっと苦労しましたが無事に思い出しました。また「指が開かない」とか書いてましたが、上記の通り解決。

 そして前々回の記事で「ギターの構え方でなぜうまく構えられなかったのか、とてもここでは書けない恥ずかしい理由がありました」と書きましたが、これはわたしの勘違いでした。ここで言う構え方とは膝に乗せてぐらつかないようにすることですが、それも上記の通りで解決。


 それと肝心なことをひとつ。私は爪を伸ばしてません。職業上、それが難しいということもありますが、単に爪を伸ばすのが嫌。好きでない。不衛生とは言いませんが、そんなことに気を遣うのが嫌。なので私は爪でなく指で弾いてます。


 まだまだ初心者で初級者にもなってない身ですが、この2ヶ月ほどで随分、私のクラッシックギターの腕前(?)も成長しました。

 今進めている教本の練習23が終わったら、また記事にしたいと思ってます。


 付)クラッシックギター初心者のために書くべきことがまだまだありまして、それは初見演奏や譜読みなどについてなんですが、日を改めて。


 注)ネットにかなりの情報が落ちてます。しつこく検索して拾い上げていけば、手助けになってくれます。左親指の位置を中指と薬指の間にするというのは、自分で出した結論でしたが、似たような話がネットにありました。


 蛇足)繰り返しになりますが、ちゃんとギターを構えることができれば、あとは勝手にやればいいだけです(現に私がそう)。逆に言うと、そこに辿り着くまでが大変。

 私の場合、幸か不幸か、とんでもなく苦労したので、今やっている教本の難しさなんて、ギターをちゃんと構えられるようになった喜びに比べれば、たかが知れてます(って気分、気分はそうなんだけど、実際は、ひぃーひぃー言って練習してます)。

将棋道場通いその17

2024-05-16 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 12日の日曜に千駄ヶ谷の将棋会館道場へ行ってきました。これで3回目。

 11時30分過ぎに家を出て、12時40分過ぎに到着。

 お客さんの数が、やや少なかった気がしましたが、しばらくして気づくと、いっぱいに。

 ここのお客さんは大半が子供たちで(小学生と思われる)、それに混じって、中学生や大人たちがいます。大人たちが(私もその一人ですが)、歓迎されているのかどうか、内心疑っている私。

 マナー守って普通に指しているだけなので、大丈夫でしょう、たぶん。

 今回の結果は、2勝4敗。17時40分頃に引き上げて、18時40分過ぎに帰宅できました。

 まだ行く時間がはっきり決められなくて。正午に家を出て13時に着き、17時過ぎに引き上げるのがいいかなと。

 少なくとも出発時間を決めておかないと、家でもたもたして、結局行くのが面倒になりがち(実は今回もそう)。


 それでは対局内容を。

 1局目(負け):対参段、後手番。相手は三間飛車で、自分は向かい飛車にしようと思ったら、序盤のこの出だしで大失敗し、なんとか勝負形に持ち込むも負ける。当たり前。丁寧に指そうと思うなら、盤面をちゃんと見なさい。

 2局目(勝ち):対弐段、後手番。相手は四間飛車、こちらは三間飛車に。2局続けての相振り飛車。今度は相手が序盤で大失敗し、私が優勢に。ところが私の読み抜けで(っていか、ちゃんと手を読んでないし)、形勢を一気におかしくし、悪くなるも、相手に助けられ、勝つ。

 3局目(負け):対初段、左香落ち。相手は三間飛車、こちらは向かい飛車に。左香落ちの上手での相振り飛車、ちょっと困ってます。あまり左香がないことを意識しない方がいいのかも。端攻めできないこともないですし。相手に中央から攻められて負け。私の序盤の駒組みが変。

 4局目(負け):対参段、先手番。角換わりに。私は棒銀を選択。ちょっと不思議な指し方をされて、銀を後退することに。その後の攻めの構想がおかしく、負け。

 5局目(負け):対参段、後手番。相懸かりに。自分なりに考えておいた作戦に出るも、序盤の指し方が方針と違い、作戦負けし、やや無理気味の攻めをせざるを得ず、負け。

 6局目(勝ち):対四段、先手番。先手番で考えておいた、私なりの作戦が成功。
 この指し方だと、振り飛車になるか居飛車になるかはそのとき次第。できれば居飛車にしたかったのだけれど、あそこまで警戒されてしまっては、飛車を振るしかなく、四間飛車に。
 序盤で作戦勝ちし、そのまま優勢を拡大、攻めて勝つ。最後は、盤上で眠っていた角が好所へ飛び出し、そこで相手が投了。


 以上なんですが、勝った2局は相振り飛車と四間飛車。相居飛車は2局とも負け。これではダメじゃん。

 しかしながら負けた相居飛車2局の序盤の指し方は、前回に比べると圧倒的に改善(前回は悲惨でした)。そして勝った2局ともに、実力パワーアップ作戦(次の一手問題集を解く)の効果が出ました。今までの自分だったら、しなかった攻め方、寄せ方ができました。

 というわけで収穫は大きかったんですが、やっぱり手が読めてない。読み抜け、ボケが治らない。正直、困ったもんです(とはいえ多少はましになった感じですが)。

 まあ地道に棋力アップの努力をし、危機意識を持ちつつも、気長にボケが治るのを待つしかなさそうです。

 次回は26日に行く予定。その間に、喫緊の課題である、左香落ちの上手番対策を立てないと。


 蛇足)飛車を振れば、勝つんだよな(ぼやき)。

 付)前回が1勝5敗で、今回が2勝4敗。多少は、ましになっている感じでしょうか。

 注)ああ、とにかく相居飛車の感覚が欲しい。序盤もそうだし、中盤もそう。どういう方針で指すのか、ちょっと見えてません。
 尤も、ちょっとやそっとで身につくわけもないので(だって今まで振り飛車ばっかりだもの)、貴重な相居飛車の機会を大切にしつつ、番数をこなして早めに何とかしたいです。

将棋道場通いその16

2024-04-30 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 行ってきました、一昨日。

 自宅を午前10時30分頃に出たんですが、ゴールデンウィークとあって、電車が混んでる(西武新宿線)、新宿混んでる(先にディスクユニオンで中古CDを買ったの)、千駄ヶ谷混んでる(駅周辺ね)、で大変。

 そして将棋会館道場も混んでる。正午過ぎに着いたんですが、いくら営業開始が正午からとはいえ、入場するのにあんな行列するの? 

 私はすぐに並ばず、トイレへ行ったり、自販機で麦茶を買って飲んだりして、しばらくしてから入りましたの。

 私は土日祝開催のトーナメントには参加せず、しばし待っての対局開始となりました。

 さて今回がこの将棋会館道場2回目。いよいよ「振り飛車をできるだけ指さない、条件つきでしか指さない」作戦開始であります。

 で、結果は何と! 1勝5枚。夕方5時30分頃、道場を後にし、帰宅は夜6時15分頃。あまり遅くならず、ちょうどいい時間でした。

 帰るとき、千駄ヶ谷の駅ホームが大変な混雑に。何やら国立競技場で催し物があるらしく、すごいことに。道場に長居せずに帰ってきてよかったです。催し物の後と重なったら大事でなかなか電車に乗れなかったでしょう。


 さて、それでは対局内容をば。

 1局目(負け):対参段、先手番。相懸かりにし、▲2六飛からひねり飛車に。相手も浮き飛車にし、歩越し中央に構える。そこで私がダメ。ちゃんと▲5八玉とし、両脇に銀を揃えればいものを、なぜか無理に右へ囲おうとするもんだから、おかしいよ、玉型が。金銀が渋滞し、攻め込まれて負け。

 2局目(負け):対初段、左香落ち。ええっ!? 将棋リハビリ中の私なのに、駒落ちとは厳しい(って受付はそんなこと知らないよ)。左香落ちなんて、人生で初なんじゃないか。指し方、忘れちゃいました(とはいえ飛車を振るしかないんですけどね)。序盤で端攻め対応失敗し、劣勢に。以後辛抱し、ようやく好転するも、最終盤で玉が逃げればいいものを、受けてしまい、待ち駒され負け。お粗末。玉が逃げていれば勝ってました。

 3局目(勝ち):対初段、左香落ち。また同じ左香落ちとは! そりゃ2局目よりはちゃんと対応でき、最後は相手玉を金銀で左右から挟んで詰ます。それでも途中はだいぶ苦しかった。

 4局目(負け):対棋力不明者、先手番。先手番で対振り飛車を避ける、用意の作戦が功を奏し、作戦勝ちの優勢に。ところが、龍を自陣に引き上げて、自玉の整備をすればいいものの、そのまま攻めて(しかもその下手なこと、もともと無理気味じゃん)、負け。有利になったら局面を収めるのが鉄則だったはず。お粗末。

 5局目(負け):対四段。上記の作戦で序盤はうまくいくも、その後の指し方がちょっとよくわからず、居玉のまま浮き飛車で駒を捌きに行き、負け。居玉が祟る。お粗末。

 6局目(負け):対初段、左香落ち。三度の左香落ち。攻め込んだのはいいものの、あっさり入玉で指され、投了しました。そうか、入玉する手があったか。全く気づかず。


 という内容でした。全体的に指し手がちぐはぐですね。勝てる将棋を2番落としたのが痛かった。

 私なりの、先手番で対振り飛車を避ける作戦、これがちゃんと通用するとわかったのが大きな収穫でした。ですが事前に想定していた問題点も露呈。自玉をどこに囲うのか、その方針をはっきり決めてなかったため、その迷いが指し手に表れて、負けにつながってます。これについては、対策を立てましたので、大丈夫です。

 とにかく相居飛車を指し始めたので、それを素直に喜びたい。っても今、こうして振り返ってそう思うだけで、対局中は必死ですよ、本当に。

 相居飛車を早く指し慣れて、その感覚を身につけたいです。そうしたら自然と勝てるようになるでしょう。今のところ、これじゃあ参段どころか弐段しか実力ないですね。

 将棋リハビリ中なのに、指し慣れた振り飛車は極力封印とあっては、こんなもの。どんどん対局して(ただし、よく考えて、丁寧に)、場数を踏むしかないんですが、月2回しか通わないので、その貴重な機会を大事にしていきたいと思ってます。

 そんなわけですから、当面、勝ち負けにはこだわってません。勝つに越したことはないですが、とにかくよく考えて丁寧に指す、それが居飛車感覚を身につける、最善最短の道だと思ってます。


 さて何とか今月は2回行けました。もう来月ですが、もちろん月2回、隔週で日曜に通います。次回は5月12日の予定です。

 それと、今回は料金は1800円。ちなみにその月発行の「将棋世界」を持参すると、1回だけ料金が400円引きになります。前回はそれを利用しました。

 やっぱり1800円は痛い出費ですので、疲れるから3局指して帰るとか言ってましたが、撤回。最低でも5局は指すことにします。疲れたら、休憩挟んででも、指してきます。

 もっとも、早くリハビリを終えるためにも、対局数は多いに越したことはありませんが。楽観してたんだけど、リハビリ、時間がかかるのかもしれません。


 蛇足)こうも料金が高いと(今回払ってみて実感しましたの)、昼食、夕食の外食は無理ですね。家を出る前にしっかり食べ、道場からはまっすぐ帰宅し、家で夕食を取るしかないですね。

 付)いろいろと調べておく必要もありますね。公民館などでやっている、社会人サークルや同好会の類いも。そうしたところで将棋を指せば、費用は安く済みます。

 注)今のところは将棋会館道場へ通い、対局していくしかないですね。

将棋道場通いその15.5

2024-04-26 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 4月21日の日曜に、千駄ヶ谷の将棋会館道場へ行くはずがいけず(ええーっ!?)。

 そうなんですよ、家で午前中に、相横歩取り定跡のまとめを改めてルーズリーフに手書きで清書してたら、正午を過ぎてしまい、それから行こうと思えば行けたんですが、どうせだったら、全部この機会にまとめて済ませてしまえ、ということで、ずうーっと清書して終わらせましたの。

 よって行けずじまい(本人、ショック)。まあ、そのおかげで、これで全部まとめたんで、もうこれ以上、何をどうすることもないので、よかったっちゃ、よかったんですが(でもがっかり)。


 相横歩取り(それに至る過程の変化も含む、例えば△3三桂戦法など)について、このまとめたルーズリーフを見ればすぐにわかるので便利。あとはこれを基に、さらに自分なりに学習、研究していきますが、一気にやると大変なので、毎日こつこつ他の定跡学習と合わせてやっていきます。

 ふーっ、これで心残りはなくなったのですっきりしてます。ちなみに、これって手書きじゃないとダメなんですよ。昔ワープロソフトで、△8五飛戦法のまとめをしたことがあったんですが、全然頭に入らなかった。手書きしつつ、頭の中で考え、気になったら盤駒出して検討する、これが大事。

 本一冊買えばいいじゃん、っていう考え方はあるんですが、相横歩、全く興味がないので、もし買っちゃったら、大して読まずにそれっきり、ということになりかねない。それに以前、随分昔に買った相横歩取りの本もあるんで、これを参考に、手持ちの本で参考になりそうな箇所と合わせ、あとはパソコンで最新の変化を調べて、まとめ上げた次第。こうすることによって、よく頭に入りましたの。

 さあ、もうこれで、こうした定跡まとめをすることはないので(それにしても手こずったな、相横歩)、将棋道場へ通う障害はなくなりました。


 というわけで、今週末、4月28日に、千駄ヶ谷の将棋会館道場に行ってくる予定です(さすがに月2回は通わないと。できれば毎週行きたいくらいなんですが、いろいろ忙しくて、将棋だけにかまけているわけにはいかないもんで)。

 給与日直後なので、どうせだから新宿詣でして、ディスクユニオンでジャズとクラッシックの中古CDを買ってから千駄ヶ谷へ行きますかね。

 でもそれだと分厚いガイドブック2冊持ってかないといけないので、重たいし、ちょっと面倒だよなあ、荷物が。

 って、文句ばっかり言ってないで、行ってきなさい(ハイ、そういたしますです)。


 蛇足)好きな人は好きな相横歩、私は全く興味ありませんが、相居飛車を指すと決めた以上、避けては通れないので、泣く泣く学習している、せざるを得ないわけなんです。

 付)定跡学習、棋譜並べ、詰め将棋。こういったことを日課にしてます。それと抜本的なパワーアップ、本質的な棋力向上のため、次の一手問題集もやってます。これが身につけば、アマ五段になれると思っているんですが、なかなか。

 注)合わせて意識改革もしてます。自分の弱点はわかっているので(序盤が下手、攻めるの苦手など)、何ヶ条かにまとめて、それを念仏のように唱えて覚えるつもり(まだ草案しかありませんが)。自分だけの将棋格言を作ろうとしてます。