アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

将棋道場通いその15

2024-04-11 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 今月、4月7日の日曜に、予定通り、千駄ヶ谷の将棋会館道場へ行ってきました。

 令和2年3月1日の日曜以来、約4年振りの将棋道場通いとなります。これからは月2回、隔週で将棋道場通いを再開します。

 自宅を午前11時過ぎに出て、まっすぐ千駄ヶ谷へ行けばいいものを、電車の中で急に心変わりし、ついでの買い物を先に済ませてしまおうと、西武新宿駅で下車し、楽器店でクラッシックギターの弦、ディスクユニオンでCD、世界堂でF50号の仮縁(組み立て式の棒縁)を買ってから向かいました。


 着いたのは確か午後2時前後。千駄ヶ谷の将棋会館、昔のまんまですね。懐かしい。訪れるの、30数年振りじゃないのかなあ。

 さて受付で初めてだと告げると(大昔に2、3度来たことはあるんですけどね)、どれぐらいの棋力か聞かれるわけでして、持っていった新宿将棋センターの棋力証(四段)を提示。

 これを参考に、受付が対戦相手を決め、数局指し、ここでの私の棋力判定をしてもらいました。

 5局指し、4勝1敗で参段の認定。これで正式に将棋会館道場では、私は参段で指します(ちゃんと参段の棋力証をもらいました)。

 その後、参段で2局指し、計7局、5勝2敗の成績。夜6時30分に引き上げ、7時30分に帰宅。


 対局内容を簡単に報告。

 最初は棋力不明者としての対戦なので、全て振り駒で先後を決めます。

 1局目(勝ち):対1級、先手番。私の四間飛車に、右四間飛車。私は腰掛け銀にせず。

 2局目(勝ち):対初段、先手番。私の四間飛車(藤井システム)に、急戦。うまくお茶を濁す。

 3局目(勝ち):対参段、先手番。相振り飛車(私の向かい飛車に、三間飛車)。飛車交換の攻め合いに。

 4局目(負け):対四段、後手番。相振り飛車(私の三間飛車に、中飛車)。序盤で致命的なミス、取り返しつかず。

 5局目(勝ち):対参段、後手番。相振り飛車(私の向かい飛車に、三間飛車)。相手は攻めが切れ、投了。

 ここまで、5局指し、4勝1敗。参段に認定。

 6局目(勝ち):対参段、後手番。私の四間飛車に、変則船囲い持久戦。序盤で優勢に。中盤で相手が投了。

 7局目(負け):対弐段、後手番。私の四間飛車に、左美濃。中盤で致命的ミス。終盤追い上げるも足りず。


 以上ですが、正直、あまり内容が良くないです。やっぱり手が読めてない。だから負けた2局みたいなことが起こる。あれでは挽回できません。お粗末。

 今回は棋力判定をしてもらうため、新宿将棋センターの棋力証(四段)を提示した手前、不得手な居飛車を指し、あまり不様な結果になるというのはどうよ、ということで指し慣れた振り飛車で戦いました。

 また棋力判定には数局指さないといけないそうなので、3局で帰るわけにもいかず、また比較的短時間で終わった対局も多く、余力もあったので、7局も指せました。


 さて、この将棋会館道場の印象ですが、子供たちが多く、大人は少ないです。私だけだったんじゃないの? 50代なんて(子供の保護者を除いて)。

 また、そのせいでしょう、嫌味な常連客は皆無で、雰囲気も穏やかで、ぎすぎすしてなくて好感が持てます。これには、ほっとしました(たちの悪い客にはうんざりです)。

 これなら通いやすいかな。飲料の自販機もたくさんあるし、トイレもちゃんと掃除されてますし。それとちょっと贅沢なのが、対局で使う駒がプラスチックではなく、ちゃんとした彫り駒なこと。贅沢で、嬉しい気分。

 ただ、子供たちが中心で、あまり私のようなおじさんは歓迎されないのかも(受付は内心そう思ってたりして)。その辺、どうなのかなあと。まあこれについてはしばらく通っていればわかることだと思いますが。


 これで次回からは、いよいよ予定通り、相居飛車を狙って指します。そして3局指したら帰る方針ですが、今日みたいに疲れてないなら、多少対局数を増やしてもいいかなと思いました。

 隔週通うので、今月はあと1回、21日に行ってきます。

 帰るときに受付で聞いてみたんですが、やっぱり平日(月曜から金曜)は人が少ないみたいです。だから行くなら、土、日、祝日ですかね(私の場合は日曜になります)。

 また夕方5時に大半の客が帰ってしまったところをみると、できるだけ早く、開店直後に行くのがいいのかも。その方がより対局相手が決まりやすいはず。

 月2回で十分ですかね、将棋会館道場へは。淡々と通って、数局指して帰ってくる、そんな感じで。


 4年振りに将棋を指しましたが、思っていたよりも深刻ですね、私のボケっぷり。楽観的に考えていたんですが、吹き飛びました、随分と甘かったなあと。

 今後は継続して通いますので、いずれボケは治るでしょうが、今のところ事態は深刻なり。早期に何とかせねば。


 付)結果論ですが、今回は振り飛車を指して良かったです。まずは復帰に当たり、自分の指し慣れた戦法の状態を知っておくのは大事なことでした。

 注)突貫工事で習得した居飛車の定跡、次回行くまで2週間あるので、しっかり復習しておかねば。

 蛇足)千駄ヶ谷駅から将棋会館へ向かう途中に、ファーストフード店やコンビニ、喫茶店があるので、食事には困らないとわかり、安心しました。

クラッシックギター、独学中その5

2024-04-05 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 こつこつ毎日、クラッシックギターをやっております。全くの初心者ゆえ、振り出しに戻っての一から練習です。

 とりあえず毎朝40分ほど(アルバイトの日は出勤前になりますが)、まずはチューニングし、ギターを構えて音を出してというリハビリをしてましたが、そろそろ上記の写真の教本を始めようかと思ってます。

 前回紹介した下記の2冊

 も参考にしながらの本格的な再開になります。

 今のところ音符を忘れてますが、これもそのうち思い出すんじゃないかと。

 先月中は将棋に時間を割いてましたが、今月に入ってからはギターの方に力を入れてます。

 まあそれにしても指が動かないし、開かない。

 楽譜読めて簡単な曲が弾ければそれでよし。まずはそれを目標に頑張ります。
 

将棋道場通いその14.75

2024-03-30 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 来月、4月7日日曜の、将棋道場通い復帰へ向けての準備は整いつつあり。

 将棋定跡把握の最難関、相横歩取りも何とか突破。横歩取りと合わせて不安なし(まだまだこれからも復習していきますが)。

 突貫工事でのリハビリのため、もういきなり相居飛車を指しても大丈夫な状態に持っていきました。

 要は、極力相居飛車を指したい、居飛車の習得が目的でして、そのため、先後で違う戦型を指したい。いろんな戦型を指して早く居飛車に慣れたいわけです。

 先後でどの戦型を採るのかについては一時期、困りましたし、悩みましたが、もう決まりましたので、それに向けての定跡把握等に努めていくだけです。

 最近は棋譜並べや詰め将棋も始めていて、ようやくボケは治ってきたみたいです。

 実戦不足ばかりはどうしようもありませんで、実際に千駄ヶ谷の将棋会館道場へ行って対局して、解消するしかありません。

 ぶっつけ本番ですが、こればっかりはどうなることやら。

 復帰まで一週間ほどなので、ちょっと中間報告してみた次第です。


 付)もし千駄ヶ谷の将棋会館道場で、旧新宿将棋センターの棋力証が有効で四段として指すことになるなら、振り飛車も選択肢に入ります(参段と対戦するときとか)。

 注)四段と対局するなら、やはり相居飛車を極力狙います。そのための方策(序盤戦術)は練ってあります。しかしながら相手が振り飛車の場合は、こちらも飛車を振り、相振り飛車で戦います。

 蛇足)広義では、私の苦手戦法の克服が目的になっているわけなんです。

クラッシックギター、独学中 その4

2024-03-29 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
*「クラッシックギター、独学中 その3」(2022-06-02 の記事参照) の続き。

 前回の記事から約2年経ってます。自然消滅みたいな形で、すっかりクラッシックギターから離れていましたが、ついに復活。

 来月からの本格的な復帰へ向けての準備を整えているところ、今週月曜にいつも通りアルバイトへ行ってみると、明日(つまり火曜)有休消化はどうですか、との提案が。すると火曜、水曜と連休となる私。

 これは大袈裟に言うなら千載一遇の機会。どこかでクラッシックギターの弦の張り替えをしないといけないんですが、なかなか時間が取れないと苦慮していたところでしたので。

 喜んで提案受け入れ。よって急ではありましたが、今週は火、水と連休に。


 月曜、アルバイトから帰宅後の夜に、あれこれ予定を立てたものの、いざ火曜となると、アルバイトの疲れが溜まっていたのか(最近入浴時、浴槽に入ると、両足がやたらと気持ちいい)、これだったら布団を敷いて寝ていた方がよかったということに(ちょっと午前中に将棋の定跡学習したら、もう午後は何もする気せず、半分午睡状態)。

 でもって、前夜の爆睡が効いたのか、翌水曜は早起きでき、油絵制作と家の掃除を午前中に済ませ、昼食後の午後を完全に空けることができました。

 そこで、クラッシックギターの弦の張り替えをしました。何せ初めてなもんで、案の定、もともと不器用な私は大苦戦。何と一時間以上かかってようやく張り替える始末。

 そしてお約束と言うべきか、チューニング中に第1弦が外れてしまい、再度張ることに(ちゃんと2回からませたんですけどね)。

 時間はかかったものの、案外上手にできたと安堵。やっぱりこういう初めてなことは、たっぷりと時間を取らないといけないと再認識いたしました。

 もうこれで気がかりだった弦の張り替えは大丈夫です。思っていたほど大変じゃなかったです。


 予定では来月、4月中のどこかで張り替えようと思っていたのが、今月つまり3月中にできたので、4月を待たずにクラッシックギター練習、再開です。

 取りあえずは、喫緊の課題として左手の指がちゃんと開くようにしないと。曲を弾く練習もいいですが、むしろこっちが先。

 当面は、朝アルバイトへ行く前に、ちょっと音を出してみて、左指を広げる練習に努めます。

 写真の2冊の入門書は事前に購入しておいたもの。何せ初心者ですから、もう仕切り直し。この2冊を軸に練習に励みます。


 練習が止まってしまった約2年間ですが、実は全くの無駄ではなかったという実感があります。それは右足でリズムを取って弾くことの重要性をひょんなことから痛感できたことです(他にもありますが、それについては追々)。

 もうこれからは毎日ギターを触ります。ギターの構え方の悩みも完全解消(なぜうまく構えられなかったのか、とてもここでは書けない恥ずかしい理由がわかりましたの、私)。

 とにかく「継続は力なり」で少しずつ前進していきたいです。


 注)前に路上でギターのケースが空いてギターが転がり落ちて、ナットの端が欠けたと書きましたが、あれは欠けてませんでした。ずれただけとわかり、ちょっと嬉しくなりました。

 付)自分の油絵技法が確立できたのが大きかったですね。これで他のことに割く時間が大幅に増えました。今月中は油絵制作を除いては将棋に傾注してますが、来月以降はクラッシックギターに最も多くの時間を充てて、早く初心者脱出したいです。

 蛇足)今使っている足台は金属製なのですが、やっぱり木製のが欲しいです。そのうち買うかも。

将棋道場通い その14.5

2024-03-14 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 新型コロナウイルスの大流行とその猛威のため、中断していた将棋道場通いを再開させます。

 復帰は4月からで、毎月2回、隔週とします。

 残念ながら通っていた新宿将棋センターは閉店してしまったので、千駄ヶ谷の将棋会館道場へ行きます。

 今までは居飛車も指す、といった程度でしたが、もともと相居飛車をさせるようになるのが目的でしたので、復帰後はこれを徹底します。

 相居飛車しか指さない、指したくないという方針を貫きます。そのための序盤戦術を研究中。

 今後は余程のことがない限り(飛車を振ることで確実に作戦勝ちが見込める場合を除き)、振り飛車は指しません。ですが相振り飛車はこの限りではなく、また対振り飛車は指しません。



 すでに一昨日の12日から始めており、来月の6日までの26日間で、相居飛車を指せるよう、突貫工事でリハビリを完了させます。
 
 取りあえず指せればいいだけの話ですので、そう無茶でもありません。あとはぶっつけ本番で対局し、学習していこうと思ってます。

 また途絶えてしまった、月刊誌「将棋世界」(写真参照)の購読も再開です。



 問題は、閉店した新宿将棋センターで取得した四段の棋力証。確か、これって将棋会館道場でも使えたはず。

 でもね、そうなると四段として指すわけで、また待たされるじゃん。四段になると、途端に対戦相手が少なくなるという。

 私としては、一から棋力判定してもらおうかと思ってますが(そうなるといきなり四段の認定とはならず、おそらく私の場合、参段からということになると思われる)。

 もう参段スタートでいいよ。とにかく対戦したいし、不慣れな相居飛車の習得が目的なんだから。

 でもね、新宿将棋センターが閉店して、通っていた人が将棋会館道場へ流れている可能性は高く、そうなると新宿将棋センターの棋力証提示を求められるかも。

 もうどうしたらいいのかしらん。一応、新宿将棋センターの棋力証は持って行くつもりですが。

 提示を求められたら、そうするしかない。そうなると四段で指すことになる。

 今から、今更ぐちぐち言っても仕方ない。取りあえず行ってみてどうかですよねえ。



 将棋会館道場は大昔に2回ほど行ったきり。30年だか40年振りになりますかね。実際に行ったらまた記事にしたいと思っています。



 付)隔週日曜に、営業開始時間めがけて行き、3局指したら帰ってくるつもり。それ以上指すと疲れてしまい、雑になり、負けがちなので。

 注)遅くとも16時には切り上げます。そうすると17時には帰宅でき、ちゃんと夕食作りができますので。

 蛇足)来月からはクラッシックギターも再開の予定。その頃に記事にします。

花札事始め、花札話 その2「こいこいを覚える」

2022-07-21 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
*「花札事始め、花札話 その1『花札を買う』」(2021-05-13 の記事) の続き。

 先月、つまり6月15日、16日を皮切りに、約一週間で「こいこい」を覚えました。

 やっぱり時間、ある程度まとまった時間が取れないと何事も難しいですね(前回の記事から一年も経ってしまった)。

 まずは前回買った花札の開封写真を連続で。


 左のプラスチックの外箱と、右の紙製の内箱。


 内箱の背面。


 内箱の上面と下面(どちらも同じ)。


 内箱の左側面(横倒しで撮ってます)。


 内箱の右側面(横倒しで撮ってます)。


 内箱を開けると


 こうなります。


 「こいこい」と「88」の遊び方の説明書(表)。


 「こいこい」と「88」の遊び方の説明書(裏)。


 そして花札自体の写真。

 以上です。

 一番高いものを買ったんですが、花札自体は変わらないみたいですね。何か絵柄が豪華なのを期待したんですが。

 「こいこい」と「88」の説明書が入ってますが、いずれも説明不足でこれだけではわかりませんので、ネットで調べるなり、本を買うなりする必要があります(私はネットでだいぶ調べました)。

 まずは「こいこい」を覚えましたが、正直「88」は面倒で覚える気がしません。「88」って思うに、花札版麻雀なのでは? だとしたら、重たい麻雀牌を持ち歩くよりもずっといいわけで。

 個人的には「こいこい」を覚えたので、もう十分ですね。いろいろ異論があるようですが、同封の任天堂ルールで覚えました。多人数で遊ぶときにはこのルールが一番でしょう。

 私が買ったのは黒ですが、赤もある。赤も何となく欲しいので、そのうち買っちゃうかも。あとは気に入った絵柄の花札が欲しい。ネットで調べたら京都大石天狗堂のが良さそう。まだ他にもありそうなので、色々調べてみます。


 付)「こいこい」は覚えたので、「任天堂スイッチ」の「世界のアソビ大全51」に収録されている「花札(こいこい)」で遊んでます。

 注)まだまだ、この「花札事始め、花札話 」の記事は続ける気でいます。とはいえ次回がいつになるかは未定ですが。

書道事始め、書道話その4「文箱を買い直す」

2022-06-23 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
*「書道事始め、書道話その3『文箱を買う』」(2022-04-21 の記事) の続き。

 何のこと?っていう感じなんですが、前回買った文箱、これがすっかりご無沙汰の、版画用品を収納するのにちょうど良い大きさだと気づき、それに使ってしまいました。

 今まで版画用品はカラーボックスの棚に突っ込んだままになっていて、埃を被ってましたので、ちょうど良い機会でした(ジャズとクラッシックのCDを収納する場所を作ろうと部屋の片づけをしているときでした)。

 さあ、そうなると書道用品はどうなるの? 新たに収める箱、文箱が必要になるわけで、5月15日の日曜に、再び「吉祥寺 Puku Puku 中道通り店」へ。

 前回買った「溜塗りきりだめ」が他にも残っていればと思っていたら、まだありました。売れずに残っていたのが。

 前回、3つあったうちの1つを私が買ったので、残りは2つ。行くと1つだけ残ってました。ということは1つ売れていたということになります。

 大、中、小、とあって、前回私が買ったのが中。今回は小。ということは大が売れていたのね。

 今回、この記事を書くに当たって取っておいたレシートを見ると、「きりだめ」としか書いてない。値段は同じ税別1500円(税込1650円)。

 一応、今回買ったきりだめの写真をご紹介。

 この記事の見出し画像に同じ。


 ふたを開けてみたところ。

 このきりだめ、中と小では2回り大きさが違います(確か大と中は1回り違ったはず)。作りはどれも同じ。大きさが違うだけ。

 小が売れ残っていてよかったです。書道道具を入れるには小で十分です。これでほっとしました。

 硯はすでに買ってあります。あとは筆に墨、文鎮、滑り止めのフェルトの下敷き、水滴。どこかで一気に買いたいところです。

 
 付)硯と文箱はそれなりにこだわりたかったので、これでよし。あとこだわるとしたら水滴。ですがこれはスポイトか安物の片口で代用するつもり。

 注)あとは一気に買える状態になったのが重要。これで一度で揃えられます。

クラッシックギター、独学中 その3

2022-06-02 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
*「クラッシックギター、独学中 その3」(2021-10-28 の記事) の続き。

 やっと、やっと「クラッシックギター教本」(写真参照)の「練習23」(P51まで)を突破。時間かかり過ぎでしょう(もう時間かかり過ぎ)。

 もはや開き直ってます。こんなに遅いのは、単に時間が取れなかっただけ。やはりアルバイト先の鍵開け当番を外れたのが大きく、疲れなくなり、体力回復。かなり元気になりました。

 そこでギターも再開でき、先月、5月13日に「練習23」を無事に終了できました。ですが、そこからまた止まってます。ただしギターをやめる気は一切せず。

 だったら、もっと練習しろよ、ということで反省。ゴメンナサイします。これから少しずつ練習量を増やしていきたい。

 幸い、音符は覚えており(「楽譜が読める」の意)、苦労した甲斐はありました。

 これから「練習24」「練習25」に取り組みます。この2曲が弾けるようになったら、教本第一部の基礎編が終了になります。

 そうしたら弦の交換をしてみたいと思ってます(弦は買ってあるけど、まだ交換したことない)。

 もうね、高望みはやめました。難しそうな曲なんて弾けなくて一向に構わない。簡単な曲をちょっと弾ければそれで満足といたします。

 ただしそのための努力は惜しまない。もはや長期計画。10年がかりでなら大丈夫でしょう。逆に言えばそれだけ本気。

 情けないですが、まずは定期的に練習する機会を作ることが需要。最初は毎日なんて大変だから、週に1回で結構。そこから週に2回、3回と増やしていく。そんなつもりで気長にやっていこうと思ってます。

 とにもかくにも、練習再開に感謝。素直に喜んでおります。

 付)これでもギターを始めて収穫大なのです(絵画制作への影響大)。

 注)全く止まってしまった版画制作もそう。油絵制作にかなりのヒントをくれました。

 蛇足)クラッシックギターと版画が、絵画制作にどんな影響があるのかはナイショ。それにしてもギター習得(いっぱしの初心者になる)、まだまだ先は長いよなあ。

書道事始め、書道話その3「文箱を買う」

2022-04-21 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 遅まきながら、って本当に遅くなったんですが、今年の3月6日に、吉祥寺 Puku Puku 中道通り店で、文箱をようやく買いました。

 去年中に買うとか言ってながら、実際に買ったのが今年の3月上旬で、しかも投稿は4月下旬という、買うのも遅いなら投稿も遅いという、遅まき尽くめでスミマセン。


 で、文箱として買ったんですが、それがこちらなんですが、

 上の写真は、この記事の見出し画像に同じ。下の写真は蓋を開けてみたところ。
 


 実は文箱ではありませんで、レシートを見ると「溜塗きりだめ(小)」と書いてありました(税別1500円)。


 「溜塗(ためぬり)きりだめ」って何? ということで、ネットで調べて見ると、

 溜塗とは「赤色で中塗りした上から半透明の黒を塗ることで、透漆を通して赤色が透けて見えるという塗り方」ので、

 きりだめとは「主に、料理の材料入れや保存に使っていたもの」だそうです。

 私は勝手に衣服を入れてたんじゃないかと思ってたんですが。ということは「溜塗きりだめ」って、今でいうとタッパー類になるのかな。


 さて、この「溜塗きりだめ」を文箱として使おうというわけなんですが、大きさが大体、縦31cm、横24.5cm、高さが11cmと、文箱としてはかなり大きめです。

 もちろん、それを承知で買ったんですが、中に更に仕切りが必要ですね。筆や墨、水滴などを入れるトレーは、100円ショップで買ってもいいなと思ってます。


 さあ、これで、硯と文箱という、肝心なものは揃いました。あとは筆と墨、フェルトの下敷きさえあれば書道を始められます(それと書道用紙ね)。

 次回にこれらを買う予定でいます(もう書道専門店でなく、世界堂新宿本店でいいかなと)。

 来月に買えたらいいと思ってますが、なかなか財政厳しく、正直言っていつ買えるか未定です(給与減ったしね)。

 盛夏になる前に買えたらいいなと思ってますが。


 付)この「溜塗きりだめ」は今、重箱みたいに料理を盛りつける箱として人気があるそうです(なるほど)。

 注)給与は減りましたが、その分時間が浮いてきてますので、書道をする時間は十分取れそうです。

 蛇足)私の買った「溜塗きりだめ」の内側の大きさは、縦26.5cm、横20cm、高さ9.5cmです。

将棋、名人・A級在位の連続および通算記録

2022-03-24 03:00:00 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 今期、将棋の第80期順位戦で羽生善治がA級から降級しました。

 その去就が注目されていますが(なんで降級で棋士引退まで話が発展するのかは後で書くとして)、そんなことより重要なのが、これにより故大山十五世名人の、A級連続在位記録は、永遠に破られそうにないという事実でしょう。

 大山は24歳でA級に昇級してから69歳で亡くなるまでの44年間(うち一年間のがん闘病での病欠による公休含まず)、44期連続でA級に在籍しつづけた、つまり一度A級に昇級してから一度も降級することなく、生涯A級棋士であり続けた。

 この凄まじい記録に挑戦できる、いや挑戦できる資格のある者は、羽生しかない、密かにそう思っていた将棋ファンも多かったはず(実は私もそう)。

 しかしその夢は破れた。あの偉大な、故大山の数々の記録を塗り替えてきた羽生をもってしても、A級連続在位記録だけは無理だったという。

 しかしながら、羽生の、ここ2、3年のA級順位戦の戦い振りを見れば、苦しいのは明白なだけに降級も致し方なし。


 さて、将棋でプロ棋士になるには、奨励会と呼ばれる、日本将棋連盟主催のプロ棋士養成所へ5級とか6級で入り、そこで昇級していき、三段リーグを抜けて、四段にならないといけない。

 つまり将棋のプロ棋士は四段から始まり(三段まではプロの卵)、この新四段は順位戦に自動的に組み込まれる。

 順位戦は上からA級(A)、B級1組(B1)、B級2組(B2)、C級1組(C1)、C級2組(C2)と5つのクラスがあり、新四段は一番下のC2から始まる。

 この順位戦は一年を通じて行われるリーグ戦で、上位2名が昇級、下位2名が降級となる。そしてA級で上位一名が名人挑戦者となる(下位2名は降級)。なお一番下のC2で降級すると、フリークラスへ転出となり、名人挑戦の道は閉ざされる。

 つまりこの順位戦とは名人挑戦者を決めるためのリーグ戦のこと。ただし新四段がいきなり名人挑戦者になることはない。なぜなら新四段はC2からなので、C2からC1、C1からB2、B2からB1、B1からA、そしてAと、毎年連続昇級しても、名人挑戦者になるには最短でも5年かかる。

 5年は長いという考えもあるが、これは誰もが一緒、同じ条件で争われるので、誰の目にも明白な、公平、平等な制度。純粋な勝ち上がりシステムなので、この順位戦の頂点に立つA級には、本当に強い棋士しか集まらない(集まれない)。

 A級棋士はタイトル保持者と同等の価値があるとされ、それは故升田幸三の「将棋は順位戦が全て」という言葉に集約される。また羽生の「順位戦は残留が目標」という言葉にも表れている。それほど厳しい。

 タイトル保持者ですらA級から降級することは珍しくなく、当時タイトル保持者だった深浦がA級から落ちたとき、「それでも私はA級棋士でありたい」と言ったのは有名だ。

 だから将棋の棋士は引退するとき、A級在籍があれば、必ず「A級通算何期」という話が出る。それほどA級棋士であり続けることは大変なことなのである。


 羽生がA級から降級したのは残念であり事件だが、なぜそれが今後の身の振り方にまで及ぶのか。それは故大山と故升田が立派で筋道を通したから。

 大山は生前「70歳までA級棋士」を人生の目標とし、それを公言していた(つまりA級を降級したら現役棋士を引退する)。そして69歳で亡くなるわけだが、その年のA級順位戦は残留を決めていたので、つまり翌年はA級で順位戦を戦えるわけで、公約を達成した。また升田もA級から落ちることなく引退。

 さあ、この偉大な二人の先輩(大山は十五世名人の称号を、升田も名人を二期獲得している)が見事な引き際だっただけに、こうなると、後続の名人獲得者はどうするのか、どうしたって注目されてしまう。

 現役引退し、今や「ひふみん」の愛称でタレント活動をしている加藤一二三も、名人を一期獲得しているが、A級降級後もずっと順位戦を戦い続け、一番下のクラスC級2組で降級するまで棋士を続けた。

 同じく名人一期の故米長邦雄は、A級降級時にちょっとした騒動を起こしたものの、棋士を引退した(のちに将棋連盟会長に就任)。

 中原誠十六世名人はA級降級後、下のクラス、B級1組で順位戦に出ていたが、ほどなく引退(二度目の脳梗塞で対局が難しくなった)。

 米長の後任として将棋連盟会長を引き継いだ谷川浩司十七世名人もA級降級後、下のクラス、B級1組で順位戦に出ている。

 名人二期の丸山忠久九段もA級降級後、順位戦に出ている(現在B級2組)。

 そして羽生のライバル、森内俊之十八世名人は、何と、A級を降級したら、自らフリークラスへ転出し、順位戦から離脱するも、棋士を続ける。

 今、将棋連盟会長を務めている、これまた羽生のライバル、佐藤康光九段はA級降級後、下のB級1組を一期で抜けてA級に復帰。さすがの貫禄。

 と歴代の名人獲得者の動向はこうなっております。そこで羽生はどうするのか。羽生は十九世名人でもあります。もう、かつてほど、名人獲得者のA級降級後について騒がれなくなっているものの、これが永世名人、しかもあの羽生となると別。

 ですが、「ひぶみん」こと加藤一二三の言う通り、来期も普通に順位戦を戦えばいいと私も思います。

 つまりB級1組で順位戦に臨み、昇級すればいいだけ。そうしたら、佐藤康光同様、一期での復帰となる。何も現役引退したり、森内俊之みたいにフリークラス転出したりすることもないでしょう。


 ここに見出し画像を再掲します。今年の2月8日の朝日新聞(朝刊か夕刊か忘れましたが)の記事掲載のもの。



 改めてこの表を見て思うのは、やっぱり故大山康晴十五世名人のすごさでしょうか。「連続44期、うち名人獲得18期」って、どういうこと? 図抜けてますね。

 そして大体、30期前後で皆、連続記録は途絶えている(羽生も同じ)。

 並みの棋士は一番強いのが20代なんですが、これが一流棋士となると、20代のみならず30代も強い。そしてタイトルを取るような超一流となると、その実力を40代半ばまで維持することができる。

 ところが、故大山康晴十五世名人は別格でして、20代よりも50代の方が強かったという、あり得ない別世界の住人。通常では考えられない、尋常じゃないんですよね。

 50代で、年間最多対局、年間最多勝を表彰されるって、どれだけすごいか。それが63歳での名人挑戦につながってます(この時の名人が中原誠で、大山の天敵、苦手意識が災いし、2勝4敗で獲得ならず)。

 要するに超人なんですよ、大山十五世って。だから紹介記事には「他、伝説多数」と書かれたことも。記録も逸話も多すぎて紹介しきれない。

 この故大山十五世の44期A級連続在位記録、羽生善治でも無理なら、今話題の藤井聡太にだって無理でしょう。一体誰がこの記録を更新できるのか。

 どの世界にも、どんな世界にもすごい人がいる、ということでは済まされないと思っています(将棋だから騒がれないだけ)。

 少なくともこの記録を破りたければ、大山康晴同様、20代よりも50代の方が強くないと駄目。それだけは、はっきりしているということでしょうか。


 付)将棋のプロ棋士は、フリークラスへの転出がない限り、順位戦での対局が組まれるため、一定の年収が保証される(もちろん勝者が敗者よりも多くの対局料をもらえる)。順位戦はあくまで名人戦挑戦権を争うリーグ戦なので、他の棋戦へは各自で参加する。

 注)そこが他のプロの世界と違うところ。囲碁の棋士でも、プロゴルファーでも、普通はプロの資格を与えられるだけで、あとは自分で稼がないといけない。

 蛇足)医者や弁護士も同様ですね。資格を取るのと収入を得るのとは別。それが普通なんですが、将棋の場合はそうなってません。将棋のプロ棋士にとって順位戦は有難い、安定収入源です。