まだまだ健在のタモリ 誕生会で「引退したい」発言の真意
2017年01月15日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
まだまだ健在のタモリ 誕生会で「引退したい」発言の真意
愛妻家としても知られる(C)日刊ゲンダイ
「笑っていいとも!」終了後も、「ブラタモリ」ほか3本のレギュラー番組を抱えるタモリは今年72歳になる年男。昨年8月の誕生パーティーの席上で「オレもそろそろ引退したい。疲れた」という趣旨の発言をしたと報じられ、一時は「引退説」が広がった。しかし、年末にはそんな噂を吹き飛ばす健在ぶりをアピールした。
まずは、解散を控えたSMAPの冠番組「SMAP×SMAP」のビストロスマップの最終回のゲストとして出演。SMAPメンバーとのトークで名言を連発したばかりか、五芒星のクリスタルを各人に贈り、「さすがタモリ」と改めて評価を高めた。かと思えば、NHK紅白歌合戦にマツコ・デラックスとともに出演し、一度もステージに上がらず舞台裏を歩き回るという不可解な演出で、昨年の紅白における最大の話題となった。
「“引退したい”との発言は、親しい仲間に囲まれて、酒の勢いもあり、口に出てしまった本心だと思います。ただし、タモリさんの場合、字義通りの引退を望んでいると捉えたら間違ってしまいます。昔から『仕事が遊び、遊びが仕事』と言ってきたタモリさんにとっては、遊べない仕事、遊びの延長線上にない仕事こそ“引退したい仕事”です。つまり“もう、やりたいことだけをしていたい”ということ。そう考えれば、発言後の行動も理解できる」(芸能リポーター)
とにかく多芸多才なタモリは、趣味の世界でも超一流。学生時代からの趣味であるジャズは、所有レコード1万枚超でジャズバーの経営にも関わるほど。料理も玄人はだしで、タモリレシピは主婦にも人気だ。ほかにもヨット、オーディオ、鉄道……と、どれも筋金入りだ。昨年は鶴瓶の新作落語に提供したネタが歌舞伎に翻案されて上演されるなど、趣味を仕事にしてしまう才能も光っている。
前出の芸能リポーターはこう続ける。
「今、タモリさんのやりたいことのひとつが“女房孝行”なんです。今も大変な愛妻家で、福岡で会社員をしていた時代に結婚した奥さんと、昨年の7月には1週間仕事を休んで、予算数百万円の豪華客船の旅を楽しんでいます。しかし、それを引退の理由にはしないでしょう。やりたいことが仕事になる限り、引退はしないと思います」
死ぬまで遊びを続けるはずのこの男に、引退の二文字はない。
2017年01月15日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
まだまだ健在のタモリ 誕生会で「引退したい」発言の真意
愛妻家としても知られる(C)日刊ゲンダイ
「笑っていいとも!」終了後も、「ブラタモリ」ほか3本のレギュラー番組を抱えるタモリは今年72歳になる年男。昨年8月の誕生パーティーの席上で「オレもそろそろ引退したい。疲れた」という趣旨の発言をしたと報じられ、一時は「引退説」が広がった。しかし、年末にはそんな噂を吹き飛ばす健在ぶりをアピールした。
まずは、解散を控えたSMAPの冠番組「SMAP×SMAP」のビストロスマップの最終回のゲストとして出演。SMAPメンバーとのトークで名言を連発したばかりか、五芒星のクリスタルを各人に贈り、「さすがタモリ」と改めて評価を高めた。かと思えば、NHK紅白歌合戦にマツコ・デラックスとともに出演し、一度もステージに上がらず舞台裏を歩き回るという不可解な演出で、昨年の紅白における最大の話題となった。
「“引退したい”との発言は、親しい仲間に囲まれて、酒の勢いもあり、口に出てしまった本心だと思います。ただし、タモリさんの場合、字義通りの引退を望んでいると捉えたら間違ってしまいます。昔から『仕事が遊び、遊びが仕事』と言ってきたタモリさんにとっては、遊べない仕事、遊びの延長線上にない仕事こそ“引退したい仕事”です。つまり“もう、やりたいことだけをしていたい”ということ。そう考えれば、発言後の行動も理解できる」(芸能リポーター)
とにかく多芸多才なタモリは、趣味の世界でも超一流。学生時代からの趣味であるジャズは、所有レコード1万枚超でジャズバーの経営にも関わるほど。料理も玄人はだしで、タモリレシピは主婦にも人気だ。ほかにもヨット、オーディオ、鉄道……と、どれも筋金入りだ。昨年は鶴瓶の新作落語に提供したネタが歌舞伎に翻案されて上演されるなど、趣味を仕事にしてしまう才能も光っている。
前出の芸能リポーターはこう続ける。
「今、タモリさんのやりたいことのひとつが“女房孝行”なんです。今も大変な愛妻家で、福岡で会社員をしていた時代に結婚した奥さんと、昨年の7月には1週間仕事を休んで、予算数百万円の豪華客船の旅を楽しんでいます。しかし、それを引退の理由にはしないでしょう。やりたいことが仕事になる限り、引退はしないと思います」
死ぬまで遊びを続けるはずのこの男に、引退の二文字はない。