「これがないと年が越せない!」年越し蕎麦を食べる人は…
大晦日の食事といえば、やっぱり蕎麦。今夜、年越し蕎麦を食べる予定の人は、どれくらいいるのだろうか。
■年越し蕎麦がない大晦日なんて…
しらべぇ編集部が全国20代~60代の男女1,344名を対象に「年越し蕎麦」について調査したところ、「食べる予定」と答えたのは全体の64.8%。
「お蕎麦を食べないと年を越せない!」と思っている人は多いのだ。
「なんとなく、大晦日の夜は蕎麦じゃないと気持ち悪い」(50代・女性)
性年代別で見てみると、やはり一番高い割合なのは60代。
20代・30代が低めではあるが、それでも半数を超えている。
「作るのは面倒なので、近所の蕎麦屋に食べに行く。いつもガラガラなのに、この日だけは行列。でも、そこに並ぶのも年末っぽくていい」(30代・女性)
「大晦日にコンビニに行くと、カップ蕎麦がなくなってる。あれを見ると『今年も終わるなあ』って感じがする」(20代・男性)
「自分で作るのはめんどくさいけれど、蕎麦は食べる」という人は少なくない。確かにコンビニの蕎麦は、お昼過ぎには完売しているイメージが。
■蕎麦と紅白で大晦日が完成
やはり、年末の過ごし方をルーティーンにしている人が多いのか…
『紅白歌合戦』(NHK)を毎年見ている人の75.7%が年越し蕎麦を食べている。
「年越し蕎麦を食べて、紅白見て、除夜の鐘を聞きながら年を越す。それが大晦日の夜の過ごし方」(60代・男性)
「なんとなく、大晦日は蕎麦と紅白がセット。どちらが欠けても、なんか違う気がする」(40代・女性)
なぜ年越し「蕎麦」かというと、蕎麦が他の麺類に比べて切れやすいから。大晦日に食べることで、「今年一年の厄災を断ち切る」という意味が込められている。
家族みんなで蕎麦を食べ、明日から始まる新しい年に備えては。
(文/しらべぇ編集部・たつき あつこ)