1. 閉塞性動脈硬化症
閉塞性動脈硬化症は、足の血管の動脈硬化がすすみ、血管が細くなったり、つまったりして、充分な血流が保てなくなる病気です。そのため、血液の流れが悪くなり、歩行時に足のしびれ、痛み、冷たさを感じます。さらに進行すると、安静時にも症状が現れることがあります。
2. 動脈硬化について
動脈がいつも強く弾力性に富んでいれば、心臓や脳を始めとする、すべての臓器や筋肉などの組織へ、必要な栄養の供給は順調に行われます。
しかしコレステロールなど血液のあぶらが、いつとはなしに動脈にたまったり、酸素や栄養が不足したり、高血圧があっていつも血管に負担がかかったり、色々の原因が重なって動脈の新しい細胞が作られなくなってくると、動脈は弾力性を失い固く、もろくなってしまいます。これが動脈硬化と呼ばれるものです。
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