昨年12月7日、大阪府では新型コロナウイルスによる死亡者が353人で累積感染者数は22735人でした。
Googleの「COVID-19感染予測」によると、大阪府で2020年12月7日から2021年1月4日までに予想される新規の死亡者数と新規陽性者数はそれぞれ128人および11087人と発表されていました。
今年1月3日の時点で、大阪府の死亡数と累積感染者数は601人と30772人なので、過去28日間に248人が死亡し、8037人が新規陽性者になったことが分かります。新規陽性者数はGoogle予想より少ないのですが、死亡者数はGoogle予想の約2倍でした。死亡者が予測値より多くなってしまったのは残念な結果です。
大阪のバイオベンチャー「アンジェス」は昨年6月から新型コロナウイルスワクチンの臨床試験を開始しましたが、投与対象はまだ数百人程度です。一方、インドは国内で開発した新型コロナウイルスに対する不活化ワクチンの緊急使用を承認しました。日本のワクチン開発は、中国やインドにも遅れているのです。
菅首相は消極的なようですが、東京都には緊急事態宣言が必要だと思います。Yahooで行っている意見調査「1都3県の知事が緊急事態宣言を要請、どう思う?」で、回答者の83%が緊急事態宣言が必要だと答えています。
【メモ】
インド国内で開発されたワクチンはCovaxinと呼ばれ、Bharat Biotech社がIndian Council of Medical ResearchとNational Institute of Virologyと共同で開発したものです。