試合開始まで30分以上アリ
しばらく中でぶらついた
売店では本間選手のサイン会(グッズ購入者限定)が開かれ
ファンクラブ撮影会の声が聞こえるが
誰も来ている様子はない
「テレビ放送もないしね」
でも会場にはオーロラビジョンが設置されて
地味に力が入っていた
この全日本のヤル気は買いたい
そうこうしている内に開始10分を切り
当初誰もいなかった隣の席にも並び会場は満員に
隣の席の方に話しかけると6月の同大会も観に来たとのこと
(この人以前FMWやJWPを観戦に行ったとか
某レスラーからキップを買わされたなど離すなかなかの通だった)
曰く「全日本は船木が入って本当によくなった」
それは同感
場内が暗くなり いよいよ始まるかなと思ったら
なかなか明るくならないハプニングがあったものの
リングアナの前説のあと試合開始
第一試合
謎の覆面レスラー アンディ・ウーと
ベテランMAZADAのシングルマッチ
序盤にアンディの華麗な蹴りをバンプしまくって
体を温めたMAZADAが
ラフで主導権を握ると会場を暖めつつ勝利
試合時間は8分弱
第二試合
ココに来て急速に支持者の増えた渕選手が
西村とのタッグで登場し若手のホープ真田&フレアーと対戦
おじィちゃんと子供程歳の離れた相手にやりずらそうな真田に
ゆっくりしたロープワーク
地味なグラウンドテクニックからサーフボードストレッチ
体痛いんだよムーヴで観客の声援を集めての
ボディスラムで見せ場をつくると西村に交代
そんな渕さん
最後に出てきて真田に丸め込まれて敗北
試合時間は15分弱
会場人気を独り占めする渕さんの前に
勝った真田マイクで盛り上げようとするもイマイチ
全日本はこの若手をもっとプッシュすべきだ
第三試合
SUSHI・浜・KENSOの3WAY
内容は特に印象なし
試合時間(4分)よりも3人の入場と
勝ったKENSOの「ビチッと」マイクが長い
というかクドかったので
全日本はなんとかしてほしい
休憩時間
武藤社長のサイン会(グッズ購入者)がアナウンスされ
そこに観客が殺到
そんな売店にはジョー・ドーリングも来ていた
特に欲しいものはなかったが
ダンピングされた2013カレンダーをゲットする
第四試合
ターメリックvs前アジアタッグチームの好カード
体格的にはどうみても勝てそうにないけど
佐藤と大和のスピード・技のキレ
そして「喧嘩するけど仲の良い」連携で相手チームを追い詰めるが
10分過ぎに反則(イス攻撃)であっけなく終了
もう少し見たかった
セミファイナル
入場する選手をファンが取り囲む『昭和のテレビマッチの風景』発生
大森=GETWILDではなく秋山軍=バーニングの方に多くの支持者が集まっていて
大森人気ネー
試合は序盤秋山に突っかかって捕まった
中之上に対するバーニングのリンチプロレスが会場を凍りつかせ
中盤は軽量の鈴木・金丸をGETWILDのパワーが蹂躙
このまま押し切るかな?と思わせたが巻き返したバーニング勝利
試合時間16分程
終盤は秋山の強さとエキスプロイダーを出させた
中之上の粘りが盛り上げた
メインイベント
試合形式はイリミネーションマッチ
オーロラビジョンで今までの経緯が振り返られ
リングアナがルールを説明
ここでもファンが入場レスラー取り囲むが
ファンが多いのはやはりというか船木側
試合は船木・諏訪魔が先発
諏訪魔がグラウンド船木が打撃で互いにやり合うと
タッチしてそれ以降はしばらくジュニスタ(金本・田中)vsカズ・近藤の図式に
そんな中15分前に集中攻撃を受けた田中が脱落
一人減った船木軍
大将諏訪魔を船木が落としてタイに持ち込むも
その数秒後にその船木が落とされ脱落
金本孤軍奮闘するもドーリングのパワーに脱落し
一人残った河野に逆転…はムリで
これまたドーリングの前に討ち死に
諏訪魔軍3人残りで勝利した
試合時間は21分ほど
勝ったけど見せ場の無かった諏訪魔はマイクで一仕事するとサッサと退場
負けたけど船木がマイクで締めて大会終了となった
試合後画像をチェックしていると
「お疲れ様でした」と隣のプロレスファンに声を掛けられ
「会場撤収のボランテア募集します」の声が聞こえた
売店はあらかた片付けられ
KENSOのサイン販売会が行われていた
外は真っ暗で風が強かった
観衆は670人(主催者発表)
週末土曜日開催の有利さはあるものの
地方大会にしては予想以上の入りだと思う
今の全日本プロレスは面白い