Be Natural

気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

”失敗は成功の基”【田圃で蕎麦栽培】2年目の挑戦!

2023-10-02 16:51:12 | ハンマーナイフ&草刈り

このブログで何度も記事にさせていただいておりますが

 

ここ十数年

頭の中は、耕作放棄地や農地山林の草刈りのことばかり

 

コロナ禍となって外出や行動が制限されたのをキッカケに

生産性のないハンマーナイフでの草刈りから脱却しようと稲作に挑戦し

その後も継続して米作りを続けているものの

 

離れた農地の2反はどこよりも早く田植えをしてしまったため

出穂から登熟が周辺よりも早すぎて雀の餌場と化して1度で断念

(あと、あまりキレイとは言えない川からの水も諦めた原因

 

継続して稲作できてるのは山からの地下水が使える棚田の約1反だけ

 

ただ、稲作は田起こしや耕耘、代掻きなどの作業があるものの

野菜作りと比べたらさほど手がかからず

苗を植え、その後は早朝に起きて水管理しながら日々育ってゆく様子を観察するのも楽しく

バインダーでの稲刈りと天日干し、脱穀が大変だと思いつつ

身体が動く限り続けていく決意なのですが

 

雀の餌場となった農地他

何かいい使い道はないかとネットサーフィンしていたところ

 

蕎麦の栽培が目に留まり

なにやら蕎麦は成長が早く雑草の抑制になるとか

蕎麦自体も健康にも良い食物であることを再認識し

 

数年まえにユンボで開墾し

一昨年はもち麦を栽培した農地で蕎麦栽培に挑戦してみようと決め

 

2022年8月末

もち麦の種を購入してからお気に入りの

京都山科の一燈園(のうけん)に電話して

蕎麦の種を約1反分(4キロ)申し込み

 

9月8日

のうけんへ引き取りに

 

 

9月15日

なんせお尻に火がつかないと動かない性分なので

種を引き取ってからようやく農地の耕耘開始

トラクターでプラウかけして

栽培の資料に蕎麦は水気を嫌うと書いてあったので

両培土を使って

溝を掘り

 

土が乾いてからゴンベーで蕎麦の播種

 

秋雨の時期だったので雨が降って水遣りしなくてもいいなと喜んでいたのですが

元々が田圃だった土地のため水捌けが悪く

雨が降ると水溜まりができ、なかなか乾いてくれず

ようやく発芽してくれたのはほんの一部だけ

10月19日

種まきから約1月後

ようやく開花してくれたのですが

やはり元気に育っているのは乾いた畝のほんの一部だけ

秋となって虫も少ないのかなかなか結実してくれず

11月24日

播種から約2月後

蕎麦は収穫まで75日と聞いていたので様子見していたところ

一部は枯れ、一部はまだ花のまま

その後、出張や狩猟の猟期が始まってアタフタしていたところ

気が付いたらすでに種も落ちてしまい。収穫ゼロ

 

せめて蕎麦がき一口でも食べたかったなぁ

後悔しきりでございました。

 

 

そして2023年を迎え冬を越し

今年はリベンジだぞ と意気込んでいたのですが・・・

 

 

酷暑続きで7・8月は草刈りするだけで命懸け

7月末には農地をプラウがけして準備しようと思っていたのに

種を申し込んだのが9月のはじめ

 

もう時期を過ぎたと言われつつ 種を注文して引き取りに行ったのが

9月15日

奇しくも阪神がリーグ優勝した翌日となりました

前年同様、蕎麦の種4キロともち麦(ダイシモチ)5キロ

リュックサックに詰め込んで

素直に京阪京津線の四ノ宮から電車で帰ろうと思ってたのに

琵琶湖疏水を眺めていたらあまりに勿体ないなと

この日も琵琶湖疏水沿いを歩いてみることに

 

途中で猪(たぶんウリ坊)がミミズを探した跡を発見!

相当小ぶりでしたが、豚熱でほぼ絶滅してたと思ったのにしっかり復活してる様子。

自然界って凄いですねぇ。

のうけんから約40分で天智天皇陵

天智天皇って中大兄皇子(大化の改新の時に中臣鎌足と共謀した人物)

いろいろ思うところあって うぅ~ん と唸りながら通過

疏水沿いの遊歩道はここまで

蹴上に抜けるトンネルを眺めながら

京津線と京都地下鉄の御陵駅に向かい

地下鉄東西線に乗車

(昔は三条から蹴上を抜けて路面電車だった部分)

三条で下車して四条まで歩き

南座でネット購入していたチケットを発券して

木屋町の宝くじ売り場でロト7を買おうと四条大橋を渡り

京阪四条駅に戻って丹波橋で乗り換えて奈良に戻りましたが

歩行距離7.5キロながら10キロほどの種を背負って37℃超えで

全身汗でビッショリとなりました。 暑かった~

 

種を申し込んだ9月9日

蕎麦を栽培予定の農地は

一月前にトラクターで耕起してあったのにこの有様

とりあえず、彼岸花を愛でたいと刈払い機で土手の草を刈り

翌日の9月10日

トラクターで鋤込むには雑草が成長しすぎてるなと

ハンマーナイフを投入

約1時間半で刈り込んで

その後雨が降ってしまい

ぬかるんだ状態ではどうしようもないなと様子見していたのですが

種が届いたとの連絡を受け

9月14日

トラクター投入

水分たっぷりで代掻きみたいな状態でしたがなんとか均し

9月17日

これ以上種播きが遅くなるのを避けたいと

緩い土壌のまま両培土で高畝に

9月20日

翌日は大雨との予報に大慌てしながら

なんとか表面が乾いているのを確認して

ゴンベーで種が播けるようにとミニ耕運機で畝の上をプラウがけ

畝から落ちたりぬかるみにハマったりと相当苦労させられながらも

なんとか4キロの種を播いたのですが・・・

翌日は予報通りの大雨

水捌けが悪く畝の上まで水に浸かりそうな様子を見て

焦って鍬で水路を作ったのですが

なんせ元田圃で泥土なのでこれも半端ないほどの重労働

それでもそこそこ水が抜けてくれてホッとしました

9月24日

種播きから僅か4日

しっかり発芽してくれました

10月2日

 





昨年の失敗から学習しなけりゃいけないのに

今年もやっぱり準備不足でどれだけ収穫できるかまだわかりませんが

後日またその後の様子をご報告させていただきたいと思っております。

 

そこそこ収穫できたらはじめは石臼を買って蕎麦粉にして

蕎麦がきにして、その後はもしかしたら蕎麦打ちして田舎蕎麦で食し

いずれは皮むき機を手に入れて

ロシア風カーシャ(蕎麦粥)にして朝食にするつもり

 

いつか我が家で友人達を呼んで蕎麦を振る舞えたら最高だろうなぁ

 

いつも夢ばっかで計画倒れが常態化しておりますが

なにはともあれ”失敗は成功の基”

来年こそは、どんなに暑くても7月中にしっかりと耕耘してサラサラの土にしてから種を播き

10月には収穫できるようにしようと固く決意したのであります。

 

さて、どうなることやら

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ハンマーナイフ使用上の注意(イネ科の雑草はトラブルの原因に)

2022-11-01 12:28:52 | ハンマーナイフ&草刈り
 
昨年の2021年に10年以上放置していた耕作放棄地で
稲作を試みたものの
水持ちが悪く、除草剤が効かず雑草だらけとなり
更に天日干しの棹を使いまわすために
周囲の田圃よりも早く田植えをしたため
登熟期に雀の大群が群れて餌場と化し
 
2022年は稲作を断念してしまったため
7月2日にハンマーナイフで草刈りした後
4ケ月弱放置した結果が この有様 ↓ 
 
10月28日の午後から仕事を休んでハンマーナイフを運搬し
粟、稗、ススキなどのイネ科の雑草に覆われている様子に
これはハンマーナイフじゃあ厳しいかも
と思いながら
 
とりあえず麦を植える場所だけでも確保しようと
14:30から草刈りを開始
 
開始当初から草が切れず、ギアを1にして刈高を高くして
恐る恐るハンマーナイフをすすめていったのですが
やはりイネ科の粘りのある草は粉砕は勿論細断もできず
ローターに巻き付いてエンスト寸前を繰り返し
クラッチを切っては繋ぐ動作で
詰まった草を排出していたのですが・・・

16:00突然ナイフが動かなくなり
これまでは何度も中間ベルトが焼き付いてボロボロになったり
耐えきれず切断していたため
また中間ベルトだろうと思っていたら
なんと今回はナイフ側のベルトがプッツンと切れちゃってました。
この日は草刈り作業の続行を諦め
家庭菜園の耕耘を日没まで続け
 
 
翌土曜日、切れたのはこれまで何度も交換した中間ベルトだと思い込んでいたため
販売店を探したところ通販しかみつからず
早朝ネットで注文(アマゾンの当日配達)
 
このままハンマーナイフを酷使しても面倒だなと
ある程度朝露が乾くのを待って
刈払い機2台(通常の肩掛けタイプと背負い式)で刈り始めたのですが
35ccエンジンの高馬力の背負い式は、両腕にかかる負担が半端なく

15分毎にクラッチを切って息を整えなければならず

『これは一日持たないぞ』と肩掛け式をビニールコードにして
イネ科の少ない場所を刈り
身長を超すイネ科の密集地帯は背負い式と


何度も使い分けてなんとか刈込み

それでもまだ刈残しがあったので なんとかしたかったのですが・・・

結局朝10時からほぼぶっ通しで作業していたため疲労困憊の極致となって
夕方4時でギブアップ
 
家に戻ってからV-ベルトのケースを外してナイフのベルトが切れてるものの
中間ベルトはまだしっかりしてるのを確認し
 
家に帰って風呂浸かって疲れを癒し
家から8キロ離れた大型のホームセンターに電話して
ナイフ用ベルト(SB39)があることを確認して
その場で購入
 
翌日の日曜日
連日の重労働で肉体的にも精神的にもヘトヘトでしたが
なんとか週末に処理しておかなければと
自ら尻を叩きナイフベルトを交換




朝9時から前日刈払い機で刈った草の細断を目論んだのですが
まだ乾燥しきってなくて粘りがあるのと
容積が大きすぎてナイフのケースが詰まり 何度もエンスト
 
よくやくケースの半分ほどなら大丈夫とわかり
約2時間ほどで麦を植えようと思っている農地分を処理して

雑草で収穫を諦めた田圃に移動して
泣く泣く登熟している稲と雑草を刈ったのですが・・・

やはりイネ科だからか、走行速度は1(ローギア)でしか刈れませんでしたが
粟・稗・ススキほど大変なことはなく30分ほどでキレイに処理できました。


12:00に家に戻って昼食をすませ
夕方に予定されていた集落の集会で役員なので16:00には公民館へと言われていたため
食休みもせず急いでガレージからトラクターを出して農地に
 
約1時間で荒起こしを完了したのですが
刈残したイネ科の雑草は トラクターでも細断できず 
この有様 ↓ 
 
からまった草と泥を落としてなんとか15:00に作業終了
風呂に入ってサッパリしてから無事集会にも間に合うことができました
 
 
とまあ、余談ばかりでしたが、本題に戻ると
 
 
やはりハンマーナイフはイネ科の草の処理は 
とても難しく
 
結論としてイネ科の雑草を処理するには
まだ成長していない間に刈っておくか
(ただし真夏の炎天下なので別の意味で大変な作業ですが)
しっかり枯れて乾燥した冬場になってから細断するか
 
その二択かなぁと、改めて感じた次第です。
 
 
雑草の種類で言うと
むしろ背高泡立ち草の方が
茎が固くなっても粉砕しやすく
ハンマーナイフ向きの雑草だと実感しています。
 
 
よくみかける背高泡立ち草だらけの耕作放棄地であれば
ハンマーナイフであっと言う間に刈れちゃいますが
 
こまめに刈ってると、なぜかイネ科の雑草だらけになってしまうので
あまり気にならなければ背高泡立ち草が残るように
維持することが良いかもしれません。
 
 
 
耕作放棄地の雑草でお困りの方のご参考になれば幸いです。
 
 
【追記】
Vベルトは、基本的に三星のSBで問題ないと思いますが
前述のような雑草が切れずに負荷がかかりエンストを繰り返し
それを回避するためにクラッチの着脱を頻繁にされる場合は
耐熱性に優れたバンドーのW800(SB62:クボタエンジン以外)を
使われるよう推奨します。
 
 
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ハンマーナイフでの草刈り地獄からの脱却計画【2022年10月現在の報告】

2022-10-21 16:04:37 | ハンマーナイフ&草刈り

2021年6月2日もち麦を収穫し

大量の玄麦をどうしようかとしばらく思案

ネットで精麦をしてくれる業者を見つけ、試しに依頼しようかと思いつつ

10キロ単位でしか頼めず

100キロ以上あるためこれは面倒だなと悩み

 

翌年の2022年になって、ようやく重い腰をあげ

これはやはり精麦機を買うしかないなと決意し

京都亀岡にあるメーカーに視察に行き

約50万円もするのですが、その場で注文(受注生産)

 

約2月後の3月末に準備ができたとの連絡を受けて

軽トラで引き取りにゆき

とりあえず会社の店頭に置き

 

その後精麦して試食してみたのですが






 

これがまた普通の押し麦と違って もち麦は水分を吸ってプチプチとなり

とっても美味しくてビックリ

 

食物繊維もいっぱいで便通は良くなるし、ダイエット効果もあり

いまでは5分炊きして毎食欠かさず食べるようになりました

 

10年ほど休耕田というか耕作放棄地となっていて

しばらくぶりに稲作を再開し田植えを済ませた田圃に除草剤を投入し

水管理をしていたのですが・・・

 

700m離れたポンプを動かして途中の水門を開けたりして

田に届くのに30分かかるため水管理が面倒で

その上どうにも水持ちが悪く

朝夕に水を入れないとすぐに干上がってしまい 

除草剤の効き目なく雑草が生えだし

どんどん成長

水の取り込み口以外は

そこそこ雑草は抑制されていたのですが

雑草の勢いは凄まじく

道路際に植えた向日葵越しに呆然と眺めるばかりになってしまいました。。。

↓ この写真、9月1日に撮影したものなのですが

周囲が5月末から6月上旬に田植えをするところを天日干しの棹を使いまわすため

5月19日とどこよりも早く植えてしまったため稲穂も我が田のみとなり

目ざとく見つけた雀の大群が居着くようになってしまい

すっかり餌場と化してしまいました。

雑草はますます酷くなり、水もしっかり維持できなかったため

もう収穫は諦め

 

↓ 雀に食べられて スカスカとなってしまった稲穂

それでも放置はできないなと9月30日に稲刈りをしたのですが・・・

約2反近くの田圃で収穫できたのは

たったのこれだけ ↓ 

ほとんどの稲は実のない状態でした

稲刈りを済ませ、稲架の時に稲を拾っていて気づいたのですが

バインダーから逃げる機会を逃したマムシが最後の一列の時にブツブツにぶった切ってたらしく

そこそこのサイズで 雑草を鎌で刈ろうかと思っていたのを

サボって放置していて助かった~と胸を撫で下ろしました。

 

 

こちらは2020年にウンカの被害にあった田圃

2年目とあって稲作の要領も得て しっかり黄金色に輝いてくれて大喜び

10月16日に稲刈りとなりました

自治会の役員をするようになって近所の人とも懇意となって

中古の選別機をいただいたので

脱穀して籾摺りをしてからくず米をよけて

精米後で250キロの収量となりました

そして、以前から自分で作ったお米をより美味しくいただこうと

ぬか竈を購入

この竈

籾殻を投入して火をつけたらあとはなにもせずに炊き上がるんですよ~

新米の香りが抜群で ついつい食べ過ぎてしまうのが悩みの種となりました(笑)

 

麦もまた同じ農地に植えてみたのですが・・・

 

狩猟に追われてトラクターを出動できたのが11月21日

本当はもう一度細かく均したかったのですが

雨が降ったりして土が乾いてくれず

もう時間的に間に合わなくなるなと

ようやく播種できたのが12月15日

連作障害と植えたのが遅すぎたのもあって

3月1日でこの状態

この年は麦をすっかり諦めて

稲作に励もうと思っていたら

バッテリーあがりを起こしていてエンジンがかからず

充電して再度トライしてもセルモーターがギアと嚙み合わず

ギアにモリブデンのグリースを塗布したりとアレコレしても動かず

4月10日 仕方なくトラクターを投入(棚田で段差があって上の段は耕せないのです)

稲藁は、ネットにあった石灰窒素を混ぜ込んで堆肥にしようとしたのですが

これまた失敗

(高く積んだ稲藁に石灰窒素を撒き、水をかけて切り返しもしていたのですが、

ビニールシートでも被せて蒸らさないと発酵してくれないようです)

諦めて燃やし

耕運機はブースターケーブルを買ってトラクターからの電源でエンジンをかけ

ガレージから家の前に移動してエンジンを停止すると

またまたセルモーターが空回りして

ようやくバッテリーがダメになってると気づき

新替えしたところ 簡単に一発で始動

5月19日 ようやく耕運機で田起こしすることができました

 

6月13日 水入れ、6月14日 代掻き

6月16日 畦の草刈りと畦塗りをすませ

6月17日 田植え

完全無農薬と謳いたいところなんですが

やはりいまの状態では除草は薬に頼らざるを得ず

7月26日には このとおり

8月1日から中干し

 

8月12日に中干しを終了するとともに

麦を植えていた農地にトラクターをかけ

9月8日 注文しておいた蕎麦の種を引き取りに

約1月でしっかり雑草に覆われてしまったため

9月15日 雨の降らなくなった日にようやくトラクター投入

9月16日 台風の影響で雨が降るとの予報に焦って

蕎麦は水を嫌うと聞いていたため しっかりと溝切りして

種まき”ごんべえ”で蕎麦の種を植え

稲作をしている田圃では彼岸花がキレイに見えるように畦畔の草刈りをして

その後も雨模様となって、農地は水に浸かり

無事蕎麦が発芽しれくれるか相当心配しましたが

まあそれも己の運命だろうと達観し

 

気持ちを稲刈りに転換して

10月16日 田植えも一番遅かったので周辺では最後の一軒となってしまいましたが

翌日が雨との予報に慌てて稲刈りを開始

バインダーの調子がどうにもイマイチで

9時から13時まで4時間を費やしてしまい

チャンカーにも手伝ってもらって稲架け

稲穂を拾って棹にかけるのですが

黙々と作業を続けても一列に1時間半ほどかかるため

3列x2で合計で約9時間

すっかり陽が落ちて真っ暗闇の中根性で干し終えましたが

それはもうクッタクタ

 

でも翌日、雨の中綺麗に並んだ稲架けの風景をみたら疲れが吹っ飛んじゃいました

蕎麦も、水に浸かった辺りは消えてしまったり、ヒョロヒョロですが 

高畝にしていた場所はしっかりと育ち開花してくれて一安心

予報では、9月27・8日ごろまで雨が降らないようなので

後日談でまた詳しくご報告させていただくつもりですが今年も無事脱穀できそうです。

それにしても 新型コロナが蔓延して時間を持て余し

夢物語だった稲作も現実に取り組むようになって3期目

そのうえ麦も蕎麦も栽培することになるなんて

 

いや~、人生なんていつどうなるかわからないもんですねぇ

 

いまでも年に数回ハンマーナイフを出動させていますし

刈払い機での畦畔の草刈りは、もしかしたら以前より頻度が増えたかもしれませんが

処理面積が少ない分 費やす時間は少なくなってるし

なんといってもこの充実感に比べたら

雲泥の差

 

耕作放棄地や休耕田の草刈りに苦労しているみなさん

いくらでも情報を提供させていただきますので

農地への転換を是非ご検討ください。

 

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ハンマーナイフ 10年目 ある日の草刈り風景

2022-08-04 22:27:00 | ハンマーナイフ&草刈り

2012年に購入してから10年が経過

 
耕作放棄地を開墾して稲作を復活したり
トラクターを買って草刈り面積や使用頻度は随分少なくなりましたが
 
耕作後に放置して草が伸び過ぎたり、その他の山林や田圃の畦など
やはり刈り払い機よりも処理が早いため、いまでも現役でバリバリと活躍してくれています
 
本日、2022年8月4日の作業風景をご覧いただければ幸いです
 
 
【ご参考までに、処理した農地の面積と処理時間を追記しました】
 
 
この農地(面積約1,500m2=455坪)
去年の12月上旬に麦を撒いたあと
雨で収穫のタイミングを逃し 耕作地の草刈りは今季初めて
畦畔は 春の環境整備前の5月20日に刈っておいたのですが
この有様
9:40 ハンマーナイフでの草刈り開始



 
 
10:30 平坦な耕作地を終了して畦畔の作業
 
11:15 ハンマーナイフでの作業終了(1時間35分)
 
続いて2年前から稲作している棚田の畦と果樹園にしている農地の草刈り開始 〔11:27〕
この中央のセイタカアワダチソウが伸び始めている農地に
ハンマーナイフを入れたところ マムシが慌てて逃げていくのを発見
(左足の先20cm)

畦を刈りながら最上段の果樹園に到着 作業開始〔11:38〕

果樹園作業終了〔12:01〕 作業時間23分



棚田の畦畔終了 〔12:23〕 約1時間
この日、最初にマムシに遭遇したところもハンマーナイフでスッキリ
 
家に帰ってシャワーを浴び 昼食をかっこんでから
スーパーカブで水利組合(1)の水管理当番のため
貯水池の水門を開けに行く 〔13:10〕
池の主のお化け鯉も登場(笑)
 
〔16:30〕エアコンをガンガンに効かせた部屋で午睡して身体を休めてから
池の水位を確認して水門を調整
 
〔16:46〕雨の予報が外れてくれていたため
いまのうちにと家庭菜園をミニ耕運機出動
ジャガイモを収穫して苦土石灰を撒いておいた畝をフカフカの土壌にして
ネギとトウモロコシを移植する準備完了
 

〔17:40〕ミニ耕運機を片付けてから 最初にハンマーナイフで刈って農地の
残りの雑草を刈払い機で処理




 
 
〔18:30〕 刈払い機での草刈り終了 作業時間50分
 
水路際の草を刈っていたところ
その日2匹目のマムシに遭遇


丸歯だったら 可哀相だけどぶった切るところなんだけど
ナイロンコードだったので殺生を諦めたため
追いかける状態になってしまい
 
途中で動きを止めてトグロを巻く様子に
飛びつかれては大変と水路の反対側から処理をして
 
同じ場所に戻ってきたところ、姿が見えなかったので
たぶんウチとは反対側に登って逃げたんだろうと 
ホッとして草刈りを続けていたところ
 
なんと足の下に隠れてて
あやうく踏んでしまいそうになって大焦り
 
ウチの集落の周辺 竹林や湧き水などで湿気た場所が多く
マムシだらけなのでもうすっかり慣れっこになってしまいましたが
 
 
もしマムシの棲息する土地で草刈りなどする場合は
くれぐれもご注意くださいね 
 
 
この日の運動量は 
歩数で17,741歩 距離にして10.8キロでした 
 
 
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ハンマーナイフ購入から10年とメンテに関する質問への回答

2022-06-26 21:04:27 | ハンマーナイフ&草刈り
本日久しぶりにハンマーナイフの記事にコメントをいただきました。
 
内容は
 
要約すると ”エンジンがかからなくなり
とりあえずスパークプラグを交換してみようと思っているものの
取説での記載がなく、スパークプラグの位置がわからないので教えて欲しい"
とのご質問
 
お節介焼きなので 直ぐにでも返信しようと思っていたのですが・・・
 
『スパークプラグの位置もわからない素人の方に教えて大丈夫?』
ってこと
 
オートバイなり、車なりメカ好きでそこそこ理工系の知識があり
趣味で弄っているならいざ知らず
質問いただいている内容から どうやら”ずぶのど素人(失礼)”の様子


あとで 
ご質問いただいているスパークプラグの場所や
エンジンがかからない原因のアドバイスはするつもりですが
 
このブログ
YouTubeのように閲覧数を増やして収入を得ようとしていない
ただの物好きの日記なので
 
アドバイスに従って機械イジリして
怪我をしたとか、それが原因で機械に致命的な損傷を与えても
 
あくまでも自己責任ということでお願いいたします。
 
正直な気持ちをお伝えすると
メカを全くわかっていない人ならば ヘタに触って壊さないように
専門の業者に任せるのが、結局最も安価で早く解決する方法だと思います。
 
 
さて、ご質問にお答えする前に
2012年に購入してから10年を経過した現在の状態から
 
ドロドロの傷だらけでは恥ずかしいなと洗車してみました
最近のスマホのカメラ
色や画像処理されて実物よりもずっとキレイに写っていますが・・・
実際にはそこそこ傷だらけで 錆だらけ
土中の石を巻き込んで ハンマーナイフのケースは凸凹

まさに中古、それも相当草臥れてる
と丸わかりなのに
スマホの画像ではまだ新品みたい
 
『これじゃあヤフオクとかで出品されている画像は信用できないなぁ』 
とつくづくと感じた次第です。
 

折角高圧洗浄機で洗車したので
ついでに恒例の刃の交換作業もしてみました

今回もネット購入したのですが
材質や靭性はわからないものの
オレンジ色に塗装されて もしからしたら耐久性もあるかなぁ 
と淡い期待を抱いてます。 なんの根拠もなく(笑)






この刃の交換、
2012年にハンマーナイフを購入してから 新替えが3回目
その間に 摩耗していない反対側を有効的に使うため
新替えする前に反転してるので
 
新品X2面
交換刃3回x2面
で実質7回目の作業
 
年間の処理面積や使用頻度
雑草の種類や成長度合いによって異なりますが
 
ウチの場合は1年半毎に作業をしてきたことになります。
 
一昨年 一部の田圃で半世紀ぶりに稲作を再開し
昨年からはトラクターも購入して全体の半分ほどが
ハンマーナイフを使わなくてすむようになったため
出動回数も年間使用時間も激減したのですが
 
刃の交換が必要だということをご理解いただければ幸いです。
 
 
さて、ではスパークプラグの位置ですが
この画像の中央部
燃料タンクの中央手前下になります
OHVの表示のあるカバーの上

黒いケーブルを引っ張るとスパークプラグが現れます
専用工具を使って抜き出し、新品と交換してください。
交換後は、規定トルクでの締め付けが必要となります。
(スパークプラグ、トルクで検索して品番から締め付ける角度を調べてください)
 
エンジンがかからないとのことですが
ガソリンエンジンの場合
燃料が爆発しない原因としては
 
①燃料系統
②電気系統
③エンジン本体
があります。
 
燃料系統としては
タンクからのガソリンが正常に送られているか
(点検箇所は後述します)


排気管の目詰まりも
エンジンがかからなくなる原因のひとつです。




電気系統の原因のひとつとして
エンジン停止スイッチ(キルスイッチ)の断線も確認が必要です


燃料コックが正常な位置にあるか
汚れや目詰まりしていないか
キャブレターは
ノズルの目詰まりも多々発生する不具合の原因です。
特に使用頻度が少ない場合、
長期停止する前にガソリンをキャブから抜いておかないと
燃料成分が蒸発して膠のような状態となって目詰まりを起こします。
 
その場合、分解開放して洗浄する必要があります。
(最近、ホームセンターでもキャブクリーナースプレーが購入できます)

特にエアクリーナが汚れたまま使い続けると
泥や草の切れ端がキャブレター内に入り込み
フロートバルブが閉まらなくなったりノズルが詰まったします





さてこれ以降は全て自己責任でお願いいたします。
 
不慣れな取り扱いによって生じた故障や損傷、怪我、
その他クレームは一切受け付けませんので重々承知していただいた上
以下を参考にしてみてください。
 
但し、再々となりますが、機械のメカニズム、構造、取扱を理解されていない場合は
専門の業者での修理を強くお勧めします。
 
 
【以下はあくまでも参考として】
 
はじめに
ハンマーナイフの湿式エアクリーナーは
内部洗浄と潤滑油の補油は必須です。
空気が送り込まれなければガソリン燃焼できません。
 
馬力が落ちたように感じた場合
エアクリーナーが目詰まりしてスロットルを最大にしても
爆発燃焼できず出力不足となっている可能性大です。
 
 
原因を探す手順としては
①スパークプラグを抜く
②スロットルをMaxにしてスターターコイルを数回引っ張る
③スパークプラグの孔からガソリンが噴き出していれば燃料系統は問題なし
 
④スパークプラグのケーブルに+ードラーバーを突っ込み金属部分をエンジンのアース部に置き
スターターコイルを引いて火花が飛ぶか確認(感電して死亡する場合もあるので要注意)
(スパークプラグをつけたまま
先端の金属部分に火花が飛ぶか目視できる場合もあります。)
⑤もしも火花が飛ばない場合、
初めにエンジン停止スイッチが断線していないか確認
できれば運転状態でギボシ端子とアースの導通をテスターで確認

⑥それでも火花が飛ばなければコンデンサーが故障している可能性もあります


 
これらを実施してもかからなけらば
エンジン側(ピストンリング、ピストンライナー等に致命的な損傷)も考えられます。
 
オイル交換を定期的にされてますか?
されていなければ
ドレン受けの容器を置き
ドレンプラグを外して古いオイルを抜き出し
金属片が入っていないか確認してみてください


 
 
こんなに詳細に説明しちゃったら
なんか、農機具業者から恨まれそう(笑)
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ハンマーナイフでの草刈り地獄からの脱却計画 【その後の経過報告&もち麦の収穫】

2021-06-04 17:19:44 | ハンマーナイフ&草刈り

【前号までのあらすじと背景】

生産性のない草刈り地獄からの脱却を目指し

約10年間 ハンマーナイフを購入し闇雲に現実逃避するように草刈りを続けていた

半世紀以上耕作放棄地として放置していた農地でしたが

それまでのようにいくらハンマーナイフで草刈りをしていたとは言え

耕作放棄地のままで

御年90歳となる義父から相続となった場合

 

家屋や農地、山林その他もろもろの資産がウン億円前後あり

少しでも税収を増やそうと画策している税務署から

農地としての相続税の猶予を得るのが困難な上に

相続税の控除額が激減している昨今では

数千万円の支払いを請求されるは必至

(家内によると農業委員から『これは農地とちゃう』と告げられたんだそうです

 

納税するために土地や農地を売却できるならいざ知らず

全て市街化調整区域で転用が難しい土地とあっては

買い手がつくのは夢のまた夢

 

その場しのぎかもしれないけど

まずは農地として実績を作るべきとの考えに至ったわけであります。

 

そうして再び農作物を栽培することを決意し

昔ながらの耕運機を購入したのですが

 

一反以上の農地を耕運機で耕してゆくのは相当の労働力

定年退職して時間に余裕があるならいざ知らず

小さいながらも会社を経営し

尚且つ技術系の現場技師として出張仕事を請け負い

還暦をゆうに過ぎたいまでも

コロナ禍にあっても年間75日不在となる状態では無理とわかり

 

ここは老後のために貯蓄していた現金が減ろうとも

省力化をはからなければとトラクターを購入したのが丁度一年前

その後

ハンマーナイフで毎月のように草刈りをしていた2反と1反強の農地を

トラクターで数回荒起こしたのち

両方ともにもともと田圃のため高畝にして寒晒しし

一か所は前回にもご紹介したとおり試験的にもち麦を植え

つい先日刈り取りと天日干し、脱穀を済ませ

 

玄麦をどうしようかと現在思案中

 

あまり深く考えずにもち麦を栽培してみたのですが

ネットで調べてみると ダイエット健康食品として大人気なんだとか

 

再来年、集落の端っこに道の駅ができるので

そこで格安で販売してみるのも面白いかもと空想が膨らみ

 

農薬や肥料を使わずに稲作するためにも

連作障害をしないよう 米⇒麦⇒大豆 と転作するのがいいだろうし

とりあえず一反毎に米、麦、大豆を育ててみようと思っているところです。

 

とりあえず精麦してくれる業者に出してみて

状況によっては、精麦機を購入して

家庭菜園でもち麦を栽培した人が精麦に苦慮している様子なので

同じように代行業をしてもいいしネ

 

もう一か所の毎年真夏には熱中症でいつ倒れてもおかしくないと

悲痛な思いで草刈りしていた農地は、思い切って今年から稲作することにしました

 

去年生まれて初めて稲作に挑戦し

ウンカで思うような収穫は得られませんでしたが

ほぼ無農薬、無化学肥料、天日干しが功を奏したのか

 

嬉しくて友人知人に配ったところ

玄米食をしている友人からは

「美味しかったよぉ」とお世辞抜きの賛辞をいただき

これは今年も稲作するしかないな と

 

去年から始めた棚田では”ヒノヒカリ”を
今年からの田圃では”キヌヒカリ”を栽培することにしちゃいました

 

今年もウンカの被害が予想されているため

どれくらい収穫できるかわからないものの

友人知人以外にも

たぶんコロナで大変な思いでいる家庭もたくさんあるだろうし

こども食堂に寄付するのもいいんじゃない?との思いで

 

 

いや~ 数年前にはもう終活しようと思ってたのが嘘のよう

夢が広がって超楽しいです

 

草刈りに悩んでいるみなさま

よかったら生産性と遣り甲斐のある農耕してみませんか?

 

 

【追記】

稲作すると 田植え後に一発除草剤を投げ込めば

水田部分はほぼ水管理のみで過ごすことができ

収穫期が10月であれば刈り取った後に雑草が蔓延ることもなく

田起こしして寒晒しすれば春までなにもする必要がありません。

 

麦は、11月に種まきをしておくだけで

水もなく乾いた土地でも芽が出てきて成長し

冬の間に数回の麦踏みをするだけで

6月頃までほぼ何もしなくても出穂し登熟してくれます。

(農薬を散布しなければ黴が発生することもあるそうですが・・・)

 

私は、基本的に無農薬、無化学肥料での

可能な限り自然農法での栽培を目指しているため

収量をきにせず、ダメならダメでいいやと気楽にしておりますが

真剣に営農として考える場合はそれなりに施肥や農薬を散布してはいかがでしょうか。

我が家の新しい田圃には

頼んでもいないのに

合鴨が棲みついてくれてるんですよ

(無農薬だからエサになる虫や草が生えてるからみたいです

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ハンマーナイフでの草刈り地獄からの脱却計画‼︎ (その3 初めての稲作、田植え以降)

2020-12-22 17:57:18 | ハンマーナイフ&草刈り

そんなこんなで

(思いっきり端折ってるし

生まれて初めて稲作なるものを開始

 

まず、なんせ元来中古が大嫌いな性格

安かろう悪かろうじゃあ頼んでる苗が台無しだなと

田植え当日の朝から各部の作動点検と使用前の準備作業

どうか故障することなく、まともに動いてくれますように!

と祈るような気持ちで 農協へ苗を引き取りにゆき

1反分の”ひのひかり”の苗18箱を軽トラに積み込み

いよいよ田植え開始(6月20日)

 

ところが

なにせ生まれてこのかた土いじりはおろか

稲作などしたことのないど素人

 

深さだの量だの間隔だの

全くわからないので 

まあ、初めて挑戦していることだから

失敗して元々と思ってたので

えいやーで

とりあえず深く、多く、密度を高めて植えてみちゃいました

中古で取説もなかったのでネットでメーカーのHPからダウンロードした機械操作だけを参考に

ほんと適当に植えてみましたが

まあ、そこそこ体裁よくできたかな(自画自賛)

 

ところがその後が大変

 

なんせモグラの穴だらけで

水持ちが悪いので

毎日深水になるように必死でした

毎朝4時頃に起きだして水を張り

仕事を終えてからも事務所から田んぼに直行(笑)

活着してくれるのか、不安な毎日を送っているのに

こんな時に限って出張仕事が入り

1日空けただけで

水が抜けてて大焦り

このままじゃあ雑草が蔓延りだすだろうなと

無農薬で育てるつもりだったけど

初回の除草剤だけ使わせてもらっちゃいました(6月29日)

この頃は、毎朝起きたら田んぼ

仕事から戻ったら田んぼ

 

それまでのただ雑草を刈るだけの生活に嫌気がさして始めた稲作でしたが

ここまで手間がかかるとは想像もしていませんでした

毎日朝晩眺めていると、少しずつ育ってくれているのがわかって

農業(稲作)ってこんなに充実感が味わえるんだと嬉しい誤算(?)でした

7月7日

7月12日

7月24日

 

8月14日

早朝に田んぼに行ってみたところ吸い上げた水が光っている姿に大感動

8月27日 (田植えから68日目、よくやく出穂:しゅっすい)

 

8月29日(開花)

8月30日 もう10回目の畔の草刈

9月4日(よくやく登熟してきたのか”首が垂れだして”大喜び)

9月15日

稲穂が重くなってきたからか、倒れだして大焦り

9月30日 巷でトビイロウンカの被害が伝えられ

奈良でも蔓延しだし、周辺の田んぼが焦って稲刈りをし始めていたものの

田植えが遅かったこともあってまだ稲刈りできるまで登熟していないことと

いつ病気や台風での倒伏で稲作を断念しなければいけないかと

準備が整ってから農機具を手に入れるとこにしていたため

この頃になってようやく

バインダーを手に入れることを決意

10月4日 ネットでみつけた中古のバインダーを引き取りに山梨へ

めったに訪れることのない土地なので

身延山と”ポツンと一軒家”で観た七面山の登山口を見学

軽トラで新東名をぶっ飛ばして

よくやく我が家に到着

周囲の田んぼは全て稲刈り後

ところが、天日干しをするための稲干台が届かないため

とりあえずウンカで坪枯れした稲を刈るために鎌を買い

生まれて初めての鎌を使うのが

ウンカの坪枯れとなってしまいました。

10月11日 よくやく稲干台を仮設して 稲刈りを開始

このバインダーなる稲刈り機

棚田での移動も楽だし

ハサ架け(稲の天日干し)に最適な 

束状にしてくれるので大助かり

 

10月15日 稲刈りとハサ架け完了

ところが、その翌日から雨が降り出し

大焦りで切り口から雨が入り込まないようにとビニールを被せ

続いては、オークションで落札した脱穀機を引き取りに 福知山へ

最初は、馬力と頑丈さを求めてディーゼルハーベスターにしたかったのですが

重量が400kg近くあるため軽トラへの積載が困難だとわかり

ガソリンながらも 極めて使用時間の短そうな極上品を手に入れることができました♪

重量は約300kg

それにしても

軽トラを買ってホントに大正解でした

こうして購入した機械の運搬にも役立ってくれるし

農業するには必需品なんですネ

 

ハーベスター(脱穀機)も手に入り

さて、次は水分を計って 脱穀のタイミングを

10月30日 水分計が到着

水分も15%を切ってくれたのと

数日後に雨の予報だったので、脱穀を決行

10月31日 少しでも乾いた状態がいいかなと 10時から脱穀開始

7a(アール)ほどなので 午後2時半に脱穀を完了(収量は17袋でした)

次は籾摺りなんだけど

なんとか半世紀前に使ってた機械が活用できないかなぁ

と 掃除しながら構造を調べてみたところ

昔の脱穀機も籾摺り機も 

石油原動機からベルトで駆動していることがわかり

納屋を探してみたのですが

骨董品級の原動機が

どうにも見つからず断念

11月2日 菜園で使う藁を集めがてら

時間ができたら 藁ボッチを作ろうかなと

とりあえず藁を積み上げ

菜園のマルチやいつか縄や菰の作りたいなと キレイな藁を運搬

 

11月12日

またまたオークションでみつけた中古の籾摺り精米機で

ようやく試食できるように作業を開始

 

 

 

精米してみると 登熟期間が短ったのとウンカで成長が足らなかったのか

未熟米(しろた米)が混じっていましたが

炊いてみたところ

ほとんど農薬を使ってなかったのがよかったのか

はたまた天日干しがよかったのか

 

味も香りも抜群で

それまでの苦労も吹き飛ばしてくれました

それなら糠もきっと美味しいはず と、

糠漬けにも挑戦

生糠に塩を混ぜ

あごだし(飛魚のダシ)と生山椒、鷹の爪、花かつおを加え

捨て野菜を入れて 10日間

毎日朝晩しっかりと混ぜていたところ

2週間目に発酵が活発となり乳酸菌もしっかりと根付き

 

じつは、米作りの次は、

別の耕作放棄地で麦栽培と決めていたので

 

米作りと同時並行して麦の種を探していたところ

いつも買っている種苗屋に尋ねると 

扱ってないんやけど、前にも頼まれて仕入れたことあるけど・・・

と言うものの、

価格はキロ3,000円(1反分約6キロだと18,000円)

 

「高いなぁ」とネットでアチコチ探してみたところ

なんと京都に とてもいい販売所をみつけ

またまた軽トラをぶっ飛ばして

11月2日に購入(6キロでなんとたったの5,700円)

いやぁ~ いい買い物したなぁ

 

続いては、麦の種をどうやって撒こうかと

いろいろと勉強してみたところ

播種用の”ゴンベエ”が最適だなと

いつものホームセンターに注文し

11月23日入手

要領がよくわかってなかったので

普通の麦撒きの倍の量のベルトを買ってしまい

間隔も一番狭い設定のままだったので たったの20分ほどで

一反分を播種してしまいました。

 

まあ、初めてだし、

いつも失敗して元々と思っているので

気楽なもんです(笑)

 

播種してから 全く雨が降らなかったこともあって

いったいどうなってしまうのか と

8日目に畑を覗いてみると

 

まだ種のままだったので

とりあえず水遣りして

露出していた種を埋めておくことにしたのですが

出勤前の9時前から開始して

完了したのが12時半

両手にじょうろを抱えて 

農業用水の蛇口から畑の畝を数十往復

なかなかいい運動になりました

 

12月11日(播種から18日目)

アチコチ出張仕事から戻って畑を覗いてみたところ

なんと発芽してくれてました~

カラッカラに乾燥した土なのに

どうやって成長できるんでしょうねぇ

 

自然は偉大だなぁ

こうして

2012年から7年間

4月から11月までのほぼ毎月

合計5反ほどの耕作放棄地を

ただただハンマーナイフで

雑草を刈っていた生活からの脱却をはかり

 

精魂込めて作った農作物が収穫できるようになって

ホントに良かったなぁ

と心の底から感じています。

 

たぶんほとんどのハンマーナイフに興味を持っている人は

なんとか雑草を処理したいとの思いでいっぱいかと思いますが

発想の転換をはかり 農耕に励んでみてはいかがでしょうか

(特に、稲作は一番効率のいい雑草対策でもあるみたいですよ。)

 

なんにせよ

Google先生とYouTubeだけで

生まれて初めての未経験者でもお米が作れちゃうんだもんなぁ

 

コロナ禍にあっても 全く関係なく伸び伸びと野外で過ごせるし

心身ともにとても健康的で

 生きがいにもなって若返らせてくれるし

超オススメです。

 

 

 

【オマケ】

ウチの集落45世帯ほどなんですが

私がハンマーナイフで処理しているのを見て

よっぽど便利だと思ったのか

この8年ほどの間に

なんと5台ほど購入したようです。


ほとんどが乗用で最新のはクローラタイプまで

アチコチで耕作放棄地の雑草を刈っている光景を見るようになりました。

 

 

まあ、たしかに便利ではあると思うけど

でも、結局はなんの生産性もない苦役なんですよね。

 

 

【オマケ】

オッサンの手でこねくり回した糠漬けですが

ムッチャ美味しいんですよ~

来年は、キュウリにナス、茗荷、ニンジンと

野菜の栽培にも力が入りそう(笑)

 

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ハンマーナイフでの草刈り地獄からの脱却計画‼︎ (その2)

2020-06-15 12:53:44 | ハンマーナイフ&草刈り

【これまでの”あらすじ”】

 
生産性のない徒労としか考えられなくなった
休耕田の草刈り生活からの脱却を図るのと
 
コロナ禍で
もしかしたら食糧難になるかも
 
それならヒモジイ思いをしないように
とりあえず芋類や穀物類を耕作しようと
 
家庭菜園を中心に、いずれ休耕田も拡げようと
栽培計画を立てたのですが・・・
 
畑の作業は、雑草の草ひきや水やりに追肥に中耕
その他もろもろ毎日こまめな手入れを必要な上に
元々田んぼの土地を、水はけの良さを要求される畑にするのも
大変だとわかり
 
やはり”餅は餅屋”(←意味不明)だなと
それなら稲作するぞと思い立ったのが4月14日のこと
半世紀以上放置していた休耕田を耕運機で田起しし
 
ネットで稲作のことを勉強していて
偶然みつけたライドレーキを買いに茨城まで軽トラをぶっ飛ばしたのが4月29日
 
翌日の4月30日にそのライドレーキを整備しようと分解し
5月2日に稲作予定地に畔を作り、土の粒子を細かく砕き雑草を埋め込もうと
田起ししておいた土地を再び耕運
 
5月4日に、そのうち今回の休耕田以外の土地も深部まで田起ししようと
松山スキを引き取りに岐阜(養老)までまたまた軽トラをぶっ飛ばし
 
5月6日には 田んぼ予定地をまたまた耕運
5月10日に 松山スキを整備しておこうと分解し
 
その後ライドレーキの摩耗箇所の修正とペンキ塗り
5月11日に ほぼスクラップのカゴ車輪を引き取って
5月12日にグラインダーで錆び落とし
 
5月15日には、田んぼ予定地がしっかり保水できるか水入れして畔塗り
 
5月21日未明(朝3時)に出発して
奈良から京奈和道で和歌山に出て(5時到着)
南海フェリーに乗船
 
コロナ禍で、未だ都府県をまたぐ不要不急の外出を控えてる時期だったので
一般乗客はわずか二人(もう一人は同じ歳くらいの年配ライダーのオッサンでした)
 
徳島に到着後、とりあえず朝ごはんを食べてから
落札した田植え機を引き取りに中古農機具屋に直行

できれば11時徳島発のフェリーで帰りたかったので
急いで軽トラに搭載しおわったのが9時30分
(高速を走れるようにと固縛するのに手間取っちゃいました
『折角徳島まで来たんだし、鳴門金時(サツマイモ🍠)の蔓も買っていこ
と欲を出したのが運のツキ
 
今年は、春の訪れが遅かったとかで
”紅ほまれ”は予約した人のみの販売と言われ
アチコチの種苗屋をまわってようやく手に入れられたのが12時 
 
そんならシャーナイと 徳島市内に戻り、徳島ラーメンを堪能
 
次のフェリーが16時半までなかったので
 
他府県から来た人間がウロウロしては申し訳ないなと
眉山の頂上で時間潰しして帰ったため
 
家に到着したのは夜9時をまわってました~
 
それにしても、コロナ騒ぎがなかったら
奈良から徳島へ日帰りなんかしないよなぁ

 
 
そうして田植え機を手に入れてから
5月23日に 水入れ前の最後の耕運

苗の注文が遅かったので6月20日を田植え日としたため
逆算して6月13日に代掻き
 
その直前の6月6日に、最後の耕運としたかったのですが
 
その前に仕事で瀬戸内への出張予定があったり
実は、1階のトイレに水漏れが発生して
業者に見積もりを頼んだら25万円と言われ
 
『ヒェーそんなら自分で交換したるわ』と家族に宣言して
DIYで便器交換することにしちゃったため
前倒ししちゃったってわけです
 
そんなこんなで
耕運機のプラウで何度も往復してから水を引き込みやすいように
培土機で深い溝をつくり


 
カゴ車輪を直すのが大変だなぁ
と、ダメ元で近くの中古農機具屋を訪れてみたところ
な、なんと運よく水田用のタイヤを見つけて
その場で買っちゃいしまた~
税込み8,800円也
(カゴ車輪、修理用の鉄セメントや被覆材にペンキで既に30,000円かけてました
 
耕運機用の車輪
メーカーによって車軸の形状やサイズが異なるし
自分の持ってる9馬力の耕運機に合うような
径の大きな車輪があるなんて、超ラッキー
 
その後、整備したライドレーキを組み立てて
 
 
先日の水入れで見つけたモグラの穴を塞いでおこうと
竹の杭を作って
水漏れ箇所を塞いでいったのですが


高さ1m50cmほどの低い土手にかかわらず
出口を塞いだところで
土手じゅうモグラの穴が縦横無尽に走っていたため
水圧で次々と土の薄い層を突き破って新しい穴が現れ
水が勢いよく噴き出してきて大焦り
 
結局、数十本の杭を打ち込んでも水が止まらず
『水が溜まってくれないなら、麦と大豆畑にしたるわ
と開き直り
 
とりあえず予定どおり代掻きするぞと水を入れて


 
ダメ元で彼岸花の球根約120ケ手に入れて
土手じゅうに植え込み
水田用のタイヤに付け替えて





生まれて初めての代掻きをしてみました~
 
正直に打ち明けると
耕運機のプラウだけでどこまで代掻きできるのかなぁ
 
と、ちょっぴり不安もあったのですが
何度も耕運して土を細かく砕いておいたことと
元々長年田んぼで使っていた土地のため
 
アッというまに土が泥にかわり
長靴を引き抜くのに苦労するほど、しっかりした田んぼとなり
 
耕運機の泥除けマットでしっかりと均してくれちゃいました
 





見てください この水を張った田んぼ
つい二か月前まで 何十年も草ボウボウの休耕田だったとは
信じられないでしょ



とはいえ
勿論隅々まで完璧に均等とはなっていないため
 
田植えまでにもう一度ライドレーキで均し作業をするかどうか
悩んでいるところです。
 
 
【次号”田植え編”に続く】
 
 
追記: まだまだ先が長くなりそうなので
とりあえず草刈りについて自分なりの考えを吐露させていただくと
 
①雑草だらけの休耕田の草刈りだったらハンマーナイフは単なる一時凌ぎのパッチあてしかできない
②地表の草しか刈れないハンマーナイフで徒労としか思えない草刈を続けるよりも、
中古のトラクターでも買って、耕運しておくほうが作業頻度も少なくなり土地としての活用ができる
③最近は離農などで中古でも程度のいい農機具が多く、専門の業者から買えば安心
④耕運機なら10万円未満、トラクターでもたまに耕運するだけだったら20万円程度でもみつけられる
⑤トラクターは、昔のアナログなものの方が丈夫で壊れにくく、要らなくなっても輸出用に引き取ってくれるから安心
 
 
 
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ハンマーナイフでの草刈り地獄からの脱却計画‼︎ (その1)

2020-05-18 12:03:18 | ハンマーナイフ&草刈り
 
これまでにこのブログに投稿してきましたが
 
2012年夏にハンマーナイフを購入して以来、
合計約7反(2100坪、約7,000m2)の休耕田や山林を、
毎年、4月~11月の間、月毎か隔月ペースで黙々と草刈りしてきました。
 
休耕田のほとんどが、一応国道沿いだったり、建売住宅に隣接していたこともあって
雑草だらけにしておいては恥ずかしいし迷惑だろうとの思いと
多い日は約25,000歩の20キロ弱歩くこともあって、
普段はデスクワークだけの生活なので運動不足解消にもなるかな
それに汗だくになって屋外作業した後のビールも格別だし
と、半ば自分を騙しながら、なんとか前向きに継続していたのですが・・・
 
 
真夏は炎天下の、熱中症ギリギリの過酷な作業で
そのうえ雑草は、5月~9月までは恐ろしい勢いで成長するため
正直、うんざりさせられることもしばしばで、
実は、モチベーションを維持するのに必死 
 
 
現実の年齢を忘れるようにして、いつまでも若いつもりで己を励ましていましたが
ある日、『こんな生産性のない生活をこれからもずっと続けないといけない訳
との思いが強くなり、草刈地獄から逃れることを考えるようになりました。
 
 
 
そんなこんなで、『元は水田の土地だから稲作に使うのが一番だろうな』と思いながら、
準備しなければならない農機具の事を考えると、なかなか実行するまでの踏ん切りがつけられず😞
 
当面は畑として野菜でも作ろうかなと計画を立ててみたのですが、
年老いた両親の面倒で手一杯の家内の反対を押し切っての独り相撲なので所詮動けるのは自分だけ😥





 
未だ会社も仕事も続けている身では、いまの家庭菜園だけでも手一杯なのに、
これ以上手間のかかる野菜作りの耕作面積を広げるのは不可能だなとようやく理解
 
 
 
そんな事もあって、これからどうしようかと悩んでいたところ、
この新型コロナ禍による自粛で、就寝時間が乱れて早寝しては夜中に目を覚ます習慣になってるのを好機と捉え
 
GoogleとYouTube で稲作の事を勉強してアレコレと模索して、なんとか今年から稲作を始めてみようと決意しちゃいました
 
 
そうして、とりあえず先日耕した棚田で試す事にしたのですが、
なんせ現状ではトラクター🚜の入らない土地
以前、ユンボで入ろうとして水路のU字溝を壊したて断念してたので
とりあえず耕運機で起せるかなとトライしてみたところ
 
 
 
 
 
さすがは歩行式では最大馬力の耕運機
半世紀以上使ってなかった休耕田なのに
しっかり耕運できちゃいました~
 
まあ、これまでハンマーナイフで定期的に刈り続けてたので
根の深い雑草が無くなってたのもあるんですけどネ
 
最初は、畑にしようと思っていたのを稲作するとしたため
耕作面積を拡げ、畔作りを済ませ




 
農協でとりあえず試験的に稲作してみるからと
1反分の苗 18枚を購入予約
 
その後、またまたネットで稲作のことを勉強すると
田植えまでの作業として代掻きがあるのを思い出し
 
耕運機でどうやって代掻きしようかとネットサーフィンしてたところ、
オークションで耕運機でも楽に代掻き出来そうな乗用レーキを見つけ
片道550キロ離れた茨城県のかすみがうら市まで軽トラで引き取りに行き
家に戻ってから分解して摩耗している箇所を修正して塗装してリコンディションすることに
 
 
 
この乗用レーキ、分解して構造を調べてみると
な、なんと、車輪も牽引するレーキも軸受けがなくて鉄のパイプにグリースを塗っただけ





 
これで何十年も使ってたとはビックリしながら、ベアリングを探し
摩耗した部分をUVグルーで肉盛りして金属接触に強いモリブデン含有のグリースを塗ることに
 
 
その後
代掻きまではまだ時間的余裕があるなと
ほかに必要なものがないかとオークション探しを続け
 
 
水はけの悪い田の排水を改良しようと松山スキをみつけて
岐阜県の養老町まで引き取りに行き
これまた分解してワイヤブラシをかけて
グリースを塗りなおして塗装の準備
 
あとは
常用レーキで水田を走りまわるためには
耕運機用の鉄車輪(カゴ車輪)が必要だなと
オークションを探したのですが
いま持ってる耕運機に合うサイズのものが
スクラップ品でしか見つけられなかったため
 





価格2,000円の品に4,400円の運賃をかけ
グラインダーとカップワイヤーブラシで錆びを落とし
 
更に、鉄用のパテとファイバーの補修材が約1万円分で肉盛りして
錆び鉄用のペイントを塗る予定
 
 
コロナ禍のテレワークや自粛の影響もあってか
仕事もあまり忙しくなかったので
 
平日も、事務所に顔出してから早退して
ほとんど農作業に熱中してましたぁ
 
一昨日、久しぶりに雨が降るとの予報だったので
急いで水をひき 
水漏れしないか点検

モグラの穴だらけだったので
とりあえずYouTubeで勉強した畔塗りしてみました
 
 
そして昨夜、たぶん一番小さな乗用の田植え機を落札
今週中に徳島まで引き取りに行く予定です
 
 
 
というわけで
しばらくは初めての稲作に没頭しちゃうことと思いますので
 
その後の経過を含めてご報告させていただきますね
 
 
アクセス解析から
ハンマーナイフの検索が毎日2百回ほどあって
世の中には雑草に悩まされている人も多いんだなぁとの印象ですが
 
 
ただ刈り続けてるだけじゃない方法もお知らせできればと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
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《編集中》 趣味”開墾” 続き 【ユンボ&耕耘機編】

2018-11-20 17:34:46 | ハンマーナイフ&草刈り

さて、タイトルの開墾の話

いくらハンマーナイフで草刈り作業が楽になったとはいえ

 

いつまで経っても、ただただ草を刈ってるだけで

なんら生産性のないことに疑問を感じていたこともあって

 

数年前にユンボの免許を取り

春までは草刈り作業をお休みできて

寒晒しのできる冬前にと、

ユンボをレンタルして田起こし(?)をしてみました。

 

この計画を考えてから

ユンボをどうやって手に入れようかと

中古店を探しに行ったり、大手のレンタル店に下調べに行ったのですが

プロ専用の業界で、素人だからか非常に冷たくあしらわれ、

レンタル料も半端ないほどの高額!!!

 

半ばレンタルを諦めて購入するしかないかなと諦めていたところ

奈良市内にとても良心的なレンタル店をみつけて

すかさず借りてしまいました♪

 

運送費、レンタル料それぞれ1万円/日

往復の運賃+使用日3日で計5万円ほど

痛い出費だなぁと思ったけど

この効率の良さにビックリ

これを手作業でしたら1月でも無理と思ったら

とてもリーズナブルで喜んじゃいました

到着した日の午後から作業を開始して 

翌日とその翌日の2日半で この土地の処理を終了

全てを起こしてしまいたかったのですが

上流からの湧き水でぬかるんだ場所で

ユンボが埋没しそうになって慌てて脱出して諦めることに

その後は、溝切りをして上流からの雨水を流れるように処理

スコップと鍬・鋤の手作業でしたが

なんとか水路を確保して

 春先までの期間は寒晒しすることにしました

温かくなってきた4月中旬

耕耘機を使って田起こしした後を耕耘してみることにしました

実は、前の年にこの最大級の耕耘機を購入したものの

いい加減な農機具屋に注文してしまったもので

試運転するといいながら

結局、1年たっても音沙汰無く

取説を読みながら動かしてみたのですが・・・

ユンボで起こした土の塊で起伏が激しい上に

ホイールベースを狭くしたままだったので

何度も転倒を繰り返し

ひとりでは起こすこともできなくて

農機具屋の担当者に電話しても応答がなく

留守電に伝言を残しても何の連絡もなく

相当頭にきちゃいました

 

 

嘆いていても仕方ないなと

自力で起こして

ホイールベースを最大幅にしてようやく

まともに使えるように

粗めの耕耘処理を終えて

この日は終了

 

 

耕耘してて、元田圃の地質から

このままでは畑としては使えないなと

土壌改良のために 牛糞堆肥を投入することを決定したものの

 

実際に

既に雑草が猛威をあらわす時期となってしまいました。

とりあえず2トンを購入したのですが

ミミズがウヨウヨしてて思わず\(^o^)/しちゃいました(笑)

実は、海外出張から帰ってきた日で

寝不足もあってクタクタだったのですが

翌日が雨の予報で、牛舎が焦って持ってきたらしく

折角の堆肥が雨で流されてはと一輪車でばら撒いたのですが

結構いい運動になりました(^^;)

とはいえ、いまだ現役会社経営者の身なので

なかなか開墾のための時間が作れず

その後も耕耘機で堆肥を漉き込んだものの

草の猛威に負けてしまい

ハンマーナイフでの草刈りを繰り返して

この土地開墾作業は来年への継続とすることになってしまいました。

 

 ということで 開墾はまだまだ続きます。

 

 

 

 

 

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ある日の草刈り風景(ハンマーナイフでの処理時間参考用)

2018-09-21 18:27:31 | ハンマーナイフ&草刈り

 

ブログを閲覧していただいておりますみなさま

大変ご無沙汰しております。

 

”ハンマーナイフ”の検索エンジンから

毎日のように百名以上の訪問者と

数百PVの閲覧数を見て

ブログ主としても驚いている次第で

 

そのうえ

最近は、ハンマーナイフのレンタルを希望される方からの

お問合せも多々受け取るようになり

 

どれだけ多くの方が草刈りにご苦労されているのかを

認識させていただいております。

 

ということで

ハンマーナイフでの処理能力は

草の種類や環境(乾燥状態など)でも異なるため

あくまでもご参考までとして

先週の草刈りでの処理時間をご紹介させていただきます。

 

 

9月15日 11:40

休耕田(我が家での通称”トンド場”)

 ハンマーナイフでの草刈り開始

 

 

 

12:09(開始から約30分後)

トンド場完了

 

 

12:16

休耕田(通称”クボの田”)

に移動

 

クボの田

ハンマーナイフでの草刈り開始

 

クボの田

開始直後

 

クボの田

開始から約55分後

ハンマーナイフでの草刈り完了

 

 

 

 

13:52

ハンマーナイフを自宅に戻し

昼食後に刈払い機での草刈りを開始

(畦畔と水路のキワ刈りのため)

 

 

15:48

トンド場からクボの田に移動して

草刈りを完了

 

 

 

刈払い機を農機具小屋に戻し

水分補給してからレイキで水路の清掃

 

16:23

水路の清掃完了

 

 

 

草刈り前との比較

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンマーナイフで処理できるのは

基本的に平地だけなので

 

実際には刈払い機での畦畔や

水路のコンクリートの際刈りと

 

特に刈払い機で飛び散って水路に溜まった

 草の破片の処理が必要となりますが

半日でこれだけの処理ができます。

 

 

 具体的な面積をお知らせしたいのですが

資料がないので・・・

 

ご参考までに

 

下の航空写真の 

建売住宅の北(上)にある7割ほど耕耘した田が”クボの田”

【昨年の年末、草刈りばかりしてても生産性がないなと、何か植えようと思い

ユンボで田起こし(?)してから春先に9.5馬力の耕耘機で起こしておいたのですが

その後放置してしまったこともあり、7月末に一度ハンマーナイフで処理していても

前述の写真の150cmほどの雑草に覆われた状態となっていました。】

 

そのナナメ左上の木の生えてる耕作放棄地のナナメ左上の

休耕田が”トンド場”です。

(比較となる建売住宅が、土地面積約200m2が二軒分です)

 

 

 

 

 

 

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ハンマーナイフ6年目の定期整備

2018-05-01 14:00:59 | ハンマーナイフ&草刈り

 

とうとうまた今年も草刈り三昧生活が始まってしまいました。。。

 

昔は、寒い冬が大嫌いだったんだけど

草刈り地獄に陥ってからは

草刈りしなくてもいい冬が大好きになっちゃいました。

 

「草刈りの事を考えると、もう春も夏もいらん」って感じ

 

刈払い機での草刈りは4月の半ばから始まっていたのですが

ハンマーナイフを登場させるのは

毎年、GWの後半にある水利組合の露掘り(田植え前の水路の整備)の前

 

(5月を過ぎてしまうとセイタカアワダチソウやスカンポが成長してしまって処理時間が倍以上かかります)

 

去年は冬眠前に洗車もせずに放置していたこともあって

エンジンは楽に始動できたものの

クラッチがどうにも様子が変

 

その上、Vベルトが鳴いてるのが気になって

もしかしたら、以前みたいに突然プッツンと切れちゃうんじゃないかと

ヒヤヒヤながらなんとか休耕田その6&7を片付け 

(近隣の住民の安眠妨害とならないように8時を過ぎてから開始)

 

雑草も、まだ丈が短くて柔らかいのでハンマーナイフでの草刈りは1時間ほどで終了し

刈払い機で3時間、畦畔や凹凸の激しい農地跡を刈り込んで

この休耕田を終了


続いてはゆっくりと昼の休憩

を取ってから4段の棚田を処理

ここまでで、24,212歩(距離14.1キロ)でクタクタになっていたため

こちらの畦畔や土手の処理は別の日にしようと

ハンマーナイフの泥を用水で落としおわったと思ったら

 

突然エンジンがかからなくなって大焦り

重い車体を押して、なんとか家まで辿り着いてから

何度もエンジンをかけようとしても

全くガソリンが点火しそうな気配がないため

 

用水をぶっかけた直後に起こったトラブルなので

湿式エアクリーナーに水が入ったかな?

とフィルターを掃除して、油を満たしても動かず

電気系統の不具合かもと

スパークプラグを取外してみたら

↓ こんな状態でした

疲労困憊だったのでスパークプラグは明日買いに行こうと

翌日まで玄関前に仮置きしていたところ

 

エアクリーナーの下のアスファルトがガソリンで濡れて溶けだしているのを発見

エアクリーナーのオイルバスがガソリンで満タンとなって溢れた様子

 

プラグを外してスターターコイルを引くと

燃焼室からガソリンが吹き上げてきてビックリ

(キャブのフロート弁が閉まらなくなってしまったのが原因でガソリンが流れ込んでたようです)

 

これは、ハンマーナイフが整備してくれって訴えてるんだな と

この日は草刈りを取りやめて整備に取り掛かることにしました。

 

最初にスパークプラグとオイルを買おうと

オー〇バックスに行ってみたところ

お目当てのプラグは在庫がなく取り寄せとのこと

 

せっかくのヤル気を削がれてはと

ダメ元でホームセンター(コーナン)で探してみたところ

ありました~

(2本で600円弱)

オイルは10W-30の4リットル入りを購入して

急いで家に戻り

 

エアクリーナーを取外して

キャブクリーナーでしっかりと汚れを落とし


 

エアクリーナーもしっかりお掃除して

エンジンオイルを交換(1リットル)


続いてミッションオイル(#90)も交換(1.6リットル)

エアクリーナーもキレイになって

スターターコイルを威勢よく引っ張ってみたところ

機嫌よく一発で滑らかなエンジン音を響かせてくれました

 

あと、気になってたVベルトも点検したみたところ

これが全然大丈夫で一安心

 

ディーラーで買った純正だから丈夫なのかなと思ったけど

 

よくよく考えてみたら

以前ベルトが切れたのが2016年の夏だから

4年はもってくれるのかもしれません

 

 

次は、そろそろ切れ味の悪くなってきた刃の交換

結構メンテが必要なので

 

ハンマーナイフを購入されたユーザーのみなさん

しっかり整備して長持ちさせてくださいね

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ハンマーナイフモアの草刈り風景【動画】

2017-06-05 16:20:00 | ハンマーナイフ&草刈り

 

 

IMG 6737

 

いつもこのいい加減なブログをご覧いただいているみなさま

ありがとうございます。

 

このところ

季節柄かアクセス回数が増えていて

それもハンマーナイフの記事に興味をお持ちいただいているようなので

ご参考までに作業風景を動画でご紹介させていただきます

 

こちら↓も もうひとつの動画です。

 

https://www.youtube.com/watch?v=CcbHXkUNjSI

 

この季節(5月)の雑草はまだタチのいい方で

背丈の高い雑草もセイタカアワダチソウもスカンポもまだ簡単に刈れます

 

 

ただ、実はこの作業中

エアクリーナーが汚れていて潤滑油も切れたままだったので

エンジン音がちょっと不調です。

 

オイルバス式のエアクリーナーなので

定期的に洗浄したり、オイルを補充しておかないと

空気量が足らなくて馬力不足になったり

埃がキャブを詰まらせたり 

エンジンの燃焼室を汚したり オイルにまで混じったりする恐れもあると思いますので

ご注意下さいネ

 

(写真では洗った後なのでキレイになっていますが、実は半透明のオイルバスは粉砕された細かな草破片でビッシリと埋まっています)

 

 

 

 

 

それでは 

本日は取急ぎ 動画記事をアップします。

 

 

 

 

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自走式ハンマーナイフの弱点と保守費用(HR662)

2016-08-23 15:45:10 | ハンマーナイフ&草刈り

 

いいことばっかり書いてて

休耕田や耕作放棄地の雑草を刈ろうと購入された方に

想像してたのと違うじゃないか!

 

こんなことなら別の機種にするんだった!

等々、後悔することのないように

 

歩行式のハンマーナイフについて

いちオーナー&使用者として

デメリットもご紹介しておきたいと思います

 

まづ

雑草はその種類によって処理(粉砕)スピードが異なるってこと

 

特に休耕田にした途端に目立つようになるのが

背高泡立草(セイタカアワダチソウ)

 

(↓ ココでは長年稲作をしていたのですが、繁殖力が絶大なので休耕してたった2年ほどでこんな感じになってしまいました。

 

いまでもきっとデマを信じている人が多いと思いますが

花粉症やアトピーの原因だとかの害草説

 

その後いろいろと調べてみると

萩の代用となったりと、ただの雑草ではないみたいですが

それでも背丈を超すほど成長するし茎は木のように固くなって

馬力の小さな刈払い機では切断が困難なほどになるので

親の仇のように花が咲かせないように刈り取っていましたが

 

ハンマーナイフでは例え2m近くなってても

比較的簡単にバリバリと刈ることができました。

これは茎が比較的簡単に粉砕される種類だからなのでしょう 

(とはいえ、硬い茎が多ければ刃の摩耗も早いと思いますが)

 

 

↓これは別の休耕田で、20年以上耕作放棄していたため

やはり背高泡立草が密集していたのですが

ハンマーナイフでほぼ月イチで刈り続けていたところ

 

 マメに草刈りしていた甲斐あってか

それともアレロパシー(根から周囲の植物の成長を抑制する科学物質を出す)が

原因なのかは不明ですが

 

 

去年辺りから元稲作をしていた休耕田の一箇所では

稗なのかススキなのか

土地によって成長の度合いが異なるのですが

2mを超す茎に粘りがあって

ハンマーナイフでは切断できない草が異常発生するようになってしまいました

 

 

 

 この稗なのかススキなのか正体不明の草は

ハンマーナイフでは切断することが困難なため

刈高を上げて、速度をローギア(1)に落としても

茎を巻き込んでしまいエンストの連続

 

茎を巻き込んでナイフ側の速度が落ちてきたら

ハンドルを押し下げてナイフを浮かせ

クラッチを調整しながらトルクを高めては

巻き込んだ草を吐き出させるようにしてみるものの

 

 Vベルトが過熱して焦げ臭い匂いがする始末

結局諦めて 刈払い機で荒く刈っておいて

後日枯れて乾燥させてからハンマーナイフで粉砕することにしました

 

 

それにしても真夏の作業は辛いですよ~

 

汗だくで熱中症スレスレまで頑張っても

ハンマーナイフで2時間ほどで処理できる面積が

6時間かけてたったの1/3程度

(ようするに1/9の処理速度)

こうならないためには、この粘りのある草が成長する前に刈るしかなく

7・8月の間は半月に一度は刈ると決めておいた方が良いのかもしれません

 

【※新替えした刃にも原因がありそうです。】

【純正と違って肉厚も違っていたし、靭性と強度にも問題がありそうな気がします】

 【去年まで使っていたオリジナルの刃では、同程度の稗もどきの草も時間をかければ刈れてました】

 

それにしてもこの雑草

背高泡立草に負けじと成長を早めているようです。

 

水路の近くには、いまでも背高泡立草が残っているのですが

相手の成長を阻止するために茎を伸ばし、覆いかぶさって陽が当たらないようにしてる様子

 

昨年も8月に同様の状態になっていたことを考えると

日照りが強く雨も降らない時期に勢力を拡大しているみたいで

自然界の凄さを目の当たりにした気分です。

 

 あと、別の休耕田でも 

同じように背高泡立草がほとんどなくなったものの

イネ科の稲穂をつけない葉だけのような雑草が密集し

 

こちらはハンマーナイフで細かく粉砕され牧草に最適そうな状態になるのですが

これがナイフのケース内が目一杯溜まり

やはり速度を落としてハンドルを押し下げて定期的にケース内の草を吐き出しては処理しています。

(稗のような粘りで巻き付くわけではないので、気をつければエンストまで引き起こすことはありません)

 

 

 ということで、歩行式のハンマーナイフだけではないと思いますが

茎が短くて柔らかいうちにこまめに刈ることによって

消耗部品の寿命を延ばし、効率(処理速度)も良好な状態で

維持できるものと思います。

 

この歩行式ハンマーナイフモア

元来、畑などで収穫した跡の茎などを粉砕するのが

このタイプのハンマーナイフの用途だったのかも

 

なので思いっきり雑草だらけの荒地を刈り続けるには

負荷がかかりすぎるのかもしれません。

 

 

 

その他の雑草についても

こちら↓をご利用して探してなんの草なのか調べてみるのもいいかもしれません。

http://chiba-muse.jp/yasou2010/

http://ibj.iskweb.co.jp/dictionary/

 

 

 

さて、次は保守(メンテナンス)について

2012年の夏に購入してから

4月~12月の間だけ稼働

月1回使用 (約5時間/回)

年間運転時間 約45時間/年

 

①オイル交換(エンジン、ギア)&グリス注入:

毎年1回(50時間毎)

(エアクリーナー洗浄&オイル補給も)

 

②ナイフの刃:(38枚+ボルト&ナット19組)

1年半以内に反転

3年少々で新替え

※ 約20,000円程度

 

③Vベルト:

走行ベルト(4年目でボロボロ)

ナイフ中間ベルト(4年になる前に切断)

ナイフ駆動ベルト(ほとんど問題なし)

 ※ 3本で約9,000円(標準小売:コーナンなら半額以下で購入可)

 

④エンジンスイッチ(非常停止用):

2年目で断線

〔インシュロックを使ってケーブルが回転部に挟み込まれないよう調整することをお勧めします〕

〔停止位置でアース(接地)となり停止する構造のため、切断してもエンジンは停まらないので注意が必要です〕

〔ケーブルが切断されてエンジンが停止しなくなったら、

スパークプラグを引き抜くか燃料コックを閉じてキャブレターのドレンコックを開いたら停めることができます〕

 

反対に、エンジンをかけようとしても

全くかからくなった場合は、断線した線が接触状態になってることも考えられます。

 

この場合は、スパークプラグを外し

エンジンのラジエーター部に置いて

スターターコイルを引っ張ってスパークが飛んでれば

電気が流れてると判断できます。

 

20代の頃、南太平洋の孤島で船外機の修理を頼まれ

電気系統が生きてるかを調べるために

ハイテンションコードにドライバーをツッコミ

素手でブライバーを握ってコイルを回し

高電圧の強さで計ったことがありました。(現地人に教わって)

でも、この方法は絶対にお勧めはしません

ヘタしたら死ぬっての

 

冗談はさておき 

一番簡単に断線の有無を確認するには

停止ボタンの下から出ている中の2本の電線だけを引っ張って

ズルズルとワイヤーが出て来たら断線してるのが一目瞭然でわかります

 

その場合は、アースボルトを外し、エンジン側のギボシ端子を外してから

カバーを断線の位置で切断し、電線をカバー内に押し込んでから絶縁被覆圧着スリーブで繋ぎ

再度カバーの切断部を合わせて絶縁ビニールテープ等で巻けば簡単に修理できます。

 

 

⑤今度予想される交換部品:

ボールベアリング (5種類 計16ケ)

オイルシール(3種類 計6ケ)

※年間運転時間が45時間程度であれば10年は大丈夫な気もしますが・・・

6202 x 8, 6006 x 2, 6203 x 2, 6004 x 2, 6206 x 2

ad 35558 x 2, ue 15307 x 2, ue 12227 x 2

 モノタロウで 合計5,500円程度

 

雑草の種類や刈高(地面に接触させると刃の摩耗量は早い)によって

一概に運転時間だけで判断できませんが

この程度の保守が必要になることを心しておいた方が良いですよ。

 

あと、中古の購入を検討されている方も

これらの消耗部品がどこまで整備されているか

事前にしっかりと確認されるようお勧めします

 

 

 

 

追記: 最近、ネット上に草刈りの宣伝がしょっちゅう現れるようになってしまいました

キャッチコピーが ”一坪500円~” なんだそうで

 

今後、農業従事者が高齢化から離農するようになって

ますます休耕田が増えていくことを考えたら

商売になると思ったんでしょうね

 

いっそのこと

自分も商売をたたんで

草刈りとハンマーナイフや刈り払い機のレンタルでも始めようかな

(法人で定款に事業内容を追加したらいつでも始めれちゃうので)

 

近々、ユンボかトラクターに取り付けるハンマーナイフの導入も検討中

 

ネット上の業者のような高額な金額設定をするつもりはありませんから

ご興味がある方は気軽にお問合せ下さいね

 

 

 

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ハンマーナイフ定期整備 【消耗品交換編】

2016-08-04 13:56:39 | ハンマーナイフ&草刈り

 

ここのブログでもご紹介のとおり

ハンマーナイフを購入したのが2012年の夏

 

だいたい毎年4月~11月の間

月イチペースで使用してきたのですが

オイル交換以外にもそこそこ整備が必要となってきました。

 

最初が、これまた以前にも記事にしたナイフの入れ替え

一定方向で回転しているため

摩耗するのは片側だけ

 

それでも2年を過ぎた頃から鈍ってきました。

 

特に稗は茎に粘りがあって

刃先が鈍ってきたら切断できずに巻き込むばかり

刈り取った茎の形状を見て、入れ替えが必要だなと判断しました。

 

そして、今年に入ってから

また稗の多い休耕田を刈ってみたところ

速度を下げたり、刈高を高めたりして

なかなか苦労させられて、ようやくなんとか刈り取ったことから

 

刃を新替えすることにしました!

 

まず段差のある場所でジャッキアップ(ジャッキというよりつっかえ棒かな)

 

普段、使用後に高圧洗浄機でしっかり洗浄したいたつもりでしたが

やっぱりまだまだ土がいっぱい着いてました

 

こちらが今回ネットで購入した刃とボルト&ナットのセット

でも、実際にはボルトとナットの数が足りないんだよな~

 

販売者さん! 顧客のことを考えて気を回して欲しいな~

 

材質もマイルドスチールっぽいので使い回しは無理かも

 

古い刃を外して 新しいものと比べてみると・・・

草刈ってるだけで、ここまで摩耗するんだな~と改めてビックリ

まだもう少し使えそうでしたが、

鈍ってるだけじゃなく、刃の長さも短くなってしまい

これじゃあ効率が悪くなるのも当然だなと自分を納得させました

(ホントは、もう面倒くさかっただけ

ということで、刃を付けて

ナイフの新替えは完了

ポイントは、ボルト&ナットを締めすぎないように注意

ブラブラと重力で楽に動くようにしないとアンバランスを起こし危険です

 

そうこうして刃も新しくなったことだし

バリバリと刈るぞ~

 

と意気込んで

仕事が忙しくて2月ほど放置してしまった休耕田に向かい

『よし 刈ったるぞ~』と作業を始めた途端

なんかアンバランスを起こして振動するし

なんか調子が悪いかな?と思っていたら

 

突然、ナイフ側がうんともすんとも言わなくなってしまい大焦り

『そう言えば、定期点検でも駆動側は何にもしてなかったなぁ』と

カバーを開けてみたら、見事にVベルトがプッツンと切れてました

 

そしたらVベルト買わなきゃとカバーの裏の表示をみてみると

なにやら微妙にサイズが異なるのを発見

SA46/47 SB62/63 SB39/39

取説の部品表には 46 62 39

どっちがどっちなのかなぁ~

と思いながら

ホームセンターに走ると

産業用ベルトとして何点か置いてあるものの

どうにも不安だったため

クボタの代理店を探し

46/63/39を購入

良かった~♪と胸を撫で下ろしながら

不慣れのせいもあって結構面倒臭い

ベルト関連の各部の取外しをして

ようやくベルトの張りを調整しようと思ったら・・・

ナイフ駆動用のベルトがゆるゆるで全然ダメ

(エンジンによってベルトのサイズが異なるため、エンジンのメーカーを確認して選んでください)

(因みに、自分はクボタの販売店が安易に見つかったためクボタで買ったのですが、

よくよくエンジンをみたら三菱=メイキ。 それが間違いの原因でした

 

購入したクボタに電話して

泣きこんでなんとか62に交換してもらい

ようやく交換作業を完了することができました

 

※注: 取説にはベルト交換の説明はありません。

ナイフの刃もメーカーに買いたいと電話したら

愛想なく『購入した店(農機具店)に問合せしてください』の一点張り

 

まあ、競合との販売競争で本体では利益を出せないために

補用品で儲けを出したいって気持ちもわかるけど

この程度の簡単な機械の整備を頼む気にはなれないんだよなぁ

 

あと、今回はすぐにベルトを交換して草刈りを完了したかったので

クボタのお店で標準価格で購入してしまいましたが

(3つで税込み8,743円)

別に普通のVベルトなので、モノタロウとかで購入したら

たぶん半額程度になるかも

 

年間の使用時間によりますが

オイル交換する時にベルトの劣化や亀裂を確認して

早い目に準備しておいた方が、安近短(?)と思います。

 

次回は、エンジンの停止装置の修理をご紹介します。

(2年ほどでケーブルが簡単に切れてビックリしました)

 

そんなこんなで、とうとう日が暮れてしましました。。。

 

”備えあれば憂いなし”

preventive maintenanceの重要性を再認識した出来事でした

 

簡単そうに書いていますが、結構アチコチを外す必要があります。

希望者には詳しい交換作業の仕方もお教えしますので

知りたい方は気楽にメッセージ送ってくださいネ

(但し、工具の扱いに不慣れな方は自己責任でお願いいたします)

 

 

 

 

 

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