Be Natural

気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

出張ついでに遠くへ行きたい【常磐線&磐越東線】

2024-05-09 17:19:10 | 旅行

2024年のGW前半は

数か月前から依頼を受けていた仕事が入り

 

4月28日に前泊のため北関東へ行くこととなり

近くの空港バスの停車するバス停(大和西大寺駅前)に向かうと

大阪を結ぶ阪奈道路が行楽客の車で大渋滞というかノロノロ運転

 

普段より早めに家を出てたのにこのままでは間に合わないなと

裏道を使って大和西大寺に向かうも

数百メートル先ですでにバスが停留所に停まっているのが視認され

時刻は定刻出発時間1分前

『このままじゃ乗り遅れるな』とバスの先回りして

第二阪奈道路をぶっ飛ばし

第二阪奈生駒バス停から乗車することができて事なきを得たのですが

いや~、久しぶりにハラハラした~

 

大阪方面は特に混雑もなくバスはスムーズに空港に到着

 

調べておいたゴールドカードで利用できるLounge Osakaで小休止して

今回は神座のラーメンじゃなく美々卯でお昼にしてみました。

天丼&きつねうどんセット 

そこそこ美味しかったけど、女子向けなのかシャリは少ないし

味も薄めでオッサン向けじゃないなと学習

今回は、東京での電車の乗り継ぎに余裕を持たせようと

機材がB767の便を選択

(JR東、乗り継ぎ時間無く飛び乗って車内で特急券買うと高いのが超不満)

機材は古かったけど、富士山側の席に座れて良かった~

手荷物を預けなかったので羽田到着後

楽々で京急に乗り込み品川駅の常盤軒でお口直しにイカ天蕎麦

(ようするに美々卯が物足りなかったわけ

余裕でスーパーひたちに乗り込み

17:20 大甕駅に到着(自宅を出てから6時間30分)

投宿予定のホテルも1k未満だったので運動がてら歩いて向かい

とりあえず荷物を部屋に放り込んで

この宿に決めた理由の 大浴場へ

サウナと水風呂もしっかり堪能して

ネットで調べておいた海鮮が売りの食堂に向かったのですが・・・

GWでほぼ満席『すみません無理です』とすげなく断られ

仕方なくトボトボと海岸線に向かい

この白波の様子じゃあ、仕事先の船は翌日接岸できないかも

と直感したとおり

その後延期とのメールが入り大ショック

 

よさげな飲食店もみつからず

あっても”本日貸し切り”の貼り紙があったりと
GWでレストラン難民状態

地図アプリに出ていた中華にするかと向かってみたところ

そこそこ混んでたものの席に案内され

とりあえず生大

レトロ感満載の老舗の中華料理店で

期待に胸躍らせてたのですが

土日・祝日限定の海鮮ソバ(揚げソバを選択)を注文したのですが

完全に期待外れ

 

泣く泣くコンビニで寝酒を買い込んでホテルに戻り不足分を補い

 

翌日、口がすっかり魚貝類となってたため

お昼は日立おさかなセンターにしようと決め

 

運動と肝臓の活性化😅を兼ねて徒歩で時間調整して

日立灯台に立ち寄り

GW中で大混雑している日立おさかなセンターに到着

小皿のさまざまな魚貝類を買い自分好みの丼にしたかったのですが

この行列

 

ビールも飲みたかったので

まだ開店したばかりでガラガラそうな

2階にあるレンストランにしたのですが

 

メニューにあった写真とは大違い

この桶、海鮮なんちゃら桶で2,500円もするんだけど

桶の底に海苔巻きくらいのシャリが半分

残りの半分は大根のツマのみ

刺身のネタも地物じゃないし

薄くて100円の回転寿司なみ

 

待機日となって特にしたいこともなかったので

のんびりと魚貝類を堪能しながら昼酒でも楽しもうと思ってたのに

騙された気分でそそくさと店を出ちゃいました

その後いつもながらの同じルートで帰りたくなかったので

往路の海岸線沿いをやめて周回しようと思ってたところ

 

なんせ日立グループ(地元では日立製作所=日製[ニッセイ]と呼んでます)のお膝元

町のど真ん中に大きな工場があって

 

突っ切ることができず大回り

 

ホテルに帰ってサウナでサッパリしてから昼寝して

さて、晩御飯でもと夕方起き出して

また前日フラれた飲食店や別のトンカツ屋、寿司屋、同じ中華でもと思ってたのに

月曜日が定休なのか行きたい店は全滅

 

仕方なくお昼時に行列ができてたラーメン屋に行き

その店の名物”スタミナラーメン”を注文してみたのですが・・・

たっぷりの白菜に豚バラ肉をニンニクと豆板醤が定番の

奈良や天理のスタミナラーメンとは大違い

申し訳ないけど、もう二度と頼まないだろうな。。。

 

翌日は、風も波もおさまり予定通り仕事先の船が日立港に向かってるのを確認して

(以前にもネタにしましたが、Marine TrafficとかVessel Finderといった

船の現在地を調べることのできるアプリがあるので到着予定時刻がわかるんです)

この日はホテルに頼んでタクシーを呼んでもらい現場に向かったのですが

いまどき田舎のタクシーも”GO”でビックリ

(実際にはシニアドライバーで会社からの無線連絡で動いてましたが)

 

仕事の依頼元からSNS等で情報を流さないようにと釘を刺されてるので

その辺りは割愛させていただきますが

12:00~16:30で問題なく仕事を終えてホテルに戻り

またまたサウナで汗を流してから

『さて、晩御飯はどうしよう?』と思案

 

おさかなセンターがあまりにも残念すぎて

口が魚貝類のままだったので

面倒になってスーパーマーケットで飲料と食材を買い込んで

ホテルで独り打ち上げとなりましたが

お刺身三昧で大満足

 

当初は仕事を終えてからまた東京に戻り

谷中の同級生達を飲みに誘おうかな?と思っていたのですが

 

なんせ同じルートで往復するのが大嫌いな天邪鬼

 

これまでにも、この常陸辺りに出張した時に

水戸から鹿島臨海鉄道で鹿島経由とか

水戸から小山を経由して日光・鬼怒川温泉とか

前回は茨城空港から飛行機でひとっ飛びもしちゃったし

 

どうしようかなぁ❓ と考えていたところ

閃いたのが 福島空港の存在

 

考えてみると、福島は船の仕事で45年前以降何度か小名浜へ行ってたのと

1987年に東京に勤務していた時に

当時TVで何度も紹介された喜多方ラーメンを食べにレンタカー借りて

猪苗代湖、会津若松城、喜多方を周ったくらいで

近年は新幹線や東日本大震災後のボラバスで素通りばかりだったので

 

遠回りになるけど、とりあえず北へ向かおうと

ホテルを6時過ぎに出て徒歩で駅に向かい、ほぼ始発の常磐線下りに乗車

でも通勤、通学のお客でそこそこ賑わってましたねぇ

 

茨城県内は日立製作所関係や三菱などの大企業があって

駅舎もそこそこモダンで面白くありませんでしたが

 

勿来の関を越え、福島に入った途端

レトロチックな駅舎になって気分はルンルン

湯元には旧常磐ハワイアンセンターの看板もあり

途中下車しちゃおかな?とも思いつつ

とりあえず終点の”いわき”駅に到着

 

実は、そんな早朝の電車に乗り込んだのは

磐越東線なる1日に数本しか運行しないローカル線に乗りたかったわけ

平日でガラガラの気動車に乗り込み

しばらくすると峠に向かう景色に変わり

渓谷沿いのトンネルや橋だらけの線路を

ディーゼルエンジンを噴かせながらひた走り

 

1時間40分後 福島第二の都市 郡山に到着

東北本線の主要駅のひとつらしく

バリアフリーでエスカレーターやエレベーターが設置されるようになっていましたが

昔ながらの貨物用のエレベーターと跨線通路があって

目がハート(笑)

とりあえず、改札を出て(磐越東線では交通系ICは使えないので要注意)

 

上層階がガラス張りで不思議な球体のある高層ビルを眺めながら

とりあえず駅前探検

古そうなアーケード商店街をみつけ

 

歩いてみましたが

ほとんどが飲み屋だらけで

午前中は人気なくガッカリ

ほぼ朝食抜きだったので

11時から営業のラーメン屋に飛び込み

叉焼とメンマをアテに🍻を飲み

一応その店の売りのブラックラーメンなるものを注文してみましたが

残念ながら好みとは違って残念😭

あてもなく、古い商店街が取り壊されて駐車場だらけのアーケードを抜け

レトロ好きなわたくしには、とってもよさげな居酒屋や

食品サンプルの並ぶ食堂に

何故か、肉屋なのに

キャロルにアグネスラム、サタデーナイトフィーバーのジョントラボルタのポスターが貼ってあり

たぶん同年代の店主なんだろうなと とっても興味を持ったものの

突然、家の帰るのを1日先延ばししたら

GW後半に突入して身動き取れなくなるかもと思いだし

疲れてそのまま旅を続ける気力を失ってしまい

その場でスマホで航空券を買い

空港行の連絡バスに乗り込んじゃいました。。。

 

この空港行のバス

所要時間45分程度なんだけど

ビール飲んでたのでトイレ無しで大焦り

阿武隈川を渡り

平日の昼間でガラガラの道路なのに

あまりにもノロノロ運転にイライラさせられましたが

なんとか無事(❓)漏らす事なく福島空港に到着

至る所にウルトラマンが飾ってあって

何か所縁があるんだろうなと想像

空港内の土産物屋にもウルトラマン&円谷プログッズだらけ

ブースカに

ピグモンに

バルタン星人

カネゴン

ガラモンもありましたよ~

週一で台湾からのフライトや札幌(千歳?)便もあるみたいでしたが

基本はほとんど伊丹行ばっかし(1日4便)

 

留守番してくれてる社員さんに

赤べこか起き上がり小法師のお土産でも買おうかな と思いつつ

かえって迷惑かもと思い直し

手ぶらで飛行機に乗り込んじゃいました

機材は利用客が少ないからかIBEX

その昔は、成田→伊丹便も午後のアメリカ東海岸からの乗り継ぎがIBEXで

年に何度も東海岸を往復してたので

狭くて小さくてヤダなぁと思ってましたねぇ

 

そんなわけで

今回の出張も結局大回りしただけとなってしまいましたが

 

あとで調べてみたところ

円谷英二ミュージアムに同じ円谷姓の円谷幸吉さんも

同じ須賀川市の出身で

メモリアルホールの存在を知り

 

円安でこの時期に海外旅行するのも気分的に楽しくないので

年内にまた福島を再訪問しようと計画中

 

円谷英二ミュージアムに円谷幸吉メモリアルホールを訪ねてから

喜多方でラーメン食べて

磐越西線か、只見線の秘境ローカル線で新潟に出て

奥只見湖や尾瀬辺りと周回するもの面白そうだなぁ

 

楽しみ楽しみ

 

 

 

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旧知の仲間との”奈良の旅”第三弾に備えて、奥吉野ソロドライブ記録

2024-04-19 17:46:56 | 旅行

これまでこのブログをご覧いただいたみなさまには

周知の事実なのですが

この私、誕生月が睦月の1月、山羊座、六星では六白金星

その上、血液型が大雑把なO型で

幼少の頃から協調性のない”お山の大将”気質

(学生時代もその後も『あんたが大将』と半ば呆れながら揶揄されたものでした)

 

そんな性格だからか

小学生の頃からイベントを企画して幹事するのが大好き

 

小学生の時からずっと同窓会やキャンプ、親睦会・懇親会を続け

最初に就職した船会社の同窓会(?)に

SNS仲間との泊りがけでのオフ会も数知れず催してきたのですが

 

2011年には、青年海外協力隊の訓練時代の仲間に声をかけ

訓練所に集ってから30周年記念同期会を思い出の駒ケ根で開催

約100名の同期のうち、なんと30名が世界各国から集ってくれたんです

 

任国に派遣される前の僅か三か月半、広尾と駒ケ根の訓練所で過ごしただけなのに

貧困と熱帯病が蔓延し、電気も水道もないような生活を厭わず参加してきた仲間だったので

心の底から繋がってる生涯の友

 

その同期会がキッカケとなって

その後は頻繁に全国津々浦々で同期会を開いてきたのですが

 

一昨年の2022年の年末に

奈良の我が家で”猪鍋をつつく会”しませんか?と声をかけたところ

関東方面からわざわざ4名が集まってくれ

初日が猪鍋、翌日は山の辺の道から吉野山・奥吉野を案内したのですが

九州の福島(伊万里の対岸)に出張した帰り道

博多に立ち寄ってその同期会をやむを得ず参加を断念した同期と会って食事したところ

とても残念がって「春に吉野山で花見する?」と誘うと即快諾

 

それならばと、すぐにまた同期に声をかけ

2023年4月に吉野山での花見同期会を開催したのですが・・・

開花が早すぎて吉野山は奥千本以外すでにしっかり新緑

天川・洞川・川迫川に沿って紀伊山地を越え

ナメゴ谷ビュースポットからは山桜の登り龍に大感動してくれて

今年は、”吉野山へ去年のリベンジに訪れよう”との提案をしていただき

大喜び

 

それじゃあ、ついでにもっとディープな奈良を知ってもらおうと

なかなか行くことのでき”不動七重の滝”と”修験道の聖地:前鬼山集落跡小仲坊”をメインに

できれば

下北山から日本三大酷道のひとつ、酷道425号線で玉置神社経由で瀞八丁

日本最大の村、十津川村の元祖源泉かけ流しの温泉宿に泊まり

果無集落から熊野古道を眺め、再び酷道425号線で日本三大美人湯の龍神温泉に出て

護摩壇山から高野山奥の院に立ち寄る

 

そんな壮大な秘境探検ルートを考えていたのですが・・・

2023年の年末に、国道169号線が下北山で大崩落が発生

復旧までには数年かかるらしく

 

更には酷道425号線も通行止め箇所だらけになって

周回ルートは諦めたものの

 

せめて”不動七重の滝”と”前鬼の里”に行けないだろうか

と下見を兼ねて3月30日にソロドライブした旅の記録です。

 

周回が無理だとわかり、その代案として見つけたのが

JR東海の”いざいざ奈良:奈良大和四寺編”の長谷寺と室生寺

 

とりあえず長谷寺に向かいました。

門前の枝垂れ桜は見頃で『よしよし』と頷き

続いては室生ダムに立ち寄り(一人がダムマニアなので)

室生寺の様子を窺い

室生の里の桜の名所(西方寺)の枝垂れ桜を下見して

鴨撃ちで馴染み深い 林道赤埴カトラ線に入り

唐戸峠を抜けて

榛原、菟田野、東吉野村を抜けて川上村に入り

三重県との県境の日本のマッターホルン高見山を水源とする

高見川に出て

吉野川との合流地点から国道169号線で上流方向へ

大滝割滝に沿って

大滝ダムを下見して(ダムマニアが喜ぶように)

川上村の道の駅でトイレ休憩

お腹が朽ちて眠らくならないようにとアッサリとカレー南蛮(蕎麦)

続けて、その昔は入之波温泉や冬以外はヤマビルだらけの三之公から明神滝へ行ったり

北股川へ家族でBBQと水遊びと当時は頻繁に通った大迫ダムを下見して

 

紀伊山地の東の南北の分水嶺、大台ケ原に隣接した和佐又山トンネルを抜け

池原貯水池を横目に下北山村に入って前鬼橋が目の前

(ここまでに通行止めゲートがありましたが、

事前に前鬼橋までは通れると確認しておいたので警備員に説明して無事通過

ここを右折して前鬼に向かいます

大雨の直後で落石と路肩が崩れそうな箇所だらけだったので

慎重に、でもなんとしても不動七重の滝まで行かなければと猪突猛進(笑)

(その昔は未舗装の砂利道だったのですが、いまは一応アスファルト舗装されています)

 

その昔、家族連れで何度も歩いた遊歩道入口に到着してホッと一息

展望台から轟音を響かせている不動七重の滝の眺望を楽しんでから

前鬼山集落の入口で車を置いたのが14:25

歩くとそこそこ傾斜のある林道を黙々とのぼること約30分

前鬼山集落跡に到着

 

鬼の子孫の集落最後の宿坊”小仲坊”に到着

日本遺産というよりも世界遺産

その昔は、修験道の行者くらいしか訪れない土地で秘境感あふれる場所でしたが

世界遺産となったことから

一般の人々にも知られるようになってしまったのが

嬉しいような悲しいような

護摩木をお供えようと声をかけさせていただいたところ

鬼の61代目の子孫 五鬼助さんが出てきてくれました。

なんせ携帯の電波も届かない谷深い場所

世界遺産に登録され、わざわざたぶん大工事して有線の電話が敷設されました。

↓この写真の左端の建物が、これまた世界遺産登録で新設されたトイレ

知り合いの昔から修験道で訪れてた行者さんは

快適に用が足せるようになったととても喜んでました(笑)

この宿坊の奥に 前鬼ブルーとして有名な

修験道の靡きのひとつ”前鬼川の垢離取場”があるんですよ。

ほんとは、あまり知って欲しくない聖地なんですが

仁淀ブルーなんて比較するのも恥ずかしい絶景

 

まあ、わたしのブログなどほとんど閲覧されてないから杞憂ですよね

 

どんな場所か、検索していただけたら幸いです。

https://www.google.com/search?sca_esv=e91e320a5f7b7808&sca_upv=1&sxsrf=ACQVn09xNA_UQdi2vv2FfMIs7B7KQxfaIA:1713515841608&q=%E5%89%8D%E9%AC%BC%E5%B7%9D&source=lnms&uds=AMwkrPtj_6WzK1FzqxqgFKqG_8Y6DNdPbQgI0oPwrji5BQovgj1YtVYuZHzyjHntOc7h4UK4PpZe5nwtqEdTvOhzQ-OWmhYCHYzVU8YrrrlKJ7YF-BSz6wHVee8DcKZlEsprtUXHosH5ur8vNTcB2Rq2WPbGl9XYJqUMDwGlwH1A6ZuoKGPNYiK9AI43Yr80EkxSagv6vRgT1bVjELLWYutoB16zo2-e5yFvJ6FfZS6cnOnIEBnc1MmjXtQ3D1cPaiBgNQ_Z5KXlSf0bc5SfjhcGzP9pwSyK5IPFEDCifBA2dmKGUx-t9pjN8uhszcX45_J5y7VswI3-&sa=X&ved=2ahUKEwiSgrn4782FAxVwh1YBHXWPCAoQ0pQJegQIERAB&biw=1538&bih=746&dpr=1.25#fpstate=ive&vld=cid:3da2d08e,vid:SDeV4ziaFtI,st:0

 

前鬼山集落跡からの戻りでは

大雨の後で水嵩の増した川や滝を愛でながら

 

再び車に乗り込んで

トンネルを通過し

不動七重の滝の最上段を横から眺め

昔と比べたら劇的に改善されているのですが

(アスファルト舗装に部分的ながら危険箇所のガードレール、山側のセメントの吹き付けと落石ネット)

アスファルト舗装の下が抉れた箇所だらけ

なんとかまた前鬼箸がみえる場所まで戻ってホッと一息

修験道の大峯奥駆修行を前鬼で下りた行者さんたちで賑わう

バス停(前鬼口)も今後数年はバスが来れないだろうしどうなるのかな

その後、2011年の紀伊半島大水害の時に崩落した箇所を

眺めながら帰宅の途についたのですが

この日のログはこんな感じ↓

(往路が途中で気づいて橿原からスタートしてます)

速度での色分け(赤:徒歩、黄色:低速、緑:高速)

家に戻ってから、『よし、これなら不動七重の滝と前鬼山集落跡に行けるな

と思っていたところ

その後も大雨となり4月1日にまたまた国道169号線の下北村で崩落が発生し

通行止めとなって結局代案の長谷寺と室生寺に行くことになっちゃいました。

 

奥吉野という場所、大台ケ原でも知られるとおり年間の降水量が半端なく

しょっちゅう国道の法面崩落で通行止めだらけ

もし訪ねてみようと思われた方がいらっしゃいましたら

”道路情報なら”で事前に調べてからにしてくださいね。
(出発当日も再確認するようオススメします)

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自己満足の旅(新規ルート開拓に燃えてみた)

2024-03-26 18:12:01 | 旅行

幼少の頃より

なんせ単純往復が大嫌いな天邪鬼

 

先日、またまた瀬戸内海沿岸への出張が決まり

それも本州側の備後とあって

常識的に考えれば山陽新幹線なら片道3時間もかからない場所

 

ところがなんせ山陽新幹線が社会人になったばかりの1980年から

最も嫌っている公共交通機関のひとつ

 

その理由は高速道路(山陽道、中国道)も同じなのですが

トンネルだらけにアップダウンの繰り返しで

車窓からの景色もつまらなくウンザリ

 

そんな背景もあって

九州へは飛行機か大阪からフェリー

 

四国は当然のことながら本州の瀬戸内沿岸へもフェリーで四国経由とし

大阪南港と愛媛県西条市の東予を結ぶオレンジフェリーを利用してきたのですが

 

それも近年では乗り過ぎて飽きてしまい悩ましく思っていたため

新たなルートを開拓できないかと

得意のGoogle Mapsの航空写真を眺め

閃きで発見したルートを今回ご紹介させていただこうと思います。

 

 

【往路】

自宅のある奈良市から第二阪奈道路、阪神高速東大阪線、湾岸線を使って

大阪南港フェリーターミナルへ

いつものデラックスシングル&ジムニWEB割り¥18,720

出航時刻22:00ですが、このオレンジフェリーの大阪航路は

航海時間が8時間しかないため トラックのドライバーもしっかり寝られるようにと

20:00から乗船できるのが利点のひとつ

展望浴場の浴槽にゆったり浸かり

部屋に戻って浴衣姿でテレビを観ながら晩酌を楽しみ

出航前にベッド潜り込んで就寝

 

時間調整しながら予定時刻の06:00に下船できるようにしているようで

05:30になるとアナウンスが入るので、だいたいその前に朝風呂に入ります。

この日は、仕事先の船が午後到着だったので

滞船できる07:00まで船内でのんびりしてから今治に向かい

しまなみ海道で本州側に渡り

 

インターネットカフェの鍵付き完全個室に寝転がって時間調整

ネットで船の位置を確認して

閃きで決めたルートで帰ろうと実質3時間で仕事を片付け

 

【復路】

 

閃きで帰りのルートにと決めた経路を再確認して

一路フェリー乗り場を目指してひた走り

日曜日で通勤ラッシュを避けられたからか

16:00に沼隈(常石)を出発し鞆の浦経由としたにもかかわらず

2時間後に無事新岡山港に到着し

ホッとしながら最終便の18:30発フェリーのチケットを購入

実は、新岡山港が間に合わなかったら瀬戸大橋を渡って四国に戻り

高松からの最終フェリー(20:30発)に乗ろうと思ってたので

ホッと胸を撫で下ろしました。

岡山から四国方面と言えば

宇高連絡船の宇野港(玉野)だったのに

瀬戸大橋が開通して宇高航路もなくなり

宇野は直島などへ渡る船だけとなり

 

小豆島へは岡山からのアクセスを考えてか

岡山の中心地から流れる旭川と百聞川の河口にできた港のようでした。

18:20乗船開始

船内は片道1時間15分ほどの短い航路なので椅子席のみ

ただ、小豆島観光のアクセスを売り込もうとしている様子で

展望デッキがあったり

滑り台や展望デッキ

ブランコや遊具

その上、ミニトレインまであってビックリ

新岡山港を出航してすぐに目についたのが

工業地帯のようなこの灯り

Google Mapsで現在位置をみてみると

テイカ株式会社とあって 何の施設なんだろうと調べてみると

帝人の関連会社で(旧帝人化工機)

化学メーカーなんだそうです。

 

いや~、まさか岡山にそんな工場があったとは

勉強になるなぁ

 

そうこうしてるとあっという間に小豆島の西の玄関口”土庄”に到着

 

実は小豆島へは初上陸だったため

小豆島=オリーブ、寒霞渓、醤油、そうめん のイメージで

とりあえず寒霞渓方面の飲食店で晩御飯にしようと

小豆島の中心、内海町を目指してみたのですが・・・

Google検索に載っていた夜9時や10時まで営業している飲食店は

居酒屋を除きみんな既に店じまいして真っ暗

 

開いているのはコンビニとスーパーマーケットしかなくガッカリ

 

どこかで晩御飯を済ませてから宿を探し

ゆっくりお風呂にはいって疲れを癒し

翌日、寒霞渓やその他の観光名所を巡ってから

フェリーで神戸に渡ろうと思っていたのに大誤算

(ネット情報を鵜呑みするのは危険だなと学習しました)

 

翌日も雨予報だったこともあり泊まって観光するモチベーションもダダ下がりしてしまい

調べてみると坂手港から22:40発の神戸行夜行フェリーがあったので

それまでの時間潰しに”二十四の瞳”映画村を外から眺め

泊まるのを断念して夜行フェリーに乗ることにしちゃいました。

この夜行フェリー、小豆島を22:40に出航して

高松経由で神戸着が翌朝の05:25

普通の直行便だったら3時間15分ほどの航路なのに

平日の神戸01:00発と休日の小豆島発神戸便のみ高松経由となって所要時間約6時間半

 

わざわざ大回りするのが面倒くさいなぁと思っていましたが

未明に目的地に到着してもかえって困るだろうとの配慮みたい

 

 

スマホでこのジャンボフェリーの新船を調べてみたと新船ロフトタイプの個室があったので

日曜の夜だし、空いてるだろうと思っていたら

『夜行だから個室でゆったり過ごそうと早く売り切れちゃうんですよ』と教えてくれ

代わりに”のびのび席”ANNEXのコーナーに他の乗客のいない席を取ってくれました。
(プレミアでお風呂とコーヒースペースも使えるからと丁寧な説明まで)

 

優しくて親切な売り場のオバチャンで嬉しかった~

この日は天候が悪かったからなのか 少々遅れて到着

船内はこんな感じ ↓

 

今回の席がこの3Cの”のびのび席ANNEX”

QRコードで入室ができます。

 

売店やスナックコーナーもそこそこ充実してますし

旧船でもありましたが、このジャンボフェリーには

讃岐らしく”うどんコーナー”があるんですよ。

プレミア席券でのみ入場できるスペースで

 

ミラクルファインバブルの湯舟をそなえたお風呂に

冷えた身体を温めようとしっかり湯舟に浸かったけど気持ち良かった~

足湯コーナーもありました。

このジャンボフェリー、元々香川県高松と神戸を結んでいるため

徒歩乗客の需要もあり、それ以上にトラック(特にコンテナ)の貨物輸送に人気なんです。

なんせその道(業界)の人間なので、煙突から機関室の構造を推察して喜んでました(笑)

高松港

自動車で乗り込めばエレベーターも使えますが

徒歩だとそこそこの階段を上る必要があるようで

バリアフリーの時代に遅れてるなぁとの印象

四国と本州の間には

神戸・明石から明石海峡大橋と鳴門大橋で淡路島経由して徳島に渡るルート

瀬戸大橋で岡山(玉野)~香川県の坂出のルート

広島県尾道(高速では福山)から愛媛県今治をいくつもの大橋で結ぶしまなみ海道

と高速道路網も充実して陸路でいつでも本州と四国の間を簡単に行き来できる時代ですが

 

近年では一般貨物物流の主流となりつつあるトラック輸送では

2024年問題を懸念する以前からドライバー不足が悩みの種だったこともあり

 

愛媛県からの水産物(養殖の魚介類)は東予とのオレンジフェリー大阪航路

工業製品は四国の中央に位置する新居浜と神戸を結ぶオレンジフェリー阪神航路

そしてたぶん主に輸出入に係る製品等は高松と神戸を結ぶジャンボフェリーでと

すみ分けされてるんだなぁとの印象でした。

05:20 定刻5分遅れで神戸(三宮)到着

早朝でトラックだらけの阪神高速で奈良まで戻りました。(06:05着)

 

この日走ったルートはこんな感じ ↓

愛媛県西条市の東予港を出発し

しまなみ海道で尾道に渡り沼隈(常石)で仕事してから

山陽道と瀬戸中央道で早島ICから新岡山港へ

新岡山港から小豆島(両備)フェリーで小豆島の土庄に渡り

土庄から小豆島町を抜けて

”二十四の瞳”映画村に立ち寄ってから坂手港からジャンボフェリーに乗船

高松経由の夜行便で

神戸に渡り

阪神高速と第二阪奈道路で奈良まで

フェリーを含めた移動距離約480km

運転した距離は丁度300kmとなりました。

 

正直に打ち明けると

早朝にフェリーから下船して四国から本州に渡り

仕事を終えてからの一般道、高速道路、フェリー、一般道、フェリー、高速道路

で帰宅

 

帰路の夜行フェリーでの寝不足と仕事の疲れもあってクタクタのヘロヘロでしたが

新しいルートをみつけ走破できて嬉しかった~

 

さて、残りの人生

あと何回くらいこんな旅ができるのでしょうか

 

とりあえず後悔しないように

身体が動かせるうちは精一杯人生を楽しもっと

 

 

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血が騒ぐ!【2023年12月最強寒波を実感する旅】その④突然終わりがやってきた

2023-12-28 15:50:40 | 旅行

 

当初予定していた礼文島から利尻島へフェリーの欠航により渡れず

稚内に戻って翌日利尻島へ渡ろうと思っていたため

 

戻りのフェリーでは船や船内の写真も撮らず

更に時化と古い船だったからか大揺れ

礼文で冷えた身体を癒そうと和室に寝転がって着岸を迎え

 

港から往路と同じように徒歩でホテルに向かったのですが

稚内も一日雪が降り続いていたようで

朝よりも積もった雪にビックリ

いまどきは小型除雪機で歩道も処理してくれていて助かりました。

(但し、港から街までは週末で利用者が少ないからか雪が積もって歩道がなくなってました

 

ホテルのチェックインを済ませ、荷物を部屋に放り込んで

朝、支度をしている時に防寒用のハンチングと手袋が見つからなかったので

フロントで忘れ物がなかったか尋ねると残念ながらなく

昨夜の飲み屋かなと話して店に行ったのですが

やっぱり無し

 

前日は、その店とホテルに居ただけなのでおかしいなぁと思いつつ

礼文で食べられなかった雲丹丼かホッケ

または恋焦がれてたジンギスカンを食べたいなと

外に出たのですが、週末は開けていないのか

明かりの点いていない店だらけ

 

前日訪れた店もたぶん忘年会の予約で貸し切りの様子

面倒くさくなってホテルの斜め前の

一風変わった店をのぞくと

ハンバーグ以外にもホッケやニシンがお品書きにあったので

探検するような気分で扉を押したところ

マスターらしき人物にカウンター席をすすめられ

店内を眺めてみると

なんちゃらボンバーの鬼龍院のサインだらけ

(どうやら稚内にツアーや公演に来たら立ち寄る知られたお店のようでした)

 

とりあえず、生中を注文してから縞ホッケもありますかと尋ねると

「この天候で入ってこないんですよ」とのこと

ま、いいかと飲んでみようと思ってた地酒の最北航路も試し飲みして

反対側の壁を眺めると

どうやら井上陽水らしき写真と色紙に

先日急逝してしまったKANさんの写真と色紙もあり

つい先日、大阪では親交の深い友人が多かったからか

FMココロでは丸一日DJがKANさんのことを語る追悼番組をしてたため

親近感をおぼえ、マスターに語りかけ会話も弾み

店オススメのヌカニシン(鰊の糠漬け)を堪能

マスターから「もう雪にはうんざりです」と言われたら

極寒の地で暴風雪の中に身を置きたくて訪れてるとは口が裂けても吐露できず

それでも気分が良かったので熱燗に変えて

肴は猫マタギまで美味しくいただき

壁にピン止めされたさまざまな国の紙幣を眺めながら

「これまで70ケ国くらい訪れてるから知ってる紙幣だらけだけど

改めてこうして眺めると、人物ばっかなんだなぁって印象ですねぇ」と

つい個人的な感想を述べてました。

シメに名物のハンバーグが食べたかったんだけど

残念ながら少し前に売り切れてしまったのでキムチチャーハンを注文

この時、他の馴染み客らしい若者が支払いの時に

「先日ランチ食べようと思ってきたら閉まってましたね」とマスターに問うと

「お客さんがいなかったから早めに閉めちゃった」と返事してるのを耳にして

 

コロナやさまざまな要因で経営も大変なんだろうなぁと勝手に想像し

こちらもお会計を頼むと

 

あれだけ飲み食いしてるのに 四千円なにがしと

北海道でよくある単独客には5千円に満たないようにしてるのが申し訳なくて

 

つい太っ腹になってしまい

酔っぱらうと時々出てくる”フーテンの寅さん現象”

万札を渡して「釣りはいらないからとっといて」と恰好つけ

マスターから「申し訳ないです。せめて紙幣は受け取ってくださいよ」と言われたものの

そんな恰好悪いことできないよと後ろ向きに手を振りながら店を出たのですが

 

ひとりいい気分になってふんぞり返ってたのか

 

店を出て積み上げられた雪の塊を跨いで

除雪されてツルツルの道を横切ろうとした途端

 

身構える暇もなくスッテンコロリン

たぶん足の方が高くなるほど仰向けに転倒

尾骶骨と後頭部をしこたま打ちつけて

どうやら反射的に右手をついてしまったのか

手首に激痛が走っておお焦り

 

丁度少し離れた道を歩い居ていたカップルがその様子を見てたようで

女性の方から「大丈夫ですか?」と声かけていただいたのですが

「はい。ありがとう。大丈夫です」とすぐに立ち上がり

 

目の前のホテルに入ったのですが

歩くのも鍵を受け取るのも痛みが走り

 

仕方ない、早めに寝ようとベッドに横になり

少し寝たと思ったらフロントからの電話で起こされ

 

居酒屋から電話があって帽子と手袋が見つかりましたとのこと

 

既に時刻は23時頃で

明朝も6時出の予定だったので今夜中に引き取らないとと

 

再度着替え、おそるおそる雪道を歩いて帽子と手袋を受け取り

 



 

ついでにまたまたドーミーイン名物の夜泣きそばをいただき

温泉に浸かってから即就寝

 

夜中に目が覚めると、酔いも醒めたからか起き上がるのも大変なほど痛みが走り

歩くのも苦痛なのにフェリーに乗って利尻を訪ねて

一日同じように路線バスで島内と周遊して

飛行機を乗り継いで函館に行くのは無理だなと判断

 

残念な気もしましたが、礼文島で極寒の地を十分に味わい大満足してたので

今回の旅もこれでおしまいにしてもいいかな って感じでした。

 

またぞろ気持ちが変わらないようにとの思いと

しばらく稚内便の欠航が続いていたので残席がなくなってはと

すぐにチケットを購入し

 

 

極寒地仕様の装備をザックにパッキング

左からダウンジャケット、ウールの帽子x2、ネックウォーマーx2

極地用肌着の上下、雪山用二重の手袋、緊急用ブランデーに冬用トレッキングパンツ

雪山用スパッツに雪山用防水パンツ

これ以外に平地用のズボンにフリースのトレーナー、下着と靴下数組、

雪道用ブーツに雪山用レインジャケット、そしてPCと普段からのセカンドバッグを持参してました。

アイゼン、標高2000m級向け登山靴、雪山仕様にしたトレッキンポール

そして今回雪では不便だろうとキャリーケースをやめて

90Lの冬山行用ザック

ホッカイロを山ほどもっていざとなったらビバーグも辞さないつもりだったんですよ~(笑)

 

翌朝目が覚めてカーテンを開けるともう除雪車が動いて作業中

この日は帰るだけとなったため

空港バスに乗車するまでの時間(11:40)から逆算し

サウナに露天風呂まで1時間以上のんびりと温泉を堪能してから

ホテル前の前夜転倒して痛い目にあった道を慎重に歩き

(夜中にまた雪が降ってツルツル状態ではなくなってました

ネットでみつけ電話で営業を確認しておいた10時から開店しているラーメン屋へ

塩ラーメン大盛り+チャーシュートッピング(¥950)

美味しかったですよ~

ホテルに戻り、雪が降り続き視界の悪い宗谷湾を眺め

恋焦がれた極寒&暴風雪の地に別れを告げ

稚内駅のバスターミナルへ

今回スキップしてしまった宗谷岬へのバス時刻表と

路線図を眺めながら

『また来るぞ~』と決意した次第です。

30分ほどで稚内空港に到着

現在は1日1便の羽田航路と、2便の札幌航路のみの小さな空港

全日空しか就航してないのに愕然

まあ、それくらいの利用者しかいないってことなんでしょうね。

昔よくあった地方空港そのままで

プレミアムラウンジもないんですよ~

 

仕方なく久しぶりに搭乗ゲート前で待ち

お土産は、猟友会の班長に利尻昆布

会社のスタッフにはホタテのヒモのスナック、ホッケの燻製におしゃぶり昆布

うに昆布といか昆布のふりかけに あとついこのスープカレーの素まで(笑)

札幌便のプロペラ機が駐機しているのをみてまたまたビックリ

屋根に人が乗って雪下ろししている様子で

いつなのか着陸したのいいけど欠航になったんだろうなと勝手に想像(笑)

離陸して少ししたら 雲の切れ間から利尻富士がみられて大興奮

素晴らしかったですよ~

羽田から先は

今回嫌ってほど遅延や欠航を体験したので

変更不可のスマートシニア割だからと無事羽田に到着してからネット購入

 

伊丹から奈良行きの空港バスが19:00発しかなかったため

ゆったり羽田のラウンジで休憩してからと

17:00発 18:10着の便を選んだのですが・・・

 

今回はどうしたことか、何かに祟られたように遅延ばっかり

 

このフライトも結局機材の到着遅れで羽田発が最終的に17:40になり

伊丹到着が18:45となり 荷物を受け取れたのが18:57で

腕時計では19:00(たぶん30秒経過くらい)でバス乗り場に走りこんだのですが

19:00ピッタシで出発してしまったらしく

呆然

 

ブスっとしながら1時間10分その場に立ち続けて

20:10発に乗って奈良に帰りました。

 



 

 

【今回の旅の動画です。https://www.instagram.com/masafuminagasaka/

よろしければご覧ください。】

 

それにしても今回の旅

数々の障害や残念なできごとも起こってしまいましたが

ゴーアラウンドして新千歳に緊急着陸したり

結局翌日も欠航となってしまったものの

残席1のチケットをギリギリで購入することができ

バスが事故を起こしたものの猛吹雪の中をひた走り

無事念願の稚内まで移動することになったり

 

欠航が続いていたフェリーが運航してくれて夢の真冬の礼文島に到着

レンタカーは借りられなかったけど

そのおかげで路線バスで真冬のスコトン岬の絶景や知床に元地

ホワイトアウト寸前の道に大荒れの海を眺めながらの数時間

苦労した分、達成感も半端なかったですね~

凄かったなぁ

 

ジンギスカンと雲丹丼、ホッケのちゃんちゃん焼きが食べられなかったのは

『もう一度来なさい』って神の思し召しだったと信じて

 

次回は、できれば丘珠から利尻に飛び

もう一度礼文島に渡りホワイトアウトしそうな猛吹雪の中

スコトン岬周辺をトレッキングするぞ~

 

よろしければ みなさまも是非訪れてみてくださいね

 

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血が騒ぐ!【2023年12月最強寒波を実感する旅】その③夢にみた礼文島へ(だがしかし・・・)

2023-12-27 17:02:26 | 旅行

 

ようやく稚内まで到達できたものの

問題は離島に行くことができるか否か

 

12月23日 フェリーの運航状況を確認するために

5時起きしてネットから運航状況を調べてみると

稚内~礼文 稚内~利尻へは一部変更があるものの運航している様子に一安心

 

但し、予定では礼文から利尻に渡り泊まって

翌日利尻を観光してから飛行機で函館に飛ぶつもりだったのにそれは叶わなくなったため

 

 

またまた旅程変更

 



 

 

23日はとりあえず礼文から稚内に戻るか

気に入ったら礼文に泊まって稚内に戻り

稚内から利尻に渡って島内周遊してから飛行機に乗ろうと決め

 

6時とりあえずホテルをチェックアウト

雪が積もり早朝で静まり返った道をトボトボと歩き

ホテルから約15分後の6:25

フェリーターミナルに到着

すぐさま乗船券を購入して

乗船を開始していたためそのまま船に直行

ネットでは古い船しかないと思ってたら

結構新しい船でビックリ

ただ、時代なのか船内売店は今年限りで休止なんだとか

そこそこ豪華そうな1等もありました。

定員キャパもそこそこで

5月から9月のハイシーズンは観光客でごった返すんだろうなぁと想像できました。

稚内港は宗谷湾(ノシャップ岬と宗谷岬の中側)にあるため

出航後しばらくは暴風雪警報下でもあまり揺れませんでしたが

ノシャップ岬をかわした途端

それなりの揺れとなりましたが

新造船で揺れ防止装置(フィンスタビライザー)が取り付けられてるのか

揺り篭程度の心地よい揺れでした

礼文ではレンタカーを借りて移動しようと

レンタカー会社の価格を調べ

離島価格で強気で高額だなぁと思いつつ

他の選択肢はないなと覚悟しながら

一応、路線バスの時刻表も調べておいたのですが・・・

 

 

気温は到着時で-9℃ 風は6mとあり 11時以降は降雪

 

稚内出港がトラックの積み込みに遅れが生じていたため

(数日間暴風雪警報の発令による強風と高波で欠航してたので荷物も多かったはず)

定刻より20分遅れの8:55着岸

礼文の香深港フェリーターミナルでは数名の乗客が下船したものの

島の人だったのか ターミナルに残ったのは自分だけ

トイレに入って完全防寒に身支度を整え

吹雪いる外に出てみると こんな感じ

さて、とりあえずレンタカー会社に向かおうとしたところ

軽自動車もあって少し安かった日産レンタカーは雪の積もり方からもう休業している様子

 

トヨタレンタカーは営業している様子に安堵して

「すみません。今日5・6時間借りたいんですけど」と言うと

「今日!お貸しする車はありませんよ。スコトンに行きたいの?

こんな天気だから道路の除雪もしてないし、なによりトイレもなにもないし

吹き曝しで無理無理! このフェリーで稚内に帰った方がいいよ」とのアドバイス

「ええーっ! スコトン岬に行きたくてきたのに・・・ 

それなら夕方の便までターミナルに居るしかないのかなぁ

と肩を落として応えると

 

「それなら宗谷バスさんに行って路線バスを聞いてみたら?」とのこと

少し離れた事務所まで吹雪の中を滑らないように気をつけて歩いて向かい

受付の女性事務員の人に事情を話すと

「それなら定時のバスでスコトン行って、危ないからそのままそのバスで戻ってきたらいいよ」

「トイレも何もないけど、男の人はほれ、どうにでもなるっしょ」と優しいアドバイス

隣に座ってたドライバーに「写真撮る時間待ってあげて。途中も案内できるっしょ」と言ってくれ

 

「ターミナルからスコトンまで片道1240円かかるから1日乗り放題2,000円の乗車券買って、

香深に戻ってきてからも別の路線に乗って島内回れるし」となんと親切なアドバイス

喜んで購入して ターミナルに戻り

発車時刻の10:45まで 時間潰し

いつもの事ですが、事前に訪問先のことを何も調べず

その場で実体験して感動するのが好きなため

礼文島のことを何もしらず

観光案内所もハイシーズン以外は閉めているため

館内をぶらぶらと

『ふ~ん、こんな食堂があるんだ』とか

島の地図を眺めながら 位置関係や名所を調べ

 

発車時間ぴったしに到着したバスに乗り込み

(ターミナルからは自分と船泊まで乗車したおばあさんの二人、

途中で単身赴任の会社員風の男性と女子高校生が高校まで乗っただけでした

礼文の中心地である香深を抜けると

道路と路肩との境界もわからないような道になり

脱落して仲間が助けにきているところに遭遇して

レンタカー借りれなくて正解だったなぁと胸を撫で下ろしました。

フェリーターミナルから9キロ北に

どうやらディーゼルエンジンの発電所があり

その先はほとんど漁師らしき家々が山側にへばりつくように点在しているだけ

更に北に10キロほど行った先

スコトン岬と金田ノ岬に挟まれた湾内に香深に次ぐ集落があり

そこが船泊(港に病院、郵便局、小中学校、スーパーなどもありました

 

1970年から1992年まで稚内航路のフェリーが就航していたらしく

古くは明治時代から小樽から稚内の間を海運が担っていて

小樽から増毛~焼尻~天売~鬼脇~鴛泊(利尻)~香深(礼文)~稚内に寄港してたんだとか

礼文の石油備蓄もこの船泊にあるんですよ。

 

日本の西の果て与那国島が台湾との密貿易で栄えていたように

礼文島もロシアとの密貿易で栄えたそうで

加賀の豪商銭屋五兵衛貿易の地として石碑があるそうです。

 

いや~勉強になるなぁ

因みに、この船泊には現在も礼文空港があり

以前は稚内とを結ぶコミューターが就航していたものの

乗客が少なすぎて採算が取れず休止中でした。(空港下ってバス停があってビックリ)

船泊を過ぎると湾内沿いの道なのに吹き曝し感が増し

秘境感たっぷり(笑)

 

フェリーターミナルから約1時間

路線バスの経路で約30キロ(バイパスがあるのでそちらなら25キロ)

礼文島最北端のスコトン(須古頓)岬到着

バスは到着から2分後に発車なのですが

運転手さんが頑張ってくれて

「3分あります」と言ってくれたので

暴風の中を走ってトド島を眺め動画も撮り

小用(トイレ)も済ませ

また走ってバスに戻りました

 

強風に曝されてるせいか

アスファルト部分は雪が吹き飛ばされてるんですよ

この鮑古丹には 事実なのかヤラセなのかわかりませんが

TV番組の”なぜそこ”で秘境に一人暮らしする元漁師の老人(たしか90歳過ぎ)を訪ねてましたが
実は、路線バスも通る道にスコトン自治会もある場所でした

https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_tvtokyo/program/detail/202311/22752_202311091825.html

 

まあ、TVなんてそんな世界なんだな

(スコトン漁港と灯台)

この手の漁港もそこらじゅうにあって

場所によっては数十メートル、離れても数百メートルおきに

ほんの1・2隻の小型漁船のために船の揚げ降ろしと海に出るためのスロープとテトラポットが積まれていて

どんだけ税金ばら撒いてんだろ と驚くというかなんと言ったらいいのか。。。

ところどころに高台に登るための屋根付きの歩道があって

多くは小学校や中学校の通学路でしたが

こんなに雪が積もるなら当然だよなぁと眺めていました。

(冬はずっと氷点下となって雪が融けないんですね~

約2時間の路線バスの旅を終えてフェリーターミナルに戻り

ホッケの塩焼き定食や寿司の看板の出ていた2階の食堂に入り

『さて、何食べようかなぁ』とワクワクしながらメニューを眺めていたところ

『今日はラーメンだけです』『あと団体の予約が入ってるから1時で閉店です』と言われ

愕然としながら 「それじゃあいいです」と店を出て

 

ネットで調べておいた ホッケのちゃんちゃん焼きのある炉端屋に行ってみたのですが・・・

「ホッケありますか?」と尋ねると、

「昼は炭熾してないからお昼のメニュー(普通の丼ものと麺類のみ)だけなんですよ」とのこと

 

ほとんどのお客さんはラーメンを注文してましたが

なんせ冷え切った身体が少しでも温かいものを欲していたため

鍋焼きうどんと熱燗を注文

 

利尻昆布で育った雲丹丼とホッケのちゃんちゃん焼き食べたかったなぁ

ま、あの天候じゃあしばらく出漁できてないだろうし

生の海産物を求める方が間違ってるよなと反省

 

午後から営業の日帰り温泉もありましたが

他の路線バスで少しでも礼文のあちこちを訪ねようとターミナルに戻り

島の南端の知床と

西海岸の元地を周遊

 

路線バスの旅から戻ると

帰りのフェリー出航1時間前

 

チケットを買って館内でフェリーを待ち

ようやく雪雲が少なくなって利尻富士の裾野がみえだしたなぁと思ったら

フェリーが入港

(またまた遅延。時間にルーズなのかな?と勝手に想像してしまいましたが・・・)

 

実は海は大時化で大揺れ

与那国島の通称ゲロ船を思い出させるピッチングとローリングとなりました。

 

 

 

 

レンタカーが借りられなかったり

ウニもホッケの食べられなかったけど

 

宗谷バスの事務員の人の親切に対応がとっても嬉しかったし

 

なによりストコン岬で暴風雪に曝されただけでも大満足

 

いや~とっても充実した一日でしたよ

 

 

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血が騒ぐ!【2023年12月最強寒波を実感する旅】その②未だ大雪で交通機関がマヒ状態の中札幌から稚内へ

2023-12-26 15:54:52 | 旅行

悪天候(暴風雪&大雪警報)でとうとう稚内に着陸できず

新千歳に緊急着陸することになり

翌日の新千歳⇒稚内のフライトに振り替えたため

再び新千歳空港へ向かうことに

 

前日の空港バスがあまりにも時間がかかってしまったため

飛行機に乗り遅れないようにと無難な鉄道を使うことにして

札幌駅へ

駅に到着してみると

岩見沢が大雪で高速道路は閉鎖、鉄道も札幌から北方面が運休となっていて

稚内行の飛行機飛ぶのかなぁ とちょっぴり不安に思いつつ

とりあえずホームの立ち喰いそばで朝食

天玉そばを注文してみましたが

関西で暮らすようになって30年以上ともなると

東京風に近い汁が醤油味しかしない感じで残念

(そう言いながら、汁の一滴も残さず完食しましたけどね

新千歳空港に到着しNA

ANAのプレミアムカウンターで前日渡された振替の予約券を渡すと

「昨日はご迷惑をおかけしました」と搭乗券を渡され

飛んでくれるのかな と、喜んでラウンジに向かい

よしよし旅程より1日遅れとなっちゃったけど

無事、旅の続きができるぞ~と喜んでいたところ

わずか11分後 欠航のお知らせとアナウンスが

さて、どんな対応をしてくれるのかな と思っていたのですが

 

なにやらアレコレと言い訳して

「午後のフライトに振り替えても欠航になると思います。」

「どうされますか?」との問いに

 

既に最悪の事態を想定してラウンジに到着した直後に

陸路での移動手段を調べ

札幌からの沿岸バスで豊富までも電話で運行しているのを確認し

更にもしかしたらと札幌⇒稚内直行のバスも運行しているのを電話で確認していたため

「それならバスで向かいます」と答えると

「どこのバスですか?」「どこ行きのどのバス会社ですか?」と問われ

 

なにやらカスタマーサービスの担当者と話をしているのですが

最近の全日空でよく見るオツムの弱そうな自分の身なりばかりに繊細で

接客に向かない頼りないグランドスタッフで

AIと会話してる方がましな感じ

 

結局、既に羽田から札幌まで移動していること

宿泊費の補助申請は11,000円が限度額のため

陸路の交通費もこれ以上出せないとの事

心の中では、公共交通機関である航空会社として稚内まで行く予定の客に対して

『千歳まで行けたんだからそれでいいだろう』が許されるのか 

とゴネたい気持ちもありましたが

相手するのも時間の無駄だなと

 

「はいはい。わかりました。」とそれ以上交渉するのも馬鹿らしくなり

すぐさまバスのチケットを購入して札幌に向かうことにしちゃいました。

 

 

欠航の連絡を受けたのが9:11

9:20にはANAの責任感のないグランドスタッフを相手するのを諦め

10:02 残席1の13:00札幌発稚内行直行バスのチケットを購入し

10:10新千歳空港国内線バス乗り場から札幌行空港バスに乗車

10:59 移動中の車内でフェリーの時刻を再確認して

 

 

 

年がら年中予想を裏切られて生きてきた自称危機管理のプロ(笑)なので

すぐに旅程を改訂

11:39 バスターミナル近くの札幌大通り公園で下車

11:51 稚内行のバスターミナルであることを確認して

ランチにしようと大通公園の地下街を歩き

カキフライ定食(¥800)でお腹を満たし

12:50 稚内行バスに乗車

 

所要時間6時間弱(5時間50分)だからか

三列シートで楽ちんでしたよ~

札幌を出発して約1時間後

突然急ブレーキを踏んだと思ったら少しの衝撃があり

凍結した道路で急ハンドルからスリップして急停車した乗用車に追突した様子

アッチャー またまたトラブル発生

稚内まで辿り着けるのかなぁと思いつつ

何もできないので成り行きを見守っていたのですが

 

警察が来るのを待ち、現場検証等で

約1時間遅れで当別町を出発

ところが高速道路が閉鎖していたため一般道になだれ込んだ

雪道に不慣れなドライバーがノロノロ運転すると

すぐに数珠繋ぎになって大渋滞

 

出発して3時間後の16:00 ようやく浦臼で最初の休憩

(なんせ6時間弱の運転をドライバーさんはたった一人

なので2時間おきに休憩が義務付けられてるんですよね)

その後、新十津川町に入った頃から降雪量が多くなり

17:25 留萌通過

ニュースでも報道された大雪でマヒ状態になったのを実感する道路脇の除雪した雪の高さが2m以上

やがてオロロンラインを走り始めると横殴りの暴風雪で

ほとんどホワイトアウト状態とあってノロノロ運転の車だらけで遅々として進まず

因みにこの先(北)に苫前という町があり

何気に地図アプリを眺めていたら”三毛別ヒグマ事件復元地”とあり

調べてみると 大正4年に発生した日本史上最悪の熊害

今年は全国で熊による被害が多発してるのもあって

その恐ろしさを身近に感じてしまいました。

(ご参考までにこんな事件です↓)

https://higuma1979.sakura.ne.jp/33jikenn2.html

19:00 二か所目の休憩地、羽幌の道の駅に到着

この休憩時にドライバーさんが

”おろろんの卵”という銘菓(¥240)とペットボトルのお茶を

乗客一人一人に配りながら「事故を起こして申し訳ありませんでした」と

頭を下げていたのですが

アレはどうみても前方の車のヘタな運転によるモライ事故

可哀相だなと思いましたが誠意はしっかり伝わりましたよ

 

そのうちGoogleのクチコミで

高評価のコメントを書き込まなければと思った次第です

 

21:50 予定時刻より3時間遅れで稚内駅前に到着

積もった雪の中を恐る恐る歩いてホテルに向かい

部屋に荷物を放り込んで 

近くの営業してそうなジンギスカンの店に飛び込んだのですが

既に閉店時間過ぎで店じまいするところと断られ

選択の余地なくほぼ対面の居酒屋に向かい

昭和な佇まいがとてもいい感じでしたが

老夫婦だけで営業しているらしく

「10時半閉店ですよ」と言われ

メニューをみてとりあえず生中とお刺身の盛り合わせを注文

ホッキ貝とホタテ以外は地物じゃないなぁと思いつつ

今回も空腹は最高の調味料を実感(笑)

 

変な組み合わせだなと思いつつ、お腹が膨らむものをと

チャーメンなるあんかけ焼きそばを注文してみたのですが

これが酢との相性抜群で美味しかったぁ

なんせ大酒のみなので、生中1杯と2合徳利の熱燗だけじゃあ飲み足りないなと感じていましたが

怪しげなスナックかバーしか開いておらず

翌朝も5時起きしなければならず

諦めて ドーミーイン名物の夜泣きそばを食べて

温泉にゆったり浸かってから アイスを食べて

この日も即就寝となりました

 

ようやく稚内に辿り着けたものの

数日欠航続きのフェリーで

最終目的地である利尻・礼文に無事渡れるのか

 

次号で仕上げを御覧じろ(笑)

 

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血が騒ぐ!【2023年12月最強寒波を実感する旅】その①

2023-12-25 17:31:27 | 旅行

 

わたくし、既にこのブログをご覧いただいてる方には周知の事実なのですが

なんせ

"最強寒波” ”日本海が大荒れ” "暴風雪警報" "不要不急の外出を控えるように”

これらのフレーズに敏感というか滅法弱いヤツ

 

12月19日にそんな気象情報を耳にして

20日にはもう居ても立っても居られない状態になってしまい

 

会社に出勤しながらも気を落ち着けることができず

Google Mapsの航空写真を眺めながら

どこに行こうかと思案

 

最初に思いついたのが”津軽海峡冬景色”の青森県龍飛埼

 

実は、普段から次はどこに行こうかなと夢ばかりみていて

冬の龍飛埼はいつか行こうと思っていた土地のひとつ

 

頭の中でいろんなルートをシミュレーションしていて

理想は、函館に飛んで津軽海峡フェリーで下北半島の鮪で有名な大間に渡り

 



 

バスで下北経由で脇野沢へ行き

 



 

むつ湾フェリーで対岸の蟹田へ渡り

 



 

そこで一泊して翌朝鉄路で青森に出てレンタカーを借り

龍飛埼で荒れた日本海の波しぶきを心ゆくまで堪能してから

日本海側の漁港、小泊の民宿に泊まり

翌日青森に戻って飛行機で伊丹に戻るもの

 



 

ただ、バス乗り継ぎの下北が16分しかなく

バス停も駅から離れた場所で競歩並みに歩いても大間からのバスが遅延したらおしまい

 

どうしたものかと悩んでいたところ

下北から大湊行の鉄道があり

大湊まで乗れば余裕で同じバスをキャッチできることがわかり

 

あと、脇野沢でのフェリーへの乗り継ぎ時間が10分しかなく

これは乗り遅れたら大変なことになるとフェリー会社に電話して

 

「下北からバスで向かうつもりなんですけど、乗り継ぎ10分でフェリーに乗れますか?」と尋ねると

「下北からバスに乗ったと電話してもらえれば、バス停まで迎えに行きますし船も出航を待たせるから大丈夫」との

ビックリするような優しいアドバイス

 

『ドッヒャ~これはご厚意をありがたく受けなければ』とその気になっていたのですが

 

20日に津軽海峡フェリーとむつ湾フェリーの運航状況を調べようとしたところ

むつ湾フェリーは、11月中旬から4月上旬まで冬季休業と知り呆然

 

となると、下北から鉄路で野辺地に出て、青い森鉄道で青森に行く手段しかなくガックリ

このルートでの旅の魅力が半減してしまったのですが

とりあえず旅程を作り

それでも今季の大荒れの日本海ツアーの目的地として考えていたのですが・・・

 

大好きな健さんの映画”駅”の舞台増毛近くの留萌が大雪で大変なことになってるとの報道を知り

 





 

 

 

 

『これは道北に行くべきだろ』と気持ちが変わり

どうせなら最北の稚内でノシャップ岬と宗谷岬にしよう と

地図と睨めっこしながらアレコレ思案

 





 

 

いずれにしても行くぞ~と心に決め

オフィスで心の底から信頼し家族のようにおもってるスタッフに

「明日から北海道に行ってくるけどいい」と尋ねると
「急ぎの仕事はありませんから、大丈夫ですよ」との優しいお返事

「それにしても、いつもながら近所の銭湯にでも行くような気軽さですね」

と揶揄されて、むしろ内心喜んだりして

 

 

午後になって稚内周辺を調べていると

利尻島と礼文島が目に入り

 





 

これは離島めぐりの方がもっと魅力的だなと旅程を作り

(字が読めなくて適当に鷺泊としちゃいましたが、利尻の港は鴛(オシ)泊でした)

ただ、懸案はフェリーの欠航だなと思いつつ

 

夕方家に帰ってから

チャンカーに「明日から冬の日本海眺めに北海道行ってくる」と伝えると

いつもの事なので驚きもせず「はい。でも気をつけて」と一言

「始発の空港バスに乗らなきゃいけないから朝5時に西大寺駅まで送ってくれる」と頼み

 

普段なら夕食時の晩酌でいい気持ちになってしまい

すぐに寝てしまうところ

 

この日は珍しく雪山行並みの準備をしてから就寝

朝、3時目を覚まし、愛猫に見守られながら荷造りを済ませ

 

5:43 大和西大寺駅前で空港バスに乗り込み

移動中にフェリーのサイトで運航状況を確認したところ

 

↓ 平常通りの運航です。と書いてあるのに

全ての便欠航の表示

折角旅程を考えて、すっかり礼文・利尻に渡るつもりになってたので

気持ちが落ち込んで、伊丹から奈良に戻ろうか とも思ったのですが

 

それでも諦めきれず

とりあえず稚内まで行って

島に渡れなかったら南下して留萌から増毛に行ってもいいやと思い直し

 

バスの中で伊丹~羽田、羽田~稚内のチケットを購入

 

続けて気象状況を調べてみると

どっひゃ~期待通りの暴風警報発令中 

 

スマートシニア割なので通しのチケットが買えなかったものの

チェックインの時に「お乗り継ぎの稚内までお荷物お預かりします」と言ってたのに

フライト状況を調べ、

即座に「すみません。羽田から稚内の便が気象確認中でとりあえずお荷物は羽田までとなります

とのこと

 

まあ、それも仕方ないなと

ラウンジで青汁ラテとコーヒーを飲みながら

『さて、この先どうなるのかな』と

実は不安よりも予期せぬハプニングを期待しちゃったりして

機上からは久しぶりに富士山もしっかりと眺められ

喜びと不安の入り混じった感情で羽田に到着

荷物を受け取ってプレミアムラウンジで荷物を預けようとしたところ

 

稚内行のフライトが未だ気象確認中で保安検査場に入れず

決定待ちをしながら気象状況を調べてみると

大雪警報も発令してしまい

更にフェリーの運航状況の表示も”全便欠航”となって

『いい加減な会社だなぁ』と思ってたので、とりあえずそちらは一安心(?)

『欠航にはなるなよ~』と強烈な念力を送ったのが功を奏したのか

ようやく、遅延ながら条件付き出発することになり

 



 

1時間遅れの11:40発で搭乗を開始

滅多に羽田発で北方面へのフライトに乗らないので

興味深く仙台上空から牡鹿半島や金華山を眺め

10年前までよく訪れていた八戸だ と、

取引先から約束を突然一方的に反故にされて絶縁した経緯もあって実は憎々し気に眺め

当時八戸へのアクセスに何度か使った三沢空港に

六ケ所村らしき施設や

船に乗ってた頃にはよく沖合から眺めてた尻屋埼灯台

大雪山の山々も目に入り旭川らしき上空を過ぎて

これは無事稚内に着陸してくれるかも と期待していたのに

道北に入った途端、厚い雲に覆われて

機長からのアナウンスで

「降り続く雪で除雪作業が進まず上空で旋回しながら1時間ほど様子を見てみます」とのこと

高度下げて雲の中に突入し速度も落ちて 

一時的にフラップを下げたのが見えたので着陸をトライするのかなと期待したのですが

 

揺れが激しくなり、直後にフラップを畳み速度を上昇しはじめたので

ゴーアラウンドしたなと気づいたところ

 

「その後も雪が継続的に降り続いていて除雪した場所にも積もりだし、

視界測定器が故障したのとの連絡があり修復の目処が立たないとのことで

誘導灯も視認できないことから着陸を断念して新千歳空港に向かいます」とのアナウンス

 



 

ちょっとショックでしたが、まあ仕方ないかなと納得

JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の影響なのか 

半端ないまるで壁のような雲の厚みに驚かされ

晴れた石狩平野が眺められるようになると

暴風雪で荒れた海に訪れようとしてるのについホッとしちゃいました。

新千歳に到着してからもANAとしても直ぐに判断できないのか

機内でそこそこ待たされた挙句

 

その後荷物を受け取ってから出発ロビーのカウンターに向かい

選択として、①新千歳から羽田に戻る②払い戻しを受ける③翌日のフライトに振り替え

が告げられ、このままスゴスゴと帰れるかと③を選択

 

宿泊代として11,000円までANAが負担すると言われたため

それなら翌日の移動も楽にできるようにと

限度額いっぱい使って泊まろうと札幌駅前のホテルを選び

今夜はジンギスカンだぞ~と心躍ろかせながら

空港バスに乗り込んだのですが・・・

 

15:00に新千歳空港に着陸してバスに乗れたのが16:40

平日の夕方でラッシュアワーと重なり札幌駅に到着したのは18:30

 

JRのエアポート快速なら運賃1,990円するけど所要時間は45分程度

空港バスは1,300円と安いけど これだけ時間かかると辛いなぁとの印象

 

更に、北海道のインバウンド観光客の数も半端なくて

駅から離れたホテルへのアクセスに便利なバス利用者でほぼ満席

(中国語やタイ語などが飛び交っていて東南アジア系がほとんどでした)

久しぶりの冬の札幌だったので

地下道が発達してるのをスッカリ忘れて積もった雪とツルツルの歩道を

転ばないようにとビクビクしながら歩き

ネットで予約しておいたホテルにチェックイン

この日は結局、朝昼抜きだったため腹ペコ

荷物を放り込んで

有名な松尾ジンギスカンの札幌駅前店に行ったところ

予約してなかったら早くて8時過ぎと言われ

腹ペコだったので「それじゃあいい!(いらない)」と告げて

全国チェーンの店だらけの地下街から地上に出て路地裏の昭和風居酒屋を発見

ここしかないだろう と入ってみたのですが

他のお客の様子を覗ってみると

どうやら道庁職員の溜まり場みたい

シメ鯖と、カキフライ、湯豆腐で

生ビールと芋焼酎のお湯割りを数杯飲み

早々に退散して表に出てみると

サッポロクラシック飲み放題750円 の広告を見つけ大ショック

なんせ飲食費のほとんどが酒代なので

そんな店にしたら良かったのになぁと

トボトボと肩を落としながら 地下街に戻り

 

シメのラーメンならぬオムカレーをいただきましたが

味も、カツもって感じ

でもインバウンド観光客だらけで満席なんですよ~

 

SNSの評判だけで人気になったりする傾向って

好きくないなぁ。。。

 

と思いつつホテルに戻り

浴室TVのあるバスタブにゆったりと浸かり

 

3時起きしてから20時間

そこそこ怒涛の一日だったなぁ

警報が出てるのに明日は無事に飛行機飛んでくれるのかな❓と一抹の不安を感じつつ

あっという間に眠りにつきました。

 

【さて、願い通り稚内に辿り着けるのでしょうかその②に続く】

 

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四国スルメの如し【四国へのアクセス】

2023-12-18 16:50:45 | 旅行

 

さて、四国の魅力をお伝えしながら

実際どんな移動手段があるのか

お知らせしないのは片手落ちですよね。

 

そんな訳で私がこれまで使ってきたアクセスを含めお知らせします。



 

【飛行機

とりあえず空港がある場所と直行の国内線

 


 

香川県:高松空港(羽田、成田、那覇)

愛媛県:松山空港(羽田、成田、伊丹、中部、福岡、鹿児島、沖縄)

徳島県:徳島阿波おどり空港(羽田、福岡)

高知県:高知龍馬空港(羽田、伊丹、福岡、名古屋)

 

【鉄路

直接本州と繋がってるのは瀬戸大橋のみ

基本的に、岡山で乗り換えて

目的地によって列車が異なります。

 

高松:快速マリンライナー(53分)

松山:特急しおかぜ(2時間51分)

徳島:快速マリンライナーで高松、特急うずしおに乗り換え(2時間4分)

高知:特急南風(2時間36分)

 

高知~徳島:土讃線で阿波池田、徳島線乗り換え(5時間48分)

高知~松山:特急南風で多度津、特急いしづち乗り換え(4時間10分)

 

中村(四万十):高知から特急あしずり(岡山から合計5時間42分)

宇和島:松山から特急宇和海(岡山から4時間35分)

中村~宇和島:土佐くろしお鉄道中村線で若井、予土線に乗り換えて宇和島

 

【海路

 

 




 

東京から徳島:東九フェリー 東京19:00発 徳島13:20着(約18時間)

門司から徳島:東九フェリー 門司19:00発 徳島09:20着(約14時間)

和歌山から徳島:南海フェリー ほぼ3時間間隔で1日8便(約2時間)

大阪(南港)から東予(西条):オレンジフェリー 大阪22:00発 東予06:00着(8時間)

神戸(六甲)から新居浜:オレンジフェリー 神戸01:20発 新居浜08:20着(7時間)

神戸から高松:ジャンボフェリー 1日4便(約4時間15分、小豆島経由は4時間45分)

宇野(岡山)から高松:残念ながら2019年に定期船は廃止してしまいました。。。

 

広島・呉から松山:クルーズフェリー 1日10便 (2時間40分)

スーパージェット 1日9便(1時間10分、呉経由は1時間20分)

柳井(山口)から松山:防予フェリー 1日13便 (2時間30分)

小倉から松山:松山・小倉フェリー 小倉21:55発 松山05:00着

 

別府から八幡浜:宇和島運輸フェリー 1日6便(2時間50分)

臼杵から八幡浜:宇和島運輸フェリー 1日7便(2時間25分)

 

佐賀関から三崎(佐多岬):1日11便(1時間10分)

 

佐伯から宿毛:宿毛フェリー 残念ながら現在運航休止中

(※その他、小豆島を別のフェリーで経由する姫路と日生、宇野からのルートもあります。)

 

【高速バス

関東から:夜行バス (新宿~松山10時間、新宿~徳島8時間15分、八重洲~高知11時間40分、新宿~高松11時間30分)

中部から:夜行バス(名古屋~徳島 6時間)

 

近畿から:高速バス(大阪~徳島 約3時間)

※淡路島から明石海峡大橋で本州に渡る場合

神戸で大渋滞するため、対岸に渡ってからJRに乗り換えるのが便利です。

中国から:高速バス(広島~高松 3時間15分)

 

高速バス(福山~今治 1時間24分)

九州から:夜行バス 博多起点 松山~高知~徳島ルートと香川~高知~徳島ルート

 

【変則ルート:バス、徒歩、市営渡船

呉から今治:新広まで呉線+バスで大崎下島+徒歩で岡村島+今治市営渡船で今治

 

(※どうやら現在バスが休止してしまっているようです。

(そのかわり、とびしま海道を走ることはできませんが、大崎下島から竹原までフェリーがあります

 

いろいろとアクセス方法をお知らせしましたが

現実的な話として

遠隔地からであればやはり飛行機が一番かもしれませんね。

 

特にお遍路であれば徳島からスタートするとなると

 

 

私の場合は、居住地が関西(奈良)で出張のほとんどが今治のため

大阪南港からオレンジフェリーを一番使っています。

 

ジムニー程度のサイズの車であれば

デラックスシングルで片道19,000円程度とリーズナブルで

四国内では公共交通機関があまり便利ではないため

自家用車が使える利点があります。

 

何と言っても翌朝6時に東予に到着して

連絡バスを使えば

最寄り駅の壬生川、今治までは無料バス

松山へは有料となりますが連絡バスで移動できるため

とっても便利なんですよ。

 

 

いずれにしても

まだ四国に行かれたことない方

讃岐うどんの食べ歩き、奥祖谷&大歩危小歩危の景勝地巡り

お遍路体験、石鎚山登山、面河渓や仁淀川の奇跡の清流

道後温泉と松山の歴史探訪

私のように四国山地と酷道険道走りに

異国のような高知巡りなどなど

魅力いっぱいの四国を体験しに

是非一度訪れてみていただきたく情報を記事にさせていただきました。

 

 

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四国スルメの如し【番外:八幡浜を起点にこころ旅とドキュメント72時間の舞台をトレースする旅など】

2023-12-13 14:03:02 | 旅行

先日、四国の凄さをお知らせしようと記事にして

改めてこれまでの四国訪問の歴史を思い起こしてみたところ

 

それまで1978年が初上陸(笑)で

その後は1990年、1994年、2000年、2003年、2008年、2010年と

観音寺の阪大微生物研究所がらみ(ODA受入研修員への日本語講習手配)に

あまり思い出したくない管理職をしていた某機械メーカーのOJTで宇和島に行ったり

欧州機器のプレゼンで、坂出、丸亀、今治の造船所をピンポイントで訪問したり

家族旅行でアメリカ製の大型キャンピングカーをレンタルして

鳴門、高松、丸亀、祖谷、高知、鳴門を周回

そこそこ間隔をあけての訪問だったのが

 

2013年から始めたドイツ製機器の代理店業から

瀬戸内に多々ある造船所への出張が突出するようになり

ほとんどが、水島、福山、尾道、三原、因島、呉、柳井、岩国、徳山等の中国地方側でしたが

 

四国もそこそこ

2014年:3月新居浜、5月八幡浜、7月今治

2015年:7月伊予三島、7月高松、

2016年:6月今治、9月高松、10月高松・徳島

2017年:1月今治・松山、4月八幡浜、5月高知・愛媛・徳島、8月松山、11月徳島

2018年:10月徳島

2019年:1月今治、3月八幡浜

2020年:5月徳島(中古田植え機購入)

2021年:1月今治、6月今治、8月今治・西条

2022年:3月今治、6月伯方島、9月松山(帰路UFOライン)

2023年:11月今治(帰路仁淀川と酷道439)

 

ほとんどが2013年以降行動記録を残してるdiaryから拾い出したものなので

古い記憶は定かでありませんが

なんのかんのと30回ほど訪れている様子

 

これまでの記事でご紹介していなかった場所も備忘録代わりに書き記したいと思います。

 

2014年5月

長年続けていた海外での出稼ぎ生活から国内をメインにした仕事を始め

家でTV放送も観ることもできるようになり

にっぽん縦断こころ旅やドキュメント72時間、新日本風土記にハマり

 

放送された土地(聖地巡礼?)を訪ねてみたくなっていたこともあって

丁度、広島の尾道と愛媛の八幡浜で続けて仕事をする機会をチャンスととらえ

 

尾道の仕事を終えて”しまなみ海道”で四国に渡り

愛媛県の今治に到着

 

今治から松山行特急に乗り込み

松山で特急”宇和海”に乗り換え(松山から先は電化されていないため)

八幡浜の古いビジネスホテルに1泊し

翌朝小さな造船所で仕事したものの

尾道からの連日の現場仕事で疲れ果て

仕事を終えてからそそくさと帰路につくことに

この辺りでは指定席に乗る人が少なく

ほとんどの乗客は自由席車両の乗り場にいてビックリ

駅を出発してなにげに車窓から外を眺めると 急斜面がミカン畑だらけ

生まれ故郷の近所にも、三ケ日、蒲郡とミカンの産地があるものの

地形が全く違うなあと実感

じゃこ天とまぐろソーセージをアテに発泡酒のロング缶2本で独り打ち上げ(笑)

気動車でほとんど単線なのに

あの辺り、結構スピード出すんですよ

線路が悪いのか、車両が悪いのか、結構揺られてビックリ

八幡浜を出て20分後

ひらけた場所に出たなぁと思ったらお城を発見(大洲城)

その後画像の記憶がないので

たぶん発泡酒に酔っていい気分で寝呆け眼で乗り換えて家に帰っちゃったみたい

(松山、岡山、新大阪、大阪、鶴橋と5回の乗り換え)

 

それから3年後の2017年

またまた八幡浜へ出張する機会があり

その頃には、もう国内出張の特に中国、四国地方に行き飽きていて

またぞろ鶴橋、大阪、新大阪、岡山、松山と乗り継いで6時間

電車に乗るのはマッピラごめんと思い

 

岡山から高速バスで松山に向かうことに

途中、豊浜SAでトイレ休憩がありましたが

所要時間3時間半(電車なら2時間半)

松山で特急”宇和海”に乗り換え

21:45 まだできたばかりのスーパーホテルにチェックイン

(奈良を出発してから6時間45分)

どこか飲食店でもないかなぁと近くの商店街を歩いてみたのですが・・・

時間も遅かったからか居酒屋ばかりで

現場仕事の前日は飲み過ぎないようにアルコールを控えるようにしてたため

仕方なくラーメン屋へ

それでも美味しくいただきました。(空腹は最高の調味料なり

 

翌朝、朝一から仕事を始めたため13:00に完了

前回の八幡浜への訪問では

10日前から泉大津、尾道、横浜、尾道と出張(現場仕事)が連続して

その後も日を開けずに実家での法事の予定があり

トンボ返りとなってしまったのをとっても後悔していたため

この時は四国を味わおうと決意

 

ホテルに戻って汗を流し、仕事の荷物を宅急便で送って身軽になってから

お昼だし、ご飯食べるところあるだろうと

またまたアーケードを歩いてみたのですが・・・

よくあるドーナツ化現象で

ほとんどシャッターおりたまま

 

仕方なく駅まで八幡浜を歩いてみようと足を進めたところ

代官屋敷跡や

何やら不思議な碑をみつけたり

(ライト兄弟が飛行実験に成功する12年前にゴム動力の飛行器なるものを考案した人なんだとか)

前日、仕事を無事順調に終えられたら

こころ旅とドキュメント72時間の聖地巡礼をと計画を立て

予讃線に乗るつもりだったので

時間調整を兼ねてブラブラ歩き

 

なんせ昭和レトロ大好きなオッサンのため

古い銭湯にはとっても興味をそそられました

そうこうして腹ペコ状態で八幡浜駅に到着

八幡浜ちゃんぽんなるものの売り込みポップをみつけ

とりあえず隣の店でいただいてみました

(感想は自粛しますね。 推して知るべし

 

15:10 松山行予讃線に乗車

【この ”のりかえ 別府連絡”が記憶に残り 後日の旅に繋がるんですねぇ

変わった車両があるなぁと眺めてみると

人気の伊予灘を眺める週末だけ運行する特別列車でした

(松山~八幡浜4,330円也 片道約2時間半)

途中、こころ旅2017年春の旅610日目で出発地となった大洲城を眺めながら

約1時間後の16:03 伊予長浜駅到着

鄙びたとてもいい駅でした

駅を降りてすぐ目の前が港で

良い感じの定期船を発見

マンホールは、こころ旅でこころの風景として紹介された可動橋

1キロ先に最初の目的地 長浜大橋(赤橋)を見学

つい先日(この日から25日ほど前)正平さんが見ていたのと同じ風景

映えスポットを探してうろついてみました(笑)

30分ほど眺めてから

 

次の電車まで1時間半待ちだったので

時間潰しがてら長浜の町を散策

 

港町として栄えていた様子で

回漕業を営んでいた邸宅があったり

坂本龍馬が宿泊していた跡があったり

面白い看板の昭和な商店などなど

いつか青島にも行ってみたい衝動に駆られたり

この日も知らない町と知らない海を眺めて大満足

 

駅に戻り、またまた予讃線に乗り込み

 

次に向かったのが

ドッキュメント72時間やCM他 人気の観光スポットとなっている

伊予灘を眺められる”下灘駅”

 

元々はほとんど利用客もない寂れた駅のホームから

伊予灘に沈む夕陽が眺められるのが魅力だったのですが・・・

人気になりすぎて この有様

下車して夕陽を眺めようと思っていたのが すっかり意欲をそがれ

 

泣く泣く松山駅に直行して

松山在住のフィリピン時代の先輩に連絡を取り

会食を楽しんで松山駅に戻り

路面電車で道後温泉近くの安宿に移動してバタンキュー

翌朝、こころ旅611日目の出発点 松山城下の城山公園を訪れてから

路面電車と伊予鉄の線路が交差する珍しい風景を眺め

松山駅からローカル線(予讃線)で次なる目的地へ

 

ここもまたこころ旅612日目で今治城から出発して

途中でこころ手紙の主の思い出の地、伊予三芳駅へ

正平さん達の自転車が走ったルートを辿りながら

面白い由来のある風景を眺めながら

こころの風景の橋に到着

最後に手紙を読んでた土手を眺め

番組でも出てたヤギも眺め

往路とは違う道を歩きながらこの町を散策

 

こんな変わったお店があったり

お遍路さんへのトイレの案内やフリーWiFiの案内に

古そうな造り酒屋を眺めながら

駅に戻ると

自転車預かり所も開いていてホッコリ

 

ローカル電車を待ち

 

オレンジフェリーの最寄り駅 壬生川駅で特急電車に乗り換え

石鎚山への最寄り駅や

懐かしい観音寺駅を車窓から眺めながら

瀬戸大橋を渡り

岡山から新幹線に乗り換えて とりあえずビール

壬生川から3時間10分後 新大阪駅に到着

午後二時過ぎにようやくお昼となりました。

 

 

もういまから6年半前の旅ながら

”遠くへ行きたい”の歌の歌詞のような知らない町や知らない海を眺め

TVで観た風景をウキウキしながら辿った思い出が

つい先日のように思い起こされ、当時の喜びを再び噛みしめてます

 

観光案内書には載っていない土地を訪ねる旅

とってもいいですよ~オススメです。

 

さて、あと何回できるかな

 

 

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暴風雪警報下の東尋坊を思い出しながら今季の冬の旅を計画中

2023-12-08 22:06:38 | 旅行

2016年1月24日

 

この日も暴風雪警報が発令され

北陸自動車道は敦賀から先が通行止め

石川県内が暴風で湖西線を走る電車も運転見合わせとの報道に

 

2010年に映画”夜叉”の舞台、若狭の日向を訪れて

真冬の日本海に魅了されてしまい

すっかり病みつきになってたこともあって

早朝家を出て京都駅に向かってみると

特急サンダーバードが運転を見合わせていたため

北陸方面に向かおうとする大きなスーツケースを持った旅行者だらけ

これは期待できるぞ

いつもの湖西線快速の琵琶湖レジャー号に乗車し

 

期待に胸躍ろかせながら比良山系を眺めると

期待を裏切って信じられないようなピーカン

アッチャーと思いつつ敦賀に向かってみたところ

琵琶湖レジャー号終点の敦賀駅も全く雪なくガックリ

融雪装置が作動して散水してるけど小浜線も全く支障なさそうな様子

 

これじゃあ日向に行っても全く期待薄だろうなと思いつつ

北陸本線の敦賀から先はまだ運転見合わせだったため

様子見しようととりあえず立ち食いスタンドでニシン蕎麦をかっこんでたところ

 

特急サンダーバードがなんとか1本動くとのアナウンス

 

これを逃したら泣きながら奈良に帰らなきゃいけなくなると

指定席はすでに売り切れだった満員電車状態の列車に飛び乗り

福井駅で下車

 

福井から先運転取り止めの表示板を眺めながら

帰れなくなっちゃうかもと思いつつ

えちぜん鉄道の駅に向かってみると

東尋坊のポスター発見

とんでもない強風なのに、えちぜん鉄道は動いてるとのことだったので

すかさず乗車

途中、九頭竜川を過ぎたころから遮蔽物がなくなり強風で架線が波打ち

パンタグラフが電気を受け取れなくなって停電を繰り返す中

なんとか終点の三國港駅に到着

さてどうやったら東尋坊に行けるのかとバス停を目指して歩いてみたのですが

 

実は、前のめりになってようやく歩けるような暴風

船員殉職碑がなんの疑問もなく納得させられ

ようやく来たバスに乗り込み

東尋坊タワー前で下車

大荒れでほとんど閉まってる土産物屋通りを抜けて東尋坊に到着

数人の観光客がいたものの

あまりの荒天の海に怖れをなしたのかと奥から眺めているだけ

 

ところがこちらは荒れた海を眺めにきたんだから

柵を乗り越え、波しぶきを浴びようと人っ子一人いない岩場を歩き回っていたんですが

 

もしかしたら自殺志願者と思われたかも

それはそれは凄かったですよ~

動画を撮ってますのでよかったらご覧ください。


https://studio.youtube.com/video/p-ot5FKAk2Q/edit

 

約30分 真正面から潮風と波を浴び続け

革ジャンはビッショリ、身体の芯まで凍りそうなほどになって

ようやく満足してバスを使わずに遊歩道を歩くことに

後ろ髪をひかれる思いで東尋坊の眺め

三國港駅方向に歩いていたところ

日帰り温泉を発見

震えがでるほど身体が冷え切っていたので

飛び込むように入場し

普段はカラスの行水なのにこの日は1時間半もしっかり温泉を堪能

とりあえず生ビールで”ぼっち乾杯”

ビールはやっぱり身体が冷えるなとカキフライと熱燗を堪能し

まだ明るいうちに駅に向かおうと温泉を出発

17:00三國港駅到着

電車に乗り込み

福井駅に到着したものの

まだ電車が動いておらず

 

どうしようかと駅前をうろついて

泊まるしかないかなと半ば諦めてたところ・・・

臨時のサンダーバードが運行されるとのアナウンスがあり

運よく乗車

まだ強風で湖西線が動かないため

米原回りとなるとのこと

サンダーバードが東海道線を走るなんてみたこともなかったのでビックリ

(その昔は、米原から敦賀の間で交流と直流の切り替えがあって、サンダーバードがそのまま走れないと思ってました)

それでも無事京都に到着できて嬉しかったですよ~

 

この日もお昼が鰊蕎麦だけでビールと熱燗とカキフライと

まともな食事をしてなかったので

得意のタカバシへ

いつものように完食して

 

ライトアップされた京都タワーを眺めながら

終電近くの近鉄で無事奈良に帰ることができました

このときの荒れた日本海も忘れられない思い出となりましたが

 

この翌年の2017年には

永年夢に抱いてた大雪の若狭の日向で映画”夜叉”の世界を満喫し

目標のひとつを達成して 目的ロスになっていたのですが

 

 

この時の東尋坊もいまから考えるとなかなかの刺激的な体験

またあんな行き当たりばったりで大自然の風景を眺めてみたいなぁと回想するばかり

 

 

厳冬期の雪山歩きも、極限に近い世界で体を痛めつけることで

生きてる実感を味あわせてくれるけど

 

またぞろ荒れた厳冬期の日本海を訪れ

波しぶきに揉まれ痺れたくなっちゃいました。

 

今季は暖冬との予報だけど

そんな年ほど大雪になったりすることもあるはずと

 

天気予報を調べながら

大雪、暴風雪、波浪警報が発令するのを待ちながら

東尋坊並みかそれ以上の荒れた冬の海を求めて旅する計画を構想中

 

次回は、スマートシニア割のチケットを使って

極寒の地を訪れようと、ここ数日地図と睨めっこしてる次第です。

 

それにしても

いつもながらのボッチ遊び

 

楽しみを共有してくれるバディが欲しいような

あまりに突拍子もない行動についてきてくれるような人はいないだろうなぁと

諦めるような悟るような

 

まだまだ悩ましいお年頃でございます。

 

 

 

 

 

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出張ついでに”遠くへ行きたい〝【2023年11月:鹿島・神栖・銚子(後編)】

2023-12-04 14:10:13 | 旅行

【前編からの続き:(鹿島から路線バスで銚子駅に到着のその後)】

 

さて、朝ごはん食べてないし

どこかで魚介類を食べられそうな食堂がないかなと探しつつ

成田へは何時の電車に乗ろうかと駅構内に入ってみたところ

 

駅で銚子電鉄のポスターをみつけ

『おっと、犬吠埼のこと忘れてたじゃん』と思い出し

 

銚子電鉄に乗って灯台を目指すことにしました。

何度かTVで紹介されてたなぁと思いつつ

レトロと赤字経営を自虐的に売り込んでるのを知って

偶然訪れた我が身の幸運に大喜びしちゃいました。

 

自虐ネタを売りにしてるんですよ~

この銚子駅、そこそこ線路があるのですが

ほとんどが錆びついて長年使ってない様子

やがてレトロな電車が到着し

乗り込んだ早々 運転席をチェック

動く博物館そのものでしたよ~

銚子から犬吠まで片道350円

往復したら700円

ところが一日乗り放題券も700円(笑)

銚子駅を出てすぐに車庫があってレトロな車両が並んでて目がハート

ボロボロの線路に

 

こんな架線で大丈夫ってくらいお粗末な代物

単線なのですが、一応すれ違いのできる駅もあって

タブレット交換してましたが・・・

1時間にほぼ一本の運行で同じ車両が行き来してるだけだから

ポイント切り替える必要ないんとちゃうんかなぁ(笑)

なんせ赤字のため、売れるものはなんでも商売にしようとしてるようで

駅名もどうやらネーミングライトを販売している様子

なんせ線路も架線もボロボロで車両はレトロどころか博物館級

総延長6.4km、9駅を所要時間22分

ほとんど歩く程度か早くても時速20km/hののんびり鉄道

 

奈良ドリームランドにあった汽車風の乗り物のほうが早かったんとちゃうかなぁ

 

そんな訳で銚子駅を出発して20分後に犬吠駅に到着

灯台まで徒歩距離とあったので歩いていると

別荘風の建物もチラホラ

たしかに眺望はいいんですけどね

そして近頃至る所で見かけるようになった廃墟施設

コロナ前の2018年に老朽化で閉館、

中国人の社長に入れ替わり2019年に再開を目指してたようですが

コロナで息の根を止められちゃったんでしょうね

その隣が犬吠埼灯台

5月に訪れたポルトガルでユーラーシア大陸最西端の岬が観光名所になってたのを知りましたが

犬吠埼も日本の本州最東端とのことで姉妹関係にあるとの説明

文学碑があったりするのも

”地の果て”のイメージなのかなぁ

 

職業柄、灯台には興味があって

結構日本全国の灯台を訪れてきましたが

映画”喜びも悲しみも幾年月”を思い出させる説明書き

昔はそれはそれは大変な勤務だったんだろうなぁ

 

船に乗ってた時

沿岸航法では灯台の位置からポジショニングするのが基本中の基本

船橋での航海当直時、灯台の灯りをコンパスで角度を測り

海図に現在位置を書き込んだものでした。

 

(海図には、灯台によって明暗の周期が表示されていて

どの灯台かわかるようになってるんですよ)

特にここ犬吠埼灯台では霧笛の展示が一番面白かったかも

 

この灯台には展示施設も充実していて

『海上保安庁も頑張ってるじゃん

と思っていたら・・・

地図があまりにお粗末すぎてガックリ

我が故郷の渥美半島も知多半島も無いし

当然、伊良湖岬灯台も神島の灯台も菅島の灯台もなし

淡路島の位置も敦賀湾もいい加減だし

作った業者が悪いのか

その間違いを指摘せずにいて恥ずかしくないのかなぁ

 

ちょっとガッカリさせられましたが

灯台からの眺望は抜群でした

 

この日は朝飯抜きだったので

実は犬吠駅前の鮮魚が売りの回転寿司に行くつもりだったのが

灯台下のありきたりな食堂に思わず入店

 

銚子らしい食材は サンマとイワシの加工品と

あとは九十九里の蛤しかなく

ほとんどが銚子とは全く関係ない

マグロにサーモンにホタテにイクラの海鮮丼

 

文句言いながら空腹だったので怪しげなデザート以外は完食(笑)

腹ごなしと、帰りの飛行機に間に合うように食後そそくさと店を出て

駅までの帰路は海岸線の遊歩道を選択(同じ道を歩きたいないのも

人工的に削られた箇所がなんだったんだろうと思ったら

銚子石の採石場跡でした。

(磯辺にも降りられるようでした)

この右手にあるのが湧水なんだとか

こんな大した標高もない海辺にも湧き水がでるんだと不思議な感じでしたよ。

銚子電鉄のメインステーション”犬吠駅”

 

自虐ネタの”まずい棒”が売りのはずなのに
ほとんど売り切れで二種類のみ

平日のこの日も上下線で50人ほどの乗客がいましたが

売りのお土産も在庫揃えてなくて買えないなんて

”経営がマズイ”のを実感しただろうな

なんか、以前奈良にあった”田舎料理”を思い出しちゃいました

料理が下手でも『ウチは田舎料理ですから!』って逃げられるように

そんなネーミングにしとるんとちゃうんか といつも突っ込み入れてました

 

当然ながら鉄オタだらけなわけで

木々のトンネルから出てくる風景を一生懸命撮影してました。

 

銚子電鉄の沿線、キャベツ畑だらけ

 

故郷の渥美半島も自分が子供の頃には用水が整備されて

メロン栽培の温室だらけとなってメロン御殿が建ち並んでいましたが

近年は渥美半島の付け根から伊良湖岬の先っぽまでキャベツだらけ

 

手間も費用もかかるし競合が増えすぎて値崩れするメロンより、

一年中収穫できるキャベツの方が安定してるんでしょうね。

そんな風景の中でも特に目を引いたのがこの林

年中海風に曝されるからか密集して高さを揃えている様子

自然界って凄いなぁ

 

そんなこんなで

鹿島神社近くで路線バスに乗車したのが08:48

銚子駅に到着したのが10:30

犬吠埼灯台が12:00で

銚子駅に戻ったのが14:00

 

成田駅15:30

成田空港着16:00の

 

小さな旅となりました。

 

 

調べてみると、東京駅から房総特急”しおさい”が運転されていて

ほぼ3時間おき所要時間約1時間45分

普通電車なら千葉乗り換えで3時間

 

銚子には再訪したいほどの魅力を感じませんでしたが

銚子電鉄で他の車輛を見学したいかも

 

でも灯台も灯台からの景色も存分に堪能しちゃったし

もし行くとしたら

成田からレンタカーで外房でも巡りながらかなぁ

 

いずれにしても

いつもながらの行き当たりばったり旅

知らない海を眺めて、知らない町を歩いてと

今回もたっぷり楽しませていただきました。

 

みなさんも良かったら是非どうぞ

 

【追記】

ご参考までに

今回利用した割引航空券

ANAのスマートシニアなる当日限定で帰る格安チケットで

伊丹~成田 片道11,190円

 

条件は、年齢が65歳以上

購入できるのが当日の0時以降ってことだけ

 

お得で便利ですよ~

 

先日、熊本に遊びに行った時の帰路に利用してみて

とっても便利だったので

これからは繁忙期を避けてこのスマートシニアで

”遠くへ行きたい”旅に出ようかなと画策中(笑)

 

 

 

 

 

 

 

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出張ついでに”遠くへ行きたい”【2023年11月:鹿島・神栖・銚子(前編)】

2023-12-02 20:04:56 | 旅行

2016年3月以降

ほぼ2年周期で定期的にお仕事をいただいてる大型船から

半年前に仕事の依頼があったものの

製鉄所向けの石炭やコークスを運搬する不定期船

 

特に製鉄会社が合併して日本製鉄となってからは

国内の製鉄所のどこで揚げ荷するかはその時次第

 

因みに、

近年では釜石、神戸、呉の製鉄所が閉鎖されてしまったため

現在稼働している製鉄所の所在地は

室蘭、鹿島、君津、千葉、京浜、名古屋、堺、和歌山、水島、加古川、福山、八幡、戸畑、大分

 

前回は訪船しようと思っていたらスケジュールが合わなくなり

更に通常オーストラリアが積み地なのに今回は珍しくバンクーバー

 

先々月から揚地の予定が入ってくるものの

なんせ製鉄所の操業には欠かせない原料のため

荷主はいくつもの船をスタンバイさせておいて

切らさないように配船するため

その日になっても変更するのが当たりまえ

 

あと、組合が強くて港湾ストライキの多いオーストラリアやカナダの事

酷い時には沖待ちで1月以上錨泊なんてこともごくごく普通

航海日数だけではスケジュールを立てられないため

JIT(Just In Time)とは真逆の常時在庫を持つようにと

たぶん荷主は数十隻をコントロールしている筈

 

鉱石船はそんな業界なんです。

 

そんなわけで

とりあえず、今回の航海では君津、鹿島、室蘭、和歌山との連絡を受けていたため

しばらく北海道に行ってないし

冬ならジンギスカンも食べたいなぁ

室蘭で訪船しようと思っていたのですが・・・

 

11月末予定が12月中旬となり

いつ強烈な寒波が襲来して極寒の中で船に乗り込まなければいけないだろうし

そうなったらどんな事故(心臓麻痺も含め)が起こるかもしれないと

我が社の心優しいスタッフが気遣い

今回の室蘭行はどうしても阻止したい様子

(温かい時期には、『あまり行くことのない日本海側や東北、北海道だったらいいですねぇ』と言ってくれてるのに

 

無理強いしても室蘭に行くつもりだったのですが

各港の停泊時間を調べると

 

君津はほぼ入れ出し

鹿島は3日

室蘭は30時間

和歌山は最終の揚げ地で2日程度

 

この手の船(Bulk Carrierという超大型のバラ積み)

全長300m、全幅50m

 



 



 

荷物が満載の時はしっかり沈み込んで乗下船が楽なものの

反対に荷物がほとんどカラッポになると喫水線から

甲板まででもビル7・8階相当の高さになることもざら

 

ギャングウエイ(一般ではタラップと言われる乗下船のための梯子)も急傾斜となるうえ

岸壁や通船から一気にあがると息切れ必至

 

氷点下で凍ってたり雪でも積もってたら危険極まりないなと

泣く泣く北海道行を諦めて

鹿島へ行くことに決めたのですが・・・

 

そうなるとどうやって行こうかと思案

 

まだ社会人になったばかりの1980年

東京駅八重洲口近くにあった船会社で働いていた時に

会社の船が鹿島に入港するから船長・機関長との打合せに行くようと社命を受け

 

なんと東京駅から上野で常磐線に乗り換えて水戸に出て

鹿島臨海鉄道に乗り換えて半日がかりでいかなければならないほど不便な場所

(まだ成田空港も開港しておらず高速道路もできてなかった時代)

 

その後は海外生活で日本から離れていたこともあって

2回目の訪問がたしか1993年頃だったかな?

 

高速道路が整備されて東京駅から高速バスが運行され

鹿島工業地帯へのハブになっていた鹿島セントラルホテルまで

1時間半で行けるようになってビックリ

 

それ以降も何度か鹿島に行く時は

東京駅から高速バスでのアクセスを利用していたのですが

 

ハブの鹿島セントラルホテルに前泊して港や製鉄所の船を訪船して

ホテルに戻ってまた泊まるかそのまま東京にトンボ返り

 

ホテル周辺のありきたりな全国チェーンの飲食店しか知らずにいたのですが

(それも鹿嶋セントラルホテルの所在地は実は隣の神栖市)

 

40数年前からの知人であり同じ釜の飯を食った人生の大先輩が

数年前、出稼ぎしていた福島から鹿島に戻ってきてるのを知り

連絡を取って会うことを決め

 

さて、それじゃあどうやって行こうかと思案

 

飽き飽きしてる新幹線も なんの面白味もない高速バスも嫌

 

そんじゃあ飛行機にすっかなと調べてみると

成田経由なら新幹線+高速バスより時間かかるけど

行けることを知って即決

 

前日、船が予定どおり君津に入港しているのを確認して

鹿島の代理店に電話で出入港予定を聞くと

翌日には入港して3日間停泊とのこと

急いで鹿島セントラルホテルを予約して

出張準備をして荷物を宅急便でホテルに送り

 

明け方未明に当日限定の割引チケットを購入し

(なんと伊丹~成田がたったの11,190円)

大和西大寺から空港バスに乗車

出発時刻までたっぷり余裕があったのでラウンジでのんびりビールと青汁ラテ

離陸して大阪からしばらく雲に覆われていたのが

突然視界が良くなったと思ったら

駿河湾の遥か彼方に富士山が

羽田行と違ってこの季節、成田へは霞ケ浦を周りこんでアプローチするからなのかなぁ?と勝手に推察

やがて霞ケ浦を周りこんで降下

いつもながら東京近郊のゴルフ場銀座にソーラー

パネルだらけ

もはや手遅れだけど

日本国中、まるで大火傷のケロイドのように山や空き地に蔓延る

太陽光パネルの現状

 

耐用年数が前になったらきっと所有者は計画倒産して行方知れず

土壌汚染を引き起こす有害物質を垂れ流し

 

子孫が生存してゆけるんだろうか

 

馬鹿な政治家、マスコミに扇動されて暗黒の歴史になるんだろうなぁ

嘆くことしかできない自分が悔しいです。

 

おっと、いつもながら脱線

 

話題を旅の続きにしなけりゃいけませんよね

 

15:45成田空港第一ターミナルに到着して荷物を引き取り

空港から京成で成田に出て16:30JR成田線に乗り換え

佐原で鹿島線に乗り換えて

 

17:40鹿島神宮駅に到着

銚子駅行路線バスに乗車

1時間に1本程度しかない路線バス

直線で約9キロの距離をグルグルと回りに回って40分かけて到着

 

大和西大寺から7時間後

伊丹出発から5時間弱

成田空港から2時間

18:43 無事鹿島セントラルホテルにチェックイン

 

実はこの日お昼抜き

遠出するのが面倒になってホテル敷地内の居酒屋に飛び込み

すかさずメガジョッキの生ビールを注文

胡瓜の漬物にお刺身盛り合わせ

鯖の串焼き

釜飯にチューハイを2杯

この”村さ来”40数年前、東京でよく飲みに行ってたけど

ビールはよしとしてチューハイの薄いこと薄いこと

 

お腹は朽ちたし酒はもう外で買おうと店を出て

コンビニを探して濃い無糖のチューハイロング缶2本とおつまみを買ってホテルに戻って

ひとり二次会となりました。

 

安さを売りにした居酒屋

酒で儲けようとする韓国のソジュ(焼酎)みたい

 

昔はソジュと言ったら25度だったのか

いつしか20度、19度と薄めていって

いまどきはたったの16度

 

日本酒とほとんど変わらないから

小さなグラスで一気飲みしたところで全然酔わないだろうなぁ

 

そんな印象でした。

 

その夜、船が入港してるかネットで調べると

銚子沖で漂ってる様子(業界用語でドリフティングといいます)

 



 

たぶん先船の出航が遅れて着岸できなくなって

時間調整してるんだろうな と邪推

 

そんなこともあろうかとレンタカーは予約せずにいたので

翌朝、水先人乗せて岸壁に向かってるのを確認してから

レンタカー予約して

 

ようやく製鉄所に向かい

午後1時過ぎ、無事仕事を完了

 

その後、鹿島在住の先輩に迎えに来てもらい

陶芸工房で歓談して馴染みにホテルに連れていってもらいチェックインして

鹿島の飲み屋街の居酒屋に移動して会食

 

車の運転があるからと酒を飲まない先輩にいつまでも突き合わせては申し訳ないなと

早めにお開きにして近くにコンビニでまたまた缶チューハイを数本買って

ホテルに戻り恒例の一人二次会(笑)

 

この時点では、翌日の予定も移動手段も決めておらず

鹿島神宮の門前のホテルだったので

とりあえず鹿島神宮でも参拝しようかなと思っていたのですが・・・

 

夜中に起きて鹿島神宮の事を調べてみると

HPに鹿の絵があり

よくよく考えたら奈良の春日大社は鹿島神宮から迎え入れたことを思い出し

 

御祭神は、武甕槌命(タケミカヅチノカミ)で

国譲り神話や神武東征のいわば功労者

 

実家は一般家庭にはない旗のポールがあり

毎日日の丸を掲揚して

寝起きには二階のベランダから東(皇居)に向かって敬礼をする

そんな父のもとで育ち

皇室を敬うことを当然と思っていたのですが

 

つい2,3年前に矢田丘陵を歩いていて

変わった神社や墓をみつけ

調べてみると“長脛彦(ナガスネヒコ)”なる人物の存在と

 

彼こそが神武東征の際に最大の難敵となり

半ば身内と思っていた者(饒速日:ニギハヤヒ)に裏切られ

闇討ちにあったことを知り

 

それがあとでいいようにつくられた日本神話で悪者扱いされているのに違和感を抱き

国譲り神話を含め

実は天皇家の始祖神武天皇こそ侵略者じゃないのかと思うようになってしまったことや

 

大化の改新のもととなった”乙巳の変”も

よくよく考えると

中臣鎌足や中大兄皇子こそ腹黒な暗殺者じゃないかと考えるようになり

 

中臣=藤原 ⇒ 藤原によって創建された”春日大社&興福寺”もいまや”坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”状態

 

そんなことから鹿島神宮を参拝する気がすっかりなくなり

 

かといって、そのまま高速バスで東京に出て新幹線で帰る気になれず

『さて、どうしたものか』と思っていたところ

 

またまた当日割引で成田から飛行機で帰ろうと思い立ち

出発時刻の午後5時30分まで何ができるだろうかと思った途端

 

鹿島神宮駅から乗った路線バスを思い出し

『そしたらいままで訪ねたことのない銚子に出て、美味しい魚介類でも食べて

それからゆっくり成田に移動したらいいんじゃない?

と閃いたのが 朝の8:15

 

Google Mapsで銚子までのバスの時刻を調べてみると

ホテルの前のバス停8:48発

 

焦ってシャワーを浴びてキャリーケースに荷物を詰め

無事バスに乗車

ところがなんせ路線バス

旧道を走るは乗り降りするのは病院や日帰り温泉に行く老人ばかり

 

鹿島の市街地から太平洋に挟まれた神栖市の北の端から南の端まで縦断したのですが

もともと海と川からの堆積物でできた土地

ほとんど真っ平で砂地のような土壌にもかかわらず

稲作の田圃やお正月の松飾ようの松でも栽培している風景だらけで

とっても勉強になりました。

利根川のほぼ河口近くの大きな橋を渡ると

そこはお隣の千葉県の銚子市

鹿島神宮から約2時間弱で銚子駅に到着となりました。(料金は約1500円)

 

バスの降車場の居酒屋の看板(お銚子一本)が嬉しかったですね~(笑)

こんな自転車道のモニュメントがあったり

銚子のことを説明する案内板がいっぱい

 

【文字数が限度を超過したため 続く】

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四国スルメの如し(その3:【2023年11月】酷道から四国山地の凄さを知る)

2023-11-24 14:58:51 | 旅行

実は今回の記事”四国スルメの如し”

つい先日、またまた今治での仕事が入ったものの

帰りのフェリーが連休前日で満室となり1日アイドリング日ができてしまったのを幸いと

念願の酷道439で京柱峠と徳島県側を踏破した時のことを書こうと思いながら

ついでにここ10年ほどの期間に訪れたことを思い返してみようとシリーズ化したもの。

 

いつもながら前置きが長くて本当にすみませんでした。

 

天邪鬼でいい加減な性格故に前々から計画して下調べした場所を訪れるより

そのときの閃きで動いてしまうのと

なんせ同じ道、知った道を走るのがどうにも我慢できない変わり者

 

今回もGoogle Mapsでジグザグな道を探しながら

行き当たりばったりを楽しんだ旅をご紹介させていただきますね。

 

11月2日 造船所での仕事を片付けて今治(波止浜)出発

愛媛から高知を縦断する主要な道は

四国中央市から高速E32で高知道(2009年4月、2017年5月、2022年11月踏破済)

西条から寒風山トンネルを抜けていの町経由で高知に出る国道194号線(2021年1月踏破済)

松山から久万高原を経由して須崎に抜ける国道33号線(2022年9月踏破済)

八幡浜から鬼北町を抜けて四万十に出る国道381号線(2017年5月踏破済)

松山から宇和島・愛南町・宿毛を抜ける国道56号線(2022年3月踏破済)

 

『同じ道は走りたくないし、やはり酷道だろ

と地図を眺め、東温から峠越えして面河に抜ける酷道494号線を発見

 

以前バイクでガス欠した今治湯ノ浦ICからE76で小松JCTまで走り、下道の国道11号線(金毘羅街道)で”桜三里”を越え

東温に入ったところで左折

行く手を遮るような山々を眺めながら

『これからあの山を越えるんだろうなぁ』と期待に胸を膨らませ

景勝地らしい”白猪の滝”の標識に心惹かれたものの

釣瓶落としの季節のこと、真っ暗闇の中峠越えはしたくないなと

停まらず直進

 

やがて対向車との離合が面倒そうな道に変わり

グングンと高度を上げてゆくと

トイレと唐岬の滝の看板と

石鎚山岳輪道なる地図を発見

去年久万高原から面河渓、石鎚山スカイラインを抜けてUFOラインを走った道を含む

全長165キロ、高低差約1500mのルート

サイクリストって凄いなぁとただただ感心

一応、ほとんどガードレールがあるので恐怖心は湧きませんでしたが

約30分走行してこの高低差

ようやく酷道494号線の名所黒森峠に到着

峠を越えると久万高原となるため

険しい四国山地らしさはなくなり

1年2月前に走った面河渓から石鎚スカイラインとの分岐に出て

この日一番の楽しみにしていた酷道494号線での県境越えを目指して左折

いかにも中央構造線沿いの山深い道を進んでゆくと

そこそこ立派な境野隧道に到着

無事高知県側に出たのですが・・・

撮影するゆとりなく通過してしまいましたが

崩落したばかりの路肩が崩れた道があったり

人里離れた秘境感たっぷりの道が続き

沢を眺めては仁淀川の源流のひとつなんだろうなぁと

プチ感動

この辺り、家があるだけで驚愕してたのに

更に奥にも集落がありそうな標識をみつけて目が点

平家の落ち武者の隠れ里なのかなぁ と妄想がやみませんでした。

ただ、この酷道494号線、別名”松山街道” ”土佐街道”の名称があり

古くから使われてる土佐と松山を結ぶ道みたいです。

 

この辺りでは土居川と呼ばれる仁淀川の支流のひとつ

崖の上にある道路から谷底を見下ろしてようやく川がみえるような場所

崖の上を走る狭い道が続き途中でコミュニティバスらしきワゴン車とすれ違いましたが

地元では重宝されてるだろうなぁ

ここ↓は椿山との分岐点

またいつか椿山集落を訪れてみたい欲求が(笑)

(元廃村で、いまはたった一人の住人がいるそうです)

その先は川幅も広くなり突然人口の密集した岩丸・池川となり

ここが仁淀川町の中心

 

実はこの辺りで日没となり

黒森峠前にスマホで下調べしておいた

車中泊のできる越知の宮の前公園を目指してひた走り

 

現地確認してから近くのスーパーマーケットで食材を仕込んで

車中で晩餐(18:30)

19:00前にはすっかりできあがり(笑)

エアマットを敷いて毛布を被って就寝




 

早寝しすぎて夜明け前に何度も目覚めましたが

することもないので夜明けを待って

かわの駅(道の駅)に行ってトイレを済ませ

施設見学してから

(Snow Peakが隣接していて、事前予約しておけば宿泊施設も利用できるようでした)

どこかで朝風呂入れないかなぁ?と探したものの

近隣には早朝から入れる銭湯がなく

代わりに仁淀川沿いのキャンプ場にコインシャワーがあるのを見つけ

途中の沈下橋と仁淀川の清流を眺めながら移動

(浅尾沈下橋)

(片岡沈下橋)

黒瀬キャンプ場に到着

到着後、100円玉がひとつしかないことに気づき

離れた場所の自販機で飲物を買いがてら小銭を作ってシャワーを浴びましたが

気持ち良かった~

 

この時点で時刻は09:00

 

この日のお昼はひばり食堂でカツ丼と決めていたので

寒風山トンネル方向のR194を北上し、”633美の里”と”土佐さめうら”の道の駅に立ち寄りながら

時間調整するも連休の行楽客で賑わっていてインフルエンザの感染を恐れ

やむなく大豊町に向かったため09:35にひばり食堂に到着

することもないし、まだ開店時刻まで2時間あるけどそんじゃあ先頭で待つかと

メニューを眺めると、去年より100円値上げしました。

まあ、諸物価の高騰が続く昨今のこと 仕方ないですよね。

結局、2番目の人が並んだのが10:30

その後はドンドン増えだして ↓こちらは開店15分前の11:15の様子

たぶんお休みの日にお手伝いしている青年が手慣れた様子で

行列の順番にテキパキと席に誘導して注文を受け

11:48無事着丼(笑)

2時間待ちながら10分で完食し


表に出るとまだ50人以上の行列❗️

(一階二階で60名ほどのキャパのお店ですが)

 

そそくさと出発して大歩危小歩危につながるR32号線を北上し

酷道439の分岐を右折

439らしいガードレールがなく

路肩が微妙に沈んでいる道やほとんど離合困難な狭い道が連続しているうえ

祝日なのに生コン車や材木を運搬しているトラックと遭遇し

すれ違いのためにバックする事数回

緊張の連続でしたが

 

少し広い道に出て、ようやく風景を写す余裕ができました

 

激狭の道を過ぎ、視界が開けてきたなと思ったら

 

そこそこ広い駐車スペースのある場所があり

そこがなんと西峰集会所

回覧で集会って言われても困るだろうなぁって感じ(笑)

一応、公衆トイレもありましたよ。

 

そのすぐ上が、439の名所標高1133mの京柱峠

(時刻は13:00 ひばり食堂から約1時間後)

絶景に見惚れて名物のうどん屋を見落としてしまいましたぁ~

 

いつかテントを持参して集会所で天幕泊もいいかな?と思いましたが

実はこの辺り、熊出没注意エリア

(高知側の景色)

(徳島側)

徳島側もクネクネした道が続くものの

祖谷のかずら橋や祖谷渓につづく険道32号線もあり道路も整備されていて

高知側よりも怖くありませんでした。

狭い道ながら道路もそこそこ整備され祖谷から訪れたらしき行楽客の車も増えたなと思ったら

14:10 名頃”かかしの里”でした。

この場所、ドキュメント72時間の”ゆきゆきて酷道439”で紹介され知った場所

 

たしか限界集落で、年々一人減り二人減りと寂しくなってゆく村

往時の賑わいを残そうとご婦人がかかしを作り続けているのですが

 

いまやすっかり観光地

 

つるぎ町からの国道438号線を使って

奥祖谷二重かずら橋や剣山とあわせて訪れる人だらけでビックリ

 

14:45 剣山観光登山リフトのある霧の峰到着

あまりに整備された観光地にビックリしながら

一般の行楽客がほとんど通らないトンネルを抜けて

コリトリなる場所を目指すことに

 

ここからの道は酷道439復活

激下りの道でしたが

四国山地らしさに溢れてて痺れました

15:18 コリトリ到着

標識にはカタカナ表記だけだったので

なんだろ?と思ってたら

垢離取(剣山への登山口で水垢離をした場所)なんだそうです。

やがて、つるぎ町につながる険道に

美馬につながる国道492号線の分岐がありましたが

酷道439らしい道を踏破しようとそのまま直進

 

やがて 枝垂桜と剣山を眺められる名勝”川井峠”を過ぎ


住民の居なくなった廃屋が目立つようになったものの


しばらく進むと中央に白線のある整備された道となり

集落の連続する様子から 酷道らしさはもう終わりかもと

R193号線で倉羅峠越えして阿波山川に出るルートを選び

吉野川沿いをR192で四国中央市まで出て

予約してあったオレンジフェリーに乗るため東予まで逆戻りすることになりました。

 

連休となるため11月2日の便が満席だったことから

慌てて11月3日の便を予約してネットで購入まで済ませてしまったため

キャンセル料を払いたくないなと逆戻りしたのですが



 

よくよく考えると

439で徳島市まで出て

南海フェリーで和歌山に渡り京奈和道で帰ったら

無駄な瀬戸内沿岸を走ることもなく、その日のうちに帰宅できたはず

 

まあ、ハプニングを楽しめる分余計な出費は仕方ないですよね。

 

それにしても酷道&四国山地、凄かったですよ~

 

四国を訪れる機会あれば是非挑戦してみてくださいませ

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四国スルメの如し(その2:ここ10年の四国訪問記録&【2021年1月】寒風山トンネル抜けて高知へ)

2023-11-22 15:48:56 | 旅行

【その1からの続き】

2017年5月にソロツーリングで知った酷道439(ヨサク)が忘れられず

また四国山地を走ろうと思っていたものの

思い通りにならないのが世の常

 

四国にはそこそこ訪れていたものの【ここ10年の記録、備忘録用

〈※太字斜体下線はこのブログで記事にしたものです

(2014年3月新居浜まで行ったものの翌日境港での仕事が入っていたため泊まる余裕もなく移動)

(2014年5月八幡浜で仕事したものの、前日尾道で仕事していたため疲れてそのまま電車で直帰)

(2014年7月今治で仕事があったものの、二日後に敦賀での仕事が入ったためオレンジフェリーで直帰)

(2014年7月玉野にある客先を訪問した後、四国フェリーで高松に渡り讃岐うどん食べに立ち寄り高速バスで大阪へ)

(2015年7月伊予三島で仕事したものの、前日約1月の乗船仕事から戻ったばかりだったのと翌日関空に行く用事ができ直帰)

(2015年10月下関での仕事の後、門司からフェリーで徳島に渡りラーメン食べて和歌山から帰る)

(2016年2月欧州製品の営業訪問で坂出、丸亀、今治、松山を回るも飛行機で直帰)

(2016年6月今治で仕事するもしまなみ海道で福山から直帰)

(2016年9月玉野の客先でプレゼンしてから四国フェリーで高松に渡りうどん食べて高速バスで大阪へ)

(2016年10月高松にある客先へ行くためにバイクで神戸三ノ宮からフェリーで高松に渡り、

その後R193で山越えして美馬市に入り徳島に出てラーメンを食べてから和歌山経由で帰宅)

(2017年1月今治で仕事するもののこの頃の頭の中は北九州の角打ちでいっぱい。松山からフェリーで小倉に渡る)

(2017年4月仕事で八幡浜を訪れたものの、ドキュメント72時間とこころ旅のトレースで大洲、松山、伊予三芳を巡って帰宅)

(2017年11月東京藝大で開催された”皇室の彩”を鑑賞した際、

東京への移動に徳島からのフェリーを利用したためその往復でラーメンを食べるために徳島に立ち寄り)

(2018年8月呉での仕事にオレンジフェリーで四国東予を経由、今治市営渡船で来島海峡を渡り

とびしま海道を使ったため帰路は呉から松山へフェリーで戻り、オレンジフェリーに乗船し大阪南港経由で帰宅)

(2019年3月別府から八幡浜にフェリーで渡り、松山駅でドキュメント72時間でみた観覧車に乗りオレンジフェリーで大阪南港経由で帰宅)

(2019年10月水島での仕事の後、素直に帰りたくなくて岡山から高速バスで徳島に渡り、ラーメンを食べてから和歌山に渡る)

(2021年1月尾道からの帰路、しまなみ海道で東予に渡りオレンジフェリーで帰る)

(2021年5月オレンジフェリーで東予に渡りしまなみ海道で尾道へ)

(2021年6月今治へオレンジフェリーで往復現地0泊)

(2021年8月呉への往復にオレンジフェリーととびしま海道を利用)

(2022年3月今治での仕事に往路オレンジフェリー、その後八幡浜で泊まり翌日愛南町と佐田岬を巡り国道フェリーで大分へ)

(2022年6月しまなみ海道伯方島で仕事。往復オレンジフェリーで今治経由)

(2022年9月オレンジフェリーで東予に渡り松山で仕事してから面河渓とUFOラインを走る)

(2022年11月オレンジフェリーで東予に渡り因島で仕事してからひばり食堂でカツ丼を食べ徳島から和歌山へ)

 

四国ではほとんどが瀬戸内沿岸の平地ばかりで

四国山地を回る機会に恵まれず見果てぬ夢となっていたのですが

 

2021年1月 久しぶりに今治での仕事が入ったのをこれ幸い

仕事を片付けてから四国山地越えのルートを探し

石鎚山ハイウエイオアシスの道の駅に立ち寄ってから

ようやくみつけたR194号線を南下

寒風山トンネルの手前で車を停めて四国山地を眺めてみると

この険しさ

まだ見ぬ石鎚山への期待が深まりましたね~

トンネルを抜けたところでUFOラインの標識をみつけ

できれば走ってみたかったのですが冬季閉鎖中で断念

それならばと 名物カツ丼を食べようと439で大豊町に向かったものの

このR194から分岐して大豊町までの区間は

古い集落の狭い道をバイパスする整備された道となっていて

ほとんど対面通行することなく楽々通過できてしまうので

酷道険道走りは楽しめませんでしたが

 

おかげで西条から途中の道の駅で休憩したにもかかわらず

2時間弱で大豊町のひばり食堂に着けちゃいました

 

そうして食堂なら夜まで営業してるだろうと勝手に思い込んでたら

既に閉店後

あとでネットで調べてみると、カツ丼が大人気の人気店で

一応営業時間は11:30~17:00となっているものの

その日準備した食材が無くなったら閉店と

平日でもほとんど午後3時には営業終了

 

ひばり食堂へ行こうと思ってる方は遅くとも午後1時までには到着するようお勧めします。

それならばと またまたこころ旅の2017年秋の旅(690日目)で訪れていた

杉の大杉を眺めに行きました 

この大杉 土讃線の駅名(大杉駅)にもなってる

カツ丼のひばり食堂からは目と鼻の先にある名所で

一見の価値ありですよ。

その後近くに宿がないかと探したのですが

コロナ禍で休業していたり

既に日没後となってしまい予約サイトではみつけられず断念

 

いざとなったら徳島で泊まってもいいかなと思い直し

それなら大歩危小歩危を眺めようと国道32号線を北上し

吉野川沿いに徳島市まで移動したものの

結局そのままフェリーで和歌山に渡って奈良まで戻ってしまいました。

 

この時、酷道439への分岐点があり

いつか必ず踏破するぞと改めて心に誓いましたとさ

 

 

それにしてもここ10年ほどの期間の

それも四国だけでこんな感じ

 

浮き草稼業のヤクザな人生だったんだなぁと再認識

 

でもよくよく見なおしてみると

意味もないのにわざわざ四国に渡ったのだらけ

 

鹿は死ななきゃ治らない』そのものでした~

【続く】

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四国スルメの如し(その1:【2017年5月】ソロツーリングで”こころ旅”をトレース)

2023-11-21 17:46:07 | 旅行

このタイトル

要するに”嚙めば嚙むほど味が出る”ってことなんですけど

 

四国という土地

四国外住民のイメージでは

①讃岐うどん

②阿波踊り

③四万十川

④鳴門の渦潮

⑤四国八十八カ所霊場巡り

⑥高知のかつおのたたき”

⑦高知のよさこい祭り

⑧松山城

⑨金毘羅宮

⑩道後温泉本館

⑪桂浜の坂本龍馬

なんだとか

 

たしかに自分自身もほぼ同様で

1978年に運輸省航海訓練所の練習船で高知港に寄港した時に初上陸したことがあったり

2000年に入ってから家族旅行で大型キャンピングカーを借りて

明石海峡大橋と鳴門海峡大橋で淡路島経由で四国に渡り

金毘羅さん、丸亀周辺で讃岐うどんの食べ歩き、大歩危小歩危を抜けて祖谷峡谷に

高知に入り、路面電車に乗ったり皿鉢料理を食べたりしたこともあったのですが

 

その後は、出張で坂出、高松、観音寺、丸亀、新居浜、今治、八幡浜、宇和島と瀬戸内海や沿岸ばかり

 

そんな風に四国に行く機会があっても

高知まで行くのはアクセスが不便だし面倒だなと

せいぜい松山の道後温泉や徳島市内の眉山周辺を歩くくらいでお茶を濁してたところ

 

80年代を過ごしたトンガ王国でともに過ごした人が

大阪の水族館海遊館の飼育課長を経て故郷の土佐清水に戻り

海遊館の施設でジンベエザメを捕獲して飼育しているのをテレビ番組でみつけ

 

2017年のGWを利用して突然訪れて驚かしてやろうと

バイクで早朝(?)3時前に家を出て

京奈和道をひた走り、和歌山からフェリーで徳島に渡り

先ずは火野正平さんのにっぽん縦断こころ旅で紹介された地を巡ろうと

こころ旅607日目の黒潮町に向かい

還暦前のジーサンなのに正平さんを真似て滑り台

その後 立ち寄った喫茶店で同じオムライスを食べ

(田舎の小さな漁港の喫茶店のこと、風変わりな客だったようで根掘り葉掘り尋ねられました

606日目で高所恐怖症の正平さんが断念してヒッチハイクして渡った四万十川の橋を渡り

お手紙の神社を訪れて

 

大酒飲みだった知人と再会を祝して痛飲しようと時間調整しながら

ようやく土佐清水の海遊館の施設に辿り着いたものの

勝手に約35年ぶりの再会を楽しみにしていたけど

年齢ではひと回り上

体調不良とかでとうとう会うことができず

 

突然のGW終盤の旅立ちで宿を予約することができず

もしものためにテントも持参していたのですが

その夜は大雨との予報で怖れをなし、近くのボロボロの安宿をみつけチェックイン

 

折角鰹で有名な土佐清水まで来たことだしと

地元の食堂で カツオのたたきとハランボの塩焼きを堪能

とうとう知人との再会ができなかったなぁと寂しい気分だったのですが

高知の方言 『たっすいがはいかん(弱々しい、そんな元気ないようじゃ駄目だ!)』の看板に元気をもらい

宿でその日の行程を見直し

 

それならそのまま大好きな”にっぽん縦断こころ旅”をトレースを楽しもうと

 

2017年春の旅初日のお手紙を読んでいた足摺岬の絶景を堪能してから

火野正平さんが立ち寄ってた店で朝食を摂り

605日目の深谷に向かい

スリップしそうな落ち葉だらけの道を走ってから

Google Mapsで山奥の四万十川沿いの小学校への経路を検索し

そのルートに沿ってバイクを走らせたところ

 

大型のアメリカンバイクには不向きなガードレールのない落ち葉だらけの

それはそれは恐ろしい道

 

実は知らずに走ってたのが酷道として名高い国道439号線(ヨサク)の杓子峠だったのですが

酷道険道マニアでもハラハラの連続


Googleでのルート検索には注意してくださいね。

 

その後608日目の出発点

こころ手紙を読んでいた予讃線の駅に立ち寄り

四万十川の沈下橋を眺めてから

またまた火野正平さんが食べてたカレーうどんを味わってから

こころの風景である 

”川をせき止めて造ったプールの跡”を眺めながら感慨に耽り

その後 県境を越えて愛媛県に入り

609日目の 鬼北町 ”愛治小学校の校庭の楠”を訪ね

その回でとても印象に残った正平さんに異様に懐いてた猫を探したのですが・・・

残念ながらみつからず

学校もお休みで門が閉まっていたため

柵の外から楠を眺め

その日の旅で苦しんでた上り坂を眺めたり

宇和島から輪行した予讃線で下車した駅に立ち寄り

この時すでに時刻は夕刻迫る土曜日の16:50

 

月曜からGWで溜まってるだろう仕事を処理するために

翌日には奈良の自宅に戻らなければと思いつつ

ソロツーリングでそこそこ疲れたていたのと

『さて、また陸路で和歌山まで戻るのは辛いなぁ』と

東予からのオレンジフェリーにダメ元で電話してみると

 

大部屋なら一人分の空きが出たとのことで

宇和島近くから高速にのり急いで東予に向かったのですが・・・

 

実は酷道や田舎道だらけで給油ができず

燃料タンクの残量が不安に思いつつ

リザーブになってから適当に高速のSAで入れたらいいやと思っていたら

S.A.がなく とうとう終点の今治IC手前でガス欠

 

運よく少し先から料金所まで下り道だったので

バイクに跨いだまま足で蹴りながら料金所を通過して一般道に出て

JAFを呼んで緊急給油

 

鬼北町からフェリー埠頭のある東予へは

小松北ICから向かえば途中でガソリンスタンドもあるのですが

 

実はその1週間前に、こころ旅のトレースで見つけられなかなった

正平さん達がカレーを食べてた店に立ち寄って夕食にしようと欲張ったのが裏目になっちゃいました

 

それでも なんとかフェリーの出航時刻に間に合わせることができ

一人で祝杯

 

疲れもあって、満席で大混雑してたのでお風呂に入らず

そのまま大部屋のマットレスに寝転がり早々と熟睡してしまったのですが

夜中に目覚めると 目の前に知らないオッサンの顔

 

これは耐えられないなと、(相手もそう思ってただろうなと思いつつ

結局大阪南港到着まで展望デッキで過ごすこととなりました

 

時系列でこの時の旅をご説明すると

【1日目:5月5日(金)】

02:40 自宅発

03:50 京奈和道 かつらぎ町道の駅(休憩)

04:30 和歌山南海フェリー乗り場

05:30 和歌山港発

07:30 徳島港着

07:55 眉山下

10:30 南国で給油

12:30 四万十町大規模公園着

13:05 すべり台

13:30 喫茶スカイ(オムライス)

14:30 海のバザール(こころの風景)

15:00 薫的神社

15:20 四万十川橋(赤橋)

15:45 四万十川海苔養殖場

16:12 以布利(海遊館ジンベイザメ飼育施設)

16:45 土佐清水港(泊)

【2日目5月6日(土)】

08:00 ホテル発(驟雨で足止め)

08:40 足摺岬(~09:30)

09:55 こころ旅も立ち寄った海鮮館でモーニングセット

11:00 布

11:15 深谷(こころの風景)

12:00 四万十天神橋

12:30 住次郎

12:35 酷道439入口

13:00 杓子峠

13:30 予讃線打井川駅

14:05 十川鯉のぼり

14:30 江川崎道の駅(カレーうどん)

15:20 プール

16:20 愛治小学校(校庭の楠)

16:50 予讃線大内駅

18:45 今治インター(ガス欠)

20:00 フェリー乗船

21:30 船内レストランで夕食&一人打ち上げ

 

【3日目 5月7日(日)】

06:40 下船(大阪南港フェリーターミナル)

07:20 自宅着

 

この時に至る所でみかけたのが

四国八十八カ所霊場巡りの”歩きお遍路さん”

 

特に足摺岬にある第38番札所の金剛福寺

手前の37番札所からは歩いて数日かかる距離

 

黙々と修行のように歩くお遍路さん達の姿が忘れられない旅となりましたねぇ

 

 

【その2に続く】

 

 

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