Be Natural

気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

四国スルメの如し(その3:【2023年11月】酷道から四国山地の凄さを知る)

2023-11-24 14:58:51 | 旅行

実は今回の記事”四国スルメの如し”

つい先日、またまた今治での仕事が入ったものの

帰りのフェリーが連休前日で満室となり1日アイドリング日ができてしまったのを幸いと

念願の酷道439で京柱峠と徳島県側を踏破した時のことを書こうと思いながら

ついでにここ10年ほどの期間に訪れたことを思い返してみようとシリーズ化したもの。

 

いつもながら前置きが長くて本当にすみませんでした。

 

天邪鬼でいい加減な性格故に前々から計画して下調べした場所を訪れるより

そのときの閃きで動いてしまうのと

なんせ同じ道、知った道を走るのがどうにも我慢できない変わり者

 

今回もGoogle Mapsでジグザグな道を探しながら

行き当たりばったりを楽しんだ旅をご紹介させていただきますね。

 

11月2日 造船所での仕事を片付けて今治(波止浜)出発

愛媛から高知を縦断する主要な道は

四国中央市から高速E32で高知道(2009年4月、2017年5月、2022年11月踏破済)

西条から寒風山トンネルを抜けていの町経由で高知に出る国道194号線(2021年1月踏破済)

松山から久万高原を経由して須崎に抜ける国道33号線(2022年9月踏破済)

八幡浜から鬼北町を抜けて四万十に出る国道381号線(2017年5月踏破済)

松山から宇和島・愛南町・宿毛を抜ける国道56号線(2022年3月踏破済)

 

『同じ道は走りたくないし、やはり酷道だろ

と地図を眺め、東温から峠越えして面河に抜ける酷道494号線を発見

 

以前バイクでガス欠した今治湯ノ浦ICからE76で小松JCTまで走り、下道の国道11号線(金毘羅街道)で”桜三里”を越え

東温に入ったところで左折

行く手を遮るような山々を眺めながら

『これからあの山を越えるんだろうなぁ』と期待に胸を膨らませ

景勝地らしい”白猪の滝”の標識に心惹かれたものの

釣瓶落としの季節のこと、真っ暗闇の中峠越えはしたくないなと

停まらず直進

 

やがて対向車との離合が面倒そうな道に変わり

グングンと高度を上げてゆくと

トイレと唐岬の滝の看板と

石鎚山岳輪道なる地図を発見

去年久万高原から面河渓、石鎚山スカイラインを抜けてUFOラインを走った道を含む

全長165キロ、高低差約1500mのルート

サイクリストって凄いなぁとただただ感心

一応、ほとんどガードレールがあるので恐怖心は湧きませんでしたが

約30分走行してこの高低差

ようやく酷道494号線の名所黒森峠に到着

峠を越えると久万高原となるため

険しい四国山地らしさはなくなり

1年2月前に走った面河渓から石鎚スカイラインとの分岐に出て

この日一番の楽しみにしていた酷道494号線での県境越えを目指して左折

いかにも中央構造線沿いの山深い道を進んでゆくと

そこそこ立派な境野隧道に到着

無事高知県側に出たのですが・・・

撮影するゆとりなく通過してしまいましたが

崩落したばかりの路肩が崩れた道があったり

人里離れた秘境感たっぷりの道が続き

沢を眺めては仁淀川の源流のひとつなんだろうなぁと

プチ感動

この辺り、家があるだけで驚愕してたのに

更に奥にも集落がありそうな標識をみつけて目が点

平家の落ち武者の隠れ里なのかなぁ と妄想がやみませんでした。

ただ、この酷道494号線、別名”松山街道” ”土佐街道”の名称があり

古くから使われてる土佐と松山を結ぶ道みたいです。

 

この辺りでは土居川と呼ばれる仁淀川の支流のひとつ

崖の上にある道路から谷底を見下ろしてようやく川がみえるような場所

崖の上を走る狭い道が続き途中でコミュニティバスらしきワゴン車とすれ違いましたが

地元では重宝されてるだろうなぁ

ここ↓は椿山との分岐点

またいつか椿山集落を訪れてみたい欲求が(笑)

(元廃村で、いまはたった一人の住人がいるそうです)

その先は川幅も広くなり突然人口の密集した岩丸・池川となり

ここが仁淀川町の中心

 

実はこの辺りで日没となり

黒森峠前にスマホで下調べしておいた

車中泊のできる越知の宮の前公園を目指してひた走り

 

現地確認してから近くのスーパーマーケットで食材を仕込んで

車中で晩餐(18:30)

19:00前にはすっかりできあがり(笑)

エアマットを敷いて毛布を被って就寝




 

早寝しすぎて夜明け前に何度も目覚めましたが

することもないので夜明けを待って

かわの駅(道の駅)に行ってトイレを済ませ

施設見学してから

(Snow Peakが隣接していて、事前予約しておけば宿泊施設も利用できるようでした)

どこかで朝風呂入れないかなぁ?と探したものの

近隣には早朝から入れる銭湯がなく

代わりに仁淀川沿いのキャンプ場にコインシャワーがあるのを見つけ

途中の沈下橋と仁淀川の清流を眺めながら移動

(浅尾沈下橋)

(片岡沈下橋)

黒瀬キャンプ場に到着

到着後、100円玉がひとつしかないことに気づき

離れた場所の自販機で飲物を買いがてら小銭を作ってシャワーを浴びましたが

気持ち良かった~

 

この時点で時刻は09:00

 

この日のお昼はひばり食堂でカツ丼と決めていたので

寒風山トンネル方向のR194を北上し、”633美の里”と”土佐さめうら”の道の駅に立ち寄りながら

時間調整するも連休の行楽客で賑わっていてインフルエンザの感染を恐れ

やむなく大豊町に向かったため09:35にひばり食堂に到着

することもないし、まだ開店時刻まで2時間あるけどそんじゃあ先頭で待つかと

メニューを眺めると、去年より100円値上げしました。

まあ、諸物価の高騰が続く昨今のこと 仕方ないですよね。

結局、2番目の人が並んだのが10:30

その後はドンドン増えだして ↓こちらは開店15分前の11:15の様子

たぶんお休みの日にお手伝いしている青年が手慣れた様子で

行列の順番にテキパキと席に誘導して注文を受け

11:48無事着丼(笑)

2時間待ちながら10分で完食し


表に出るとまだ50人以上の行列❗️

(一階二階で60名ほどのキャパのお店ですが)

 

そそくさと出発して大歩危小歩危につながるR32号線を北上し

酷道439の分岐を右折

439らしいガードレールがなく

路肩が微妙に沈んでいる道やほとんど離合困難な狭い道が連続しているうえ

祝日なのに生コン車や材木を運搬しているトラックと遭遇し

すれ違いのためにバックする事数回

緊張の連続でしたが

 

少し広い道に出て、ようやく風景を写す余裕ができました

 

激狭の道を過ぎ、視界が開けてきたなと思ったら

 

そこそこ広い駐車スペースのある場所があり

そこがなんと西峰集会所

回覧で集会って言われても困るだろうなぁって感じ(笑)

一応、公衆トイレもありましたよ。

 

そのすぐ上が、439の名所標高1133mの京柱峠

(時刻は13:00 ひばり食堂から約1時間後)

絶景に見惚れて名物のうどん屋を見落としてしまいましたぁ~

 

いつかテントを持参して集会所で天幕泊もいいかな?と思いましたが

実はこの辺り、熊出没注意エリア

(高知側の景色)

(徳島側)

徳島側もクネクネした道が続くものの

祖谷のかずら橋や祖谷渓につづく険道32号線もあり道路も整備されていて

高知側よりも怖くありませんでした。

狭い道ながら道路もそこそこ整備され祖谷から訪れたらしき行楽客の車も増えたなと思ったら

14:10 名頃”かかしの里”でした。

この場所、ドキュメント72時間の”ゆきゆきて酷道439”で紹介され知った場所

 

たしか限界集落で、年々一人減り二人減りと寂しくなってゆく村

往時の賑わいを残そうとご婦人がかかしを作り続けているのですが

 

いまやすっかり観光地

 

つるぎ町からの国道438号線を使って

奥祖谷二重かずら橋や剣山とあわせて訪れる人だらけでビックリ

 

14:45 剣山観光登山リフトのある霧の峰到着

あまりに整備された観光地にビックリしながら

一般の行楽客がほとんど通らないトンネルを抜けて

コリトリなる場所を目指すことに

 

ここからの道は酷道439復活

激下りの道でしたが

四国山地らしさに溢れてて痺れました

15:18 コリトリ到着

標識にはカタカナ表記だけだったので

なんだろ?と思ってたら

垢離取(剣山への登山口で水垢離をした場所)なんだそうです。

やがて、つるぎ町につながる険道に

美馬につながる国道492号線の分岐がありましたが

酷道439らしい道を踏破しようとそのまま直進

 

やがて 枝垂桜と剣山を眺められる名勝”川井峠”を過ぎ


住民の居なくなった廃屋が目立つようになったものの


しばらく進むと中央に白線のある整備された道となり

集落の連続する様子から 酷道らしさはもう終わりかもと

R193号線で倉羅峠越えして阿波山川に出るルートを選び

吉野川沿いをR192で四国中央市まで出て

予約してあったオレンジフェリーに乗るため東予まで逆戻りすることになりました。

 

連休となるため11月2日の便が満席だったことから

慌てて11月3日の便を予約してネットで購入まで済ませてしまったため

キャンセル料を払いたくないなと逆戻りしたのですが



 

よくよく考えると

439で徳島市まで出て

南海フェリーで和歌山に渡り京奈和道で帰ったら

無駄な瀬戸内沿岸を走ることもなく、その日のうちに帰宅できたはず

 

まあ、ハプニングを楽しめる分余計な出費は仕方ないですよね。

 

それにしても酷道&四国山地、凄かったですよ~

 

四国を訪れる機会あれば是非挑戦してみてくださいませ

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四国スルメの如し(その2:ここ10年の四国訪問記録&【2021年1月】寒風山トンネル抜けて高知へ)

2023-11-22 15:48:56 | 旅行

【その1からの続き】

2017年5月にソロツーリングで知った酷道439(ヨサク)が忘れられず

また四国山地を走ろうと思っていたものの

思い通りにならないのが世の常

 

四国にはそこそこ訪れていたものの【ここ10年の記録、備忘録用

〈※太字斜体下線はこのブログで記事にしたものです

(2014年3月新居浜まで行ったものの翌日境港での仕事が入っていたため泊まる余裕もなく移動)

(2014年5月八幡浜で仕事したものの、前日尾道で仕事していたため疲れてそのまま電車で直帰)

(2014年7月今治で仕事があったものの、二日後に敦賀での仕事が入ったためオレンジフェリーで直帰)

(2014年7月玉野にある客先を訪問した後、四国フェリーで高松に渡り讃岐うどん食べに立ち寄り高速バスで大阪へ)

(2015年7月伊予三島で仕事したものの、前日約1月の乗船仕事から戻ったばかりだったのと翌日関空に行く用事ができ直帰)

(2015年10月下関での仕事の後、門司からフェリーで徳島に渡りラーメン食べて和歌山から帰る)

(2016年2月欧州製品の営業訪問で坂出、丸亀、今治、松山を回るも飛行機で直帰)

(2016年6月今治で仕事するもしまなみ海道で福山から直帰)

(2016年9月玉野の客先でプレゼンしてから四国フェリーで高松に渡りうどん食べて高速バスで大阪へ)

(2016年10月高松にある客先へ行くためにバイクで神戸三ノ宮からフェリーで高松に渡り、

その後R193で山越えして美馬市に入り徳島に出てラーメンを食べてから和歌山経由で帰宅)

(2017年1月今治で仕事するもののこの頃の頭の中は北九州の角打ちでいっぱい。松山からフェリーで小倉に渡る)

(2017年4月仕事で八幡浜を訪れたものの、ドキュメント72時間とこころ旅のトレースで大洲、松山、伊予三芳を巡って帰宅)

(2017年11月東京藝大で開催された”皇室の彩”を鑑賞した際、

東京への移動に徳島からのフェリーを利用したためその往復でラーメンを食べるために徳島に立ち寄り)

(2018年8月呉での仕事にオレンジフェリーで四国東予を経由、今治市営渡船で来島海峡を渡り

とびしま海道を使ったため帰路は呉から松山へフェリーで戻り、オレンジフェリーに乗船し大阪南港経由で帰宅)

(2019年3月別府から八幡浜にフェリーで渡り、松山駅でドキュメント72時間でみた観覧車に乗りオレンジフェリーで大阪南港経由で帰宅)

(2019年10月水島での仕事の後、素直に帰りたくなくて岡山から高速バスで徳島に渡り、ラーメンを食べてから和歌山に渡る)

(2021年1月尾道からの帰路、しまなみ海道で東予に渡りオレンジフェリーで帰る)

(2021年5月オレンジフェリーで東予に渡りしまなみ海道で尾道へ)

(2021年6月今治へオレンジフェリーで往復現地0泊)

(2021年8月呉への往復にオレンジフェリーととびしま海道を利用)

(2022年3月今治での仕事に往路オレンジフェリー、その後八幡浜で泊まり翌日愛南町と佐田岬を巡り国道フェリーで大分へ)

(2022年6月しまなみ海道伯方島で仕事。往復オレンジフェリーで今治経由)

(2022年9月オレンジフェリーで東予に渡り松山で仕事してから面河渓とUFOラインを走る)

(2022年11月オレンジフェリーで東予に渡り因島で仕事してからひばり食堂でカツ丼を食べ徳島から和歌山へ)

 

四国ではほとんどが瀬戸内沿岸の平地ばかりで

四国山地を回る機会に恵まれず見果てぬ夢となっていたのですが

 

2021年1月 久しぶりに今治での仕事が入ったのをこれ幸い

仕事を片付けてから四国山地越えのルートを探し

石鎚山ハイウエイオアシスの道の駅に立ち寄ってから

ようやくみつけたR194号線を南下

寒風山トンネルの手前で車を停めて四国山地を眺めてみると

この険しさ

まだ見ぬ石鎚山への期待が深まりましたね~

トンネルを抜けたところでUFOラインの標識をみつけ

できれば走ってみたかったのですが冬季閉鎖中で断念

それならばと 名物カツ丼を食べようと439で大豊町に向かったものの

このR194から分岐して大豊町までの区間は

古い集落の狭い道をバイパスする整備された道となっていて

ほとんど対面通行することなく楽々通過できてしまうので

酷道険道走りは楽しめませんでしたが

 

おかげで西条から途中の道の駅で休憩したにもかかわらず

2時間弱で大豊町のひばり食堂に着けちゃいました

 

そうして食堂なら夜まで営業してるだろうと勝手に思い込んでたら

既に閉店後

あとでネットで調べてみると、カツ丼が大人気の人気店で

一応営業時間は11:30~17:00となっているものの

その日準備した食材が無くなったら閉店と

平日でもほとんど午後3時には営業終了

 

ひばり食堂へ行こうと思ってる方は遅くとも午後1時までには到着するようお勧めします。

それならばと またまたこころ旅の2017年秋の旅(690日目)で訪れていた

杉の大杉を眺めに行きました 

この大杉 土讃線の駅名(大杉駅)にもなってる

カツ丼のひばり食堂からは目と鼻の先にある名所で

一見の価値ありですよ。

その後近くに宿がないかと探したのですが

コロナ禍で休業していたり

既に日没後となってしまい予約サイトではみつけられず断念

 

いざとなったら徳島で泊まってもいいかなと思い直し

それなら大歩危小歩危を眺めようと国道32号線を北上し

吉野川沿いに徳島市まで移動したものの

結局そのままフェリーで和歌山に渡って奈良まで戻ってしまいました。

 

この時、酷道439への分岐点があり

いつか必ず踏破するぞと改めて心に誓いましたとさ

 

 

それにしてもここ10年ほどの期間の

それも四国だけでこんな感じ

 

浮き草稼業のヤクザな人生だったんだなぁと再認識

 

でもよくよく見なおしてみると

意味もないのにわざわざ四国に渡ったのだらけ

 

鹿は死ななきゃ治らない』そのものでした~

【続く】

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四国スルメの如し(その1:【2017年5月】ソロツーリングで”こころ旅”をトレース)

2023-11-21 17:46:07 | 旅行

このタイトル

要するに”嚙めば嚙むほど味が出る”ってことなんですけど

 

四国という土地

四国外住民のイメージでは

①讃岐うどん

②阿波踊り

③四万十川

④鳴門の渦潮

⑤四国八十八カ所霊場巡り

⑥高知のかつおのたたき”

⑦高知のよさこい祭り

⑧松山城

⑨金毘羅宮

⑩道後温泉本館

⑪桂浜の坂本龍馬

なんだとか

 

たしかに自分自身もほぼ同様で

1978年に運輸省航海訓練所の練習船で高知港に寄港した時に初上陸したことがあったり

2000年に入ってから家族旅行で大型キャンピングカーを借りて

明石海峡大橋と鳴門海峡大橋で淡路島経由で四国に渡り

金毘羅さん、丸亀周辺で讃岐うどんの食べ歩き、大歩危小歩危を抜けて祖谷峡谷に

高知に入り、路面電車に乗ったり皿鉢料理を食べたりしたこともあったのですが

 

その後は、出張で坂出、高松、観音寺、丸亀、新居浜、今治、八幡浜、宇和島と瀬戸内海や沿岸ばかり

 

そんな風に四国に行く機会があっても

高知まで行くのはアクセスが不便だし面倒だなと

せいぜい松山の道後温泉や徳島市内の眉山周辺を歩くくらいでお茶を濁してたところ

 

80年代を過ごしたトンガ王国でともに過ごした人が

大阪の水族館海遊館の飼育課長を経て故郷の土佐清水に戻り

海遊館の施設でジンベエザメを捕獲して飼育しているのをテレビ番組でみつけ

 

2017年のGWを利用して突然訪れて驚かしてやろうと

バイクで早朝(?)3時前に家を出て

京奈和道をひた走り、和歌山からフェリーで徳島に渡り

先ずは火野正平さんのにっぽん縦断こころ旅で紹介された地を巡ろうと

こころ旅607日目の黒潮町に向かい

還暦前のジーサンなのに正平さんを真似て滑り台

その後 立ち寄った喫茶店で同じオムライスを食べ

(田舎の小さな漁港の喫茶店のこと、風変わりな客だったようで根掘り葉掘り尋ねられました

606日目で高所恐怖症の正平さんが断念してヒッチハイクして渡った四万十川の橋を渡り

お手紙の神社を訪れて

 

大酒飲みだった知人と再会を祝して痛飲しようと時間調整しながら

ようやく土佐清水の海遊館の施設に辿り着いたものの

勝手に約35年ぶりの再会を楽しみにしていたけど

年齢ではひと回り上

体調不良とかでとうとう会うことができず

 

突然のGW終盤の旅立ちで宿を予約することができず

もしものためにテントも持参していたのですが

その夜は大雨との予報で怖れをなし、近くのボロボロの安宿をみつけチェックイン

 

折角鰹で有名な土佐清水まで来たことだしと

地元の食堂で カツオのたたきとハランボの塩焼きを堪能

とうとう知人との再会ができなかったなぁと寂しい気分だったのですが

高知の方言 『たっすいがはいかん(弱々しい、そんな元気ないようじゃ駄目だ!)』の看板に元気をもらい

宿でその日の行程を見直し

 

それならそのまま大好きな”にっぽん縦断こころ旅”をトレースを楽しもうと

 

2017年春の旅初日のお手紙を読んでいた足摺岬の絶景を堪能してから

火野正平さんが立ち寄ってた店で朝食を摂り

605日目の深谷に向かい

スリップしそうな落ち葉だらけの道を走ってから

Google Mapsで山奥の四万十川沿いの小学校への経路を検索し

そのルートに沿ってバイクを走らせたところ

 

大型のアメリカンバイクには不向きなガードレールのない落ち葉だらけの

それはそれは恐ろしい道

 

実は知らずに走ってたのが酷道として名高い国道439号線(ヨサク)の杓子峠だったのですが

酷道険道マニアでもハラハラの連続


Googleでのルート検索には注意してくださいね。

 

その後608日目の出発点

こころ手紙を読んでいた予讃線の駅に立ち寄り

四万十川の沈下橋を眺めてから

またまた火野正平さんが食べてたカレーうどんを味わってから

こころの風景である 

”川をせき止めて造ったプールの跡”を眺めながら感慨に耽り

その後 県境を越えて愛媛県に入り

609日目の 鬼北町 ”愛治小学校の校庭の楠”を訪ね

その回でとても印象に残った正平さんに異様に懐いてた猫を探したのですが・・・

残念ながらみつからず

学校もお休みで門が閉まっていたため

柵の外から楠を眺め

その日の旅で苦しんでた上り坂を眺めたり

宇和島から輪行した予讃線で下車した駅に立ち寄り

この時すでに時刻は夕刻迫る土曜日の16:50

 

月曜からGWで溜まってるだろう仕事を処理するために

翌日には奈良の自宅に戻らなければと思いつつ

ソロツーリングでそこそこ疲れたていたのと

『さて、また陸路で和歌山まで戻るのは辛いなぁ』と

東予からのオレンジフェリーにダメ元で電話してみると

 

大部屋なら一人分の空きが出たとのことで

宇和島近くから高速にのり急いで東予に向かったのですが・・・

 

実は酷道や田舎道だらけで給油ができず

燃料タンクの残量が不安に思いつつ

リザーブになってから適当に高速のSAで入れたらいいやと思っていたら

S.A.がなく とうとう終点の今治IC手前でガス欠

 

運よく少し先から料金所まで下り道だったので

バイクに跨いだまま足で蹴りながら料金所を通過して一般道に出て

JAFを呼んで緊急給油

 

鬼北町からフェリー埠頭のある東予へは

小松北ICから向かえば途中でガソリンスタンドもあるのですが

 

実はその1週間前に、こころ旅のトレースで見つけられなかなった

正平さん達がカレーを食べてた店に立ち寄って夕食にしようと欲張ったのが裏目になっちゃいました

 

それでも なんとかフェリーの出航時刻に間に合わせることができ

一人で祝杯

 

疲れもあって、満席で大混雑してたのでお風呂に入らず

そのまま大部屋のマットレスに寝転がり早々と熟睡してしまったのですが

夜中に目覚めると 目の前に知らないオッサンの顔

 

これは耐えられないなと、(相手もそう思ってただろうなと思いつつ

結局大阪南港到着まで展望デッキで過ごすこととなりました

 

時系列でこの時の旅をご説明すると

【1日目:5月5日(金)】

02:40 自宅発

03:50 京奈和道 かつらぎ町道の駅(休憩)

04:30 和歌山南海フェリー乗り場

05:30 和歌山港発

07:30 徳島港着

07:55 眉山下

10:30 南国で給油

12:30 四万十町大規模公園着

13:05 すべり台

13:30 喫茶スカイ(オムライス)

14:30 海のバザール(こころの風景)

15:00 薫的神社

15:20 四万十川橋(赤橋)

15:45 四万十川海苔養殖場

16:12 以布利(海遊館ジンベイザメ飼育施設)

16:45 土佐清水港(泊)

【2日目5月6日(土)】

08:00 ホテル発(驟雨で足止め)

08:40 足摺岬(~09:30)

09:55 こころ旅も立ち寄った海鮮館でモーニングセット

11:00 布

11:15 深谷(こころの風景)

12:00 四万十天神橋

12:30 住次郎

12:35 酷道439入口

13:00 杓子峠

13:30 予讃線打井川駅

14:05 十川鯉のぼり

14:30 江川崎道の駅(カレーうどん)

15:20 プール

16:20 愛治小学校(校庭の楠)

16:50 予讃線大内駅

18:45 今治インター(ガス欠)

20:00 フェリー乗船

21:30 船内レストランで夕食&一人打ち上げ

 

【3日目 5月7日(日)】

06:40 下船(大阪南港フェリーターミナル)

07:20 自宅着

 

この時に至る所でみかけたのが

四国八十八カ所霊場巡りの”歩きお遍路さん”

 

特に足摺岬にある第38番札所の金剛福寺

手前の37番札所からは歩いて数日かかる距離

 

黙々と修行のように歩くお遍路さん達の姿が忘れられない旅となりましたねぇ

 

 

【その2に続く】

 

 

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”一筆書きの旅”⑥Belgium CharleroiからBrussel経由で帰国

2023-06-26 15:36:07 | 旅行

今回の旅の最終目的地”Cudillero”に別れを告げ

Asturias空港からの飛行機で向かった先が

このBelgiumのBrussel郊外にあるCharleroi空港

 

 主にLCCの発着する空港でBrussel国際空港から約70キロ

 

日本に帰国するフライトは翌日の夜発で丸一日余裕があったのですが

BrusselもAntwerpもオーバーツーリズムでごった返してるのがわかってたのと

両方とも過去に何度か訪れて知り尽くした町だったので

初めてのCharleroiに泊まることに

 

手荷物を受け取ってArrival Lobbyに出るとこの寂しさ

閑散としたターミナルだなぁと思いつつ

まずはトイレに行っかねばと向かうと

なんと有料で現金不可でカード払いのみ

また拒否されたらどないしよ と思って焦りましたが

何枚かのカードでなんとか支払いができてホッと一息 

いまのヨーロッパ、キャッシュレスがすすみ過ぎて

有効なカード(ICチップのタッチ式)を持ってなかったら

それこそ何もできない状況なので

くれぐれもご注意くださいね。

 

今回、三菱UFJのMasterが最悪

たぶんAI任せにしてるのか、馬鹿なAIが勝手に想像して不正使用の疑いがあると利用停止

解除するのは本人と電話で話さないとダメ

(家に電話があって、本人はいまヨーロッパ旅行中なので不正利用じゃないですと伝えてもダメ)

ところが無料ダイヤルでも海外から電話するとその現地から日本までの通話料はこちら持ち

もうすっかり頭にきて

日本に帰国してからも何度も電話をかけてきましたが

どれだけ困ったか思いっきり文句を言って

三菱UFJのMasterは解約することにしました。

 

三井住友のVISAも同じようにAIが判断するのか

何度も利用停止になりましたが

VpassとSMSで連絡が入るので

ネットから本人確認の手続きをしたら解除できました。

海外使用だけじゃなく、いまどきはネットでの購買にクレジットカードを使うと

すぐに不正使用の疑いとかで利用停止と本人確認ばっかり

 

いずれにしてもAIなるいい加減なシステムに任せっきりにしてるのが

最大の問題なんだけど

治らないだろうなぁ。。。

 

これらの対策として

今度、ゆうちょ銀行のデビットカード(BANK CARD)を作ることにしました。

 

クレジットのような使用後の引き落としじゃなくて一定の金額が入った電子カードだから

大丈夫と思ってるのですが・・・

もしまた何か問題が起きたら報告しますね。

 

ということで、また話を旅に戻しますと

予約しておいたホテルに行くため最寄りの駅に向かおうとターミナルを出ようとしたところ

ターミナル内に利用者しか居なかった理由が判明

治安が悪くなって特に不良移民達が置き引きや強盗できないようにとしてるのか

搭乗者以外はターミナル内に入れないようになってました。

ところが、国際空港へのシャトルバスの案内はあるものの

Charleroiの鉄道駅へのアクセスの案内が見当たらず

相当ウロウロしてからようやく券売機をみつけ

Charleroi駅行バスに乗車

券売機はカードかスマホ決済しかダメでしたが

バスは現金でも支払えそうな感じでした

空港から15分でCharleroi駅に到着

駅前を再開発しているらしく凸凹の砂利道に苦労させられましたが

23:00 無事予約しておいたホテルに到着

シンプルな部屋でとっても自分好み

ただ工事の音がうるさいからか耳栓が置いてありました(笑)

Cudilleroではガッツリとランチとバルでのトルティージャを堪能したものの

その後は移動に費やされてしまい

またまた晩御飯を逃してそのまま爆睡

 

翌朝、お腹が空いて早起きしたので

コンビニかファストフード店でもないかとホテルの周辺を歩いてみたのですが

コンビニもファストフード店も見つからず

代わりにパン屋(Patisserie兼カフェ)を発見

普通のフランスパンを食べるつもりだったのに

お腹が空いてたからかタルトから目が離せなくなって

つい玉子とイチゴのタルトを注文

貪るように食べてから ゆっくりと回りを見渡すと

他のお客さんが注文してたのが

↓ こんなパンのセット

テーブルをみると

オリーブオイルに香辛料に砂糖

それからジャムも置いてあって

そのうえ、ワインやスパークリングワインまであるじゃんか~

失敗した~ と 嘆きながら

店を出てトボトボと歩いていると古いアーケードが

アーケードを抜けるとモダンなモールがあってビックリ

まだ時間が早すぎて閑散としてたので

外を歩いてみると

もはや世界中でみかけるようになったレンタル電動キックボードを発見

日本もたぶん電動キックボードだらけになるんだろうなぁ

その後、恒例の不動産屋で物件から物価を知ろうとウインドーショッピング(?)

再開発でたぶんそのうち解体されそうなビルを眺め

公共の建物を見つけたところ

LBGTのレインボーフラッグがあってまたまたビックリ

なんせ昭和のオヤジなので

レズでもゲイでもなんでも好きにしたらいいと思ってるけど

なんか権利主張が酷すぎて実はあまり好きくないんです。

 

それにしてもLGBTが増える風潮ってのは

一種の自然淘汰なんだろうなぁ

 

少子化がどうのと騒いでるけど

人口が増大して環境汚染もどんどん酷くなって

目に見えない力で自浄作用が働いてるかもって思ってしまいます。

 

 

そんな事考えながら歩いていると

駅とホテルの間の河を艀が通過するのを発見

運河だったんだ とビックリ

たぶん、ベルギー、フランス、オランダ、ドイツ間を何日もかけて物資を運んでるんだろうなぁ

自家用車まで載せてました。

 

その後、ホテルをCheckoutして荷物をフロントに預け

ランチはタコスに

お昼時になって学生や近隣のオフィスで働いている人達で満席

つい、Lサイズを注文してしまったところ

想像以上の大きさにビックリ

お腹いっぱいになりました~

お腹いっぱいで動くのも面倒になって

モールの休憩コーナーで食休み

家を出発してから9日目

さすがに疲れたなぁと早めに国際空港へ行くことにしちゃいました。

ここCharleroiもトラムが走っているのを知って

いつもならトラムで市街地の様子を肌で感じるのが常だったのですが

すっかり疲れてしまい今回はパス

駅の券売機で切符を買おうとすると

65歳以上のシニア割引があってビックリ

日本から到着した日のロッテルダムまでも割引あったんかな

面白いことにシニア割は往復のみ適用なんだけど

駅員に片道はないの?って質問したら

往復でも片道の普通料金より安いですよ だって

距離約70キロで普通料金が€20とすると日本よりも割高?

Charleroi駅を出発してすぐに見えるのがこの製鉄所

そして少し先にこの冷却塔

(原発かと思ったらガス焚きのタービンみたいでした)

駅前を流れていた川が途中で運河と分岐してBrusselまで流れているため

こうした工場や発電所、資材置き場があるんだろうなぁと眺めてました。

 

Charleroiから約1時間半後

Brusselの中心地 Bruxelles-Luxemborgに到着

そこから更に15分後(Charleroiから1時間45分後)

国際空港駅に到着

16:30に空港に到着したものの

ANAのカウンターは2時間半前しか搭乗手続きを開始してくれないため

18:20まで待たされて

19:00前にようやくラウンジに入って休憩

ガッツリ食べて飲んで

ラウンジは21:00までなので搭乗ゲートに行ってみると

とんでもない遅延のお知らせ

結局2時間以上搭乗ゲートで待たされて乗り込むと

またまた満席(ほぼヨーロッパ人の日本への観光客)

それでも復路は10日間の旅の疲れもあって珍しく機内でも少し寝ることができ

映画も3本だけ鑑賞

成田到着は定刻約2時間遅れの19:45となり

羽田へ移動してからの当日の関空便への乗り継ぎは不可となって

仕方なくANAの手配した蒲田のホテルに移動

16,800円渡されて宿泊費と食費かな?との期待したけど・・・

 

マイステイは去年羽田の穴守稲荷駅の近くで泊まったことがあったので

早合点してたら、今回のはJR蒲田のはずれ

駅からもそこそこ歩かされたのに

オーバーツーリズムによるものか、ここぞとばかりに言い放題だったのか

こんなショボイホテルで受け取った金額ピッタシの16,800円でした。

チェッ、こんなだったら予約なんか無視してネットカフェにすればよかったなぁと後悔

まあ、何事も勉強ですね。

 

で、日本に帰ると無性に食べたくなるラーメン屋を探し

この店のラーメンを食べてみたのですが

 

あちゃーって感じ

自分の好みと全然ちゃうなぁと文句言いながら完食しました。

 

ホテルに戻り、ベッドに倒れ込んで爆睡

朝3時半にアラームをセットして

 

ねぼけ眼で早朝バスで羽田空港向かうため歩いていると

24時間営業の飲み屋だらけ

恐るべし蒲田

近寄らんとこっと

 

そして羽田空港に到着してANAのチェックインカウンターが開くのを待って

搭乗手続きをしたのですが

 

ANAももうJALが経営破綻した時と同じ症状

スチュワーデスが花形だった1970年80年代前半は容姿端麗で頭脳明晰な才女だらけで

接客もなにも申し分のない楽しい空の旅を楽しめたものでしたが

 

今時は分不相応な容姿も頭脳もちょっと足りないスタッフだらけ

国際線のCAはまだそこそこ我慢できるけど

国内線のグランドスタッフの酷い対応にどんだけ気分を悪くすることか

(国際線の搭乗手続きやラウンジのスタッフは良い人材を選んでる気がしますが)

 

まあ安い給料で優秀な人材を採用できるわけが無く

それでも人事担当者はもう少しまともな人間を選べよな と思うことしきりです。

 

始発の伊丹便(6:25発)なのでガラガラで勿論定刻どおり

この機内でも、ヤンママっぽい乗客が制服の事を褒めると

何人も集まってきて雑談に熱中して飲物サービスはほったらかし

 CAの質の低さにガッカリさせられ

もうANAの国内線は乗らんとこ と決意しちゃいました。

そんな風に少々気分を悪くしてたのですが

 

伊丹空港内を移動していたところ

この広告をみて即反応

逆さクラゲ=連れ込み宿ってやんか~と爆笑

 

それにしても今回の

Rotterdam, Faro, VigoからA Coruna, A CorunaからFerrol経由でCudillero,

AsturiasからCharleroi と

ほぼ”遠くへ行きたい”の歌詞の旅

ハードな移動もあったけど心の底から楽しませていただきました。

やっぱ旅はいいですね

 

モノより思い出

 

さて次はどこに行こうかな

 

 

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”一筆書きの旅”⑤スペインで最も美しい村(のひとつ)Cudilleroへ

2023-06-26 10:06:20 | 旅行

Cudilleroに到着し

飛び込みでHotelにCheckinでき安堵した途端

 

前日もFaroからA Corunaまでの移動で

昼過ぎにPortoのバスターミナルで分厚いパンピザを食べただけ

この日も夜明け前にHotelを出て電車の乗り継ぎでまともな食事をしておらず

お腹ぺっこぺこ

 

海辺だしシーフード食べるぞ~ と意気込んで

レストランの集まっている辺りを目指してほぼ駆け足 (笑)

オォ~、これこれ

この漁港に面した狭い傾斜にひしめき合う漁村のカラフルな家の景色

でも残念ながらちょっと曇り空だったのと

平日のそれも週末明けの月曜とあって閑散としてる様子

まあ、観光客でひしめきあってるより良いや と

どのレストランに入ろうかと周辺を散策

口コミと評価の一番高かった

この店に決定 (Casa Julioだったかな

席に案内されてメニューを渡されたものの

サーモンとメルルーサはわかるものの

他の魚の名前はさっぱりで

調べるのも面倒くさいなぁと思ってたら

気のいい明るいウエイターが

スペイン語に片言の英語で

『最高のオススメの魚のムニエルとポテトとサラダのセットで€32でどう?』

「それでいいけど、白ワインも頼みたいんだけど」って言うと

これまた地元のオススメのあるってことで『Muy Bien』と快諾

このワイン€20だったかな? ホントに美味しくて文句なしでした

で、出てきた料理は

またまた舌平目のムニエル

(Rotterdamでも舌平目のムニエルだったし

と、ちょっとだけ同じのじゃあ残念だなぁって思ったけど

空腹は最高の調味料ってだけじゃなく

久々のまともな食事を堪能し  猫マタギ(笑)

いい気分で精算を済ませ食後の腹ごなしがてら

展望台に登ってみることに

坂を上ってると我が家の愛猫クロッチと同じ 黒猫発見

オイって声かけると この態度↓

声かけておいて”可愛くないなぁ~”と

ほなサイナラとそそくさと離れ

展望台からの眺望を堪能

切れ落ちた谷の淵まで登って遠くの海岸線の眺望を楽しんだものの

曇り空でちょっと残念だなぁと思いながら

別の路から降りていたところ

ベランダでお留守番してる犬を発見

”そっか~、お留守番ご苦労さん”と声掛けて

そのまま下り坂とすすむと

今度は用心深そうなネコを発見

のんびり寝転がってたのに声かけたら用心して逃げ出しそうな気配

岩合氏のようにはいかんなぁと嘆きつつ

とりあえずお腹も朽ちたし

ワインの酔いと移動疲れもあるしとホテルに帰ってシエスタ(午睡)することに

 

適当に起きれるだろうとアラームをセットせずにいたため

爆睡してしまい 目が覚めたのは夜11時前

焦って飛び起きて晩御飯食べようと

レストランやカフェの集まってる向かってみると

ほぼ店じまいしてるところだらけ

そんならせめて夜景だけでも楽しもうと

写真栄えする風景を探して散策をすませてから

ホテルに戻ろうとすると

 

ヨーロッパ各地によくある水飲み場や

各地の田舎で見かける昔懐かしい共同洗濯場を発見

昔は、漁村の女房達が集まって賑やかに井戸端会議してたんだろうなぁ

生まれ故郷の実家の近くにも

5m四方に堀った穴に大きな板が数本渡してあって

コンコンと湧きでる清水を溜めて洗濯場にしているところがあり

近所のオバサン達の社交場になってたなぁ

と昭和30年代の幼少の頃のことを思い出しちゃいました。

 

そんなわけで またまた晩御飯抜きとなってしまいましたが

運よく飲み物の自販機があったので

コーラやミネラルウォーターを買ってホテルに戻り

 

Wi-Fi環境の不便なスペインなので

翌日の帰路のチケットとホテルを予約して就寝

 

翌朝は前日ゆっくりしっかり寝たこともあって

朝6時には起きていたのですが

朝御飯食べられるようなカフェはまだ開けてないだろうなぁと

9時まで我慢してホテルを出発

(ヨーロッパのホテルは基本朝食込なのでホテルでシンプルブレックファーストはありますが)

開店したばかりのカフェで朝食

生ハムのオープンサンドにカフェコンレチェにオレンジジュース

ロケーションが何と言っても最高で

最高に美味しかったです(€8.50)

パン屋も開けてて大好きなパンオショコラもありました。

 

朝食後にブラブラ歩きしてると

魚屋で貝と念願の亀の手を発見

よしよし念願の亀の手食べるぞぉ~と思いながら

腹ごなしを兼ねてまたまたCudilleroの景色を求めて歩きまわり

漁港に集まるウミネコたちや

磯遊びした時のシャワーや

観光案内ボードを眺めながら

湧き水のトンネルを見つけたり

コップ洗いできそうな花に驚いたり

河口を塞がないように設置された杭を感心しながら眺めたり

前日はもう閉まってた観光案内所でマップをもらいがてら

この辺りの漁法のジオラマを眺めたりと

昼の時間まで時間潰ししてから

また亀の手が残ってるか魚屋で確認してから

シーフードレストラン探し

 

開店準備してたらこの店で亀の手の写真を見せて

「あそこで売ってたけど食べれる?」と尋ねると

Si Siと快諾

それならこの店でいいやと席につき

またまた白ワインをボトルで頼み

念願の亀の手を食べていたところ

前日の不愛想な黒猫出現

おこぼれにあずかろうと目まんまる(笑)

続いてSea Food Plateを注文していたので

お裾分けしましたが

残念ながら ほとんどが冷凍からの戻しでがっかり

そういいながらも勿論完食しましたが・・・

お会計は

白ワイン €22

亀の手 €34

シーフードプレート €58

追加のグラスワイン1杯 €2.40

税金込で合計 €116.40  

 

楽しみにしてた海鮮があまりに残念

このままじゃあ日本に帰れないなぁと

バルに立ち寄り

トルティージャ(オムレツ)で生ビールを飲み

時間帯も悪くローカルの酔っ払いもいない時間だったので

そこそこにしてバルを出てベロンベロンの千鳥足でお土産屋に立ち寄り

CudilleroとAsturias名物の缶詰を買い

 

まだ時間に余裕があったけどHotelに戻って荷物を引き取って

Cudirello駅に向かって坂道を登っていったところ

 

面白い標識を発見

横断禁止なんだろうと思いつつ

 

”恋の逃避行or駆け落ち禁止か?”って見えてしまいついニンマリ

昼酒の酔いと急坂をのぼってヘロヘロになりながら

Feveのキップを現金で購入し

無事改札を通り

Gijonからの折り返しで停車中の車両に乗り込み

車内で爆睡

ところがなかなか発車してくれず

Asturias空港へのバスに乗る予定のPiadras Blancasに到着したのは

空港バス停留所発車時刻の5分前

酔いも醒めてしまい競歩でバス停に向かったのですが・・・

既に通過したあと

 

流しのタクシーはないし、

歩いてる若者にタクシー乗り場を尋ねても知らず

搭乗予定の飛行機に乗り遅れるかもと覚悟しつつ

 

人気の多い場所まで移動して

老人に尋ねるとようやくタクシー乗り場を教えてもらうことができ

数百メートル離れた場所までガラガラとキャリーバックを引きずりながら

タクシーを発見

急いで乗り込み 空港まで と告げて

無事空港に到着

無事 ベルギーへの飛行機に乗ることができましたが

いつもながらのハラハラドキドキ

そろそろこんな行き当たりばったりも卒業しなきゃダメだよな~と思いながら

窓からの景色を眺めAsturiasに別れを告げたのでありました。

このCudilleroって場所

大好きなスペインで次はどこに行こうかな?とネットサーフィンしてた時にみつけ

いつか行こうと思ってた場所のひとつだったのですが

あえて不便な場所感を味わいたくて超ローカル線を使い訪ねた甲斐あって

なかなかいい思い出となってくれました。

 

世界規模の旅行ブームでオーバーツーリズム(観光公害)となっている昨今

やっぱ僻地=田舎が一番だなぁと痛感しました。

 

興味持たれた方がいらっしゃいましたら是非訪ねてみてくださいね。

(但し、Seafoodは魚屋で売ってる新鮮な魚介類を確認してから

レストランで写真見せながら「これ食べたいんだけど」と交渉するのがオススメです)

 

【⑥に続く】

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”一筆書きの旅” ④Galicia州 A CorunaからFerrol経由でAsturias州Cudilleroへ

2023-06-23 17:24:46 | 旅行

ポルトガルほぼ最南端のFaroからSpain北西部のA Corunaまで

Aveiro, Porto, Vigoで電車、バス、バス、電車と乗り継いで 

約16時間半かけて移動した翌日

 

Vigoを出発した時点で既に目的地をCudilleroと決めていたため

どうせならEl Camino de Santiago(サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼地)沿いを走る

超ローカル鉄道Feveに乗ろうとルートを再確認すると

 

A Corunaを朝6:37発の電車でFerrolに向かわないと

次のローカル線は午後発のみ

またほぼ深夜にしかCudilleroに到着しないとわかり

 

深夜1時過ぎに寝たばかりなのに根性を出して朝に5時起床

6時にホテルをチェックアウトして

真っ暗闇で人っ子一人歩いていない道を競歩で歩き A Coruna駅に到着

始発のFerrol行に乗るためキップを買おうとしたのですが

現金の券売機は故障中

窓口はまだ開ける気配もなく

カード支払いの券売機のみ

ところがカードをタッチしてみても

日本のクレジットカード会社から

SMSで不正使用の疑いがあるため利用停止との連絡が入るばかりで

とうとう発車時刻が迫ってしまい

これに乗り遅れたら半日時間潰ししなくちゃいけなくなると

車内で支払いをしようと無理やり乗車(改札のない駅でした)

定刻Ferrolを出発し真っ暗闇の中を走っていたところ

突然小さな駅で停車して行き違い電車を待ってる様子

 

もしかしたらFerrolで乗り継ぎできなくなるかも とひやひやでした。

Ferrolを出て30分ほどした駅

Estacion de tren Beranzos-Infestaで何故か反対方向に走りだしまたまた大焦り

あとから”どんつき”駅で必ずスイッチバックする駅だと知りましたが

なんせFerrolでの乗り継ぎ時間わずか10分しかなかったので

ハラハラドキドキ 心臓に悪いわ~

 

やがて海が見え始め

 

Ferrolらしき町が見え始めてホッと一息

ところが結局Ferrolまで車掌は現れず

Ferrolの駅で事情を話してCudilleroまでの切符を購入

Ferrolは改札機があるのでキップなかったら乗れなかったなぁ

我が身の運の良さに感謝

このFeve 実はスペインでも超ローカル線

フランスからサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道沿いを走る

とっても貴重な鉄道なのでありました。

Ferrol Cudillero間の距離約200キロ 所要時間6時間 運賃は€19,35(2,919円)

狭軌の可愛い2両編成のディーゼル車

貴重なFeveの沿線の風景を地名でご紹介しますね

( )が画像の地名です。

 

(Naron)

田舎では家の敷地を石垣で囲い

その中で数頭の羊を飼っている風景がとても魅力的で

ついつい 日本に帰ったら羊飼っちゃおかなぁ

なんて想像してました。

 

草食べてくれるし、毛を刈ったら羊毛もとれるし

いざとなったらラムやマトンも食べれるし(たぶん愛情がわいて無理だろうなとおもいつつ)

 

ここはそこそこの町でしたが、さすが巡礼の道

こじんまりした可愛い教会が集落ごとにありました。

(Naron駅)

(Moeche)

教会の隣には 

こんな高層アパートのような集合墓地も

 

 

やがてFerrolから30分ほど町やのどかな集落のあるところを走っていたと思ったら

そこそこの急斜面を登り始め

走ってる本数が少ないからか

バシバシと枝にあたりながら走り続け

植林や林業の村や放牧の牧場とまた山間部を行ったり来たり

 

 

(San Sadurnino)

(Moeche)

石造りの家と広い庭が素敵だなぁと眺めたり

(Cerdido)

(San Claudio)

(Ortigueira)

(Rio Sor)

(O Vicedo)

(Covas)

(Viveiro)

(Cervo)

 

(Burela)

(Ribadeo)

やがて海を眺められるようになり

そこそこ大きな町も見え始めたと思った3時間後

 

車掌さんから乗り換えですよと告げられ

ホームの反対側に停車していた車両に乗り込むとすぐに発車

どうやらこのFeveはFerrolからOviedo間の所要時間7時間11分

 

同じ乗務員で往復したら15時間かかってしまうため

ほぼ中間の駅で折り返し

1日の勤務が8時間以内になるように調整している様子

 

Ferrolからの運転手は、必ず各駅で停車してたのですが

この中間駅からOviedoまでは、乗客の行先を車掌さんが調べて運転手に伝え

各駅のホームに人がいなかったら通過するようになって

勿論途中で減速して時刻は守っているものの

面白いなぁと眺めてました

 

 

 

(Castropol Vilavedelle)

この沿線で特に目についたのがこの石葺き屋根

最近はキレイにカットしてスレートのようにしていますが

古い建物は天然石そのもの

なんかとってもいい感じでしたが

偶然撮ったこの画像では穴が 

(Coana Mohias)

(Navia)

(Luarca)

(Valdes - Luarca)

(Valdes - Caneiru)

実は、時間があると次はどこへ行こうかと

Google Mapsの航空写真を眺めるのが一種の日課となっているため

今年の3月4月頃にこのスペイン北西部を調べていたところ

広範囲に山火事のマークがあって 

どうしたんだろ?と思いつつ

すっかり忘れていたため 焦げた木々や山肌をみてビックリ

たぶんその頃はFeveの電車も運休してたんだろうなぁ

いずれにしても無事鎮火してよかったなぁとホッとしました。

 

 

(Cadavedo)

(San Martin de Luina)

 

Ferrolを出発して約6時間後(正確には5時間45分)

ようやくCudillero駅に到着

この駅はやはりCudilleroを訪れる観光の利用者も多いのか

小さな駅なのにしっかりと駅員さんも常駐してました

 

Ferrolからのレアなルートを選んだため

1日に2本しかありませんでしたが

Gijon間は1・2時間毎に運行しているようです。

駅前には勿論タクシーなどなく

ルート検索して徒歩でCudilleroへ向かうことに

実は谷間に下ってゆく道で

駅からずっと下り坂

 

しばらくするとバス停があって 

この辺りでは大都市のOviedoからバスが運行されていました。

(ほとんどの公共交通機関を利用する観光客はこのバスを利用するようです)

 

実は、この日は

A Corunaで無事始発電車に乗れるか?

乗れてもFerrolで乗り継ぎができるか?

できなかったら また目的地を変更するしかないな

と思っていたため宿を手配しておらず

Feveに乗車中にネットで申し込んだらいいやと思っていたら

とうとうCudilleroまでネットに接続できず

ええい! 飛び込みで探したらいいさ!

としていたため

ずっと坂道を下り続けていたところ・・・

以前Cudilleroのことを調べていた時に

そこそこクチコミの良かった安宿のことを思い出し

飛び込みで「Tienen una habitacion libre?(空室ありますか)」と尋ねると

「€45でいい?」と聞かれたので

「Si, Muy Bien Mucho Gracias」と即答

部屋に案内してもらいホッとしながら荷物を降ろし

安心したら

朝昼抜きで空腹だったことを思い出し

その後レストランへ飛んで行くこととしたのでありました

 

【⑤に続く】

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”一筆書きの旅” ③FaroからPortugal縦断してスペインへ

2023-06-22 14:04:34 | 旅行

さて、Faroのコインランドリーから洗濯物をホテルに持ち帰ったところ

時刻は11:30

カップヌードルとポテチだけの朝ごはんだったので

そこそこ空腹感で”何か食べたいモード” 

 

怪しげな日本食レストラン(だいたい寿司バー)も数軒見かけましたが

『やっぱシーフードだよな』と 目星をつけておいた店に

ここは庶民的な店でリーズナブルなお値段で食べられるんです

 

店に入って席に案内されるのかと思ってたら

ショーケースに入ってる魚貝類からお好みの品を選んで注文してとのこと

注文して案内された席につくと

ハウスワインとパンとトマトのサラダが出され

さっそくワインを飲み始めたのですが

このトマトサラダがパンとの相性抜群

美味しかったなぁ

通された部屋には Jose Afonsoなる人物の

ポスターが飾られていて

調べてみると 左翼活動家でシンガーソングライターだったそうで

この店とどんな関係があるのかはわかりませんでしたが

熱烈なるファンかサポーターだったみたい

 

注文したのは、生牡蠣とアサリと赤貝のワインバター蒸し

それからまわりのお客がみんな食べてたのでつい追加で鰯の塩焼きとジャガイモ

パンとジャガイモは少し残してしまいましたが

満腹で大満足

膨らんだお腹を抱えながらホテルに戻ってみると

なんと気温31℃

部屋に戻ったら冷房から抜け出せず昼寝しちゃうだろうな

昼の旧市街の散策に出発

 

石畳の補修をしている光景に遭遇し

こりゃ大変だ と実感

こちらはFaroで人気のお土産屋

実はイワシの缶詰が売りで

FaroだけじゃなくてLisbon他でも買えると知って素通り

 

次に訪れたのがArco da Vilaという城塞

 

入口にはまたまたコウノトリの巣があり

それをそのままにしてるところがいい感じでした

ヨーロッパ各地でよく見かける旧市街の本丸って感じ

その中心の高台にある大聖堂

古代ローマ時代、イスラム支配下ではモスクが建てられ

12世紀にポルトガル王国となってから13世紀に大聖堂が建てられたんだとか

屋上がFaroを一望できる展望台になってるみたいでしたが

人がいっぱいだったのでパス

その前には日本と同じような赤い郵便ポストがありました

集荷時刻?

 

城壁を抜けて海側に出てみると

水上タクシーや遊覧船乗り場になっていて

いくつものボートツアーがありましたが

なんせ暑くて乗る気になれず またまたパス

ポルトガル建国とイスラムとの歴史を表してるタイルがありました

城塞の外周を半分ほど回ってから

また城塞内に戻り

博物館とFADOの演奏があるらしく興味をひかれたのですが

ちょうど昼の演奏時間が終わったばかりだったので またまたパス

カフェテラスもなんせ暑すぎて立ち寄る気になれず

お土産の露天商が並ぶ一角で

つい、ポルトガル風のタイルの鍋敷きとオーガニック石鹸を購入

 

その後、ミネラルウォーターを買いがてらスーパーマーケットを視察

 

果物類やポテト、玉ねぎ

生姜にキャッサバにレモン、ニンニクなど

ワインはお手頃価格なものがいっぱい

セルベッサ(ビール)に

 

ウイスキーやリキュール類

パン

冷凍食材(主に魚)

肉にチーズ

一応それなりにモノは揃ってるし

ヨーロッパのほかの国々と比べると全体的に安いのがわかりましたが

品質もそれなりな感じでした。

 

長期で生活するのはちょっと残念かも

 

ホテルに戻ってシャワーを浴び

クーラーを効かせた部屋で午睡を楽しんでから

夕食に出発

 

前日のFADOの響く路地のレストランもいいなと思いつつ

TripAdvisorで人気のレストランが気になり

飛び込みで入ってみたところ

運よく席が空いてたようで

ついそのまま着席

 

店主のオススメの白ワインとガス入りミネラルウォーターを注文

これはイワシのパテでしたがパンに塗って食べたら最高

注文したのは マテ貝と

シーフードリゾット

正直な話、感動するほどの味ではなかったかな

お会計は、€56.70=8,547円でした。

美しい夜景を眺めながらホテルに向かって歩いていると

なにやら人だかりを発見

なんとテキーラと生バンドが売りのメキシカンレストランバー

お腹はいっぱいだし、行列してたのでパス(笑)

 

FADOを聴きたいなと前日歩いた路地に行ってみても

土曜日は閉めてたり閑散としていたので

諦めてホテルに戻り早めに就寝

 

翌朝、7時発の電車に間に合うようにと

コンビニで買っておいた菓子パンとコーヒーで朝ごはんをすませ

寝室の窓からみえるこれから改装工事する様子の古い建物に別れを告げて

ホテルをチェックアウト

駅に停車していたFaro始発の特急電車に乗り込みました

これが車内

よくある固定式の椅子で

 

良いのか悪いのか

4人掛け対面シートの窓側の席(進行方向が背中)

ラジオが聴けたり

窓のブラインドは電動

読書用ライトがありました。

ちなみに最高営業速度は240キロ+

Faro付近はこんな感じ

少し北に上ると コルク樫だらけ

(樹皮がコルクになって剥いても再生するらしいです)

Faroから3時間後 Lisbonに到着

 

Lisbonは首都なので日曜日にもかかわらず

Faroを出発時には3割程度の乗客だったのが途中の駅から乗り込んできた乗客でほぼ満席

 

ほとんどの乗客が下車してホッとしてたらLisbonから乗り込んできた乗客で

またまた満席

 

ほとんどが外国人観光客(会話が英語だったので)でPortoに行く様子

やっぱりオーバーツーリズムなんだなとちょっとガッカリ

そのうえ、Faroではそんなに気にならなかったのが

Portugalって国はSpainのお隣だし

Espanaのちょっと田舎な雰囲気だと思い込んでたら

Spainが南米やフィリピンを植民地にしていたのと全くことなり

 

インドのゴア、中国のマカオ、

アフリカ東海岸のアンゴラ、モザンビーク、ギニアビサウ

そして南米ブラジルにオセアニアの東チモール

 

その名残からか黒人比率が高くてビックリ

長い歴史の中で溶け込んでいるようにも思いながら

やはり差別は受けていたのかなんとなく暗いイメージ

 

Aveiroで下車して漁港で美味しい魚介類でも堪能しようと思っていたのですが

すっかりポルトガルに食傷気味となってしまい

 

いっそのこともうスペインに行っちゃえ

とAveiroで長距離バスを調べてみると

 

スペインのALSAでVigo行がみつかり

ネットでは購入期限を過ぎていたため

バスターミナルで乗車券を買おうとすると

日曜日で午前中休業(12:15)

仕方なく到着したバスの運転手に現金かカードで買えないかと尋ねると

”ダメ”の一言(12:30)

その直後にFlix Busが到着したため

またまたドライバーに話すと”オンライン以外では乗れない” とすげない答え

 

その1時間後にもFlix BusがあってPorto経由でVigoまで行けるのがわかったため

慌ててネットでチケットを購入することができました

 

13:45 Aveiro発

14:35 Porto着

このPortoのバスターミナル

まさしくオーバーツーリズムで座る椅子も休む場所もなし

 

土産物屋で時間潰ししてみるものの買いたいものもなく

(コルク製品が欲しかったのですが安物のポーチしかなく断念)

無茶苦茶大きなパンピザと白ワインでお昼にしてみましたが

白ワイン不味かった~

待ちくたびれて嫌気がさしたころ Vigo行のバスが到着

16:45Porto発

Portugal最北部の小都市Bragaに停車したのち

20:14ようやく海が見えてきて

20:20Vigo到着

Vigoが思いのほか大きな街だったので

この時点で目的地をCudilleroに決定

 

そのまま鉄道駅に移動してA Corunaまでのキップを購入して

21:35発の特急に乗り込み

23:30 電車の中で予約しておいた

A Coruna駅前のホテルにチェックイン

朝5時起きしてFaroから電車とバスでイベリア半島西端をほぼ縦断

 

車窓からの景色を堪能したけれど長かった~

 

でもいつもながらの行き当たりばったり旅

乗り換えができるか泊まる宿はみつかるかと

ハラハラドキドキの連続ですが

刺激があって超面白かったです

 

【④に続く】

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"一筆書きの旅"②Holland RotterdamからPortugal Faroへ

2023-06-22 10:43:33 | 旅行

初日の研修を無事に終え

Rotterdamの後の予定をどうしようかと思案

 

5年前はRotterdamから英国に渡るフェリーがあることを知って

Scotlandを訪ねることにしたのですが

 

今回は、帰路はBrusselだし

はっきり言ってオランダから東は行き慣れた場所ばかり

西も陸路でフランスじゃあ面白くないしなぁと地図を眺め

 

面白い交通手段はないかとアレコレ探していたところ

Rotterdamにも空港があるのを発見

田舎の小空港でLCCの737クラスの飛行機ばかりながら

主にオランダ人の旅行先へのアクセスとして利用されているようで

 

就航先は、東はオーストリア 西はスペイン、ポルトガル

南はエジプト、モロッコ  北は英国、フィンランド

50都市に行けることがわかり

 

3年前にコロナの感染爆発で這う這うの体で帰国してしまった

Spainへ行こう と思ったのですが

 

運悪くSpainのAndalucíaは異常気象で猛暑となり

外出禁止令が出ているのをネットニュースで知り

外を歩くのも苦労するような気候じゃあ諦めるしかないなと

 

写真を眺めていたところ

”Faro”の地名が目に留まり

調べてみるとポルトガルのほぼ最南端の町で

ポルトガルでのイスラム勢力終焉の地

 

Sevillaからも遠くなく、バスでも行けると知って

とりあえずFaroまで行ってから

やっぱりAndalucíaに行ってもいいし

ジブラルタルからモロッコに渡るのも面白そうだなと即決

 

夜中のうちに翌日のフライトを予約してチケットを購入

時差ボケで夜中に目覚めてしまったのを幸いと

荷物のパッキングしてから朝まで仮眠

 

翌朝、シャワーを浴びて身支度を済ませ

前夜スーパーで買っておいたクロワッサンにハムとチーズを挟み

部屋のインスタントコーヒーで朝食

 

水上バスの時刻にあわせてチェックアウト

 

前日、間違えて10分前に出航する20系統の風車の景勝地(Kinderdljk)方面行に乗ってしまったため

取引先方面に向かう21系統の電光表示と出航時間を再確認して乗船

 

この日は、対岸の客船ターミナルにドイツAIDAの客船が着岸してました。

 

このAIDA、三菱重工が1隻あたりたったの1000億円でダンピングして受注したと欧州で陰口を叩かれ

結局”なあなあ”で少々の仕様変更があっても大丈夫だろうとの日本人的感覚でいたのが

勝手な変更など絶対に許容しないドイツの会社の逆鱗に触れ

設計変更からヨーロッパの職人を呼んで内装のほとんどをやり直しすることになって

納期遅れに輸入資材の購入などで2隻で累計2500億円の損失を出し

結局三菱重工の創業の地長崎造船所が大型建造から撤退することとなった因縁の会社の船なんです。

 

背景には、大型クルーズ船ブームがくると予想されていたため

その昔、客船を建造していた実績から

赤字となっても授業料を払ったつもりで経験を積み

付加価値の高いクルーズ船建造ブームに乗ろうと目論んだようでしたが

 

まあ、あそこまで巨大化して組合も強くなりすぎて組織が活性化できなくなると

社内では誰も責任をとらず、問題があったら下請けになすりつけるだけ

”天網恢恢疎にして漏らさず”

 

おっと、つい日頃の不満を爆発させちゃったりして

 

(高いビルの右横にある古そうな建物がHOTEL NEW YORK、

その昔大西洋横断する客船を利用する客で賑わった由緒あるホテルです)

こちらはアメリカでもよく見かけるタイプの古い鉄道稼働橋

いまは地下のトンネルの迂回路ができているため

歴史的建造物としてモニュメントのような存在となってます。

 

取引先のある場所は、近くに造船所もあるため元は主に船舶関係の工業団地

Rotterdamから川で10キロ、河口から70キロ離れた場所にあります。

通勤での利用者が多いのか、いつもそこそこ乗降客がいるんですよ

そんな背景もあってほとんどみんな自転車通勤(笑)

↓ここは前日も5年前もランチに連れてってもらうお店。

ウォーターフロントで眺めがいいからかいつも満席なんです

水上バス以外にも地下鉄と工業団地を結ぶバスがあって

操車場では電気バスが充電しました。

(あんな風に充電するんだとビックリ

 

実はこの日は金曜日で、コロナ禍もあってか

アメリカでもそうでしたが製造業の工場は週休三日となっているようで

研修のためにわざわざ出勤してきた様子だったので

 

ランチのお誘いをしていただきましたが迷惑をかけないように

午前中で終わることにして水上バス乗り場に送ってもらいました。

 

ご参考までに

水上バスは、停留所で係船ロープの作業やタラップを上下する車掌さんがいて

運賃はクレジットやデビットカード、バンクカードで支払います。(現金不可)

私がいつも使うRotterdamからKrimpen a/d IJsselまでは距離にして約10キロ

乗船時間20分で€2.40なんですが

朝みた客船のお客で水車群を見学した帰りのグループがいて

車掌さんがあれこれと観光案内してたら終点に到着してしまい

着岸や乗降作業でとうとう検札に来れなかったので、

下船する前にクレジットカードを見せて

「まだ払ってないけど?」というと

「オマケしときますね」と€1.58にしてくれちゃいました(笑)

その緩さが好きだなぁ~

これは近くの浚渫船建造に特化した造船所と係留中の浚渫船

ヨーロッパは海岸線に港があることがなくて

川の河口や、川を使ってフランス、ベルギー、オランダ、ドイツの内陸部まで

船が貨物輸送の要となってるため浚渫の需要も桁外れ

 

取引先でもこの浚渫作業が高圧空気で

川底、海底の泥を吹き飛ばして吸い込むらしく

へぇ~っ勉強になるなぁと感心しながら眺めてました。

こちら↓は海底油田のプラットフォームへの物資を供給するサプライボートの造船所

オランダ=造船(特に大型商船)ってイメージがなかったけど

地域に特化した需要があるんだなぁとこれまた勉強になりました

 

これは川を遡ってドイツまで2週間かけてクルーズする客船

橋の下をくぐるため高さはありませんが

外洋と違い波の影響を受けないため半端ない長さだったりします

ホテルに戻ってから

飛行機の時間まで余裕があったので中心地を散策しようと歩いていたら

↓ こんな面白い看板を発見して大笑い 

なかなかやるなぁオランダ人(笑)

これはたぶん月極の駐車場

鍵でロックを解除して駐車するみたい

こちらはこの先にあったホテルに滞在していた有名な哲学者で政治家で

チェコスロバキアの初代大統領でもあったマサリクなる人物のモニュメント

横のスコープを覘くとその爆撃されたホテルの跡地がみえるらしいのですが

その辺りの歴史に疎いので ふぅ~んと頷くだけでした

Rotterdamは変わった建築が観光の目玉のひとつで

この正面がその代表格のキュービックハウス

手前には船齢100年超えた船が係留されていて

博物館でもあり、実際に住居として使ってたりします。

小さな運河には、元は艀でいまは住居して使ってる古い船だらけ

昔の横浜元町の大岡川を彷彿とさせられました。

 

これはその艀の住人の自転車用ガレージ

歴史を感じさせる橋もあって

その先には変わった灯台のような船

(いまはレストランになってました)

古い運河はほぼ古い船を係留している博物館になっていて

船の仕事をしている身としてはとっても楽しい時間が過ごせました

 

さすがはヨーロッパ最大の港を有するRotterdam

面白かったですよ~

 

どこかのカフェでランチをと思っていたのですが

市街地は客船のツアー客でごった返していたため

諦めてホテルに戻ってランチ

この日もオープンサンド(玉子サラダ&焼き鯖)とアサリのスープ

美味しかったです

ホテルに預けてた荷物を受け取ってトラムに乗って出発

この日も有効期間2時間の乗車券をクレジットカードで買って

ロッテルダム中央駅で下車して

Rotterdam空港行の電気バスに乗車

普通の路線バスなので住宅地などをまわって

30分後に到着

ランチを食べてからさほど時間がたってなかったのですが

Faroに到着するのが夜だし、とりあえず食べれるときに食べとこうと

Fish &Chipに白ワイン

LCCのTransaviaに乗り込みました

因みにRotterdam→Faroの運賃は、€190(29,000円)

当日に購入したのでちょっと割高でしたが

まあ許せる範囲かな

フランス上空からピレネー山脈を越えて約2時間半後

イベリア半島南方らしい乾燥した大地が見えはじめ

やがて幾何学模様のようなラグーンが見えたと思ったらFaroに到着

懐かしDC-9っぽい古き機材が置いてあってビックリ

続いてエプロンからBA(British Airway)やその他欧州各国の飛行機が駐機していて

Faroがヨーロッパでも人気のリゾートなんだと知りました

ターミナルビルはそこそこ年季が入ってて不便な印象でしたが

タクシーの運ちゃんがとっても親切で

ポルトガルの第一印象はバッチリ

当初は、Faroは単なる通過点と思ってたのですが、

都会より田舎の方が好きなのとまずはFaroを堪能しようと

連泊することにしてこのHotelを選びました。

ただ、このHotel,3年前のラスパルマス同様

一種の民泊風システムで

Self Check In

事前に教えてもらってる暗証番号で玄関を開き

中にあるSafe (鍵専用のダイヤルロック式容器)から鍵を出し

自分の部屋を開けるシステム

初めての時は少し面倒に感じますが

慣れると結構便利

宿泊費は、部屋代と最終クリーニング代で€263でした

(40,000円+)

荷物を片付けてシャワーを浴びてから

ちょっと探検に

この旧市街の雰囲気、イスラム文化の名残もあって

なかなかいい感じでした

この黄色い照明のある小道はレストランが並んでいる場所で

路地に響くFADO(ポルトガルの民族歌謡)

物悲しいギターと歌が無茶苦茶良かったですよ~

https://www.youtube.com/watch?v=JkXjoL7s948

感じのいいレストランやカフェがあったので入りたかったのですが

Rotterdam Airportで食べた Fish &Chipsでまだ食欲が湧かず断念

 

仕方なくコンビニでビールとワイン類を買ってホテルに戻りました。

 

翌日はのんびりと部屋でカップヌードルで朝食

 

土曜とあって閑散としていたので

洗濯物を持ってコインランドリーに行くことに

 

途中で不動産屋がいっぱいあることに気づき

主に別荘用の物件が多くて リゾート地なんだなぁと再認識

少し歩くと 空港バスやローカルバスのターミナルがあり

その隣が鉄道のFARO駅

タクシーにレンタサイクル、レンタル電動キックボードがありました。

駅の先にあるコインランドリーに到着して

洗濯物を放り込み

時間を持て余して 駅に戻り

こりゃ2泊したら十分だな と

とりあえずポルト手前のAveiro(ポルトガル最大の漁港)へ行こうと

特急電車のチケットを購入

それから石畳だらけの旧市街を散策

古いFiatと教会のチャペルが似合うなあと眺めていると

コウノトリの巣があってビックリ

そのまま美味しそうなレストランやカフェを探しに

Faroのシンボル的存在のカルモ教会を眺め

観光用の地図で改めて旧市街の狭さを認識

その後、Portugalの長距離バスのターミナルをみつけ

 

どんなルートがあるのかなと眺めてから

切符売り場でAveiroからスペインに行けるバスはないかと尋ねると

『Espana? 無いよ』と冷ややかな返事 

 

よくよく調べてみると

ドイツ起点でヨーロッパ中を網羅してるFlix BusとスペインのALSAがあるんだけど

このバスターミナルには立ち寄らない様子

 

さて、じゃあAveiroから先はどうしようかな

と思いながら 洗濯物をもってホテルに戻るのでありました。

 

【③に続く】

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"一筆書きの旅”【2023年5月欧州】①出国からブリュッセル経由でロッテルダムまで

2023-06-14 15:19:25 | 旅行

【いつもながら備忘録を兼ねて出発までの背景もダラダラと書いていますのでご注意ください

 

このブログでも以前スコットランドへの船旅と共に紹介した

2018年の6月に訪れ、その後日本の代理店を引き受けることになったオランダRotterdamの会社

 

偶然だったのか必然だったのか

代理店となって約半年後の2018年の12月に

突然JR九州の高速船Beetleの首席機関長から電話を受け

聞くとBeetleの後継船をオーストラリアで建造することになり

造船所から勧められたエアコンプレッサーがオランダ製で

その代理店が御社と聞いてアフターサービスをお願いできますとの質問

 

勿論、弊社が代理店を賜っているので対応させていただきますよと回答し

そのコンプレッサーが無事採用されたのですが

 

建造中に新型コロナが蔓延したものの

2020年に船も無事完成して日本に回航となったのですが

予定していた博多~釜山航路は再開できるかわからない休航状態

 

船主であるJR九州も試行錯誤して近距離のクルージングで動かしていたものの

ほとんどの時間博多港に係留されていたこともあって

メインテナンスの運転時間に達せずに保留のままだったのですが

 

2022年6月にようやくコロナ禍もひと段落して外国人観光客の受け入れも再開し

ようやくQueen Beetleも博多~釜山航路に就航

 

コンプレッサーの運転時間も定期メンテナンスが必要となって

保守整備の実施と取扱い指導をして欲しいとの依頼を受けたのですが

 

5年前に現地を訪問して軽く会社と工場、運営体制を視察していたものの

実際に機械に手を触れてなかったこともあって

 

そんな状態で分解や組み立てをするのは無責任だな

オランダの会社に実習をしたいから協力して欲しいと依頼したところ

即座に快諾

 

そうして3年ぶりに欧州へ出発することとなりました。

 

今回の旅は、第一の目的地がRotterdamで

5年前同様KLMでAmsterdamからが便利なのですが

現時点ではまだ関空へのアクセスが不便なのと

(奈良からのバスは全便運転見合わせ

(電車を乗り継いで行くにしても大阪市内で前泊しないと難しいんです

 

それならマイレージやコインが貯まっていたANAでBrusselに飛ぶのも良いな

日本国内での乗り換えが面倒と思いつつ

まず伊丹から羽田へ飛ぶことに

 

16:16 大和西大寺駅から空港バスに乗車

コロナ禍の間に、空港バスの状況も激変

関空行きは前述のように未だに全便運休

伊丹行きも最寄りが集約され大和西大寺駅前のみとなってしまいました。。。

伊丹空港到着後

大好きなヨーロッパで酒飲みまくるだろうなとアルコールを控えるつもりだったのに

意志の弱い人間なので ラウンジのタダ酒をつい一杯

そんなこんなでほぼ定刻どおり羽田に到着したのですが

いまや滑走路が4本もあって、

それもターミナルを挟んで2本が並列しているため

同じ時刻に真横に同時にアプローチしている飛行機をみつけてビックリ

いずれ別の飛行場が必要となっただろうけど

あんな過激派が入り込んで闘争となって

いつまでもたぶん数千人規模の警察官が駐在したり

空港に入るために至る所に検問をつくらないといけなくなった

成田にしなくても良かったんとちゃうん と改めて首を傾げちゃいました。

羽田空港からは、京急であっと言う間に品川へ

 

実は、1979年に新社会人になったばかりの頃

京浜東北線から直通で行ける横浜の根岸線山手駅近くにアパートを借りていたため

独りで家に帰ってから晩御飯を作るのが面倒で

よく品川駅の常盤軒で済ませていたのを思い出し

懐かしのカツカレーを注文

たしか昔はチキンカレーベースでその味が好きだったのに

いまはビーフみたいでちょっと残念

 

続けて当時も同時に食べてたかき揚げ蕎麦を注文したかったのですが

『あのジイサン、いい年して大食いだなぁ』と思われかも と

その日の泊まり先のある神田駅まで我慢して

 

神田駅構内の蕎麦をいただいたのですが・・・

駅ソバはもっとチープな感じでいいんだけどなぁってのが個人的な感想

(考えてみたら10年くらい前にも同じの食べてたなぁと思い出しながら)

あーだこーだ言いながら

その日の宿(?)ネットカフェの鍵付き個室にチェックイン

昔は、成田発の欧州便でも伊丹発7時代のフライトがあって

当日の乗り継ぎができたのですが

最近は伊丹発成田行きが午後便しかなくなってしまい

ANAの成田発欧州行はBrusselのみですが

ぜったいに前泊しないといけなくなっちゃいました

 

ところがインバウンド観光客が激増してホテルを予約するのも困難

値段も馬鹿みたいに高額で

そんなら駅に近いネットカフェの鍵付き個室でいいや!って感じなんですヨ。

 

朝ごはんは、空港のラウンジで食べたらいいやと5時起きして京成上野駅に移動して

これまで成田へは

昔はそれこそ東京駅から箱崎乗り換えの空港リムジンバス

東京駅で新幹線に乗り換える時は成田エクスプレス

羽田~成田の当日乗り換えなら空港間のリムジンバスだったので

実は生まれて初めてスカイラーナーに乗車

 

成田空港に到着してすぐにチェックインを済ませ出国手続きも済ませ

まだ開けたばかりのラウンジでガッツリと朝ごはんとしました

成田と羽田の国際線ラウンジに行くと

ついついガッツリ食べて飲んでとタガが外れちゃうんです。

そうこうしてお腹いっぱいで搭乗すると

なんと満席

通路側の席を確保していたのですが

窓側とその隣はスペイン人の熱々のカップル

 

気を遣わせないようにVODで映画観まくることにしました

機長のアナウンスでウクライナ情勢からロシア上空と飛べないため

アラスカから北極、グリーンランドを抜けると聞いて

トイレに立つたびに窓から様子をうかがっていたところ

高度をかえてほぼ並行して飛んでいる飛行機を発見

たぶん同じように極東アジアから欧州に向かってるんだろうなと得意の独り合点

ソ連が崩壊してからずっとロシア上空からヨーロッパへの航路だったので

次の映画の間にワクワクしながらマップで位置を確認

そうしてたらCA達も非常口の窓からスマホで写真を撮ってるのをみつけ

のぞいてみると

グリーンランド上空でした

結局、約13時間超の間一睡もせずに映画を6本観てBrusselに到着

 

Brusselは3年半前に英国のDoverに行く時に

直通電車のEurostarを利用するために使ってたので

勝手知ったる場所なので楽々

ベルギーが目的の乗客が少ないので、入管も荷物の受取もあっと言う間

(他の乗客はハブのため、Transitゲートに行くから)

 

空港ターミナルビルの地下にあるベルギー国鉄の切符売り場で

Rotterdamまでの切符を購入

[運賃は、€43.20とありますが、この他にIC(特急)料金がかかります]

 

1番プラットフォームから18:11発のAmsterdam行に乗車

何度か訪れてるAntwerpを通過して

約1時間半後 Rotterdamに到着

下調べしておいたトラムでホテルに向かったのですが

キャッシュレスが徹底していて

現金では切符が買えず

そのうえ交通系カードを持たないと

有効時間内乗り放題チケットになるので近距離では割高なんですよ。

(因みに2時間内乗り放題券は€4.50=700円弱)

今回の宿は、トラムの支線の終点で水上バス乗り場の真横のこのホテル
(5年前にアクセスに便利だなと次の訪問時の宿と決めてました)

約1月半前にネットで予約してあったのですが

最初の1泊のみ予約有効期限内に支払い

もう1泊は現地払いにしたら

1泊目 約15,000円

2泊目 約18,000円

円安もあるから仕方ないのかなぁと思いつつ

オランダ人ってバカでかい人種なのに 

ホテルのシングルベッドは無茶苦茶狭くていつもビックリ

ホテルの自販機で飲物を買おうとしたところ

フロントのオネーチャンが

「ホテルのは高いからスーパーで買った方がいいですよ」とのアドバイス

それならばと外出したのですが口頭で説明された道案内

(ホテルの玄関出て左に曲がってその先でまた左に曲がって広い道に出たら右に曲がった先)

を適当に歩いてたら店屋の全くない場所に出てしまい

 

古いマリーナに歴史ある船会社や税関、広い公園など見どころや

レストランやカフェも沢山ありましたがスーパーマーケットはみつからず断念

 

カフェでビールでも飲もうかな?と一瞬迷いましたが

翌日は研修なのでアルコール抜きの夜とすることに。

ホテルに戻ると 変わったトラムが停車していたので覗き込むと

どうやらレストラントラム

生まれ故郷の豊橋でも 冬は”おでん車” 夏は”納涼ビール電車”を走らせてるけど

きっと真似したんだろうな

ということで、日本でネットカフェを出てから丸24時間起きっぱなしの後

よくやく就寝

 

翌日は、水上バスに乗り遅れないようにと早起きして

砂糖たっぷりのインスタントコーヒーを朝食代わりにして

ホテルを出発

水上バス乗り場に行ってみると

コロナが影響したのかなんなのか

メインの航路しかなくなっちゃってました。

電光表示板があったのに

つい予定時刻前に来た水上バスに乗り込んでしまい

『あれ~、観光客が多いなぁ』と思ってたら

車掌さんから、その場所は10分後のだよと言われ大焦り

次の停留所で乗り換えれるからと教えてもらいホッと胸をなでおろしました。

乗降客のいない停留所で待つこと10分

水上バスが到着

その後、下船する停留所に到着し

5年前を思い出しながら訪問先の会社へ

アポイント取ってた9時ちょうどに到着

 

午前中の研修を終えると

前回同様、ランチは設計担当者とアフターセールスの部品担当者がアテンド

朝ごはん抜きでしたが ボリュームたっぷりで大満足

ヨーロッパの工場もブルーカラーの勤務時間は早朝から午後3時くらいまで

特にサマータイムの時期は夕方からでも生活をエイジョイできるように

早めに終業するので、CEOが車でロッテルダムを案内してくれました。

 

こちらはRotterdamでも珍しい 小麦の製粉所に使われていた風車

(一般的な風車はほとんどが灌漑用なんですよ)

一時はレストランになってたけど、閉店したんだとか

そのすぐ近くにあるのが 地元ではランドマークになってる水門

この辺り、住居のある場所が海抜-12mとかで

Rotterdam市街は河口から60km離れた内陸部なのですが

大潮の時期などに堤防を越水して洪水にならないように

年に数回閉めるんだとか

そのほかにも市内を案内してもらってから

予約してくれていたレストランで夕食となりました

お昼前に 何が食べたいか?と尋ねられ

5年前に食べてとても美味しかったムール貝のワイン蒸しをと伝えたところ

ムール貝(Mussul)の名前のついたレストランを予約してくれていたのですが

 

どうやら牡蠣同様、”R"のつく時期が旬で新鮮なムール貝は食べられないと言われたそうで

口がすっかりシーフードになっていたので魚を注文したところ

舌平目のムニエルでした(これで€23もするんですよ

 

その後ホテルまで送ってもらい

まだ時間が早すぎたのでホテル周辺を散策

 

前日見つけられなかったスーパーマーケットにも行って

ミネラルウォーターやビール、ワインを買ってホテルに戻り

寝不足だったので早めに就寝としちゃいました。

 

 

【②に続く】

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感化されやすいヤツなので”エガちゃんねる”にハマる。【呼子で朝御飯の旅】

2023-03-05 14:38:21 | 旅行

つい先日

Googleの検索ページに表示された記事

【江頭2:50の伝説のスピーチ】

https://www.youtube.com/watch?v=7BmNp1L612Q

 

 

なんせ単純な性格なので

ムチャクチャ感動してしまい

そこから【エガちゃんねる】の存在を知り

https://www.youtube.com/@EGA-CHANNEL

 

あまりの面白さと実は優しい人間性に好意を抱き

これは応援してやらねばと

すかさずチャンネル登録

 

それから数日

エガちゃんのYouTubeばかり観ていたところ

”佐賀県へ弾丸朝めし”なる回をみて

https://www.youtube.com/watch?v=qETZdAUKhEo

 

羨ましいなぁと思っていたところに

 

運よく(?)またまた九州の仕事の依頼が入り

『これはその朝ご飯を食べてきなさい』って神のお告げだなと

勝手に己に言い聞かせ訪れてきた

いつもの独りよがりの旅の記録です。

 

当初、出張先が福岡県といっても東端の周防灘沿いの行橋市の苅田

 

同じ九州といっても佐賀のそれも呼子までは遠いよなぁ と

新幹線で小倉へそして在来線で苅田に行って仕事を済ませ

苅田からはソニックで博多に出て地下鉄で唐津まで行き

レンタカー借りてもいいかな と思っていたのですが

 

乗り換えが面倒だし

やっぱいつもの阪九フェリーで自家用車で行っちゃお

と奮発してデラックスシングルを予約したのですが・・・

な、なんと旅行支援とシルバー割(20%)もあって

車込みで実際の支払いは14,000円少々

フェリー乗り場までの高速代とガソリン代が別途かかるものの

 

近鉄、JR環状線、新幹線、鹿児島本線でも15,120円なのでほぼトントン

地域振興のRegion Pay2,000円をいただけるので

ホントにリーズナブルなんですよ~

そのうえ、シングルルームなので快適そのもの

往路は3月1日の平日だったので まだガラガラでゆったりと過ごせました

クーポンを使って その日の夕食代はロハ

 

翌朝6:00新門司に到着し とりあえず南下して行橋に向かい

仕事先近くのうどん屋で朝食(九州での定番”ゴボ天”うどん)

機器の点検だけの仕事だったので

08:30~10:30で仕事を終えてしまったので

善は急げと

すかさず九州道にのり、途中の古賀PAで昼ごはんを食べて福岡ICから都市高速と

西九州道で13:30に唐津到着

実は、唐津は3度目の訪問

15年ほど前、福岡在住の♀友達から唐津城に連れていってあげると誘われ

その頃購入したばかりのツーシーターのベンツに乗せて貰い

唐津城を歩いたりイカ料理を食べさせてもらったのが最初で

その後も伊万里の沖にある福島(実は長崎県)のLPGの基地に入港するタンカーの仕事が入り

その時は電車で唐津まで行き、タクシーで福島に行くのが便利と聞いて

唐津市内で前泊したのが二度目で約10年前

 

 

その後は伊万里や福島の仕事があっても北九州の角打ちや昼夜食堂に行くのが楽しみで

唐津は車で通過するだけになっちゃってました

 

大好きなこころ旅でも正平さんが訪れてた呼子には

いつか行ってみたい気持ちはあったんですけどねぇ

 

そんなことを思い出しながらその日予約した唐津のホテルに到着したものの

一応早朝起きして仕事したのと運転疲れで


近所のスーパーマーケットで食材を買って

ホテルから出ることなく過ごし

翌朝、ホテルの朝食を食べてから出発

(ホテルも旅行支援で朝食付きで4,300円ほどで宿泊できちゃったんですよ)

8時に出発したため朝の通勤ラッシュに巻き込まれながらも

約30分ほどで呼子の朝市に到着

07:30~12:00までの朝市ながら

平日のそれも冬とあって

お客は勿論、店もほとんどなくガラッガラ

流石は玄界灘の漁村

ムラサキウニとアワビを売ってたり

しばらく歩いたところで

エガちゃんの立ち寄ってた 干物屋さんを発見

その前の干物の焼き物の店で

エガちゃんも食べてた スルメとニシ貝を食べてみましたが・・・

ビール抜きで食べるもんとちゃうなぁ

(一串600円の観光料金だし)

商売上手そうな店の人から

お土産やイカの塩辛を勧められたものの

なんせへそ曲がりな性格なので薦められると欲しくなくなっちゃうんですねぇ

(冷凍なので持ち帰りは面倒だったのもあるんですけどね

 

それよりも干物の方がいいかなとアジの蜂蜜干しと塩干し

愛猫のクロっちへのお土産にいりこを購入

アジの干物は大きさで枚数が変わるんだけど

買うと伝えると

横に置いてある箱から

「傷モノだけどオマケ」

と言って2.3枚

必ず足してくれる優しさ(笑)

エガちゃんねるでも

優しい人柄が出てたけど

気持ち良い買い物ができました


その後は

ホテルで朝御飯しっかり食べてたのもあって

エガちゃんじゃないけどお腹いっぱいで

 

サザエの壺焼きも後で食べたくなったらでいいやと素通り

なんとかお腹を空かせようと

朝市通りを直進して

呼子の名所のひとつ

中尾家屋敷を眺め

「中尾様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」と言われたとの説明をみて

『あれ?どっかで聞いたセリフだなぁ』と

笑っちゃいました

 

山形の酒田の本間家でもそう言ってたよなぁ

アッチが本家だろうな


と笑っちゃいました

 

三大朝市といい、真似や偽装はダメですよ~

この古い郵便ポスト

観光用なんだろうけど

未だ現役

その先を歩いていたところ

大綱引き通りなる表示と

呼子大綱引会館をみつけ

そんな行事と発祥の由来があったんだとビックリ

なんせね、この通り

漁村の狭い曲がりくねった路地なので

どうやって綱引きするのかなぁとそっちの方に興味が湧いちゃいました

そこから漁港に出て

魚を干してる風景や漁船

漁村でよくみかける大黒様や

大型のイカ釣り漁船

製氷機のタワー

階段つきの浮桟橋を眺めて

さぞや干満の差が激しいんだろうなぁとか

イカの形をした観光船や

離島への交通艇が何隻も

なんてことない漁港の風景ながら

のんびりと過ごす時間が心地良かったです


もしまた来ることがあったら

離島に泊まるのもいいなぁと眺めてました

ネットで調べたら

離島の民宿だとイカだけじゃなくて魚介類を堪能できる宿だらけ

(ただ、山盛りの魚介料理を楽しむには4人程度での予約が必要みたいです)

その先に 

派手な観光船を発見

形からたぶん半潜水型のグラスボートだろうなぁとの予想が的中

 

もう20年ほど前からイランの親友が

グラスボートの中古あったら買いたいと言ってるので

全国各地でグラスボートやこんな海中展望船をみつけると

つい気になっちゃうんですヨ

石垣島の川平湾や

与那国島の浜に放置してあった

グラスボートを眺めたものでした

 

その先は、広い駐車場のある場所とあって

遊漁船だらけ


最近の釣り船はモダンですねぇ

 

こりゃあ、ヘタしたら億超えだろうなぁ

この右側の船は

水上警察のもの

海上保安庁の巡視船は見なかったけど

警察の船はあるんですね

そんな風にブラブラ歩きしていたところ


途中で猫のケンカをみつけて

『コレコレ、それくらいでやめときや』と声かけたり

延縄の準備をしている親子に

「写真撮ってもいいですか?」と許可を得て

枝縄に餌をつけてる様子を

じっくり眺めさせてもらったり

別の半潜水型観光船をみつけて

構造や材質、建造費を尋ねたり

(塗装してキレイにみえますが、なんと約30歳の老朽船で当時で1億3千万円ほどしたんだそうです)

イカの形をした

七ツ釜巡りの観光船は

7,000万円だったとか

親切に教えてくれました

 

そうこうしてそこそこ歩いたのですが

まだお腹が空いてこなかったので呼子漁港を離れ

肥前名護屋城を見学してみることに

秀吉が朝鮮出兵するときの拠点とするために

全国の大名や民衆を使って

大阪城につぐ巨大な城を

なんと5ケ月ほどで築き20万人ほどが暮らす都市だったんだとか

こちらは三ノ丸にあった

井戸の跡

やはり山城とあって

水には苦労したとの説明がありました

天守跡からは

周辺の離島はもとより、壱岐や対馬も目の前のように眺められるんですよ~

 

リアス式の天然の良港で 三方を海に囲まれ

朝鮮や民への交通の要所がこんなところにあったとはと

心底ビックリしちゃいました。

秀吉の死後

城も放置されていたらしく

ところどころ石垣が崩れてましたが

なかなかの規模に驚かされ

若い頃にこんな場所を知ってたら

デートコースに選ぶの間違いなし


いい雰囲気になれるだろうなぁと


もうすっかり爺さんになりながら

そんな妄想してしまいました(笑)


そんなこんなで 

ちょっとだけ立ち寄るつもりが

景色も良くてついつい1時間半ほど滞在してしまい

 

慌てて、呼子で一番の楽しみにしていたイカの活き造りを食べに

エガちゃんねると同じ店へ

朝市でまだお腹が空いてなかったので残念でしたが

アオリイカのお刺身を堪能させていただきました

(いか活き造り膳2,860円でしたが、クーポン使って実際のお支払いは860円のみ

分厚くてコリコリで

甘い九州の刺身醤油でも最高

ゲソ天ぷらもむっちゃ美味しかったけど

ビール飲みたかった~


 

帰りは門司の出航時間の遅い神戸行きに乗ろうと思っていたのですが

3月3日となって高校卒業後の卒業旅行や

旅行支援でのシニア連中の団体などでフェリーも満席

 

神戸行きは空きがなかったので

また泉大津行(16:30までに乗船手続き)を予約したため

道路事情で遅れたら大変と

昼食を済ませてから珍しく往路と同じルートで新門司に直行

(この段階では、16人部屋のエコノミー洋室のみ空き)

 

17:30出航なので1時間前の16:30までに到着したらよかったのですが

もしかしたらシングルに変更できるかもと

フェリー乗り場近くの牡蠣小屋に行きたかったのを我慢して

窓口に向かったところ 

運よくスタンダードシングルに空きができて

万歳しちゃいました~

 

いや~、車両も満載、乗客も満席の大混雑だったので

スタンダードシングル(元々はトラックドライバー向けのシングル)でも

快適に過ごせて助かりました

 

帰路では大阪のRegion Pay2,000円を使わせてもらい

夕食の支払いは現金220円のみ

ただ、17:30から開店してるレストランも混雑してるだろうと

19:00に行ってみたところ

電子クーポンの取り扱いで手間取り

なんと行列約20分待ちの大渋滞

 

それにしても、これまで阪九フェリーにも相当乗ったけど

こんなに混んでたのは初めて

 

コロナ禍からもうすっかり回復したんだなぁと実感させられました。

今回の旅で旅行支援が

フェリー往復で約8,000円、ホテルが2,000円、地域振興クーポン6,000円

の計16,000円

 

みなさんもこの機会にぜひお出かけしてみてくださいね。

 

旅の総評としては

呼子の烏賊はたしかに美味しかったし

肥前名護屋城もとっても勉強になったし面白かったけど

また一人旅でリピートする?と問われたら、ちょっとしんどいかも

 

楽しい思い出を共有できる旅仲間が欲しいような

オッサン同士だったら気兼ねはしないでいいけど飲み過ぎちゃいそうだし

異性だとそれなりに気をつかわないといけないから

好き勝手できなくて窮屈かもとも思っちゃうし

つくづく悩ましいなぁと思う昨今でございます。

 

ブリーフ団でも募集しよっかな(笑)

 

 

【付録】

偶然というのかなんなのか

実は、つい先月のこと、23年来のアフリカタンザニアの大恩人から

Mbeganiの職業訓練大学校でFRP技術のコースを開設する計画があって

できれば日本へ講師を派遣したいので協力して欲しいとの依頼を受け

 

アレコレと日本のFRP漁船の情報を収集していたところだったので

折角の機会を無駄にしないようにと

玄界灘とイカ釣り漁船、遊漁船をじっくりと観察

大型商船の造船に関してはそこそこ知識をもっているものの

小さな漁船のそれもFRPはほとんど門外漢

タンザニアの漁業から考えても

高額な船を建造するのは無理だろうし

 

さてどうしたらいいのかと思っていたので

少なからず小型漁船のサンプルを集められて良かったなあと

環境問題でプラスチックの船を造ることがいいんだろうかと

疑問を持ちつつも、実は木造船を造ろうにも資材のないアフリカのこと

寿命の長い船を建造すれば半世紀以上使えるだろうし

リサクイクルして舗装材にもできるようなので

そんなことも含めて、正しく有益な情報を提供してあげようと決意した次第です。

 

 

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『hba1c?BMI?そんなもん知るか!』開き直ってホーカーズで食いまくる旅【後編】

2022-12-22 14:28:28 | 旅行

【前編からの続き】

 

その後、バスでChina Townに向かい

これまたSingapore滞在中に必ず訪れる

People’s Park(人民広場)のFood courtへ

ココは中華系ばかりですが

なんせ多種多様な中華料理が食べられるのがGood

 

お馴染みの焼き(焙り)系から

 

よくある好きなオカズを選ぶ店に

主食(米か麺)野菜のオカズと肉類のオカズをいくつ選ぶかで値段が決まってるんです

《例: 1菜1肉/3菜/2肉/1肉2菜/4菜/2肉1菜/1肉3菜・・・・》

豆腐系の店に

 

これまたよくある麻辣系

麻辣の鍋は一人では多すぎるのでボッチ飯にはちょっと難しいんです

こちらも四川風麻辣(川とあるのは四川風)

 

この店は餃子や焼売類 ビールのアテに頼んだりします

 

そして飲み物は 椰子からサトウキビ、ジュースにお茶にビールも

そこらじゅうに点在していて 料理を食べてると御用聞きにくるので

気楽に頼めます

 

こちらは海南鶏飯の店

次回のハイナンチキンライスはここで決まりだな(笑)

なぜか大行列の店が一軒

いくら美味しくても 行列に並んでまで食べない性格なので

結局、豆腐の店でアッサリ系のお昼にしちゃいました

 

えっらくアッサリ味で もうリピートはしないかな

 

食後にランブータンかマンゴスチンでも食べよかなぁと果物屋を眺めたものの

持ち帰るのも面倒くさくなって素通り

 

ここPeople’s Parkにも当然ながら使い終わった食器とトレーを戻す棚がありました

(なんせ法律で規制するお国柄、今年からちゃんと棚に戻さないと罰金なんだそうです

 

この日も突然のシャワー

なんだかずっとこんなおかしな天気なんだそうです。

こちらはChina Town駅の様子

公共の乗り物の車内や混雑する場所ではマスクが義務付けられてるそうなんですが

結構みなさん日本並みにどこでもしっかりとマスクをつけてました。 

  

この日の夜は、Singaporeでもっとも信頼している

中華系マレーシア人

(国費留学で英国のグラスゴーに留学していた秀才で奥さんはシンガポリアン)と

インド系ビルマ人

(昔サラリーマン時代からの知り合いで元船乗り)

の友人との会食

 

ビルマ人の友人がインド系でベジタリアンなので 

またまたLittle Indiaで

久しぶりにSingpore名物のひとつFish Head Curry

ナンはガーリックナンにして、苦瓜の素揚げ

これが結構おいしいんですよ

(この店はビールの提供なし

 

そうして歓談しながらの楽しい会食を終えてHotelまで送ってもらったものの

まだアルコールが飲みたいなぁ

ホテル1Fのコンビニに行って缶ビールを買おうと思ったら

な、なんと、ロング缶がS$8前後(800円)

 

こんなん部屋でチビチビ飲んでたら気が滅入るな

同じ1FにあるBarを覗いてみても その気になれず

またまたバスに乗ってOld Airport RoadのHawkersへ行き

Satay(サテー)で一杯としたのですが・・・

豚と鳥とマトンの三種15本でS$12(約1200円)

久しぶりにSatay食べたけど

よく考えたら そんなに好きじゃなかったのを思い出し

なんだかなぁと思いつつ

 

無理やり平らげてビールにも満足してようやくHotelに戻り 

爆睡

 

翌朝もHawkers巡りするぞ~

土曜日だったのでSingaporeanのオジサン風に短パンとポロシャツ姿で

ホテル前の住宅地に繰り出し

この地区のHawkersへ

Singaporeanも香港同様 共働きが多いこともあるけど

基本的に家で自炊するよりも気楽にHawkersで済ませる人が多いため

大きな団地には必ずスーパーマーケットやHawkers(Food court)があるんですよ。

まだまだ土曜半休も多いSingaporeながら

平日と比べると人気も少なく 早朝から開けている店も少ないため

この日の朝食は、アッサリと麺にしちゃいました

以前はHawkersでの食事と言えばS$3(約300円)程度だったのですが

インフレもあって今時はS$4.50が平均

 

なんか食べたりないなぁと思いつつ

近場をジャランジャラン(インドネシア、マレー語で散歩の意味)

ホテル前のアラブ街(JL Sultan)から 

20年ほど前には奇抜でランドマークになってた The Concourseのビルを眺めると

いまや高層のコンドミニアムだらけ

香港よりは広いけど それでも6・70平米で1億円越え

中心部のモダンなコンドだと3・4億円もざらなんだそうです。

北部には戸建ても増えててどんだけ富裕層がおんねんって感じ

 

南の湾岸部は埋め立てて高層ビル群だらけとなり

Beach Roadはすっかり名前だけの存在となっちゃいました

このArab街は 残り少ない昔のSingaporeの面影を残す場所で

壁画が観光スポットになってるため

スマホでインスタ映えする場所を探す観光客がウロウロしてました(笑)

昔はBeach Road沿いの場所だったからなのか

こんな海鮮と蟹の店をみつけましたが

高いよね~(S$1=約100円)

ガザミ(Mangrove Crab)はフィリピン時代、レイテ島の名物(Arimango)で

気楽に食べてたのになぁとの思いがあって

そんな大枚をはたいて食べられないんです

昔風の建物も、いまやすっかりお洒落な店になってるんですよ。

 

因みにこちら↓はムスリム墓地(Muslim Cemetery)

歴史あるSultan MosqueにMasjid Malabar、Arab Schoolもあって

歴史あるアラブのコミュニティがあったんだなぁと実感させられます。

 

いまや住宅地区の中にあるNorth Bridge Gardenの大きな木を眺めながら

その昔、Singaporeanから

Singaporeって全ての木が植林で自然に生えてる木は一本もないって聞かされたのを思い出し

麺の朝ごはんだけで小腹が空いてきたなぁと

またまたHawkers巡りに戻り

なんと2軒の店で 味付けの違う米粉セットをTake Outして

ホテルへ戻り

部屋で平らげて一休みしてからチェックアウト

正午に迎えきてくれた中華系マレー人の友人の車

 

「お昼は何がいい?」

「ゲイランに行ったことある?」

と聞かれ

 

話には聞いていた政府公認の売春宿のあるGeylangに連れていってもらいました

 

元々マラッカ海峡を抜けて行き交う船が

燃料や水、食料を積み込む場所として栄えて場所なので

船乗り達が陸にあがって酒を飲み

女性と一夜を共にするのが世の常だったので

ヨーロッパの飾り窓やRed Light同様

禁止して地下に潜って犯罪化させるより公認した方がましと

現代でも栄える歓楽街なんだそうです。

 

いまやすっかり世界でも最も先進的な近代国家となってしまったSingaporeで

昔の東南アジアの風情を残す貴重な場所で

なかなかいい雰囲気で、昔好きのオッサンとしては気にいっちゃいました

(といっても、もうすっかり枯れてるので風俗には全く興味が無くなっちゃったんですけどね

そして、お昼の食事にと勧められたのが

なんと蛙

 

子供の頃から世の中で一番苦手な生き物なのですが

農地で草刈りや稲作をするようになって

小さな蛙にはさほど抵抗が無くなってるけど

食べるのはなぁ。。。

(昔、台湾の中華料理店で取引先の接待で足の唐揚げと出されてか食べたことあるんですけどね)

 

で、またまたHawker風の店へ

蛙の壺焼きをいただきました~

麻辣でご飯にもビールに合う一品でしたよ

その後、Seletor 空港近くのインド系ビルマ人の友人の家(公共住宅)のある

Fernvaleに行き またまたFood courtでサモサを食べながら歓談し

Seletor空港周辺の古き良きSingapore居留地跡をドライブしながら

少し早めに空港まで送ってもらい

今回の3泊4日のSingapore滞在を終え

Early Check Inして

またまたラウンジで飛行機の出発時刻まで飲み食い

最初は、控えめに赤ワインとサンドイッチにしてたのですが

ワインでアペタイト(食欲)が復活し

一通り試食(?)して

飛行機に乗り込み

機内では軽食だけだったので

翌朝6:00に仁川空港に到着後

またまたラウンジに向かうと営業時間は07:00

その後ラウンジに入ったものの

流石に食べすぎ飲みすぎだなと

鶏のPorridgeと辛ラーメンにオレンジジュースで我慢しました

(アシアナのラウンジは、あまり美味しい食べ物も飲み物もないのも理由なんですけどね)

 

そうしてようやく関空に到着

 

5月の羽田でも相当たらい回しされたけど

関空も相当なもので

ウイングシャトルは帰国者は使えず

だらだらと歩かされて元の国内線ゲートまでゆき

検疫でワクチン接種の確認するだけなのに

そこでまたまた 『なんでここまで人がいる?』

といわんばかりの無駄なスタッフだらけ

 パソナなのか電通なのか木下なのか

入札なのかなんなのか

利権の闇が蠢いてる感じ

オリンピック同様

いずれ明るみにでることを心の底から祈るばかり

 

『Singaporeや韓国でテキパキとできてたのになんでこの国はこんななん?』

もうなんか日本って国があまりに酷すぎて、できることなら脱出したいと切に願っちゃいました。

 

楽しかった旅がもう散々

 

到着ロビーに出て現在の関空のフライト状況をみて

これまたビックリ!

 

アジアの玄関口になったのは知ってたけど

こりゃあ万博なんて言ってる場合じゃないぞ って感じ

 

アジア系の来日客でJRも南海も切符売り場は大行列

フライト状況からだって需要は推察できるんだから臨機応変に対応したらいいのに

どこが”おもてなし”だと 怒りと悲しみばかり

肩を落としながら南海の急行電車に乗り込み 家に帰りました。。。

 

こんなエンディングにはしたくないのですが

政界・財界・法曹界にマスコミ業界や芸能界はすっかり朝鮮韓国系+創価学会に乗っ取られ

外国人に平気で土地を売り、巷には自己中で道徳観の欠如した人間ばかり

 

そんなこんなで諸外国を知れば知るほど

もう愛する日本にはすっかり愛想が尽きてしまいました

 

ここまで悪化してしまったら、自浄作用も、自力で立て直すのも無理だろうなぁ

泥船”にっぽん丸”が沈む前に、逃げ出した方がいいですよ

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『hba1c?BMI?そんなもん知るか!』開き直ってホーカーズで食いまくる旅【前編】

2022-12-21 18:19:10 | 旅行

コロナ禍で気軽に海外に行けなくなって2年半

 

勿論生涯を通じてふりかえれば

1990年1月から1993年8月までの3年と8ケ月

2004年10月から2005年12月までの1年2ケ月の2回

パスポートを使わずに過ごした時期もあったのですが

 

今年の5月に2年2ケ月ぶりにPhilippineに行けたものの

それからまたまた半年あまりのブランク

いや~辛かったぁ~

 

ということで、仕事の用事もできたので(実は無理やりつくった)

2022年12月7日

3年半ぶりにSingaporeに行ってきた時の記事です

 

最初にSingaporeまでの交通手段の検討

 

一番簡単なのは関空から直行便のSQ(Singapore airline)なのはわかってるんだけど

格安航空券サイトで27万円

 

乗り換えなら普段よく使ってるANAに

安いベトナム航空やCX(キャセイパシフィック)、その他のLCCもあるんだけど

Transitで泊まりとなるのは、まだコロナで検疫が面倒だな

往路がその日のうちに到着できるOZ(アシアナ航空)決定

 

KIX11:50発なので普段だったら空港リムジンで簡単に行けるのに

関空のリムジンバスは、大阪市内以外はまだほとんどが運休中

 

平日で朝の通勤ラッシュの最中に、近鉄、南海とキャリーバック引きずって乗り込むのも面倒だなと

上本町からのリムジンバスと近鉄特急に決めたのですが・・・

 

乗り遅れたら大変と7:36発の特急なのに7:10頃に到着してみると

まだ普通の快速急行もガラガラ

特急券を予約しなきゃよかった~ 

それにしても、昔は朝の特急は満席があたりまえだったのに

結構空席が多くてビックリ

コロナでリモートワークとかが普通になっちゃったのかな?と、勉強になりました。

で、上本町から近鉄のリムジンバスに乗ったのですが

荷物をもってトイレに行くのも面倒だなとバスで用を足そうと思ってたら

トイレがついてなくて大焦り

運転手さんに「ちょっとトイレ行ってきてもいい

と尋ねても「もう発車時刻ですから」と言われ

『いざとなったら・・・』とアレコレと

最悪の事態もシミュレーションしたものの

 

でもなんとか尿意をもよおすことなく空港に到着してホッとしました~

 

T1(第一ターミナル)は

節電要請によるものか薄暗い照明にビックリしながらチェックインして

そこそこ利用者もいるなとギリギリで駆け込むのも面倒だなと出国手続きを済ませたのですが・・・

 

入管から出たら この有様

これ↑ 免税店待ちの行列なんですよ~

 

というのも、搭乗ゲート近くの免税店はすべて休業中

昔はなかった倉庫を改造したような店には

中国人の爆買いを期待した 超高級な獺祭だらけ

(常温保存でいいのかなぁ?とか日本酒は長期保存するものじゃないのに

ところがいまは台湾、香港、韓国の乗客ばかりなのでこの店はガラガラ

 

でもリーズナブルな品揃えのコンビニは出国ゲートの免税店並みの大行列でした。

 

アシアナのラウンジも制限があるらしく

代わりにと2,000円のクーポンを渡され

 

出国後ではラウンジ六甲(クレジットカードでも使える)で

アルコールたったの2本まで(選択肢も缶ビールかカップのワインのみ)

 

半年前の羽田では普通にラウンジが使えてたけど、

関空はそれはそれは悲惨な状況なのでご注意くださいね。

 

搭乗ゲートやエプロンもガラッガラでこの有様

ということで空腹のまま仁川行で満席のアシアナに乗り込み

 

しょぼい機内食が出たものの仁川ではラウンジに駆け込み

親の仇とばかりにビールとフードを食べ漁り

Singapore行に搭乗

機内エンターテイメントもたいした映画がなく、それも字幕は韓国語か中国語だけで

やっぱアシアナなんか選んじゃダメだったなぁと思いつつ

約6時間半後に無事Singaporeに到着

 

久しぶりのSingaporeでもう入国カードは無くなったのかなと思って

ワクチンの接種証明を見せたところ

入管の意地悪そうなインド系の♀の審査官が

英語で併記されてるのに「日本語読めない!」と言われ

 

空港スタッフの中華系のオジサンが手招きしてくれて

空港備え付けのタブレット操作をひとつひとつ丁寧に教えてくれて

デジタルのArrival Cardを作成して無事入国できたのですが・・・

最近、とみに増加しているインド系の移民

まあ出自からか、モラルや国民性の違いなんだろうとおもいつつ

気分を害することが多くてついムッとしちゃいました

 

その後、今回あえて地下鉄でも便利そうなホテルを選んだため

地下鉄に乗ろうと電子マネーのカードに課金しようとしたところ

「2018年で有効期限切れてますよ」と言われ大ショック

でもやっぱMRTの電子マネーカードはとっても重宝するので

2030年まで有効のカードを購入(S$10で、S$5がカード購入代です)

『そっか~、そんなに長い間来てなかったんだっけ?』とパスポートを確認してみると・・・

もう以前からSingaporeは入国も出国もスタンプを押してくれていないのを発見!!!

(入国カードとパスポートに内臓されてる電子チップで管理されてるみたいです)

日本の入国・出国もスタンプ省略されちゃってるし

これからは個人でしっかりメモしておかないと

過去の履歴さえわからなくなっちゃってますのでご注意くださいね。

 

翌朝、一応仕事の打ち合わせのため

Lavender stのAperia MallのFood courtで朝食

何年か前に 取引先のドイツ人が

「今日のお昼はイタリアンでどう?」って言うから 

その気でいたら

な、なんと”サイゼリア”でした~(このビルの3Fにあるんです

でもお気に入りは やっぱりココのHawkers

エアコンの効いてるところはアルコール販売してないところが多いのと

朝食時間に営業している店が少ないので

ほんとは大好きな中華の”焼肉”(Roated Pork)が食べたかったんだけど

尋ねるとお昼からの営業だったので

仕方なく雲吞河麺セット

 

その後、取引先の大の仲良しスタッフと久しぶりの再会を喜びながら

お昼は、これまたSingaporeでは必ず食べる海南鶏飯(ハイナンチキンライス)

 

その後近くを歩いてみると

日本風カレーライスの店ができてたり

(こちら↓は 取引先の入っているビル)

そのビルの1階に居酒屋”IZA BAR”なるものもできてたけど

こんなとこにまで人が来るかなぁ?って場所

次に来るときまでもってるかなぁ

 

早々と仕事を終わらせて Hotelに戻り

荷物を放り込んで 

Little IndiaのTekka Centreまでの経路を調べ

Hotelのロビーから外に出てみると

コジャレタBISTROやBARがあったけど

こんな場所には全く興味がないので パス

 

突然のシャワーに傘もってないしなぁと雨宿りしながら

軒先歩きしながら小さなHawkersを発見

Hawkerの数も少ないなと そのままLittle Indiaに向かいました。

 

いつもLittle Indiaへは車に乗せて連れて来てもらうかMRT(地下鉄)を使うため

こんな場所があるんだなぁと再認識

『インド人はやっぱ牛がウロウロしてないと故郷気分が出ないのかなぁ?』

なんていつもの勝手に妄想

 

この↓モニュメントと広場は 相当新しそうなので

たぶんここ1.2年の間にできたみたい

シンガポールは、なんせ周辺からの労働者で成り立っているため

いまでも移民を受け入れているのですが

マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、ラオス、ビルマ、バングラデシュと

次々と賃金の安い国に頼っていたのが

それぞれの国も発展して賃金が高くなり

近年は、人口の多いインドからの移民がその大多数を占めるようになっているようで

Little Indiaは彼らの胃袋のような場所

昔はSingaporeの暑さに耐えられなくて

エアコンで寒いほどのレストランでしかご飯食べられなかったのに

 

5・6年前にここで本格カレーを汗だくになって食べ

そのまま歩いてホテルまで戻ってからシャワーを浴びたら最高に気持ちよくて

それからすっかり病みつきになっているので

いまやSingaporeで最も楽しみにしているHawkersなんです~

 アーリア系&モスリム系の人達で賑わってるでしょ~

 

それこそバングラ以西中近東までのさまざまな国や地方のカレーや食物で溢れてて

ちょっと小汚い感じも本場そのものって感じで楽しめますよ

因みに写真は撮ってませんでしたが

ほとんどの人が手で食べるため

手洗いがいっぱいあるんです。

(トイレは有料だけど、手洗いはタダなのでご安心を)

 

この日は、大好きなマトンカレーとカレー玉子のセットに

トレーを抱えて中華コーナーに移って缶ビール

(ハラール=モスリムなので、そちらのコーナーにはお酒おいてないので

 

いつもはタンドリーチキンかチキンテッカを酒の肴にするんだけど

すっかり忘れちゃってました

↑ これでもライスは少なめにって言ったんですよ~

 

そんな訳で、お腹はいっぱいになってたんたけど

ビリヤニ(インド風カレー炊き込みご飯)を食べてなかったのが心残りで

今回は滞在日数も少ないから食べとかないと

チキンビリヤニをTake Outしちゃいました~

カレーの香りがプンプンするビニール袋をぶら下げながら

お腹もくちたのでホテルに戻ることに

 

途中でドリアンも買っちゃおかなぁ と思いつつ

ホテルへの持ち込み禁止のことが多いので諦めて

まだビール飲み足りないなぁ と

結局往路でみつけたHawkersに立ち寄って

Roated Porkと中華風煮卵で一杯

ここのHawkersは中華系のみなので 

今年から食器の片づけが義務化された棚も

Non Halalだけでした

 

そうそう、Singaporeの川

昔は海から艀で荷物を運ぶ運河でもあったのですが

なんせ水のないSingapore

下水さえ再利用しようとしてる土地なので

いまや河口を堰き止めて貯水湖にしちゃってるんですよ

(マーライオンやマリーナベイサンズの湾も淡水の貯水湖になってます)

 

そのため、川のボートは全て電動になってるんだそうです。

(ガソリンや重油のエンジンだと、排ガスや油で汚染されるので)

 

この日は前日の寝不足もあって早寝することにして

翌朝6:30に起床(日本時間は7:30)

ホテルの部屋からの眺めはこんな感じ↓

タイムゾーンの関係で Singaporeって朝はまだ暗いんですよ

 

その後、Hotelのプールに入ろうかな?と思いつつ

季節なのか 歳とって鈍くなってるのか

プールに入りたくなるほどの暑さを感じなかったので

この日は取引先に行くつもりはなかったので

(いまいるドイツ人が軽蔑にしか値しない最低の人物で、顔を見るのも嫌なので

 

朝食のためにバスでOld Airport RoadのHawkersに向かい

大好きな焼き米粉(2種)に オカズを載せて瓶ビール

 

昔はバナナの葉だったんですけど、最近はほとんどがそのまま捨てられる紙

食器を洗うための水も要らないからなんだろうなぁ

 

食事はたしかS$4だったかな?(約400円)(ビールはS$7くらいします) 

 

 

【文字数オーバーしてしまったので後編に続く】

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意地になって綱渡り状態で名物カツ丼を喰らう旅

2022-11-07 13:09:33 | 旅行

先週の11月2日

瀬戸内海の因島へ行く出張が決まり

いつものようにオレンジフェリーを使って

晩御飯は家ですませ、乗船してから晩酌(船まで運転するため)

東予港からいつもの石鎚山を眺め

来島海峡大橋を渡り

因島に到着

実は、もうこの時に帰りはカツ丼を食べる気満々

なんとしても午前中に仕事を仕上げるぞと心に決め

 

午後一で落成書のサインを取り付け

正門を出たところで

営業時間が定刻午後5時でラストオーダー午後4時半

ただし、食材が無くなり次第閉店とのことだったので

急いでお店に電話をかけ

「今日は営業されてますか?」

「2時間後にカツ丼食べに行きますから」

と伝えると

お昼の大混雑している時間帯でお店の人が時間を間違えて

『いまからだと4時半? ラストオーダーの時間なんで早くこれませんか?』

との返答だったのですが

「いま、1時半だから3時半頃に到着できると思いますよ」

と、そんなヤリトリもあったのですが

名前を聞いてくれて待ってますとの返事に気を良くし

いつものグーグルでルートを検索

まあ、ぶっ飛ばせばなんとか2時間くらいで行けるだろうと

出発しのですが・・・

11月は年末の繁忙期前とあって高速道路も修理だらけ

突然、伯方橋の手前で片側一車線となって大焦り

至るところで50キロ規制の工事中だらけでしたが

制限速度よりちょっとオーバーしながら

オービスにはひっかからない程度(35キロ超過がトリガーなので)にぶっ飛ばし

 

15:40 高知県大豊町のひばり食堂に無事到着

急いで店に行ってみると

まだ3時40分なのに

”準備中”&”本日の営業は終了しました”の看板

 

電話しといたのにそれはないよなぁ~と店に入ってみると

『電話いただいた方ですか?』とちゃんと待っててくれました~

(4名ほどのスタッフの方で)

このお店の存在を知ったのが

グレートトラバースで田中陽希氏が

日本百名山ひと筆書きの時に

石鎚山から剣山の途中でわざわざ立ち寄って食べてたカツ丼が

無茶苦茶美味しそうだったので

いつか食べに行けたらいいなぁと思っていたところ

にっぽん縦断こころ旅の2017年秋の旅でも

火野正平さんがここでミニカツ丼の大きさにビックリしてたのを観て

絶対に行かなければと決意

 

そんなお店だったのであります。

電話して伝えておいたのでちゃんと準備していてくれたからか

入店してわずか3分後に

普通カツ丼が無事着丼

お昼抜きだったのと、味つけも自分好みで美味しくて

自分ひとりのために店を閉めずに待っててくれたお店の方に

申し訳ないのとで ガツガツと貪るように食べてしまい

10分で完食

普通でも大盛りサイズなのに

大盛り頼めば良かった~と思わせるほど美味しかったです。

 

お店を出たらまだ時刻は午後4時

 

勝手に徳島から和歌山に渡るフェリーが午後5時前と次は夜10時前と思い込んでたため

東予や新居浜まで戻って数時間待ちしてフェリーで帰るのも時間の無駄だしなぁ

淡路島から神戸経由で陸路を走るのも楽しくないし

徳島で大好きなラーメンショップのチャーシューメンと焼きめしでも食べよかな

と思いつつ

 

再度南海フェリーの時刻表を見直してみると

18:55のフェリーがあるのを発見

 

なんせ同じ道を走るのが大嫌いな性格のため

これまで何度か走ったことのある国道32号線でも間に合うかなと

大歩危小歩危と祖谷口辺りの景色を眺めて徳島向かうことにしました

いつか走破しようと思っている国道ヨサク(439号線)への標識を横目でみて

東祖谷辺りから祖谷渓を思わせる杣人の集落風の景色を眺め

大歩危

東祖谷への分岐点を抜け

祖谷口まで来ると吉野川の川幅も広くなり

時刻も16:45とフェリーの時刻まで余裕がないことがわかり

三好(井川池田)から徳島道に乗り

17:51徳島インターを下りて眉山を眺めながら徳島市内に

18:20 フェリー出航の30分前に無事到着

オレンジフェリーが大阪南港から愛媛の東予までを

デラックスシングルでお風呂に入ったりのんびり船旅が楽しめて2万円弱なのに

南海フェリーはたった2時間の航路の二等席なのに約半額の1万円弱

 

高っけ~(燃油サーチャージがべらぼう)と思いつつ

船内ガラガラでも1日8往復の定時運行するフェリーだから

仕方ないのかなぁ

そんなこんなで 新造船の”あい”に乗船

前の船と比べると 船内も広くなりゆったりとして

そこそこ快適でした

和歌山港入港直前

月の明かりが海に反射してる風景がとっても良かったですよ~

この便の車輛はこんな感じ

まあ、あんな値段になっちゃうのも仕方ないかなぁって感じでした。

 

【付録:2021年1月にひばり食堂に向かったものの、

寒風山トンネルを走ったり、国道ヨサクを走って時間がかかりすぎ閉店してた時の写真です】

 

 

ひばり堂が閉まってたため

どこか近くに泊まろうかと思ってたのですが

時間が遅すぎて宿泊予約サイトからみつけられず

その上コロナ禍で旅館に飛び込みも難しいだろうなと

 

ひばり食堂=カツ丼はあきらめて

こころ旅で訪れてた杉の大杉を見学して

この日はずっと下道で吉野川沿いに徳島に出て

日付が変わってから和歌山に到着し

京奈和道を走って午前3時前に帰宅しました。

 

次の目標は、徳島から国道ヨサクでひばり食堂に行って

大盛りカツ丼を食べること

 

さて、いつ頃実現できるかなぁ 

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小さな旅(電車と徒歩で京都山科へ)

2022-10-28 14:00:14 | 旅行
一昨年の2020年
もち麦を栽培してみようと種を探していたところ
 
いきつけの種苗店ではキロ2500円と言われ
『そんなに高くないだろ!』とネット検索してみつけたのが
 
京都山科にある”株式会社のうけん”というところ
電話して尋ねるとダイシモチがキロ800円ほど
(通販ではもう少し高くなりますが)
 
地図アプリを頼りに約45km離れたその場所に軽トラで向かってみたところ
 
宗教法人ではないけれど
京都人ならほとんど知ってるちょっと変わった団体の
農業部門(㈱のうけん)で驚きましたが
質も高くよく育ってくれたのが嬉しくて
 
つい先日も蕎麦の種を電話でお願いしたところ
取り寄せてくれて
またジムニーで引き取りにいったついでに注文しておいた
もち麦の種が準備できましたとの電話があり
 
走り飽きた道を運転するのもつまらないし
小さな旅気分を味わおうと
電車で行ってみることにしました
 
事務所で早弁して12:00ジャストに出発
カブを最寄り駅の学園前の駐輪場に停め
近鉄電車に乗車大和西大寺で京都行急行に乗り換えて 
13:20京都駅に到着
 
JRに移動してホームに停車していた湖西線の古い緑色の普通電車に乗り込み
13:35山科駅到着
 
JR改札の目の前にある京阪京津線の京阪山科駅へ
下車するのがすぐ隣の四宮駅なので
歩いて行ってもいいかなぁと思いつつ
京津線には乗ったことがなかったので興味本位で乗車

この京津線
以前は京阪三条から蹴上方面に向かってのぼってゆく路面電車だったのですが
地下鉄東西線ができて三条から御陵までの間が廃止されてしまい
味気ない普通の電車になっちゃいました。

乗車時間たったの2分 運賃170円で四宮駅に到着
 

駅を降りてすぐ踏切を渡り狭い道をのぼってゆくと
一燈園さんの入口

この一燈園さんという団体
懺悔奉仕のコミューンとしても有名なんですよ。
ご参考までに↓
https://www.ittoen.or.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E7%87%88%E5%9C%92

14:00 2年前から三回目の訪問となる㈱のうけんに到着

注文しておいた5キロのもち麦の種を受領し

琵琶湖疎水沿いの紅葉を眺めながら出発

復路は、旧三条街道(東海道)を歩こうかなと思っていたところ
四ノ宮舟溜まりの先に遊歩道があることに気づき
これは歩いて山科に向かうしかないな と決定
へぇ~、猫の餌付けはよく聞くけど、猪も餌付けされて問題になってたんだぁ
とちょっとビックリ
でも、豚熱の影響か、ミミズを探した跡も獣道もみあたらずガッカリ

この遊歩道、琵琶湖疎水がJRの線路拡張で
迂回するためにトンネル化した名残(元の疎水)

途中にはトンネルの試作物があったりして
ひとりで『ほほぉ~』と感心したりとなかなか面白かったですよ。

その先にあるのが山科疎水公園
こんなところにどうしてこんな空間ができたんだろう?と
いつものように余計なことが気になってしまい
調べてみると その昔あった瓢箪ダムの跡地なんだとか
瓢箪ダムとは諸羽舟溜まりのことで
やはり水路変更した時に埋め立てられた場所なんだそうです。
 
いや~、勉強になるなぁ
 
そこから山科駅が遠望でき、疎水沿い歩くと大回りになるのと
今回は麦の種が重かったので、遊歩道はここまで
そこからは旧東海道に出ることにしました。
 
諸羽神社の鳥居をくぐって東海道を西に向かいました
 
少し東に戻ったら徳林庵っていう別名山科地蔵があるのですが
ついつい背中の重みに逆らえず 
一路山科駅を目指してしまいました。。。
 
旧東海道(旧三条街道)の案内板


 
旧東海道=旧三条街道を歩いてても 
このおかしなバルーンに気づいたものの 
たぶん店の飾りだろうと思っていたところ
いくつもみかけてようやく”山科茄子”のゆるキャラだと気づきました~
”もてなすくん”って名前なんだって(笑)
 
そして14:30山科駅到着
(滞在時間わずか1時間たらず)
駅前の山科周辺の名所の案内図をみると

寺社仏閣も多く

5キロの麦を背負っていない時にゆっくり探訪しようかな
とりあえず、次回は京阪で三井寺まで行き
琵琶湖疏水の取水口から伏見の濠川までの約20キロを踏破して
 
その次にのんびりと山科歩きしよっと



この山科って土地
 
これまでは
西国三十三カ所霊場巡りで醍醐寺と元慶寺に行ったのと
琵琶湖の湖西方面へのアクセスに
時々通過しているところなんですが
 
京都人からは”治安もガラも悪い”との印象が強いようで
(なんだか人口比でヤクザの割合が日本一だとか)
(市営住宅が多いからか公立中学校が荒れてるなどなど)
 
たしかに今日逮捕されることになった京都王将の社長が
9年前に銃撃された場所でもあるんだけど
 
深夜食堂の小林薫氏や藤山直美さんが育ちいまでも住んでいるとこだし
オセロの中島知子もそうなんだとか
 
先入観を持たずに探訪してみよっと
 
 
 
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コロナ禍緊急事態宣言下の出張記録【2021年2月②-2 石垣島・沖縄本部町・与論島《続き》】

2022-09-29 18:06:22 | 旅行

さて与論島

借り物ですが、↓こんな島

ほぼ真っ平で島の大半はリーフによって荒波から守られ

そのため白砂に与論ブルーのビーチがいたるところにあるんです

画像の一番下が空港と滑走路で

その右側がフェリーの埠頭

 

滑走路の左下先端部から時計回りで説明すると

小さな入り江が昔のフェリー埠頭

奥が茶花海岸

そしてその奥が漁港でその辺りが与論島の中心部

 

あとは小さな漁船やグラスボートなどの船が接岸できる程度の岸壁がありますが

リーフの続いているところは白砂のビーチとちょっとした岩礁のみ

 

本格的はダイビングは岩礁とリーフくらいなので

ほとんどが海水浴向きのビーチなんです

 

 

そんな与論島の中でも

一番高いグクス(城)跡にあるサザンクロスセンターの展望せんたん

すぐ横にはグクス(城)跡があり

そこにある海上集会の案内板を見ながら

沖縄本島も目と鼻の先なのに 沖縄返還までは日本最南端だったんだよなぁと思い出し

曇りがちであまりお天気は良くなかったのですが

とりあえずいくつかのビーチを眺め

与論島観光の目玉の百合が浜が遠望できるビーチに移動

もちろんここもガラッガラ

映画”メガネ”のロケ地の表示も多く

狭い島なのにビーチ巡りで夕陽の時間となってしまい

ゲストハウスで18:00が夕食と言われていたため 慌てて宿に戻り

改めて施設をゆっくりと見学してみたのですが

なんか、1980年代前半に暮らしていた南太平洋にあったゲストハウスを彷彿とさせる

シンプルな宿で、個人的には懐かしい気分がしてとっても嬉しかったです

トイレは共同のが一カ所のみ、お風呂(シャワー)は温水器の都合で決められた時間のみ

まあ、そんな不便さも南太平洋のゲストハウスみたいでノスタルジックな想いに浸れました

オーナーお手製の夕食

与論島は飲食店が少ないので1泊2食の宿が基本なのですが

たしか5・6千円だったような。 お得でしょ~

(黒糖焼酎の一升瓶もサービスで出してくれました

オーナーと話をしていると、元々は奈良の生まれで

当時大学生で一大ブームだった昭和50年頃にこのゲストハウスをつくり

いまは島根でスキー場もしていて行ったり来たりしてるんだとか

 

たぶん、あの頃よっぽどいい思いをしたんだろうなぁ(笑)

でもとっても親切なオーナーさんでしたよ

 

夕食時にお酒を飲んだのと、冬でコロナ禍で中心部の飲み屋もしまってるだろうなと

早めに就寝

 

翌朝、宿の裏手にあるプライベートビーチのような浜で日の出の景色を眺め

 

翌朝8時朝食

 

この日の鹿児島行に乗ることにしていたため

与論民族村が開く時間を待って宿を立ち

 

入場料を払って拝観

与論島の歴史や文化風習を教えていただきましたが

琉球王国の影響下にありながら 島津藩とのはざまで

いろんな苦労があったんだろうなぁ

こちらは芭蕉布の説明

フィリピンでもバナナの繊維で作った布がピーニャと呼ばれ

民族衣装のそれも正装であるバロンタガログで使われているのですが

日本では女性の着物なんですよね

 

大島紬といい、この芭蕉布といい、手間はかかるのでしょうが目玉が飛び出そうなお値段ですよね

その後、天気が良かったので

更に小林聡美さん主演の映画”メガネ”のロケ地などを巡り

レンタカーを返してから

(結局、いろんな施設を回ることでレンタル料はたったの500円でした

 

【12:00】鹿児島行のフェリーに乗船

(マリックスラインとA”Lineが交互に隔日運航しているため、この日はA”lineの船となりました)

二段ベッドの部屋でしたが、やっぱりガラガラ(奄美大島からは何人か乗ってきましたが)

乗船してすぐにランチ
(指定された時間のみの営業なので、遅れた大変なんです

 

お風呂はなく、シャワーのみでしたが 汗を流し

日中は、寄港地の風景を眺めながら過ごし

沖永良部、徳之島を遠望して

レストランで夕食

この航路、残念ながら船旅を楽しむというより奄美諸島の人々の足なので

食事もいまいちなんですよ

 

いつものことながら、奄美大島はほぼ深夜なので

いつも爆睡

 

朝起きたら開聞岳が見えて錦江湾に入るところとなってしまい

【8:30】下船

 

連絡バスで鹿児島中央駅へ向かい

前回は那覇からのフェリーを下船してから鹿児島市内をのんびりと観光して

午後志布志への連絡バスに乗り、夕刻さんふらわあで大阪南港に戻ったのですが

 

この日は、どこもかしこもコロナ禍でガラガラで休業中だらけで

さすがにモチベーションが下がってしまい

 

駅からネットで伊丹行の飛行機を予約してしまい

すぐにリムジンバスに乗り込んじゃいました

今回の出張、石垣島からの帰路に本部や与論島に立ち寄り

そこそこ嬉しい出会いもあった反面

コロナ禍のそれも非常事態宣言が出てるなかでは

心底旅を楽しめないなぁと痛感しちゃいました

 

そんなことを思いながら

ラウンジでタダ酒(生ビール&芋焼酎ロック)

普段ならそこそこメインの鹿児島ー伊丹線なのに

コロナ禍で乗客が少ないからなんとプロペラ機

昔は南太平洋やNZ国内線、フィリピン国内などなど

プロペラ機にはよく乗ったものでしたが

最近ご無沙汰してたので、内心それなりに喜んでました

 

伊丹からも奈良行きのバスがコロナ禍で運休

仕方ないので難波に出て、中央軒で皿うどん定食を食べて近鉄に乗って帰りました。

 

そして ここが今回の旅でビックリさせられたこと

 

な、なんと本部で晩御飯を食べた飲食店”十兵衛”の大将が

奈良の話が嬉しかったのか、少しばかりの心づけに喜んでくれたのか

店を出る時に名刺を乞われたので渡していたのですが

 

な、なんと箱入りのタンカンを贈ってくれちゃったんです

 

”旅は道連れ世は情け”

喩えがおかしい?

ですね(笑)🤣

 

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