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☆8/15以降に 北方領土を掠め取った旧ソ連/ロシア軍の無様な戦ぶり

2021-06-05 23:12:14 | ミリタリー関連
 
ロシアのハゲーチンが領土交渉を
認めることができないとか 
鼻の穴を広げて ほざいています
 
 
 
ですが千島列島や北方四島などの地域は
激戦の末に旧ソ連軍に圧倒されたものではなく 
あくまで8月15日以降の日本軍の敗戦を待った上で
掠め取られた 曰く訳在りの土地なわけです

今回は その経緯を載せておきます

 
当時の状況を端的に語るケースとして8月18日に
カムチャッカ方面にて展開された堤中将麾下の
第91師団の占守島での戦いぶりを載せておきます
 
占守島の戦い
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占守/しむしゅ島とは、千島列島の東端にある島です
ここには国境の守りとして第91師団が駐屯して
戦闘がなかったために比較的豊富な武器と
弾薬が温存されていました
 
航空戦力はたった8機でほとんど旧式機でしたが
これが後に大きな威力を発揮します
 
この占守島の戦いは8月18日から発生していますが
8月17日から 予兆が次々とおきていました
 
しかし守備隊には強い警戒感がありませんでした
戦後の我々だけでなく 当時の最前線の将兵らも
終戦によって戦いは終わったという意識が見られます
 
では1945年8月の三日間の戦いを見てみましょう
(※正確には旧ソ連軍ですが 煩雑なので以後は
ロシア軍と書きます) 
 
怪しげな動きをする陣営現る
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8月17日に国籍が不明な勢力による
砲爆撃がはじまり 多数の舟艇が目撃される
しかし 日本側は終戦後の攻撃は無いという
認識をもっていたため 一応の警戒命令を
出しただけであった
 
 
虚を突かれた攻撃
8月18日午前2時頃 ロシア軍先遣隊の上陸が
支援砲撃下で開始される
海岸守備には日本軍独立歩兵第282大隊と
国端岬の砲兵陣地には野砲1門、特殊臼砲1門、
速射砲1門が配備されており 直ちに反撃を開始した
 
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奮戦した38式野砲/陸自所有
 
午前3時頃よりロシア側の後続部隊の上陸が続いたが
日本側の砲撃により上陸用舟艇だけで13隻もが
沈められたロシア軍は緒戦において 重火器と
司令部付スタッフの多くを失ってしまう結果となる
 
占守島の民間人を守れ
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敵はロシアと判明したが 幌筵島/ぱらむしるに
あった第91師団司令部では終戦後のこともあって
和戦論議の混乱があった
 
ここで奇跡的といわれたキスカ島撤退でも
英断を下した 第5方面軍司令官の樋口季一郎
中将の"断固撃退すべし" という断に加えて
堤師団司令の 占守島にいる1200名の国民を
守り抜かねばならない そのために軍が在る 
とする方針の基にロシア撃退の令が飛んだ
 
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直ちに 四嶺山の南側に陣どっていた重砲隊の
15サンチ加濃砲と10サンチ加濃砲が猛然と火を噴き 
新砲塔のチハ/20両を含んだ戦車第11連隊40両も
ロシア上陸地点の国端岬へ向け突進を始めた
 
四嶺山の戦闘

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第11連隊は国端岬への途中にある四嶺山に
おいてロシア軍と激しくぶつかった
北斜面等から進攻してくる敵に突撃を敢行して
約2時間の戦闘で撃退に成功する
敵軍は100名以上の死体を残し竹田浜へ退却した
 
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戦車第11連隊 士魂碑
愛知県幡豆郡三ヶ根山・比島観音霊場
 
一方で連隊側も この一戦にて戦力の7割に
当たる27両と連隊長以下96名を失った
 
日露で大きく分かれる空爆による損害評価
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WW2最後の航空攻撃となる占守島での空爆は
日本側は多大な戦果在りとしているのに対して 
ロシア側はほとんど戦果無しと大きく異なっている
 
参加部隊は第54戦隊の一式戦4機と北東空の
九七艦攻4機の計8機となっている
 
少なめの戦果
輸送船に直撃弾1発・掃海艇1隻撃沈
九七艦攻1機損失となっている
 
大目の戦果
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第54戦隊の一式戦 垂直尾翼に折鶴の部隊マーク


この他にも 当時を知る黒田海軍少尉によれば
"最初に撃墜されたのは荒谷飛行兵曹で
その後の空爆で 海防艦2(一隻は指揮官搭乗艦)
中型輸送艦1を撃沈 輸送艦3に損傷を与えた"
という証言もある
 
 少し過大にも思えるが 露軍側は上陸時だけで
参加艦船54隻の内 上陸用舟艇13隻、輸送船3隻の
計16隻を撃沈又は損傷を受け 緒戦で約3割を失った
という記述もあるので国端岬の砲撃と九七艦攻等の空爆は
併せてロシア軍に多大な損害を与えたことは間違いない
 
ここまで 島をめぐる戦いの半ばまでみてきました
この島嶼戦闘はロシア側が大量に物資を
運びいれる前に叩けたことが大きいと思われます
 
戦いの顛末は 下記リンク先に載せています

★第二次世界大戦の結果だ 占守島の激戦 
8月18日に海に落とされる寸前だった旧ソ連軍/ロシア軍




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