蓬 窓 閑 話

「休みのない海」を改題。初心に帰れで、
10年ほど前、gooブログを始めたときのタイトル。
蓬屋をもじったもの。

荒川ロックゲートまで

2019年03月15日 | 散歩道から
 陽気がいいと、家の中にいるのが、イヤになる。
 7,8年前に行った荒川ロックゲートへ行きたくなった。なんだか随分歩いた気がしたが、途中までバスで行けばよい。
 やはり降り場を間違えたらしい。
 

 雪柳の咲き乱れる土手下をテクテク逆戻り。


 まだ土手の上には行けない。1級河川だものね。


 着いた。橋が見えるが、何本もできて、分からなくなってしまった。
 この対岸に住んでいたときは、こちらの図書館が元都立だったので、古い本が豊富にあった。自転車で荒川を渡ったことがあるが、きつかった! 風当たりが強くて、台風のときは地下鉄が横倒しになったとか。


 少し寄ると、楕円形のものは、葛西臨海公園の観覧車、たぶん。


 上流の方角。


 水鳥、いっぱい! これ以上、下には降りられない。


 風力発電機。国土交通省の掲示板には、
 羽の大きさ:直径5.5M、  高さ:13.0M.  性能:定格出力(風速15m/秒)だって。


 これも風力とソーラーを合わせたもの。これは、周辺に数本ある。なぜ、ここが風力発電なのか、はじめて分かった。停電したら、ロックゲートも機能しなくなるから、風力の自家発電をするのだと。
 原発はやめてね。


 ロックゲート到着。凹の字を伏せたような建築物? 間に見えるのは、道の反対側の建物。


 3mまでしかない! それ以上の津波が来たら、一巻の終わりかな。


 反対側のロックゲート。


 これは、荒川の源流の説明で、ここが終点であったとか。この辺は大正から昭和にかけて作られた放水路らしい。田舎者だから、中川船番所に、ふらりと入ったときに知った。驚いて子どもたちに話したら、みんな知っていた。校歌にも父なる川江戸川~♪ 母なる川荒川~♪ とあったものね。


 読んで字のごとく。


 帰り道、千本桜の入り口へ。昨年は息子が車椅子を押してくれたっけ。
 帰りはタクシーのつもりだったが、公園ばかりのところで掴まるはずがない。歩くしかない。



 正面に見えるのが小名木川。旧中川は荒川と平行して流れており、小名木川は家康のときの堀川で直角に都心方向へ。
 中川船番所を通り過ぎた舟は、この先の大川(墨田川)を通り抜け、日本橋へ、海運の川であった。

 なんと、1時間以上も歩き続けていた! 何年ぶりのことか。
 下るばかりだったのに、シルバーカーで休みながらだったが、今年は少し遠出?をしてみよう✿