蓬 窓 閑 話

「休みのない海」を改題。初心に帰れで、
10年ほど前、gooブログを始めたときのタイトル。
蓬屋をもじったもの。

ミャンマーって、どんなところ(つづき)

2021年02月05日 | 身辺雑記

       見出し画像はアウンサン将軍

 

 

アウンサンスーチーは、アウンサンの娘という意味だそうである。

父親のアウンサンは日本との関係が深く、学生時代は日本にも留学していた。戦時中はビルマ駐留の日本軍とも親しかった。有為転変の人生である。

アウンサン将軍の邸は4つぐらいあるそうで、そのうちの一つ。

木造の瀟洒な建物は、レストランであり、アウンサン将軍の記念館でもある。

 

 若くて、横顔も素敵

これは、イギリスの将軍? イギリスは対日戦で協力したあとビルマ国として独立させると約束していた。連合軍が日本に勝ったのは周知の事実だが、イギリスは相変わらずビルマを植民地として扱った。映画「アラビアのロレンス」にもあったように英国の二股外交。

しかし、アウンサン将軍は、ビルマを建国した。

先日の事件は、国会の4分の1は軍部が占めることになっていたが、アウンサンスーチーおよび民主系は憲法を変え、軍の支配をなくそうとした。それで軍部のクーデターが起こった。

戦前の日本と同じで、軍部の力による支配はあってはならない。政治はあくまでもシビリアンコントロールでなければ!

日本でも、スーチーさんの解放を求めるデモがあった。

アウンサン将軍もアウンサンスーチーさんも、人びとから慕われつづけているという。

今は日本にいる元私設特派員?は「軍の支配が強くなると、人びとはますます疲弊していく。日本からも400以上の会社がミャンマーに出張っているが、1年間の営業成績が自分の給料の1カ月ぐらいにしかならない。大企業も赤字。ものも言えず、ホントに貧しい人たちなんだ、可哀相でならない」とため息をつく。

 



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