靖国神社は新興宗教である。
靖国神社というのは、古代からの由緒ある神社だと思っていた。
卑弥呼の時代とは言わないまでも、せめて平安時代ぐらいと、なんとなく思いこんでいた。
ところがまるきり新しいのである。
明治維新の際、多くの神官・宮司が尊皇側について戦った。
富士浅間神社の宮司も、その一人だった。
妹の夫は幕臣だったが、幕臣ゆえに殺している。
維新が終わったとき、上記宮司たちが駿州や遠州で死んだ者を悼み、東京九段に招魂社が建立された。
残された者たちが、新政府に迎えられた大村益次郎に訴えたのである。
それもあって、靖国に大村益次郎の銅像が建立されているのだ。
その後、日清・日露戦争あたりから、国のために戦った兵士たちが祀られるようになった。
そもそもは尊皇側の死亡者だけであるから、上野で戦った幕府側の彰義隊は入っていない。
(なのに新選組が入っているのは、その人気ゆえに近々に入れた)
靖国神社は富国強兵を信条とする新興宗教である。
国にために戦った人を祀るのは、いいとしよう。参拝するのもけっこうだ。
しかし、A級戦犯を入れ、政府要人が祭礼に参加するのは鈍感すぎる。
A級戦犯を祀ることは、侵略された国にとっては、ヒトラーを崇めるようなものだから。
政府要人の参拝が、近隣諸国からひんしゅくをかうのは当然である。
10年ほどまえ、元首相が参拝し、「公人として行ったのではない、内政干渉だ」などと開き直っていたが、
ほんとの信仰から参拝しているのなら、首相をやめても行くはずではないか。
今は、たぶん行っていないはずだ。当時は、中国をなめていたから。
あるいは、〇〇会議の強い要請があったのかもしれない。
今年は、いつも参拝していた女性閣僚はどうするのだろう。現首相はどうだろう。
南紗諸島や尖閣諸島沖で中国が脅しをかけているのは、恐いことだ。
つまらぬ意地を張って、周辺諸国の機嫌をそこねないほうがいい。
靖国神社というのは、古代からの由緒ある神社だと思っていた。
卑弥呼の時代とは言わないまでも、せめて平安時代ぐらいと、なんとなく思いこんでいた。
ところがまるきり新しいのである。
明治維新の際、多くの神官・宮司が尊皇側について戦った。
富士浅間神社の宮司も、その一人だった。
妹の夫は幕臣だったが、幕臣ゆえに殺している。
維新が終わったとき、上記宮司たちが駿州や遠州で死んだ者を悼み、東京九段に招魂社が建立された。
残された者たちが、新政府に迎えられた大村益次郎に訴えたのである。
それもあって、靖国に大村益次郎の銅像が建立されているのだ。
その後、日清・日露戦争あたりから、国のために戦った兵士たちが祀られるようになった。
そもそもは尊皇側の死亡者だけであるから、上野で戦った幕府側の彰義隊は入っていない。
(なのに新選組が入っているのは、その人気ゆえに近々に入れた)
靖国神社は富国強兵を信条とする新興宗教である。
国にために戦った人を祀るのは、いいとしよう。参拝するのもけっこうだ。
しかし、A級戦犯を入れ、政府要人が祭礼に参加するのは鈍感すぎる。
A級戦犯を祀ることは、侵略された国にとっては、ヒトラーを崇めるようなものだから。
政府要人の参拝が、近隣諸国からひんしゅくをかうのは当然である。
10年ほどまえ、元首相が参拝し、「公人として行ったのではない、内政干渉だ」などと開き直っていたが、
ほんとの信仰から参拝しているのなら、首相をやめても行くはずではないか。
今は、たぶん行っていないはずだ。当時は、中国をなめていたから。
あるいは、〇〇会議の強い要請があったのかもしれない。
今年は、いつも参拝していた女性閣僚はどうするのだろう。現首相はどうだろう。
南紗諸島や尖閣諸島沖で中国が脅しをかけているのは、恐いことだ。
つまらぬ意地を張って、周辺諸国の機嫌をそこねないほうがいい。