2011年3月11日の午後、あきのりは通所していた精神疾患を患う人々が通う作業所にて東北の震災を、同じ通所者さんから聞きました。その時はひどい自然災害だというびっくりした印象のみで家に帰りましたが、その夜にネットでリアルタイムに火災が発生している様子だとか津波で人々がまだ救出されていない様子を知って、パソコンの前で大泣きました。
おそらくこの震災がある種のターニングポイントになった方も多いのではないでしょうか。あきのりも住んでいた実家を出て精神疾患の人々が暮らすグループホームにこの年の4月に移り住み、12月にはそこも出て普通の家を借りて生活をはじめました。
震災は決して東北の方が体験した災害というだけではなく、日本人の多くがなにかしら大きな変化を経験したのではないのでしょうか。
10年前にこの日本で最大級の地震があって津波があり、原子力発電所の危機があったことを思う今日の夜でした。
写真は2011年に不動屋さんと一緒に時に下見をした時に撮った神戸駅からすぐにあった引越し先です。