入念にストレッチをする。
体のいろんな部位を動かしながらジャンプしたり、スキップしたり、走ったりしな
がら体をほぐしつつ、体の運動のそれぞれに呼吸が違うのを確かめていく。
走っている時の呼吸、ジャンプしている時の呼吸、歩いている時の呼吸、体を揺ら
している時の呼吸、ダッシュした時の呼吸、いろいろな体の呼吸を味わっていく。
呼吸の違いを味わう。
そして立った状態で簡単な上下の手の振りをくわえての呼吸のレッスン。
体の力を抜いていく。
手が上がることによって口から空気が入っていく。
手を上げていくと脇からも空気が入っていく。まるでえら呼吸のよう。
体が風船のように全身がふくらんで呼吸していく。
体の意識をはっきりさせて呼吸していく。決してうつろになったり自分の中に閉じ
こもってしまったりしない。
よけいな力は抜いていく。
そうしていく中で空気を感じていく。
空気を触って触れている体。
空気を感じていく。感じていく。感じていく。
そうした稽古でした。
簡単に思えますが、かなりの集中力が必要です。なんでもない「呼吸」というもの
だけですが、決して気持ちを内に閉じこもらせずに広がりをもって集中力をもって
なすことは、ダンスする上で非常に大切だと考えます。
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