秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

「飛ぶ」について

日々稽古しております。

その中で気づくことが多々あります。

僕は「飛ぶ」という運動が好きであるようです。

ayami yasuyhoの稽古では、「ジョグ」と称して軽くジョギングのようなものをします。ステップを踏みながら軽く歩いたり走ったりするような感じです。

そういった運動は僕の中で自分自身の中に入っていく体験をします。いろんな思考を検討、削除したりする編集作業をしているようです。
気になることを手に取ってみる。そしていらないものは捨てる。またいろいろ想像している中でそれが変形していくのを見たり、考えたり、思ったりします。

機動戦士ガンダムというアニメがあります。ガンダムがコロニー内で敵のザクに立ち向かう時に、ジャンプしてザクに飛びかかるシーンがあったと思います。
その「飛ぶ」というシーンで感動しました。地上では飛べない兵器であるはずのロボットが飛ぶのですからびっくりです。

また、エヴァンゲリオンというアニメにでもアスカの乗る弐号機が初陣で海上の戦艦から空中に飛び上がるシーンがありました。猫背の人間のようなものが少しの屈伸で数十メートルまで飛び上がるそのシーンはすごく興奮しました。

鳥と違う飛び方はあるのだろうか。

バレエを習っている時にジャンプを習いました。
グランジュテで飛ぶとき、きちんとカウントどおりしようと考えると下手な僕はうまく飛べません。でも踊りの雰囲気、音楽のノリ、そういったものにノッていくとなんとなくではあるものの、はるかに飛びやすくなりました。


そういった経験の中で、鳥とは全くちがう人間なりの飛び方があることを考えさせられます。


鳥が飛んでいくのを見ていると、全身を使って飛んでいるように見えます。人間の理論とか、筋道とか、カウントとかはありません。勘のような体感があるとも思えるし、そうでない鳥だけの言語感覚があるのかもと思うこともあります。

人間なりの飛翔、空中でいるその状態、そういったものに尽きない興味があります。


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