音で対話ができるか?をテーマに演奏するプロジェクト "dialogue -対話 -"がはじまります。
"音楽家はともすれば自分の奏でる音楽に浸り込んでしまう。それではどこにも誰にもひらけない"
次の音を瞬時に判断して演奏することに溺れてしまう音楽家、安心できる音楽で満足しているリスナーのために、音楽を感情や音楽的なルールから解放した音の対話を演奏します。
この"dialogue -対話-"では、音をコミュニケーションのツールとしてとらえ直し、電気でアンプリファイドされた音具や楽器、ターンテーブルを使って、フィジカルに音で対話します。
演奏者がお互いの音を聴きながらその場所で音で会話する。
プレーヤーはともすれば音楽的なグルーヴに任せそうになるのをせきとめて、音で相手のプレーヤーと会話することに意識を集中させます。
お互いが話をし、そして相手の音を聞くこと、それは一つの会話劇かもしれません。
音の対話は単なる会話からお互いの音を響かせるせめぎ合いになるかもしれませんし、またはハーモニーが感じられる音(言葉)のやりとりになるかもしれません。戦いの場所でもあり、調和の場所にもなりうる"dialogue"は、私たちが普通に話をすることの原型を見ることにもつながる予感があります。
この日の会場はただの垂れ流しのか細い音楽の演奏から、プレーヤーたちの対話が生み出す強度の増した音が響く場所となり、お客様も一緒にこの開かれた対話が作りだす強い空間から強いバイブレーションを感じられるでしょう。
10月21日 (金)に茨木アナーキーで即興音楽家の長野雅貴さんと"dialogue -対話-"を演奏します。
長野、秋紀ともに素晴らしい対話をお聴かせしたく、皆さまのお越しをお待ちしております。
date : 10/21 (fri)
time : open 18:00 start : 19:00
fee : ¥1500 +1drink
player : TMN
AUX
ホンジョウ
SSS
dialogue -対話-(nagano & akinori)
place : 茨木アナーキー
大阪府茨木市大手町1−3 大手町ビル 四階