3月21日に大阪桜川にあるenvironment 0gでのあきのりも出演したライヴ映像がYouTubeで公開されました。
この日のイベントは音楽家長野雅貴さん主催の84回目の"momente" で、この前回のmomente#83 "Intersection"から、あきのりの本名、ノガミケンジで活動する企画運営o-th(オッス)として、動画の撮影と編集の依頼を受けたあきのりは、長野さんとイベント一ヶ月前からコンサートのコンセプトについて何度も時間をかけて話し合いました。
このmomente#84の副題"Long Field"は、長野という名前を英語訳にしたものを当てられています。コンサートディレクターの長野さんは今人生の大きな節目の時に当たっていて、それは近年長野さんが自然農に関心を持ち、社会生活と関わりを考える中でご自身の生き方を考える大きなきっかけになり、ひいてはmomenteを含む音楽活動を見つめ直すことになったという人生の変化をこのコンサートのコンセプトに据え、そこから生まれたアイデアが当日の演出に生かされています。
ステージ上に置かれた火、映像で映し出される水や風、LEDの光は全て長野さんのコンセプトを象徴的にあらわされています。音楽家やダンサーはそのコンセプトに包まれた会場で音を奏で、踊ります。そしてラストのLEDライトの点灯で、長野さんが前に進む意思が表されています。このイメージがUZUさん、nishizawa Kanaさん、戸谷肇さん、小谷ちず子さん、山口ミチオさんのそれぞれが最高度に素晴らしいパフォーマンスを引き出し、見せてくれたことが、お客様へ強力なイメージを送ることにつながりました。
終演後、いつまでも興奮冷めやらないお客様があちこちで話をしている様子を見ると、このコンサートが長野さんの人生の変化をコンセプトとしながらも観てくださったお客様にも大変響いている様子で、それは見ているこちらも胸が熱くなるものがありました。
o-thが担当した映像も自前の3台のカメラと山口さんのカメラの素材を使って、長い時間を使ってコンセプトと出演者がはっきり伝わるように編集しました。13分ほどですが当日のエッセンスが十分楽しめる内容になっています。
そして全てターンテーブルのサンプルのみのSP-404SXで演奏したあきのりは冒頭すぐに現れます。ぜひお楽しみください。