秋紀 芳慧 (Yoshie Akinori)

呼吸でたゆたう背骨

心持ちがつらい時に背骨を意識する事でずいぶん身体と心が楽になることがあります。

 

背骨を意識する方法は、

床の上に立って、首を前に少し曲げます。

そして背中の中央に背骨が尾てい骨のあるお尻の方まで流れているのをイメージします。

背骨は身体の後ろ側の背中寄りにあるので、背中を意識していると感じやすくなります。

背骨は前、後ろ、右、左、に揺れることができるフレキシブルな構造を持っていて、身体にそって背骨も曲がってくれます。

軽く水の中にいるようにたゆたう身体、力で踏ん張っている身体ではなく、背骨に支えられたたゆたう身体。

意識ができると首を立ち上げ、少しずつ呼吸をします。無理をしないで肺に空気を少しずつ送り込みます。

空気を送り込むことによって、身体の肉体と心のシステムがバランスを保てるように動いていきます。

あせらずゆっくりとシステムが正常になろうとする身体と付き合います。

一度によくなろうとせず、自分の時間が持てる時にやってください。

その時間を少しでも持てるようにすることで、身体と心がよくなります。

 

あきのりもこれをやっています。今ダンスがうまく踊れず基礎から身体作りをしているので心がどうしても焦ることがありますが、そんな時に背骨を意識することで『自分自身』に意識づけができて、我に帰ります。

 

ぜひ、少しでもいいので試してください。きっと楽になります。写真は2014年に神戸兵庫区の山の中の木で、人の血管のようですごいです。


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