うーさんは私の話をジーと聞いていた。
何の反応もなくいつまでもジーとしていた。
朝からなにも食べないのでおなかすいたから
ご飯にしよう
その夜うーさん休んでから私は父親に今日の出来事を全部報告した
父親もまたいつまでもむごんのままでいた
うーさんはその後私の話は分かったけど自分の気持ちが切り替えられない
そんなうーさんの様子を又不憫でならなかった
そして時は、薄紙一枚づつはがれるように気持ちが切り変えてくれていった。
この話
亡父親の誕生日に集まってくれみんなに話してあげた
この話をジーと聞いていた姪が、ポツリと
私 うーちゃんが私に何か言おうとしてうなりながら声を出していたんだけれど
私はうーさんの言うことが何もわからなかった
その時から今までずーとわかってやれなくて胸の中がもにゃもにゃしていたの
彼女は20年近く思い詰めていたのです
姉もまた私もそんなときがあったと
そんな会話をみんなで話しあい心を通い合った