離任式

☆新たな１歩を・・・☆



　今日は終業式。

　同時に、離任式がある日でもあります。

　他の離退任される先生方に交じって、生徒の前に立ちました。

　そこで、いつも、事務室に顔を見せにきてくれてた女の子が

　アタシと目が合った瞬間、

　「だめだよ、先生。」ってゆって、うつむいた。

　あー、だめ。絶対泣かんもん。

　・・・・・


　違うことを考えてみる。


　・・・・・




　無駄な抵抗に終わる。・・・　　　


　生徒たちに人気のあった先生方が離退任されるという事もあって、

　男の子も、女の子も、みんなみんな泣いてました。

　そんな状況の中にあって、最後に挨拶をせねばならないのは

　ひじょーに苦しかとです。

　最後くらい、気の利いた事をゆって、

　「そんけー」の眼差しを背中に受けながらかっこよく去りたかった。


　・・・・・



　できんかった。　

　あの中で、１番ブザマに大泣きして、ヒックヒック子供みたいに

　泣きじゃくりながら、なんてゆうたかわからん挨拶をしてしまったのは

　誰でもない、


　アタシです。


　そいとに、生徒達は、みんな顔を上げて、こんなあほなアタシの挨拶を

　一生懸命に聞いてくれました。

　なんていい生徒たちなんだぁぁぁぁぁっっっっ。

　・・・・・


　離任式が終わった後、いろんな子たちが次々に挨拶にきてくれて、

　「ぼくも、目標のために頑張るから、頑張って下さい」とかね、

　「一緒にがんばりましょう」とかね、

　「夢のために頑張って下さい」とかね・・・。

　握手して、言葉を交わして、写真を撮って・・・。

　この前卒業していった子達にも・・・。


　・・・・・



　生徒に励まされる最後までうだつのあがらんアタシ。


　それでも、もういいのだ。

　ほんの少しでもいいから、生徒達の心の隅っこの記憶の中に

　残れたら、それだけで充分です。

　生徒たちからもらったたくさんの寄せ書き。

　こんなんもらえるなんて思いもせんだったので、

　これまた号泣。（←あほ）

　一生の宝物にしよう。

　そんなこんなの離任式。

　アタマが痛くなるほど泣いたのは、まぢで久しぶりでした

　・・・・・


　辞めること、ホントは「間違った選択」だったのではないかって

　今更ながら、すごくすごく悩んだのは確かです。

　そいけど、もう１歩を踏み出してしもうた。

　これからは、また１歩、それから１歩・・・

　少しずつでも歩みは止めないように、

　頑張るしかない。


　今まで、本当にお世話になりました。

　ありがとうございました。



　・・・・・


　あ。

　ブログが終わるわけではないけん、あしからず　　　

　　　



日記@BlogRanking