☆散りゆく桜と共に・・・☆
それは
あまりにも突然。
それは
あまりにも静かに。
そして
あまりにもはかなく。
おばあちゃんが
天国に行ってしまいました。
動揺を隠せない母。
介護で疲れきった父。
２人がこんなに年を取っていたなんて。
気丈に振る舞う母。
なんだか小さく見える父。
アタシがしっかりしなきゃ。
そんな思いも空回り。
駆け付けてくれた弟の姿を見た時の
なんともいえない心強さ。
いろんなことがいっぺんに起こりすぎて
心を整理できないまま
送り出すまでは
しっかりしなきゃと
ただそれだけの思いで
ただがむしゃらに。
おばあちゃんの眠る顔。
最期はとても安らかで
穏やか。
それは、まさに
「生ききった」という言葉がぴったりの。
最後に触ったおばあちゃんのほっぺた。
凍るほど冷たかったけど、
ココロが解けそうなくらい
あたたかだった。
たくさんの苦労の数と
たくさんの幸せの数。
おばあちゃん、
幸せな人生だった？
おばあちゃん、
アタシは
おばあちゃんの孫で
幸せでした。
孝行できずにごめんなさい。
ありがとう、おばあちゃん。
ごめんなさい、おばあちゃん。
おばあちゃんのおかげで
家族が、兄弟が、まごが、ひ孫が
みんなが集まってくれたよ。
ありがとう、おばあちゃん。
だからこそ、
家族みんなで
静かに送ることができました。
ありがとう、おばあちゃん。
おばあちゃんの人生に恥じないように
アタシも一生懸命に生きます。
感謝。
今まで、本当につらかったね。
天国で
おじいちゃんと一緒に楽しく、愉快に
みんなの事見守って下さい。