天童温泉松伯亭あづま荘女将四季日記

天童温泉松伯亭あづま荘の女将が四季折々の出来事や感じた事を綴る日記

女将ミスト

2010-05-10 23:45:00 | お駒会

自他共に認める日本一元気な天童温泉女将会「お駒会」に新聞・テレビ・ラジオの出演依頼は結構頻繁にあります。今回は仙台にある東日本放送さんの特別番組に出演致しました。


これは私達お駒会がプロデュースした天童温泉源泉100%化粧水女将ミストが取り上げられたものです。
天童温泉はお肌に優しく温まりの湯、皮膚の細胞を強化するメタケイ酸の含有率がとても多いのだそうです。だから成分分析上美肌の湯という太鼓判を押して頂ました!その上源泉に特殊加工を施し粒子を超細かくしてありますので浸透性は格別なのです。その上雑菌を取り除き飲んでも安全・安心な化粧水に仕上げました。お肌は元より眼球にゴミが入ったり又眠気に襲われた時など、大きく目を見開きシューとひと吹きするとゴミは浮き出、心はリフレッシュして気分転換に最高ですよ~お駒会のメンバーは「ミストを使って肌美人」を合言に日夜お肌のお手入れに励んでおりまする♪
女将ミストは天童温泉の各旅館又観光施設にて販売致しております(¥1050)

放送時間・番組名は未定になりました。


天童「将棋の女王」決定!

2010-04-04 21:21:37 | お駒会

第55回天童桜まつりが本日四月四日に開幕いたしました。午前中は織田藩ゆかりの建勲神社にて期間中(4月4日~5月5日)の安全祈願の神事が行われたようです。
午後からは人間将棋会場で華を添える将棋の女王コンテストが開催され、私もお駒会々長(天童温泉女将の会)として審査に参加いたしました。
ミスコンではないので既婚者もOKで、去年などは子持ちの方も応募されていましたよ。強豪の中見事女王を勝ち取った美女は、天童市佐藤理恵さん(27)・山形市宗方聡美さん(25)

今後一年間天童市の観光イベントでPR活動をして頂くようになります。どうぞ宜しくで~す♪

山形女将会

2010-03-31 19:38:35 | お駒会
山形女将会の会議が「山形まるごと館 紅の蔵」を会場に行われました。


この館はかつての紅花商人の土蔵や母屋を山形市が改修し、昨年12月6日にオープンしたものです。5つの蔵はレストラン、土産物店、観光情報館、展示スペースなどに、母屋は蕎麦屋として利用しており、食材から器、建物、調度まで、可能な限り山形にこだわるというのがコンセプト。

玄関の引き戸をガラガラと入ると壁際に番傘がずら~と並び土間が広がります。この景色を懐かしく思う人は昭和の30年代生まれぐらいまででしょうか?現在の新築家屋では和室が一部屋もないなんて珍しくないそうです。全てが欧米化しつつあるのですね。
さて女将会議は¥1500の手打ち蕎麦定食を食しながら近況報告や四方山話に花が咲き、会議を始める前に台湾に視察・研修旅行に行く事が七割方決まってしまいました。今台湾は日本のような温泉旅館が軒並み出来ているのだそうです。
定食は山形の郷土料理の煮物や和え物の他、熱々の天麩羅・手打ち蕎麦もおいしゅうございました。

十日町通りに面した正門の前で記念撮影 さて誰が何処の宿の女将かなあ~♪




天童桜まつり第55回人間将棋

2010-03-20 19:06:23 | お駒会
4月17日・18日に開催される第55回人間将棋の誘客キャンペーンを仙台駅で行いました。
観光物産協会主催で天童市観光課・縁結びの鈴立山若松寺・天童温泉女将の会「お駒会」からは今回は私1人の参加でした(超寂しかったよ~)
花笠を踊ったり、詰将棋の対局や、甲冑姿のコスプレ軍団との写真撮影などもあり手ごたえのある有意義なキャンペーンでした。
前のブログで同級生と仙台駅でバッタリあった事を記しましたが、半日も駅にいると思いがけない人と偶然会う事はもちろん、内の社員とも会ってしまったり、聞きつけて駆けつけてくれる方あり。宮城県と山形県ってとっても太い絆で繋がって居るんだんな~という事を実感させられました。当日は卒業式が多かったらしくにこやかに微笑む袴姿の女性を随分見かけました。これから新社会人として世間の荒波に揉まれ挫折したり傷ついたりするのかな~と思うとその笑顔が切なくて、後ろ姿をジーっと見つめてしまいました。♪


下の写真は天童市ピーアール観光団です。(総勢13名)宮城テレビのローカル番組OH!バンデスに出演すべく待機中の図です。

関東天童会

2010-03-10 12:39:17 | お駒会
故郷天童を思い東京の空の下から熱いエールを送り続けてくれる人達がおります。天童出身で現在関東方面で生活する人たちの会「関東天童会」です。
会の方の宿のご利用はもちろん知人やお友達のご紹介など「天童いい所だから行ってみて~って勧めたの、よろしくね!」などとご予約も頂きます。そんな天童会の方々に御礼と感謝を込めて年に一回総会に出席させて頂いております。行政側からは市長始め議長・経済部長・観光課長他4名そして商工会議所会頭・天童市農業協同組合長・観光物産協会長そして温泉からは私達女将の会「お駒会」総勢15名の出席です。写真は駅で新幹線待ちの間市長を囲み談笑しているところです。
会場につくなり熱烈歓迎を受けお駒会のメンバーが先頭に立ち花笠踊りなども致します。そしてメインイベントはお楽しみ抽選会です。
天童の地酒やワイン・農産物に芋煮セットその他沢山の商品が出るのですが一番人気は何と言っても天童温泉の宿泊券です。
「お墓参りなどで天童に帰っても親が亡くなると実家に泊まるのもちょっとね~」と仰る方も居て宿泊券はとてもうれしいそうです。何時も天童を応援してくれ歩く広告塔として無償で宣伝してくれる、そんな人達が居ることを私達観光に携わる者は忘れてはいけない。そしてそんな方達が誇れる天童市にそして天童温泉にしなければと思います♪

第8回山寺雪だるまコンテスト

2010-02-19 23:47:38 | お駒会
  2月14日第8回山寺雪だるまコンテストが行われました。今年はモンテディオJI残留決定と来季の健闘を祈ってその名も「頑張れモンテ!」モンテのユニホームの柄のブルーのストライプ入り将棋の駒を制作しました。天童温泉女将の会「お駒会」がこのコンテストに初めて参加したのは2004年の第2回から途中イベントが重なって一回お休みしたものの、「女将達がいないと寂しい」という主催者の山寺観光協会様からの声に答え、このところ若手女将若干名とそのジュニアで頑張っています。お姉様方は歳が増すに連れ1人減り2人減り・・・結構雪を積み上げるって大変なんですよ。身体中の筋肉を使うので次の日あっちもこっちも痛くなります。だから無理は掛けられません。さて山寺は山形市・天童温泉は勿論天童市、行政区域が違うのです。今では何かにつけて観光活動やイベントなど天童・山寺一緒なって取り組んでおりますが、お駒会がこの雪だるまコンテストに押しかけるまではまるで交流が無かったのです。しかしどの旅館もお客様に何処か近くの観光地を聞かれたら迷わず山寺を紹介するでしょう。天童から車で15分弱で着く俳聖芭蕉で有名なこの地、天童温泉にとって無くてはならない観光地なのです。これからもこの関係を大事にして行きたいものです。                                                                        

この後反省会で御馳走になったつるやさんのお料理に、可愛いらしい黄色い蝶々を見つけ大感激!日本料理って最高ですネ♪

地野菜

2009-12-07 00:11:46 | お駒会
面白いもので此処に生まれ此処に育ち此処にしかない野菜が日本中どこにでもある。たとえば山形県を見れば、だだ茶豆が近年関東方面でも生ビールの季節になると「山形だだ茶豆入荷!」などと大きな張り紙が目につく。これは庄内地方で大事に育てられてきた伝統野菜である。特徴は身が二つで有る事と口に入れると独特の甘みが広がりほんの少し噛んだだけで蕩けてしまう、しかし決してビールの旨みを邪魔しないと私的には解釈している。しかしこの苗を他の地方に植えると身が三つになってしまうのだそうだ。隣の宮城県は長茄子が有名だがやはり他に持っていくと長くはならず丸くなると聞いている。日本の風土に合ったそれぞれの食材が生産されることは好ましい事である。我が天童にも赤根ほうれん草という物がある繊細で病気に弱い為生産する農家が激減し衰退していたがJA天童の支援の元復活しつつあるという。今回「山形赤根ほうれん草創作料理コンテスト」が先日開催され光栄にも審査委員に任命された。60点からのエントリーの作品をほとんど試食した。心も体もポパイ気分!力がみなぎり爆発しそうだった。このほうれん草は根っこが鮮やかな赤紫になり堀進めてゆくと1メートルの深さまであるそうな、鉄分は普通の物に比べ3倍近くあり甘味が格別だ。天童の地を訪れ天童にしかない物を食すことは旅人にとってなにより嬉しい事と思う。作付面積が増え早く旅館のお膳にお出しできます様に・・・♪(写真は審査風景と優勝したあかね姫)

天童花笠まつり

2009-08-09 22:43:01 | お駒会
今年も踊りましたよ!毎年8月8日に天童花笠まつりが行われます。
両脇の沿道にびっしりの天童市民又は近隣の市町村から見物に来た人。そして何より浴衣姿の旅館のお客様。
天童温泉女将の会「お駒会」がこの天童夏まつりの花笠パレードに参加するようになってからもう二十年近くになります。
決して多い参加人数ではないのですが見に来てくださった皆様の目に宿の女将達の踊っている姿を見て頂き、少しでもPRに繫ればという思いからはじめた事でした。
「踊る阿呆に見る阿呆・・・」という言葉がありますが、これは正しく踊ったほうが絶対楽しいですよ♪

第22回天童紅花まつり

2009-07-04 23:36:13 | お駒会
  天童温泉から車で5分位走った山間に紅花畑があります。
約320年前の7月13日俳聖松尾芭蕉が山寺に行く途中 天童にて一面の色鮮やかな紅花の美しさに 感激して詠んだ句があります。「眉刷毛を面影にして紅の花」師の数多い作品の中で唯一女性を匂わせる句と言われております。
この後山寺にて有名な「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだのですが きっと師は紅花を見て母を思い出したのか初恋の人を思ったのか・・・心が満たされ豊だったはずだからこんな素敵な句が詠めたのでしょう。
さて今年も綺麗に咲きそろいました。 今日は紅花まつり開催イベントがありお駒会にも出席要請がきておりました。地元の貫津小学校の子供達の湯上山太鼓も披露され、緊張した面持ちがとても可愛かったですよ♪