先日 茶友(ちゃゆうと呼んでください)の炉開きにお招きに与かりました。玄関を入ると茶室内に響く蹲の水の音に心が研ぎ澄まされ清々しい気持ちになりました。お道具の取り合わせもとても楽しく私の名前に因んで棗は雪紋を準備してくれました。感激で胸がきゅ~としましたョお床の花は丸葉と白の小菊 掛け軸は清水公照さんの松壽、七羽の鶴がユニークに描かれた個性的なお筆でございました。軸装がモダンで横縞の色目が着物に仕立てたらどんなに素敵かしらなんて自分の着姿を想像したほどでした♪
当荘から車で7~8分の所に「格知学舎」があります。京都で仏教や儒学・漢学を勉強した本沢竹雲が郷里に戻り明治2年に私塾を開いた跡です。師は秋になると鮮やかな紅色に染まる京都のもみじを懐かしみ移植させたものだそうです。葉っぱがとても小さく可愛いのです。花の山形もみじの天童~♪と花笠音頭にも歌われて居りますが、どうやら此処のもみじらしいですよ。ライトアップは11月15日までです。もみじを見に行くとは言いません。もみじは狩るもの・・・紅葉狩り本当に日本語は粋ですネ~☆
前回 山形県山形市高瀬地区の蕎麦の花を紹介しましたが、ようやく刈り取りができました。今年は夏の長雨で作付け時期が遅れたため不作となり通常の半分以下でした。この厳しい状況はここ数年続いていて気象状況によってはまったく取れなかった場所もあると聞いています。わたしが頼んだ斉藤善一さんの畑からは約6俵の収穫がありました。 nanaoya